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新生児集中ケア認定看護師の資格条件とおさえるポイント5つ

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新生児集中ケア認定看護師の資格条件

資格を取得するためには、3年以上の新生児集中ケアの実務経験と、その中で生後1週間以内の重症集中ケアを5例以上の受け持った経験、それを含めて5年以上の看護師経験が必要です。

さらに専門の教育機関で半年間の教育を受けて、認定試験に合格する必要があります。

ここでは新生児集中ケア認定看護師の資格取得にあたって知っておきたいポイントをまとめて案内します。

【新生児集中ケア認定看護師の資格取得条件】
●日本国の看護師免許を保有している
●実務経験が通算5年以上あること
●通算3年以上、新生児集中ケア部門での看護実績を有すること。
●在胎32週未満の早産児あるいは疾病を持つ正期産児の生後1週間以内における重症集中ケア及び親・家族の看護を 5 例以上担当した実績を有すること
●現在、新生児集中ケア部門で勤務していることが望ましい
●日本看護協会が認定している認定看護師教育課程を修了(6ヶ月・615時間以上)
●認定審査(筆記試験)に合格
●認定看護師認定証交付・登録
●資格取得後は、5年毎に更新(書類審査)

参照サイト:日本看護協会:資格認定制度「認定看護師より

【認定看護師資格取得にかかる最低限の費用】

入試検定料 約5万円
入学金 約5万円
授業料 約70万円
実習費 約10万円
認定審査費用 約5万円
認定費用 約5万円
   合計約100万円

※ここに記載してある費用に加え、無給となる6ヶ月間の生活費用も考慮する必要があります。

認定看護師を目指す看護師の方は「認定看護師支援がある病院への看護師転職で知りたい6つのポイント」を確認してください。

 

1.新生児集中ケア認定看護師とは

新生児集中ケア認定看護師

新生児集中ケア認定看護師とは、ハイリスク新生児のリスク管理を行い、健全に発育するための専門的な知識を持った看護師になります。また、良好な親子関係が形成できるようにサポートを行うのも重要な役割です。

簡単に取得できる資格ではありませんが、新生児集中ケアという特殊な分野でのスキルを認められるため、仕事の幅は大きく広がるといえるでしょう。新生児にかかわる仕事がしたい看護師にはおすすめの資格です。

 

病内での新生児集中ケア認定看護師の活動レポート

病内での新生児集中ケア認定看護師の活動レポート

新生児集中ケア認定看護師と一緒に働いたことがある、現役看護師の方にレポートをしてもらっています。

少しでも雰囲気をつかんでいただけたら幸いです。

 

スタッフ教育のための勉強会やケアの紹介

私が勤めていた病院で、新生児集中ケア(NICU)認定看護師の資格を持っている看護師と一緒に仕事をしたときの体験談です。

新生児集中ケア(NICU)認定看護師は制度ができてからまだ10年ほどで、私が病院に勤めていたころは初年度でした。認定看護師のスタッフもmどのように活動するのか模索している状態だったのですが、主に勉強会を開いてスタッフの教育をしたり、新しいケアを紹介したり、リーダーシップをとっていました。

現役看護師こもこもさんこもこもさん

ICUを拠点に、生命の危機的状況となっている患者の看護をしている

ICUを拠点に、生命の危機的状況となっている患者の看護をしている姿ばかり見ています。

例えば、手術室から帰室された患者は、特に状態の変化が激しいのが特徴で、回復も早ければ、悪化するのもあっという間です。

その中で、集中ケア認定看護師は、その危機的状況から、さらに二次的な合併症を引き起こさないようにするために、予防策を徹底して追求しています。よく耳にするのは、「なってからじゃ遅いから」です。

きっと、危機的状況から、さらなる危機を経験されたことがあるからこそ、その先を見越した最善のケアを患者や家族にとって提供していく必要があるかと痛感しました。

もちろん、急性期だけでなく、リハビリテーションにも力を入れていて、良肢位や食事訓練等を得意とするスペシャリストです。実践だけでなく、解剖生理も理解されていて、医師も驚くくらいの実力を持っていますので、看護師の憧れの的になっています。

女性看護師ひーちゃんさん(北海道/34歳)

 

看護技術やケアの質の向上の為、定期的に勉強会や講習会開催

私が勤務していた病院にはNICU・GCUで活躍する新生児集中ケア認定看護師がいました。

看護技術やケアの質の向上の為、定期的に勉強会や講習会を開いていました。

また申し送りやカンファレンスの場でケアの相談をしたり、医師と連携を取りながらケア方法の改善なども行っておりリーダーとして活躍していました。

患者を受け持つというよりは、病棟全体のケアの質が上がるようスタッフに働きかける仕事の方が多かったです。また病棟で行ったケアを看護論文として院外で発表していました。

女性看護師Emily(兵庫県/35歳)

 

2.新生児集中ケア認定看護師が職場で期待される役割

職場で期待される役割

小児科を訪れる子供よりもさらに小さい新生児のケアは非常に難しく、場合によっては十分に器官が形成されていない場合などもあるため、経験がないとなかなかスムーズに対処するのは難しいものです。

新生児集中ケア認定看護師は、専門の教育を受けていることで新生児についての知識を十分に持っており、自信をもってケアすることができます。

 

