大手前大学が4年制の「国際看護学部(仮称)」を開設!現役看護師もグローバル化していこう

大手前大学 国際看護学部 開設
ニュース 国際看護学部 

大手前大学が、2019年4月から「国際看護学部(仮称)」を「大阪大手前キャンパス」に開設することが発表されました。

同大学は昨年度から、「国際看護学部」の新設に向けて始動しており、公式ホームページによれば、2018年8月28日に文部科学省から正式に認可された模様です。

なお、「国際看護学部」では4年かけて、「グローバル人材としての看護師」を育成していきます。

卒業時には、「看護師資格」の資格取得の他、日本医学英語検定試験4級を取得することを目的として、教育を行っていくカリキュラムが組まれています。

今回、大手前大学が「国際看護学部」を開設するに至ったのは、近年の在留外国人や訪日外国人の増加が背景にあります。

以下は、在留外国人と訪日外国人との推移を表している表です。

【在留外国人の推移】

在留外国人の推移

法務省「在留外国人統計」より引用。

【訪日外国人の推移】

訪日看護師数の推移

国土交通省・観光庁「出入国者数」から引用。

また、厚生労働省の調べでは、全国の医療機関の約8割が外国人患者を受け入れている現状があることも分かっています。

こうした「グローバル化」の実態を受け、これからの国内の医療現場で活躍できる看護師を育成する狙いで、「国際看護学部」が開設されることになったのです。

そして、この記事を読まれた現役看護師の方は「ぜひ編入してみたい」と思われた方もいるのではないでしょうか。

残念ながら、現時点では大手前大学「国際看護学部」において、編入制度は設けられていません。

ですから、すでに臨床経験を積んでいる看護師については、別の方法で「グローバル化」していくことを考えなくてはなりません。

現役看護師もグローバル化していこう

グローバル化する看護師

今回の「国際看護学部」の開設は、とても先進的なもののようにも思えばますが、近年の急速な「グローバル化」を考慮すると、そこまで驚くことでもないのかもしれません。

また、今後は大手前大学にならい、全国的に「国際看護学部」が増えていくことも考えられます。

そうなると、「看護師は医療英会話が出来て当たり前」という風潮になっていくことも否めません。

さらに、今後も定住外国人や訪日外国人が増えていく予想がされていますし、2020年には「東京オリンピック」も開催されるわけですから、現役看護師も、自分の出来る範囲で今から「グローバル化」していくことが必要なのではないでしょうか。

 

「看護技術」だけではなく「医療英会話」も身に付けていく

「グローバル化」といっても、難しく考える必要はなく、大切なのは「医療英会話」のスキルを身に付けることだと考えます。

実際、私が臨床で働いていた頃に勤務していた病院は、その土地柄もあり「外国人患者」が多く、何度も何度もコミュニケーションに苦労した覚えがあります。「外国人患者」さんは、日本語を全く喋れないケースが多かったので、こちら側が電子辞書やスマートフォン片手に何とかミュニケーションをとるしかありませんでした。

今後ますます、「外国人患者」が増える可能性があることを考慮すると、特に総合病院で勤務する現役看護師の方は、「看護技術」だけではなく「医療英会話」も学んでいかないと、看護を行っていく上で差支えが出てくるかもしれません。

 

看護師が「医療英会話」を学ぶには?

私の周りには、医療英会話を学ぶために、カナダやオーストラリアなどに短期留学した看護師が何人もいます。

もし、時間的にも金銭的にも許されるのであれば、医療英会話を学ぶには短期留学が一番良いかと思います。

ただ、「医療英会話」は「看護技術」同様、日頃から使っていかなければ身に付かないものであるため、色んなリスクを背負って留学しなくても、国内で医療英会話を学べる教室(オンライン含む)へ定期的に通うだけでも、充分なのではないでしょうか。

 

まとめ

近年の在留外国人や訪日外国人の増加を受け、大手前大学は2019年4月から日本初の「国際看護学部(仮称)を開設することになりました。

同大学は、4年間かけ、グローバル化に対応できる看護師を育成していく狙いです。

なお、現状では、国際看護学部において「編入生」は募集しておりません。

今後、日本では更にグローバル化の波が押し寄せることが予想されていることや、2020年の東京オリンピック開催などを考慮すると、現役看護師の方も出来る範囲で医療英会話を身に付け、「グローバル化」していく必要があるのではないでしょうか。

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