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兵庫県西宮市の小学校が通常学級で障害児を受け入れるため看護師を配置

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障害児を受け入れるため看護師を配置

兵庫県西宮市の市教育委員会は、CFC症候群の子どもを通常学級で受け入れるために、市内の公立小学校に看護師1名を配置しました。

西宮市では、通常学級に通う障害児の胃ろうや吸引など、医療的ケアを保護者が行うことができない場合、医師・看護師を配置する規則を設けており、当初、市教委は、安全面と教育面を考慮し、母親に特別支援学校や特別支援学級に進学することを提案していました。

一方、CFC症候群の子どもを持った母親としては、「他の子ども達と理解を深めるために、同じ場所で一緒に過ごしてほしい」という思いが強くあり、知人の看護師に直接協力を要請し、最終的に市教委がその看護師を配置することに決めたのです。

今回入学することになったCFC症候群の子どもの母親は、入学の2年前から市教委に相談し、希望しつづけた結果、これまで看護師を配置した前例はありませんでしたが、学校生活を看護師と学校の協力員が支える形となりました。

全国の公立小学校における障害児の受け入れ状況について

全国の公立小学校における障害児の受け入れ体制は、自治体や学校によってまちまちであるのが現状です。2015年度の文部科学省の調べによると、医療的な日常的生活ケアが必要な児童生徒は、全国の公立小中学校に839人おり、そのうち301人が通常学級に通っています。

一方、看護師の配置は350人にとどまっています。

 

看護師の配置が追い付いていない背景

日常的生活ケアが必要な子どもを持つ保護者らの中には、子どもを通常学級に通わせたいと考える人も少なくありません。しかし、上記の調査結果から、自治体はそのような保護者のニーズに応えきれていないことが分かります。その背景には、2016年度まで文部科学省が看護師配置の補助対象を特別支援学校に限っていたことが原因としてあるようです。

 

障害のある子どもとない子どもが共に学べるシステムが必要

障害者差別解消法の施行により、「障害に応じた合理的配慮」が義務付けられているにも関わらず、障害児が通常学級に通うにあたっては、まだまだ諸問題が存在します。

そして、このような状況を打破するために、文部科学省は、障害のある子どもとない子どもが一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」のシステムづくりを目指しています。

 

まとめ

障害があったとしても通常学級に通わせたいと願う保護者の気持ちも、子どもの安全面を考慮するとなかなか首を縦に振れない市教委の考えも、両方共感するにあたります。だからこそ、文部科学省としては「自治体ごとに任せるしかない」という判断に至ったのかもしれません。

しかし、障害がある子どもとない子どもが共に学ぶことは、教育面に相乗効果をもたらすことは間違いないため、文部科学省としても「インクルーシブ教育」のシステムづくりに乗り出したのでしょう。そして、「インクルーシブ教育」の実現には、看護師の力が欠かせません。そのため、看護師は今後、教育業界においても大きな活躍が期待されていると言えそうです。


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この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:看護師ニュース

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年07月28日)

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