仕事には慣れた?新人看護師へ贈る9人の先輩からアドバイス

仕事には慣れた?新人看護師へ贈る先輩からアドバイス

看護師の先輩たちから、新人看護師へ贈るアドバイス、仕事上でのノウハウを9名の看護師の方にお聞きしました。

是非、新人看護師の方は確認してみてください。

また、大前提として、看護師9名全員が同じことを伝えていますが、悩んでいる場合や仕事上のことは、先輩看護師やプリセプターに必ず相談や報告を徹底し、1人で悩まないことが大切です。

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看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

1.仕事の工夫をしよう

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
資格/看護歴:看護師/13年目
年齢/エリア:30代前半/東京都
経験した診療科:小児科、脳神経外科、眼科、救急外来


私は社会人経験を経て、看護師の資格を取得し、病院で働くようになりました。看護師1年目で努力して得たものは、必ず2年目、3年目へと仕事を続ける上で役に立ちます。

だからこそ、1年目にしかできない仕事への向き合い方で、楽しさを見つけて欲しいと思います。

私が実践していた、新人看護師の仕事を工夫する方法をご紹介します。

 

(1)ノートはメモ用・まとめ用で分ける

ノートはメモ用・まとめ用で分ける

まず、メモ用として使うノートと、今後残していくノートの2冊を用意します。

私の経験ですが、もっとゆっくり自分の書くペースで指導してくれたら良いのにと思うこともありました。しかし、私も指導する側になり、分刻みで動かなくてはならないときや処置の最中にそのような余裕がないということを実感しました。

だからこそ、メモを取るときは教えてもらう内容を全て書き残すのではなく、あとで内容を思い出せる程度の重要なキーワードだけを並べて素早く書き残します。

そして、時間ができたときや自宅に帰ってからメモを見ながらもう一つのノートにまとめていく方法を行います。1度メモしただけの場合よりも頭に残りやすくなるので、お勧めします。

 

(2)先輩看護師には積極的に声をかける

先輩看護師には積極的に声をかける

例えば、先輩看護師に「何かお手伝いできることありますか?」と声を積極的にかけてみましょう。先輩看護師は、ちょっとしたことを依頼することでき、患者さんを待たせずに済むこともあります。

また、積極的に先輩看護師に声をかけ、手伝うことで、自然と行えることが増え、スキルが向上していきます。

 

(3)素直な気持ちを持ち仕事へ取り組む

素直な気持ちを持ち仕事へ取り組む

看護師1年目は褒められるというよりも、おそらく指導を受けることの方が多くなります。

そのため、落ち込むこともよくあるでしょう。

そんなときでも、笑顔で前向きな姿を見せてしまいがちですが、それでは身も心も疲れてしまいます。その時は「素直な気持ちを表現すること」を忘れないでください。

患者さんの前では笑顔が大事ということは、看護のプロとして忘れてはならないことですが、指導者の前では、嬉しい、悔しい、悲しい、つらい、というその時々の素直な表情を出した方が思いは伝わりやすいです。

また、素直な気持ちを表現するのであれば、話は素直に聞くことを重要視しましょう。

 

2.プリセプターと上手くやっていくコツ

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
資格/看護歴:看護師、保健師/19年目
年齢/エリア:41歳/大阪府
経験した診療科:耳鼻咽喉科(頭頚部外科)、婦人科、歯科口腔外科


新人看護師時代は、たくさんのことを学ぶ大切なときであり、そのためにはプリセプターとの関係性がとても重要です。

しかし、先輩であるがゆえになかなか上手く信頼関係が築けないという悩みも多いものです。

私の経験を踏まえて、プリセプターとよい関係性を築き上手くやっていくコツは以下の通りです。

  • 笑顔で明るくあいさつを必ず行う
  • 分からないこと、できないことは正直に言う姿勢
  • 毎日の振り返りを重視すること
  • 指導を受けたことは必ずメモする
  • 悩みは早めにプリセプターへ相談する
  • 学んだことを自らプリセプターに確認する
  • 自分からプリセプターの連絡先を聞かない

まず、以上のことは先輩看護師から教えてもらうため、守りましょう。以下でさらに関係性を構築するためのポイントを説明します。

 

