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くるみん

現役看護師

くるみん

( 看護師 ケアマネージャー)

30代の現役ママさんナースが語るリアルな看護師転職事情

くるみん
現役看護師くるみん
リアルな看護師転職事情

看護師になって今の職場に何年勤務していますか。転職せず1つのところをずーっと働いていますか。職場の雰囲気だったり、自分自身の人生の転機などで転職をしている人もいるのではないでしょうか。

早速ですが、みなさん。なぜ、転職をするのでしょうか。そこには様々な理由があるんです。今日は、その理由をお伝えしながら、今後どうしていけばいいのか。皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

今回は、私の転職回数を参考にしていきます。もっと回数が多い人も少ない人もいるかもしれませんが、ぜひ参考にしてください。

1.看護学校卒業してすぐは大きな病院で勤務

看護学校卒業してすぐは大きな病院

私がまず働いていたのは、500床程度の三次救急の病院でした。福利厚生もしっかりしており、病院自体もゆったりとした感じでしたので、私に合うなと思ったのと、まず1年目はしっかり基礎を学習していきたかったのでこのような大きな病院を選択しました。

 

1年目でPICU勤務

私の配属先は1年目にしてPICUというところで、一般のICUと一般病棟の中間のような部署で、メインは外科であとは院内での急変者が運ばれてくるような場所でした。病床数も5~6床で1対1の看護でした。

 

様々な疾患について学べた

ICUですので、基本は外科ですが、内科、婦人科、呼吸器科、精神科、小児科など多種多様に入院していました。ですので、かなり勉強することは多かったですが、ここで学べたことで小児~老年の看護、そして、内科~外科、呼吸器、循環器、脳外科といった様々な疾患についても学ぶことができました。看護技術もたくさんやりますし、やらないことなんてない!というほど学ぶことができました。

 

新人看護師は日々勉強

私は、もともと勉強をするのが好きなので、どんどん覚えていけることで自信になりましたし、一人前にはなれなかったとしても一生懸命頑張って日々勤務していました。

 

妊婦看護師になり病院を休みがちに

私はその時結婚をしていたので、おなかに赤ちゃんがいることが分かりました。とても悪阻もひどく、切迫流産にもなるので入院を繰り返し、ほとんど仕事に行けなくなってしまいました。ですが、安定期に入ると少し落ち着き、夜勤も再開しましたが、やはり不規則だったのでお腹はよく張っていました。産前休暇に入り無事出産をし、産後休暇後育児休暇を1年半取りました。

 

子供を預けながら復帰

1歳児クラスの区立保育園には入れなかったので、病院内の院内保育室に預けながら、同じ病棟に復帰しました。

知っている病棟だったので、すぐに復帰してからも身体が思い出し働けましたが、どうしても子供が熱を出したと保育室から連絡が来たりすることも多かったです。

 

2人めの妊娠で外来への移動を決断

その1年後2人目の妊娠が発覚。悪阻や切迫流産も最初の子供よりひどく、同じように職場にこれない日々が続いてしまいました。そして、2人目を出産。産休・育休と1年近く取りましたが、この先病棟で働く自信がなかったのと、主人の仕事が忙しくなり、看護部長と相談をし、外来へ移動することになりました。

 

2.ママさんナースになり非常勤で外来へ

ママナースになり非常勤で外来へ

2人の子持ちママさんナースとして復帰したのは、非常勤で週に4回勤務の外来ナースでした。勿論今までICUで働いていましたので、どこの科でもよかったので、一番忙しい外科と小児科に配属されました。

 

外科と小児科の仕事を担当

外科の日は、診察の補助だけでなく、外来オペの介助をしたり、通いで抗がん剤を実施する方の看護をしたりしていました。また、小児科外来の日は診察の補助や処置の補助などをしました。子供さんだけではなく、親ともかかわりを持ちますので大変な時もありました。その後は、内科、呼吸器、泌尿器、形成外科などを転々と異動しながら約2年半外来勤務をしました。

 

外科にきてよかった点

外来に変えてよかった点としては、患者さんと仲良くなれる点で、リピーターの方もいますので顔を覚えてくれて、たわいもない話をしたり、治療について分からないところを聞いて教えてあげたり、時には励ましたり、一緒に頑張っていこうという気持ちになります。

 

いろいろ科を回ることで学べることがたくさん

いろいろな科を回ることで、検査や治療方法など勉強になります。先生の特徴なども分かったりするので、特に処置など、「この先生にはあれが必要だな。」とか「この先生はペースを早くしないと。」など先生に合わせた介助も学ぶことができます。

 

ポイント!

