著作者

亀岡 さくみ

看護師・運営者

亀岡 さくみ

( 看護師 保健師 )

JA移動販売車に看護師を同行させ山間部での無料健康相談会を実施

公開:、更新:2018年03月22日
JA移動販売車に看護師を同行させ山間部

2016年10月19日、日立市~北茨城市の山間部で、高齢者の買い物支援を狙った移動販売車を運営するJA常陸・高萩営農センターは、販売者に看護師を同行させ、利用者の健康チェック・相談サービスを実施しました。

JA常陸・高萩営農センターは、2014年7月から、食料品や日常生活用品を扱う店舗が少ない日立市~北茨城市の山間部で、移動販売車を運行しています。月~金で毎日異なるコースを設定し、公民館や広場など計89カ所に停車しながら、販売サービスを展開しています。利用者のほとんどが高齢者であることから、サービスの更なる充実のために、厚生連や地域病院の協力を得て、この「移動販売車健康相談会」の実現に至りました。

実際に、移動販売車健康相談会された利用された高齢者の方々からは、「わざわざ車で出かけなくても、近くに来てもらえるのは助かる」「今まで測ったことのない血管年齢を調べてもらえてよかった」などといった声が聞かれ、取組が歓迎されていることが伺えます。

移動販売車健康相談会の内容は、看護師と厚生連保健医療推進課の職員が、希望者を対象に、血圧測定・日常生活の中で出来る簡単な運動療法や食事療法のアドバイス・健康相談を行い、高齢者から好評を得ました。移動販売の際に無料健康相談会を実施するケースは珍しいようで、「今後は実施場所や回数を増やしていきたい」と熱を入れています。

山間部で暮らす高齢者は孤立しやすい

足腰が弱っている高齢者が、山間部で暮らすにあたっては、様々課題があります。まず、移動手段が非常に限られていることから、自然と外出頻度は落ち、自ら積極的に求めていく意識がなければ、交流の機会や交流の場は狭まる一方です。

そのため、山間部においては、高齢者の社会的な孤立や閉じこもりが起きやすい状況にあるのです。

 

移動販売車健康相談会の活動は高齢者の孤立防止対策にもなる

移動販売車健康相談会の活動は、山間部に暮らす高齢者の日常生活のサポートができるだけでなく、孤立防止の面でも有用であることが分かります。更に、医療従事者である看護師らが関与することで、異常の早期発見にも繋げていくことができます。

 

看護師ニュースのまとめ

山間部での移動販売と健康相談会を同時に行うのは、茨城県内だけでなく、全国的に見ても非常に画期的なアイディアであったのではないでしょうか。これから更なる高齢社会を向かえるにあたり、今回の活動は、今後、全国のJAが注目していくであろうことが考えられます。

また、「JA」と「医療機関」は、今までの常識で考えれば意外な組み合わせではありますが、今後の地域医療を支えていくにあたっては、ますます連携が必要になってくる組み合わせになるかもしれません。


都内の日本赤十字医療センターで3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして「はたらきナース」を運営中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職、仕事、生活をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

看護師・保健師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・保健師 ・養護教諭第二種
SNS Facebookプロフィール
出身/年齢 ・東京都/30歳
職務経験 ・総合病院 ・大学保健室 ・保育園 ・デイサービス ・イベントナース ・ツアーナース
診療科経験 ・整形外科 ・小児科

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