(1)プリセプターへ気配りと心配りをする

プリセプターへ気配りと心配り

どれほど仲のいい職場であっても上下関係はあり、適度にプリセプターを立てるような気配り、心配りが必要です。

例えば、昼休みに率先して先輩方のお茶を入れたり、電子レンジは先輩に先に使ってもらったり、仕事中であれば、自分のワゴンの準備だけでなくプリセプターのワゴンも準備するなどです。

それ程難しいことではありませんが、たったこれだけのことで「とても感じのいい後輩新人看護師」というイメージを持たれ、仕事が円滑に進みます。

 

(2)プリセプターのタイプによって工夫する

プリセプターのタイプによって工夫する

プリセプターの先輩看護師がどんなタイプの人間で、どんな考え方をしているのかを理解し、自分が合わせることで関係の悪化を解消することができます。

例えば、以下のような合わせ方です。

指導が厳しいプリセプター・しっかり言うことを聞くこと
・嫌な気持ちを態度に出さないこと
・価値観を理解し割り切ること
自分の仕事が大変なプリセプター・他に相談できる先輩看護師を見つけること
・本当に困ったら上司に相談すること
他人に干渉しないプリセプター・自分から積極的に質問をすること
・距離を縮める努力をすること

プリセプターへの理解が深まることで自分がどのように立ち回っていけば見えてきますので、客観的にプリセプターがどのようなタイプの看護師なのか見極めてください。

私の体験談

新人看護師だった頃、私だけに口調が厳しいプリセプターで精神的なストレスを抱えてしまいました。他の新人看護師には優しいのに、なぜか私にだけ厳しく、おまけに陰口まで言っているのを聞いてショックでした。いろいろ努力してうまくコミュニケーションをとる工夫をしてみましたがなかなかうまくできず、今では相談したいことや悩みは他の先輩看護師に聞いています。プリセプターを変えてもらうことはできない(怖くてできない)ので、私にとってはベストの解決策でした。

また、プリセプターと言っても、新人を研修するためのスキルを持っているわけではありませんし、それまでの業務の上に新人を教えるプリセプターの仕事が上乗せされるので、やりたくないと思いながらイヤイヤやっている人も多いことを、自分がプリセプターになってから知りました。

新人の頃には、プリセプターのやる気のなさがイジメだと思う人も多いのですが、わからないことはどんどん積極的に質問してクリアしたほうが良いです。

 

(3)プリセプターとの関係が悪化した対処法

プリセプターとの関係が悪化した対処法

新人看護師とプリセプターの関係が悪くなってしまうことがあります。

そのような場合は、素直に自分の悪い部分を聞いてみましょう。

例えば、「恐れ入ります、仕事を行う上で、プリセプター(名前)さんから見て、私の悪い部分を教えていただけませんでしょうか」などです。

関係が悪くなった原因の中には、何かしらプリセプターが新人看護師に対して感じている不満があるはずです。

その不満をまずは否定することなく最後まで聞きくのがポイントです。

もし、2人きりが心配なのであれば、上司に相談し一緒に入ってもらうのも良いでしょう。そして、自分自身思い当たることに関しては素直に謝罪し改善策を考えましょう。

 

3.病棟の仕事でミス防ぐ対策

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
資格/看護歴:看護師/13年目
年齢/エリア:36歳/神奈川県
経験した診療科:消化器内科、混合内科、内科外来、内視鏡室、腎臓内外科


新人看護師として病棟勤務している場合、仕事上でミスをする場面も多いのではないでしょうか。

病棟の仕事で、よくあるミスとしては、「血糖値測定忘れ」「点滴滴下速度が合わない」「アセスメント不足による報告遅延」などが挙げられるのではないでしょうか。

また、知識不足による自己判断、コミュニケーション不足が原因となり、ミスを起こす可能性もあります。

以下は、それらのミスが減るように私が新人の時に実施していた対策案です。

 

(1)受け持ち担当シートにチェックボックスを設ける

受け持ち担当シートにチェックボックスを設ける

申し送り前の情報収集の時間に受け持ち担当シートに患者情報を記入しますが、その際に、やることを時系列で箇条書きにしていきます。

書き出したリストの各々の前にチェックボックスを付けましょう。

そして、1日の中で各業務を実施したらボックスにチェックを入れていくようにします。(残っている業務が何かが一目で分かります。)

