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( 看護師 保健師 )

全国で7割の看護師が薬を常用!患者の心配より自分の心配を。

公開:、更新:2018年03月27日
全国の7割の看護師が薬を常用!

2017年に実施された日本医労連の看護職員実態調査によると、約7.5割もの看護師が鎮痛剤や胃腸薬などの薬を常用しているという結果が発表されています。

つまり、現在では1.3人に1人の看護師が薬を常用していることになります。

また、2014年の同調査では薬を常用している看護師は6割という結果が出ており、心身に不調を抱えて働く看護師は増加傾向にあることが伺えます。

看護師が常用している薬の推移

(データ:医療労働『看護職員の労働実態調査「報告書」2017より)


看護師ぺこみ

ぺこみ:『かめこちゃん、大変!3年間の内に「常用している薬はない」と答えた看護師が一気に少なくなっちゃった。そしてどの薬も常用率が上がっているね。』


看護師かめこ

かめこ:『そうね。3年間の内で薬を常用する看護師は約1.5割も増加しているから、現在では大半の看護師が不調を抱えながら働いていることになるわ。そして、現在では約7割以上もの看護師が「健康に不安」と答えているの。』

看護師の(自分の)健康状態について

(データ:医療労働『看護職員の労働実態調査「報告書」2017より)

※日本医労連による看護職員実態調査「自分の健康状態について」2017年と2014年を比較した結果

 


看護師ぺこみ

ぺこみ:「薬を常用する看護師と同様、健康に不安を感じる看護師も増加しているんだね。」


看護師かめこ

かめこ:『「健康に不安」と答えた看護師は2014年で約6割、2017年では約7割だから1割程上昇していることになるわ。』


看護師ぺこみ

ぺこみ:「この推移で行くと、今後の看護師の健康状態が心配だね。」

 

看護師は患者の心配より自分のケアを心配するべきでは?

上記の内容を考慮すると、患者の心配よりも自分の心配をした方がよい看護師は多いと言えるのではないでしょうか。元より看護師は交替制の勤務であるため、多業種よりも身体的負担が大きく、体調を崩しやすい職業です。

ですから、心身に不調のある看護師は健康な状態時よりも医療事故を起こしやすく、かえって患者に悪影響を及ぼしてしまう可能性が考えられます。

実際、2017年度の医労連の調査では、約2割の看護師が、医療事故が起こる要因を「交代制勤務による疲労の蓄積」に要因があると答えています。

 

まずは「免疫力を高めること」から始めてみよう

「健康を意識する」といっても、何も難しく考える必要はありません。まずは、免疫力を高めて、心も身体も「風邪」をひかないような行動を出来る範囲で日々の生活の中に取り込んでみましょう。

ここでは、身体の免疫力を高める方法と心の免疫力を高める方法と、2つの側面からご紹介していきます。

 

身体の免疫力を高めるためにやってほしいこと

看護師の身体の免疫力を高めるにはまず、

  • タバコやアルコールを控える
  • 質の高い睡眠をとる(寝る前の飲食やスマホ操作を辞める)
  • 笑う時間を増やすこと(友人と話す、お笑いを見るなど)
  • 身体を温めること(毎日湯船に浸かる、など)
  • 十分な休養をとる(夜勤明けや休みに無茶な予定を入れない)

等といった行動から始めてみることをオススメします。

 

心の免疫力を高めるためにやってほしいこと

「感情労働」と呼ばれる看護師の仕事ですから、気付かないうちに、心の健康が蝕まれていることはよくあります(特に、経験の浅い若手の看護師)。

ですから、意識して以下の行動をとり、心の免疫力を高めておくようにしましょう。

  • 自分の強みを見つける(採血が上手い、聞き上手、など)
  • プライベートな時間では苦手な人・出来事に近づかない
  • 懇意にしていた患者が亡くなってショックが大きい時は、信頼する人に話を聞いてもらう

また、心の免疫力を高めるには、予め逃げ道を確保し「嫌な出来事があったら安全地帯へ避難する」ことが大切です。

逃げ場があることで看護師が自身のことを責めなくて済むからです。このように心の免疫力を高めるには、「自分自身を責めない場所」を設けることが大切です。

 

まとめ

昨今では、薬を常用していない健康な看護師が極めて少ないという事実が分かりました。患者の健康を支える看護師が健康被害に悩まされており、今後の高齢者の増加によって更なる「看護師の健康悪化」が予想されます。

そのため、看護師は自身の健康に対する意識をもっと高める必要があります。薬の服用は応急処置でしかなく、不調の改善ではありません。

また、心身の不調が改善されない場合には「転職する」「休養する」など自ら判断を下すことが大切です。自らターニングポイントを選択することにより、結果、看護師として長く働ける見通しが見えてくるからです。

看護師が心身に不調を感じた際には、薬でごまかすのではなく、根本的な改善に努め「身体を大切にすること」を最も優先するべきと言えるでしょう。

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・保健師 ・養護教諭第二種
出身/年齢 ・東京都/28歳
職務経験 ・総合病院 ・大学保健室 ・保育園 ・デイサービス ・イベントナース ・ツアーナース
診療科経験 ・整形外科 ・小児科


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