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精神科看護師の有我譲慶さんが精神医療について考えるイベント講演を静岡県で開催

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精神医療について考えるイベント講演を静岡県で開催

2016年12月18日、大阪精神医療人権センターの運営委員で精神科看護師である有我譲慶(ありがじょうけい)さんが、静岡県で開催された精神医療について考えるイベントで講演会を行いました。

精神医療について考えるイベントは、2016年7月26日に起きた相模原障害者施設殺傷事件を受け今一度、障害者の尊厳を考え直そうと、市民団体「心の旅の会」が主催したものです。

講演の中で有我さんは、「近づいてみれば誰一人まともな人はいない(イタリアの標語)」をテーマに、イタリアの精神病院の廃絶に尽力した精神科医「フランコ・バザリア」の生涯を紹介し、またイタリアの精神医療の現状を伝えました。

そして、日本でもイタリアのように地域住民みんなが当事者意識をもち精神障害者について考える必要性があることを訴え、「障害者を偏った存在として考えるのは間違い。入院ではなく生活と切り離さない医療やケアが大事」と語りました。(大阪精神医療人権センターの公式サイトはこちら)

イタリアにおける精神医療の実態について

イタリアは、精神科医フランコ・バザリアの活躍により、1960年代から精神病院の閉鎖・地域中心型精神医療サービスの展開が急速に進んでいきました。

さらに、1978年には「バザーリア法」として知られる精神医療改革に関する法が公布され、これまでの入院中心主義から地域・外来治療中心へ変化していったのです。

 

イタリアの精神医療を変えた「バザーリア法」について

イタリアの精神医療に大きな変革をもたらしたバザーリア法の要点は以下の通りです。

  • 新しい精神病院の建設を禁止
  • すでにある精神病院への新たな入院を禁止(※1980年以降は再入院も禁止へ)
  • 精神障害者の予防・治療・リハビリは原則、地域精神保健サービスで行う
  • 精神障害者に対する治療は患者本人の自由意思の下で行われる
  • 精神保健行政に関する全ての責任を州へ移す

イタリアのような先進国で精神病院の廃止を進めている例は他になく、同国での精神医療に対する取組は全世界から注目を集めています。

 

看護師ニュースのまとめ

今月19日、静岡県で行われた精神医療に関するイベントで、イタリアの精神医療情勢に詳しい有我譲慶看護師が講演を行いました。有我さんは講演の中で、イタリアが1960年代から精神病院を廃止し始め、地域中心型精神医療サービスを展開していることを紹介しました。そして、日本に住む私達もイタリアの地域住民のように、精神障害者に関して当事者意識を持ち関わっていく必要性があることを訴えました。

日本では、一般の地域住民と精神障害者が関わる機会が非常に少なく、精神障害者に対する差別意識が拭いきれていません。しかしこのままでは、互いの世界が分離していくばかりであり、どんなに医療制度を整えても抜本的解決には至りません。精神医療の問題を解決していくためにはまず、私達1人1人の「意識改革」から始めていく必要があったのでしょう。

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カテゴリー:看護師ニュース


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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年10月05日)

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