特に昼休憩に入る前に未チェック項目をみてやり残しがないかを確認し、午後の動き方を組み立てるとよいでしょう。また、良くあるミスとしては、後でやろうと思っていたことがすっかり頭から抜けてしまうことです。後でやるべきことを必ず付箋に書いて目につくところに張り付けておきましょう。

 

(2)タイマーを使う

タイマーを使う

配薬、点滴交換、手術、退院チェックなど、看護師は時間を気にしながら動くことが求められます。指定の時間にタイマーをセットすることで忘れ防止をすることができます。

すべてが時間通りに進められるなら良いですが、複数の患者を担当する中では、決められた時間を過ぎてしまう可能性もないとは言い切れません。

 

(3)不明点は自分で調べた上で先輩に聞く

不明点は自分で調べた上で先輩に聞く

分からないことがあるのは新人看護師として当然のことですが、あいまいな理解のまま、患者のケアを行うことほど危険なことはありません。

また、思い込みが大きなミスにつながることもあります。

処置やケアの前には「たぶん大丈夫!」ではなく、「本当にこれでよいのか?」と考える癖を付けましょう。

新人の間は先輩看護師に聞くのが怖く、怒られるのではないかと感じるかもしれませんが、まずは自分で調べた上でどの点が分からないのかを先輩に聞くようにすれば快く教えてくれるでしょう。

 

(4)他人のインシデントレポートをよく読む

他人のインシデントレポートをよく読む

インシデントは「ヒヤリ」「ハッと」した事例です。

そのレポートをたくさん読めば、重大事件に繋がるようなミスをしないための対策が書かれています。

漠然とミスが怖いと思っている方は、人の起こしたインシデントレポートをよく読んでみると、こういうミスが起こりうるのだと具体的に理解できるでしょう。

そして、レポートの内容を参考に、自分が業務する時に注意を払うことや対策を講じてみると、ミスへの不安も少しは軽減できます。

 

4.もし、落ち込んでしまった時の対処方法

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
名前:小平希
資格/看護歴:看護師・保健師/8年目
年齢/エリア:30歳/群馬県
経験した診療科:整形外科、消化器外科・内科、腎臓内科、腫瘍内科


看護師1年目の新人は、覚えることが沢山ありその分失敗もたくさんして落ち込み、つい自分を責めてしまいます。

落ち込んでも1人で悩まずに、不安に思ったことや自分でできないことは、周りに相談しながら仕事を続けていくことで強い看護師になることができます。

私が行っていた落ち込んだ時に1人で悩まずに実践してほしい対処法を説明します。

 

(1)自分の行動を振り返り、改善策を具体的に考える

新人看護師がミスをして落ち込んでしまった場合は、自分を責めるのではなく「このミスを次はどうやったら防げるか」を考えて自分の行動の振り返りをすることが大切です。

「自分自身が劣っているのではなく、自分の行動の1部が上手くいかなかったからミスに繋がった」という場合は、「どのように改善したらいいのか」を具体的に考えることでミスが減り、自分の看護技術・業務への自信につながります。

どのようにミスを減らしたらいいのか分からない場合は、プリセプターに聞いてアドバイスを貰いましょう。また、先輩看護師に怒られた場合でも、理由を明確にし、具体的に改善していきましょう。

 

(2)自分のペースで成長しよう

同期は、いつも目に付くところにいるため比較されやすい対象でもあり、同期と比較されて落ちこむ・劣等感に襲われることもあるでしょう。

他人と比較することは簡単ですが、自分自身の成長にはつながらないため、自分は自分のペースで成長していけば良いです。

 

(3)患者の対応で落ち込む場合は、まず相談する

新人看護師が患者から直接クレームを言われた場合は、リーダー看護師や師長に伝え、自分1人で対応せずにどのように対応したらいいか相談しましょう。

クレームを受けたときは辛い気持ちになりますが、その日のことはその日のうちに忘れるようにして、翌日から気持ちを切り替えることが大切です。

「看護技術が未熟だから」ということでクレームを受けた場合は、練習を重ねていくうちに慣れていき、自信がつくものであるためクレームを怖がらずどんどん技術を実践していきましょう。