ポイント

もちろんそうなるためには、基本的な部分を自分自身押さえておかないと話になりませんので、外来だから楽!というわけではありませんが、病棟に比べれば記録も看護過程もありませんから、そういった面では楽かもしれません。

 

ママさんナースには小児科がおすすめ

ママさんナースになって小児科外来に行くのは本当におすすめです。小児科って看護学校で勉強しますが、実習も少ないですし、だいたいが成人や老年看護メインになってくるのでなかなか勉強する機会がなく、自分自身子供が生まれてどういう過程で大きくなるのか、そして、子供ならではの病気や、今はやりの感染症、予防接種の時期なども自然に身について覚えられるので一石二鳥です。

 

子供の相談に乗ってくれる

自分の子供が病気になったときも先生が快く「連れておいで。」と言ってくれるので気が楽ですし、熱がずっと続いて休みが何日も続くといった場合入院させてくれたりします。そういった面でかなり仕事を無理なく、できましたし、子供の相談にも乗ってくれたり、患者さんの親が教えてくれたりなど環境的にもとてもよかったです。

 

離婚をし、経済面の問題で退職

私はここで、離婚をしてしまいます。シングルマザーになり、環境的にはとてもよく、慣れてもいたので辞めたくはなかったのですが、経済面できつくなってしまい、泣く泣く退職することになりました。

 

3.初めての転職・理由は離婚

初めての転職・理由は離婚

離婚をし、勤務先が近く、日勤で正社員として働けるところを探していました。しかし、初めての転職。どうやって探せばいいのか?見当もつかなかったときに、たまたま知り合いから聞いた「マザーズハローワーク」というところに行ってみました。

 

特別擁護老人ホームで勤務

職員さんが、今の生活状況などを聞いて一緒に探してくれました。そこで、施設関係がヒットしたので、特別養護老人ホームを見学し、面接をしました。

 

病院とのギャップで1週間で辞めたいと感じた

すぐに採用になり仕事をしましたが、1週間でギャップを感じて「やめたい。」と思ってしまいました。辞めたいと思った理由は、病院のような設備が整っていないこと、清潔不潔操作が不十分、治療を目的とするよりは今の生活をいかに安楽に過ごせるかをメインにおいているので病院勤めの私からすればついていくことができませんでした。

また、看取り看護についても全く理解ができず、「これは何。」と受け入れることができませんでした。ですが、今の生活を考えて働き続けることにしました。

 

施設看護に慣れると仕事も楽しくなる

初めは、やはり受け入れられませんでしたが、徐々に先輩看護師さんに相談に乗ってもらったり、嘱託医の先生に話を聞いたりして少しづつですが受け入れられるようになりました。

また、自分自身でも施設看護についての勉強をしたり、研修、勉強会などに参加して学び、「施設はこういうところなんだ。」とわかってきて仕事も楽しくやることができました。

 

4.特別養護老人ホームへ2度目の転職

特別養護老人ホームへ2度目の転職

施設の楽しさが分かり、今度いろいろなことにチャレンジをしたくなりました。今の職場だと確率されすぎていて変化に対応するのがなかなか難しいと思い、再度マザーズハローワークへ。そして、現在の職場(特別養護老人ホーム)へと再就職しました。

 

設立2年目の特別養護老人ホームでの看護師の仕事

現在の職場は、設立5年程度のまだできたての施設でもあり、いろいろとやりにくさを感じました。また、介護と看護のわだかまりもあり、それが本当にご利用者さんに対してよいケアにつながっているのか疑問でした。医務室の流れを変え、介護職員の良き相談相手になること、そして、経管栄養も栄養士と相談をしながら楽なものに変更しました。