ほかの看護師に新生児集中ケアの技術指導などを行う

新生児集中ケア認定看護師の資格を持つ場合、ほかの看護師に新生児集中ケアの技術指導などを行うことも求められます。

新生児集中ケアは、ほかの病棟勤務などとは違う点も多いので、新生児についての知識を持つことが非常に重要であり、それを指導してくれる認定看護師の存在は病院にとっても必要な存在です。

 

スキル指導だけではなく勉強会や研修会を開く

新生児集中ケア認定看護師は日々の業務の中でそのスキルを指導するだけでなく、勉強会や研修会を開いて看護師を指導する機会を作り、病院全体の新生児ケアの看護スキルを上げていくことが求められるのです。

 

3.新生児集中ケア認定看護師に必要な資質

新生児集中ケア認定看護師に必要な資質

新生児集中ケア認定看護師になるには、まず新生児についての十分な知識を身に着ける必要があります。

体が小さく、場合によっては十分に器官が発達していない新生児の場合、疾患や治療も通常の場合はとは異なることも多いです。

適切なケアを行うためには、新生児の発達や健康に関する細やかな知識を持ち、十分な看護技術を持つことが求められます。

 

強いメンタルをもっている看護師

新生児集中ケア認定看護師には、もちろんその技術が求められますから、単に新生児や赤ちゃんが好き、というのではなく、その体と健康についてしっかり勉強する意欲が必要なのです。

もちろん赤ちゃんが好きだという気持ちも大切ですが、実際にはハイリスク新生児ということで、危険な状態に陥った新生児を目の当たりにすることも多いですから、その点については強いメンタルも必要になります。

 

新生児の親と適切コミュニケーションを取れる看護師

新生児集中ケア認定看護師は、新生児だけでなくその親へのサポートも重要な仕事です。ハイリスク妊娠をしている妊婦はデリケートになっていることも多いですし、疾患をもって生まれた新生児の親は心配で動転しているのが普通です。

そんな親に対して適切な対応をすることも新生児集中ケア認定看護師の仕事ですから、親と適切コミュニケーションをとれるということも重要なポイントだといえるでしょう。

 

ポイント!

ポイント

生まれた新生児と親が、適切な親子関係を築くことができるようなサポートをすることも重要で、そのためにも親からしっかり信頼を得ることが必要になります。

 

4.新生児集中ケア認定看護師のメリット

新生児集中ケア認定看護師のメリット

新生児集中ケア認定看護師は、ハイリスク出産が行われる周産期センターなどで働くのが一般的ですが、もちろん通常の産婦人科で勤務する場合もあるため働ける場所、活躍の場が多いのもメリットの1つと言えます。

 

院外での活動が仕事の幅を広げスキルアップにつながる

ニーズは高いものの、まだまだ充足しているとはいえない新生児集中ケア認定看護師の場合、院内での勉強会だけでなく、ほかの病院や施設で勉強会や講演を行うケースもあります。

院外での活動は、看護師としての仕事の幅を広げますし、自身のスキルアップにもつながります。

 

5.新生児集中ケア認定看護師の将来性

新生児集中ケア認定看護師の将来性

少子化で出生数が減少していることもあって、新生児集中ケア認定看護師の将来性について否定的な人もいますが、実際にはニーズは高い状態が続いています。

少子化といっても子供が生まれてこないわけではもちろんありませんし、女性の出産年齢が高くなっていることもあって、ハイリスク出産はむしろ多くなっているためです。

 

出産に対する問題が増え看護師のサポートが求められている

高齢出産の増加や、一人当たりの出産回数の減少などから、出産についてナイーブになる母親も多く、親に対するサポートも難しくなっているといえるでしょう。

そんな中で、新生児集中ケア認定看護師のニーズは高まっており、採用したいという病院は決して少なくはありません。

 

今や新生児集中ケア認定看護師はかなり必要とされている

新生児にかかわる仕事がしたいと思いながら、別の診療科へ配属される人も多いことも考えると、確実に新生児に関わることのできる新生児集中ケア認定看護師の資格は非常に価値のあるものといえるでしょう。

実際、NICUなどのある病院では、新生児集中ケア認定看護師のニーズは非常に高くなっています。

 

まとめ

看護師が転職を希望する場合は、新生児収集中ケア認定看護師の資格があるということを十分にアピールすることで、希望の病院への転職はかなりしやすくなりますし、好条件での転職ができるケースも多いです。

自分でアピールするのが難しい場合は、看護師転職サイトなど、紹介に近い形で転職先を探せる方法を使うことで、しっかり新生児収集中ケア認定看護師の資格保有者であることをアピールしながら転職活動を進めることができます。

認定看護師を目指す看護師の方は「認定看護師支援がある病院への看護師転職で知りたい6つのポイント」を確認してください。

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この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

保有資格 ・正看護師 ・保健師 ・養護教諭第二種
出身/年齢 ・東京都/28歳
職務経験 ・総合病院 ・大学保健室 ・保育園 ・デイサービス ・イベントナース ・ツアーナース
診療科経験 ・整形外科 ・小児科


カテゴリー:認定看護師の資格

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年11月17日)

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