 

5.仕事でキャパシティーをオーバーしない方法

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
資格/看護歴:看護師・介護支援専門員/13年目
年齢/エリア:30代後半/東京都
経験した診療科:ICU(集中治療室)、外科、形成外科、泌尿器科、小児科、内科、皮膚科、脳外科


病院では救命病棟から外来まで経験し、今は特別養護老人ホームと障害者施設で看護師として働いています。

まだ仕事に慣れず毎日のように残業をしている人が多いのではないでしょうか。

仕事でのキャパシティーをオーバーしそうになった時、どのような対処をしていけば良いのか、私の経験を元にお伝えしていきます。

 

(1)一日の行動計画はしっかり考えよう

一日の行動計画はしっかり考えよう

仕事中の行動計画だけではなく、あなたの朝起きてから夜寝るまでの行動計画を考えてみましょう。

例えば30分早起きをし、勉強を行う時間にするなど、計画を立てることによって効率的に時間を利用できます。また、お風呂に入り夜ご飯を食べた後何をするのかも計画すると良いでしょう。

「勉強をするぞ」「復習するぞ」と意気込んで勉強してもなかなか継続できないものですが、行動計画を立てることによって無理なくかつ効率的に一日を過ごすことができるでしょう。

 

(2)仕事は優先順位をつけ行動すること

新人看護師の場合、仕事をしていく中で、先ほど頼まれた仕事からこなそうとすることや、何から手を付けていけばいいのか分からなくなる場合があります。

そのため、優先順位をつけて仕事に取り組みましょう。

優先順位として高いものはやはり患者の事柄となり、そこまで優先順位が高くないものは自己学習や期限が決まっていないレポートなどです。

優先順位が分からなくなった場合は、何が優先するべきことか、後で先輩看護師に確認をしてみましょう。現場に合った回答を貰えるはずです。

 

(3)仕事を断ることも必要

仕事を断ることも必要

新人看護師は、お願い事をされて仕事を受けざるを得ないことが多いのではないでしょうか。

その仕事が、あなたが行う必要がない場合「なぜ、行うことが出来ないのかを説明」し、断ることも重要になります。

やる気がない新人看護師ということを思われないように、丁寧に説明を行い、お願い・相談をしてみましょう。

どうしても理解してもらえない場合は、先輩看護師から直接話してもらうことが効果的です。

 

6.夜勤を乗り越えるポイント

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
資格/看護歴:看護師/13年目
年齢/エリア:30代前半/東京都
経験した診療科:小児科、脳神経外科、眼科、救急外来


夜勤が得意な看護師もいれば、夜勤が苦手な看護師もいます。

私も最初の頃は、夜勤が苦手でしたし、体調が悪くなるため自分には向いていないと思っていました。しかし、5日勤を経験したときに、「もし夜勤をしなかったらこの勤務が続くのだ」と思ったとき、夜勤帯の方が日勤帯よりも看護師の業務内容にゆとりがあることに気づいたのです。

今は生活に合わせて日勤常勤をしていますが、夜勤の方が自分にとっては向いていると思えるようになりました。

そのような私の体験からお伝えしていきます。

 

(1)夜勤に慣れようとすることが大事

どのようなことも、慣れないことをするときには頭も身体も疲れてしまいます。

また、夜勤をはじめたばかりの頃よりも、少し慣れてきたころの方がしんどいと感じる看護師が多いです。恐らく最初の頃は、初めてのメンバー、初めての夜勤という状況に気持ちが高ぶっているためです。

そのため、夜勤の仕事を色々経験し、どんな事態にも構えていられるように慣れることが夜勤のしんどさを乗り切るために大切です。

 

(2)ご飯は満腹にならないように注意する

満腹にならないようにする

普段からおなか一杯に食べてしまう新人看護師の方は、満腹にならないようにしてみましょう。満腹になると、血糖値が上がること、消化活動のために脳への血流が減少することなどの理由があり、眠気としてあらわれてしまいます。

