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東日本大震災から6年経過するも福島県相双地域の深刻な看護師不足状態は続く

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福島県相双地域の深刻な看護師不足状態

福島県の相馬双葉地域(以下:相双地域)は、東日本大震災によって引き起こされた福島第1原発事故以降、看護師不足状態が続いています。今年度も現在稼働している10病院で109人の看護師を募集しましたが、採用できた看護師は46人に留まっており、震災直前と比較すると毎年100人の看護師が減少したまま6年の月日が経とうとしています。

なお、相双地域では看護師確保対策に力を入れており、視察ツアーの開催や住宅費用の補助などを実施していますが、看護師数が回復する兆しを見せません。一方で、避難住民の帰還に伴い患者数は増加傾向にあるため、双方地域における看護師の需要は高まるばかりです。

また、来年(2017年)3月には大部分の地域で避難指示が解除される予定であるため、大勢の住民が帰還することが予想されており、双方地域の看護師確保係の担当者は「引き続き地道に人材確保に努めていきたい」と話しています。

福島県相双地域の看護師の実態

福島県相双地域では、原発事故以降、小さな子供を持つ20~40代の「働きざかり」である看護師が大勢、県外へ流出しました。中には「逃げてしまった」と罪悪感を抱え苦しむ看護師もいるのですが、当時は子供の命を守るために苦渋の決断をせざるをえなかったのです。

 

相双地域で働く医療従事者の高齢化も進んでいる

一方、震災直後も双方地域で働き続けることを選択した看護師も大勢います。しかし、上記の状況からも分かるように、残った看護師の中に「若手」は少なく、相双地域の医療従事者の高齢化が進んでいるのです。

今後多くの住民が帰還することを考慮すると、この地域の医療を支えるためには、より多くの若手看護師に活躍してもらう必要があります。そのため、相双地域では彼等が安心して戻ってこられるよう環境を整えていくことが求められているのです。

 

看護師ニュースのまとめ

原発事故で大きなダメージを受けた福島県相馬相葉地域では、事故からもうすぐ6年経とうとしている現在も看護師不足状態が続いています。また、20~30代の若手看護師の流出が目立っており、この地域では医療従事者の高齢化も問題となっています。そして、双葉地位の患者数は避難住民の帰還に伴って回復傾向にあるため、若手看護師の確保対策が急務となっているのが現状です。

原発事故に関しては、非常に複雑な問題をはらんでいるため、いくら相葉地域が看護師不足に陥っており、また避難指示が解除されたからといっても、現地に住んでいた人にとってはそう簡単に「相葉地域に戻って働こう」とは思えなくて当然です。だからこそ、相葉地域の問題は地域住民にだけに負わせるのではなく、私達全員が現場の状況に関心を寄せていくべきなのではないでしょうか。

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都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

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カテゴリー:看護師ニュース


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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年10月05日)

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