著作者

亀岡 さくみ

看護師・運営者

亀岡 さくみ

( 看護師 保健師 )

日本初の「コミュニティー型こどもホスピス」看護師・保育士・地域ボランティアが支える

公開:、更新:2018年03月30日
日本初の「コミュニティー型こどもホスピス」

2016年4月、看護師・保育士・地域ボランティアによって支えられる日本初のコミュニティー型こどもホスピスが大阪市鶴見区に設立されました。同ホスピスは「TSURUMIこどもホスピス(以下TCH)」と名称され、難病児やその家族が日常的に地域住民と交流できるよう以下のようなイベントを随時開催しています。

  • 一般の方に向けた緩和ケアに関する講演会
  • サポーターズカフェ(TCHに興味のある住民とスタッフの交流会)
  • 季節ごとのお祭り

TSURUMI こどもホスピス
TSURUMI こどもホスピス公式サイトはこちら

なお、先日の2016年12月17日には地域の高校生ボランティアスタッフ協力のもと、クリスマス会が開催され道化師のショーなどが行われました。参加した母親からは「(TCHは)外との関わりが持てる貴重な場所です」との声が聞かれ、TCHが難病児やその家族にとって「心の拠り所」となり、また地域の中で彼等の孤立を防ぐのに役立っていることが分かります。

TSURUMIこどもホスピスについて

TCHは、世界発のこどもホスピスである英国の「ヘレン&ダグラスハウス」との交流を経て設立されたものです。施設の運営費は企業や個人からの寄付金でまかなわれているため、難病児やその家族らはTCHを無料で利用することができます。

 

TCHは「第二の我が家」

2000㎡もの敷地に建設されたTCHには以下のような施設が整備され、難病児やその家族が心から寛げる

「第二の我が家」としての役割を果たしています。

  • プレイルーム
  • リビング
  • キッチン
  • 家族休憩室

また、TCHでは難病児やその家族の「やりたい」を叶えるために、家族とくつろげるテラスや自由に楽器を演奏できる防音の「おとなの部屋」が用意されています。

 

TCHが利用できるのは18歳未満の難病児とその家族

TCHが利用できるのは、小児がんや重度脳性麻痺など、早期の死を逃れることができない難病を抱える18歳未満の子どもとその家族(兄弟も可)です。

TCHでは、病状が厳しい難病児であっても、地域ぐるみの緩和ケアのもと、最期の最後まで充実した日々を過ごせる社会を目指し今後も活動を続けていきます。

 

まとめ

2016年4月、大阪市鶴見区で日本初のコミュニティー型こどもホスピス(TSURUMIこどもホスピス)がオープンしました。TSURUMIこどもホスピスは、難病児やその家族が地域コミュニティーの中で孤立しないよう、彼等と地域住民の交流拠点としての役割を果たします。さらに、同ホスピスには看護師や保育士などの専門スタッフが配置され、難病児やその家族が安心して「第二の我が家」として過ごせるようになっています。

これまで、「ホスピス」は独特の世界のように捉えられることが多くありました。しかしこれからは、地域全体でターミナル期の患者を支えていく時代です。TSURUMIこどもホスピスは、その先駆けとして、これからの地域包括ケアを支える中心的存在になっていくのではないでしょうか。


都内の日本赤十字医療センターで3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして「はたらきナース」を運営中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職、仕事、生活をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

看護師・保健師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・保健師 ・養護教諭第二種
SNS Facebookプロフィール
出身/年齢 ・東京都/30歳
職務経験 ・総合病院 ・大学保健室 ・保育園 ・デイサービス ・イベントナース ・ツアーナース
診療科経験 ・整形外科 ・小児科

【看護師による】転職求人サイト口コミ評価おすすめランキング

口コミランキング

【Pick up!注目の記事】

関連記事

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。