しかし、眠気の中で仕事中で眠れない状況になることが、辛さにつながります。また、甘いものを食べすぎるのも血糖値に影響するので控えめにしましょう。

 

(3)動くときはまとめて動くように心がける

動くときはまとめて動く

夜勤が得意な場合でも、身体を動かせばその分疲労も蓄積されてしまいます。

そのため、無駄な動きを減らして体力の消費を最小限にします。

例えば、ラウンドの帰りにトイレに行き、その帰りにワゴンの準備をして戻ってくるというように、行ったり来たりせず効率よく動く方法を考えてみましょう。

 

(4)ルーティーンを決めて夜勤の日に実行する

夜勤がある日は、朝からどう過ごすのか自分なりの「ルーティーン」を決めておきましょう。

私自身も、寝ることが好きなので夜勤は苦手でした。しかし、夜勤が比較的楽に過ごせた日の「朝起きてからの過ごし方を覚えておき」同じように1日を過ごすようになってからは、夜勤をしんどいと感じることもなくなりました。

夜勤の日を特別に感じてしまうと、かえって辛さを助長させてしまいます。

 

(5)夜勤の前日に患者の情報収集をする

安心して夜勤に入るためには、前日の患者の情報が頼りになります。

前日はできる限り日勤業務をしながら、患者の状態や処方内容など夜勤の仕事に影響する情報収集をしておきます。

「明日夜勤で来るから宜しくお願いします」と患者に伝えると「そうなの?じゃあ安心だ」、「待っているよ」と声を掛けてもらえて、そんな患者の言葉も夜勤の励みになります。是非患者さんとのコミュニケーションも行ってみましょう。

あらかじめ、どのような夜勤になりそうかを予測することで心構えができるのです。

 

(6)報告連絡相談を徹底しよう

夜勤はスタッフの人数が極端に減り、一人当たりの担当患者が増えます。だからこそ、夜勤スタッフ間の連携や情報共有は日勤帯以上に大切です。

先輩看護師やリーダーへの報告・連絡・相談をしっかり行い、1人で判断しないということを徹底しましょう。

 

(7)緊急のときは先輩の指示に従うこと

緊急のときは先輩の指示に従うこと

夜勤中、患者の急変に遭遇してしまうこともあります。

そんなときは1人で対応できるかな、と緊張するかもしれませんが、先輩看護師に報告すれば何をどうすれば良いか指示をくれるはずです。

新人看護師でもできることをきちんと教えてくれるので、落ち着いて指示を聞きましょう。

 

7.先輩看護師に気に入られるために

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
資格/看護歴:19年目
年齢/エリア:41歳/千葉県
経験した診療科:消化器内科、美容外科、手術室、救急外来


新人看護師が先輩に気に入られるためには、自分の態度を注意しながら行動することがお勧めです。

心がけるポイントとしては、

  • 先輩の指導を真面目に聞きメモを取る
  • 意欲的に看護を学習する
  • 休憩中に仕事の悩みを打ち明ける
  • 先輩よりも早く来て情報収集する
  • 記録は先輩優先を心がける
  • 先輩よりも自分が率先して動く
  • 苦手な先輩看護師を避けないこと
  • 常に感謝の気持ちと言葉を忘れない

などの内容が挙げられます。是非、実践してみてください。

上記の中でも大切な「意欲的に看護を学習すること」「苦手な先輩看護師を避けないこと」「常に感謝の気持ちと言葉を忘れないこと」の3つを説明していきます。

 

(1)意欲的に看護を学習すること

意欲的に看護を学習すること

新人看護師として大事なことは「意欲があること」「一生懸命覚えようと努力していること」で、必ず先輩看護師から好かれます。

そのため、覚えなくてはいけないことは確実に覚え、調べても分からないことを先輩看護師に聞くようにしてみましょう。

先輩看護師は「ここまでしっかり調べてきているから、教えてあげよう」という気持ちになり、さらに先輩から好かれる新人看護師になります。

意欲的に学習していても、学習していないように思われる看護師の方は、多少アピールは必要と言えるでしょう。

 