 

私が一番変えた施設の業務内容

今まで食事が食べられなくなったら胃瘻を作って帰ってくる人が多く、施設の5分の1の20人以上の人が経管栄養をしていました。なぜそんな状況になってしまったのかを聞くと「胃瘻にしないといけないと医者に言われた。」とか「胃瘻にしないと施設に帰れないと言われた。」と言っていました。それは看取り看護を施設が行っていなかったこと、そして、あまり看取りについて病院の医者たちも理解がなかったこともあったのかと今思えば感じます。

 

施設初の看取り看護の実体験

私は、「この施設でも看取り看護をやっていこう。」と園長や嘱託医と今までの施設で行っていた看取り看護を参考に施設ならではのマニュアルを作っていきました。始めはみんなに受け入れてもらえず、反発もたくさんありました。ですが、初めて看取り看護を希望されて行ったフロアの職員も恐る恐るでしたが、私がしっかりフォローをして最後「普通のご飯が食べたい。」と希望され、ご家族も付き添いのもと危険は十分にありましたが、提供したところ、ほとんど食べなかった方がなんとご飯を完食されました。

本人も「ご飯はうまい。」と一言おっしゃると、ご家族、職員含めて泣き笑いをし、みんなで喜んでいました。その2日後その方はご逝去されました。ですが、みんな「やり切った。」「看取りをやってよかった。」と誰もが感じてもらえた瞬間でした。

 

施設全体で看取り看護を実施

徐々に介護職から介護職へ看取りの良さを伝えて行って、今では施設全体で看取り介護を実施できるまでになりました。ここまで来るのには3年はかかりましたが、私はやってよかったと思っています。そして、現在経管栄養を実施している方が、なんと5名だけ。看護師の仕事の負担も軽減しました。そして、患者本人・ご家族の選択肢も増えました。

施設がそこまで成長できたのを私だけの力だけで決して思ってはいませんが、自分の中の「やりたいこと。」を一つクリアできたことには満足しています。

 

まとめ

いかがでしたか?私は実際2回(外来を入れると3回ですが)の転職をしました。転職してしまう理由はさまざまです。結婚・出産・離婚・人間関係・自分のスキルアップのためなどさまざまだと思います。

ですが、私の言いたいことは、転職した先でどれだけ自分自身に目標をもって仕事ができるか、そして看護師としての役割は病院と施設とでは違いがあるので受け入れていかなくてはならないと思います。

初めての転職は勇気がいると思います。私のようにハローワークに行って話を聞いてもらったりするのもよし、転職サイトに登録をしてもっとあなたの個別性に合った内容の職場を探してもらうのもよし。

共通して言えるのは、自分自身で探すのは大変ですし、転職のプロの意見を聞くだけでも参考になるということです。初めて転職する人も、何度も転職を繰り返している人もぜひ次は「自分にあった素敵な職場」で働けるといいですね。

私もこれからは社会へもっと働きかけ、特養とはどういうことなのか。看取りとはどういうものなのか。もっともっと地域に対して働きかけていけたらと思っています。

 


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この記事を書いた人

みなさん、はじめまして。
元々体育の先生を目指して高校まで頑張っていたのですが、ボランティアを通して人を助ける仕事に就きたいと思い、看護師になりました。これまで病院では救命病棟から外来まで、そして今は特別養護老人ホームと障害者施設で働いている(シングル)ママさんナースです。
介護支援専門員の資格も持っています。いろいろなジャンルを見てきたのと、現在管理職として働いていること、そして子供がいても無理なく働けるノウハウをみなさんにも教えていけたらと思います。看護師という仕事はとても幅広く働けます。
自分にあった「看護師としての働きかた」を見つけられるようにアドバイスしていけたらと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。


カテゴリー:看護師リアル体験談

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この記事を書いた人:くるみん
(公開日:)(編集日::2017年03月25日)

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