新人看護師が病棟・部署を異動するメリット・デメリット

新人看護師が異動するメリットデメリット

私は看護専門学校を卒業後2次急の病院へ就職し、1年目で血液内科に配属されましたが、引っ込み思案な性格から積極的に行動することができず、入職してすぐに怖い先輩看護師に目をつけられてしまいました。

もちろん他の同期も同じように指導を受けていましたが、私は指導に対し「はい。すいません。」と言う事しかできず、特に厳しく当たられることが多くありました。

他の先輩に悩みを相談しても何の解決にもならず退職を考えましたが、上司に相談した所、病院は辞めずに2年目から別の病棟へ異動する運びとなりました。

新人看護師が1年目で異動した際に感じたメリット・デメリットをお伝えします。

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1.新人看護師が異動するメリット

異動のメリットを話す女性看護師

新人看護師が異動する場合、病棟の希望が通る可能性があります。

入職時に希望とは違う科に配属されたため理想の看護ができず向上心が失われた新人看護師や、いざ働いてみて「自分が何を勉強し、どんな看護を行いたいか」が明確になった新人看護師は、異動することで前向きに仕事に取り組むことができ、今後の看護師人生を明るく考えることができます。

 

新たな環境で1からやり直すことができる

1度マイナスの印象を持たれてしまうと、その印象をプラスに変えることはかなり難しくなります。自分の行動を改善しても中々受け入れてもらえないため、相当メンタルが強くないと悪循環に陥ってしまうものです。

ですが、異動すれば一緒に働くスタッフが変わるため、人間関係を1から構築することができます。

例え、1年目に配属された病棟での自分の評判が悪くても、異動先のスタッフは今までの自分を何も知らないため先入観がなく、自分を受け入れてくれやすいです。

人間関係で悩み、異動することになった新人看護師の場合は、異動することで精神面はとても楽になり、自分のやる気・モチベーションもが向上し、前向きに行動できるでしょう。

 

ポイント!

ポイント

異動先には同期がいないため比較されず、自分のペースで仕事に取り組むことができます。比較対象がいなければ、周りからの評価が下がりづらいです。

 

若いうちに沢山の知識・技術を習得することができる

部署異動すれば、その病棟の看護知識や技術を1から学ばなければなりません。ですが、年齢が若ければ若いほど知識が吸収しやすいため、年齢を重ねてから新たなことを学ぶより早く知識や技術を習得することができます。

同期よりも沢山の知識・技術を身につけることができ、自分の自信と力に繋がることがメリットです。

 

ポイント!

ポイント

経験が浅い新人看護師には先輩看護師が積極的に声をかけ・フォローをしてくれます。分からないことが恥ずかしくない時期なので、先輩に聞きやすく、沢山勉強する機会を得ることができます。

経験年数を積んだ看護師だと新人看護師のように先輩看護師は手をかけてくれません。

 

2.新人看護師が異動するデメリット

異動のデメリットを話す女性看護師

新人看護師が異動するデメリットとしては、他の科の勉強をまた1から行わなければならないことです。沢山の知識や技術が身につく一方、異動先の業務に慣れていない中で新たなことを勉強することは身体的・精神的にも大変で覚悟が必要になります。

また、病院によっては、2年目で異動しても異動先の同期とも同じ扱いをされ、業務や研修を行わなければなりません。その場合、1年先に勉強している同期とスタートが違うため、倍以上頑張らなければいけません。

 

後から人間関係の和に入るのは大変

どんなに良い環境でも、後から人間関係の和に入るのは大変です。

異動先の病棟では、仕事に対する意識や姿勢を見直して気持ちを新たに頑張り、途中から異動してきた新人看護師のことを周囲に受け入れてもらえるよう、新しい環境でまた頑張る根性が必要になります。

 

ポイント!

ポイント

頑張る姿勢を見せていれば、自然と周囲はフォローしてくれるようになります。最初は焦ると思いますが、自分の頑張り次第ですぐ追いつくはずです。周囲と比べすぎず、自分のペースで行動していきましょう。

 

悪い噂を流される可能性がある

2年目という中途半端な時期に異動してきたことで、「この新人看護師には何か問題があるのではないか」などの噂が流れる可能性があります。悪い噂の中で過ごすのは辛く、また、異動理由を聞かれることもあります。

 

ポイント!

ポイント

マイナスの異動理由を伝えることは更に印象を悪くしてしまうため、その際には「勉強したいことがあり、異動希望を出した。」などプラスのイメージになるような回答をできるように考えておきましょう。時間が経てば噂はだんだんと消えていきます。あまり気にしないようにしましょう。

 

仲の良かった同期・先輩と離れてしまう

異動することで、今まで一緒に働いていた同僚とは離れ離れになってしまいます。辛い状況の中で助けてくれた同僚は、自分にとって心の支えであったため、異動してすぐは喪失感もあるかもしれません

異動先でそのような関係になれる同僚が必ず見つかるとも限りません。しかし、長い看護師人生の中では、出会いも別れも沢山あります。異動する際は、新たな場所でお互い励まし支え合えるような関係を築けるように行動しなければなりません。

 

3.まとめ

私は2年目で異動しましたが、新たな環境に移ることで自分の気持ちの切り替えができ、人間関係も改善され、また看護師を頑張って続けてこうと思えるようになりました。

看護師にはたくさんの活躍の場がありますし、どうしても辛くなった時は1つの場所に囚われるのではなく、異動をするのも1つの手です。新人看護師は周囲の人達に影響されることが多いので、視野が広がり看護師人生にプラスになるでしょう。

新人看護師が異動する理由の大半は、仕事内容や人間関係などで嫌なことがあった等マイナス理由が多いです。精神的に落ち込んでいる時に新たな環境に行くのはとても勇気と気力が必要ですが、頑張らなければ異動したとしても結果は変わりません。

どこに行っても苦手な人や怖い先輩はいます。どのような環境でも上手くやっていくコミュニケーションスキルを身につけ、異動するからには「看護師を目指した当時の想い」を振り返り、気持ちを入れ替えて行動しましょう。

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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