(2)苦手な先輩看護師を避けないこと

多くのスタッフがいるので、中には苦手な先輩がいるかもしれません。是非、苦手な先輩を避けずに笑顔で接してみてください。

自分が避けると、相手は敏感に避けられていると感じます。すると嫌な印象ばかりが増幅されてしまうので、頼りにしているという姿勢で話しかけましょう。

 

(3)常に感謝の気持ちと言葉を忘れないこと

先輩看護師が、

  • 声をかけてくれた時
  • 仕事を手伝ってくれた時
  • 指導をしてくれた時

など、感謝の言葉を心から伝えましょう。

新人看護師は教育されていることが普通に感じると思いますが、「教育されている」のではなく「教育していただいている」のです。

先輩看護師の貴重な時間を使っており、「教育されている」ことが当たり前だと思わないようにしましょう。

自分のために先輩は行ってくれたのであれば、自然と感謝の気持ちが芽生えます。

 

8.先輩になる前にやっておくべきこと

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
資格/看護歴:看護師/10年目
年齢/エリア:37歳/長野県
経験した診療科:消化器外科、泌尿器科、整形外科、婦人科


昨年4月に入職した看護師は、もうすぐ入職して1年が経過し、自分に後輩ができる時が近づいてきました。「自分なんてまだまだ」という看護師もいれば、「後輩ができることが楽しみ」なんていう方もいるのではないでしょうか。

最後に、2年目の先輩看護師になる前に行っておくべきことをご紹介します。

 

(1)重症度の高い患者を受け持とう

新人看護師の間に、重症度の高い患者を受け持つようにしましょう。多くの病院は、2年目となると重症度の高い患者を受け持つことがあるためです。

病院によっては1年目には重症度の高い患者は持たせないという方向性のところもありますが、師長にプリセプターと一緒に患者を受け持つ話をし、懇願することを行ってみましょう。

自分が勉強させて頂いている感謝の気持ちは忘れないようにしましょう。

 

急変対応にも積極的に参加する

もし、急変対応の場面に遭遇したら積極的に参加しましょう。

いつか、1年目の看護師と2年目の自分だけの時に、患者の急変が起きることがあるかもしれません。

必要物品を取りに行くことや、自分から「行う仕事はありませんか?」と声をかけましょう。

 

(2)勤務先の病院知識を深めよう

勤務先の病院知識を深めよう

1年目の看護師が先輩看護師の中で1番様々なことを聞きやすいのは、2年目看護師となります。

聞いてくることは、病棟の物品の配置場所、患者の部屋の位置や患者の名前、他部署の場所などが多いでしょう。

そのため、病院のこと、病棟のことを把握しておきましょう。

 

(3)自分の看護技術を振り返ろう

自分の看護技術を振り返り、苦手だな、力量が不足しているなと思ったものに関しては、今のうちに練習をしておくと良いでしょう。

1年間看護技術を行ってきた中で、自分にとっての得意や不得意が見つかったと思います。

今のうちに、苦手を克服しておきましょう。

 

9.最後に

看護師 体験【アドバイスする先輩看護師】
資格/看護歴:看護師/18年目
年齢/エリア:40歳/神奈川県
経験した診療科:ICU、CCU、訪問看護


私は新人看護師だから、と安心しているとあっという間に後輩が入ってきます。

しかし、決して「焦らないこと」が大切です。

不安に思うことは恥ずかしいことでも弱いことでもありません。先輩達もその気持ちを経験してきています。

看護技術や担当患者の経験は、貪欲に手を挙げていかなければ失格なのでしょうか。

そんなことはありません。

自分から焦って求めていかなくても、精神面や技術面の習得状況を考えて教育する側が経験できる場を設けてくれます。

全てを受け身にしているとチャンスを逃してしまうときもありますが、だからと言って全く身につかない結果にはなりません。

仕事をしていく上で失敗することや何度やってもうまくできないことはあります。

苦手な手技があったとしても、繰り返し練習することで段々と上達するものですし、必ず乗り越えて達成できるように周囲のスタッフが見守ってくれます。

自分1人だけではないこと、先輩でも同じ経験を乗り越えてきたことを勇気にして、焦らず前に進んでほしいと思います。

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

この記事は「」さんが執筆しました。

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