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訪問看護師の向き・不向きとは?転職前に適正を見極めよう

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訪問看護師の向き不向きとは

「地域で働く訪問看護師になってみたい」等と考えて転職希望を抱く看護師もいますが、訪問看護師にも「向き・不向き」があります。

訪問看護師に向いている看護師には、「ケアをすることが好き」「1人の患者に関わりたい」「家族ケアが苦でない」等の特徴が挙げられます。

訪問看護師に転職した後で、「私は訪問看護向きじゃなかったみたい」と後悔しないために、訪問看護師に向いている看護師の特徴と向いていない看護師の特徴について詳しく説明していきます。

1.訪問看護師に向いている看護師の特徴

1人の患者にじっくり関わる訪問看護師

訪問看護師に向いている看護師にはどのような特徴があるのでしょうか。

以下で紹介していきます。

 

ケアすることが好き

「患者の生活環境を整えることや食事や清潔などの日常生活行動の全てのケアが楽しい」と感じている看護師は、訪問看護に向いていると言えるでしょう。

なぜなら訪問看護師は、ほぼ1人で患者の自宅に訪問して看護ケアを提供し、

  • 食事を食べていない患者のために料理を温める
  • 汚れたシーツを交換する
  • 入浴を介助する

等、様々なケアが求められるからです。

 

補足説明!

ポイント

看護師が病棟で勤務している場合には、介護士が担当していたケアも看護師も行う必要が生じることも覚えておきましょう。

 

1人の患者にじっくり関わりたい

病院やクリニックでは、同時並行の業務に追われるため、ゆっくりと1人の患者に関わることができず、「申し訳なさ」「不全感」を感じていた看護師は、訪問看護師に向いているでしょう。

訪問看護師は、1人の患者に契約で決まった時間の全てを1対1で関わることができるため、じっくりと患者に応じたケアがしたい場合、訪問看護師はおすすめです。

 

家族ケアを苦に思わない

患者だけでなく、「家族に対してコミュニケーションをとる」「メタルケアを行う」等に負担を感じないことや「家族への細やかな気配りとサポートができる看護師」は、訪問看護師に向いています。

 

補足説明!

ポイント

在宅にいる患者に1番長く接し、排泄や体位交換などにケアを行うのは家族であるため、介護負担を減らしつつ在宅ケアをできるだけ長く継続してもらうには、訪問看護師がいかに家族ケアを適切に行えているかが大きく影響します。

 

車の運転が苦にならない

多くの訪問看護ステーションの移動手段は車であるため、慣れていない場所の住宅街であっても、車を運転することが苦ではない看護師は、訪問看護師向きです。

 

住宅街の車の運転に慣れることが大切

私は、車の免許は持っているのですが、不慣れな住宅街の車の運転がストレスに感じて自転車や徒歩で行ける範囲の訪問看護でなければ対応できずにいます。

訪問看護師になりたいと希望するなら、住宅街の車の運転に慣れることが大切です。

 

創意工夫が好き

訪問看護は、あまり物品も空間もない自宅で看護を提供することになるため、点滴をするにしても「何を使ってどのように固定するのか」等、その場での創意工夫ができることが求められます。

そのため、与えられた環境で、与えられた物品や材料の中で行うケアが楽しいと感じる人は、訪問看護師に向いているでしょう。

 

多職種と関わることが好き

在宅医療を受ける患者は、

  • 主治医
  • ケアマネージャー
  • 介護士
  • 薬剤師
  • 離隔療法士
  • マッサージ師

等、多くの職種が出入りしていることがあるため、時には患者のケア方針について多職種と話し合う場合があります。

 

ポイント!

ポイント

在宅では、患者の都合に合わせて訪問看護の時間を調整する場合に、他の職種と上手に時間調整し合い、協働して患者のケアを行うことができる看護師は、訪問看護師に向いていると言えるでしょう。

 

2.訪問看護師に向いていない看護師の特徴

医師の指示がないと動けない看護師

訪問看護師に向いていない看護師の特徴として、「指示がないと動けない」「電話対応が苦手」「他人の家に入るのが苦手」「ケアする際に十分な物品が無いと不安」等が挙げられます。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

医師の指示がないと動けない

訪問看護師は、主治医からの訪問看護指示書によって訪問看護を行いますが、訪問看護指示書には、病院で医師が出す指示のように細かな記載があるわけではないため、医師の指示待ち看護師は、訪問看護師として力量不足の可能性があります。

 

患者の症状が変化した場合の訪問看護師の動き

患者の病状が変化した際には、訪問看護師が患者のもとを訪れて適切にアセスメントを行い医師に状態を報告し、指示をもらうことが必要です。

 

補足説明!

ポイント

訪問看護師は近い将来、包括指示を使いこなしたり、死亡確認を訪問看護師が行ったりする可能性があります。

 

電話対応が苦手

訪問看護師には、患者・家族の他に、主治医やケアマネージャーなど多くの関係職種が電話で連絡をしてくるため電話対応が苦手な看護師は、訪問看護師に向いていない可能性があります。

対面よりも電話での会話は、相手の気持ちを不用意に苛立たせることもあり、逆に声を聞いただけで安心し、臨時訪問などを回避できることもあります。

 

他人の家に入ることが苦手

「ダニ・ほこりアレルギーが強い」「人に家に上がることがストレスに感じる」等の看護師は、訪問看護師に向いていない可能性があります。

なぜなら、訪問看護師が来るからと言って、きれいに掃除をしてくれている家ばかりではなく、「靴のまま入りたい」とさえ感じるほど汚れている部屋にも入らなければならない場合もあるためです。

 

十分な物品がないと不安

訪問看護ステーションは、衛生材料は最低限しかないため、患者の家にある物品を上手に活用してケアを行わなければならないため、病院で使用していたような物品を使用しなければ、不安で仕方がないと感じる看護師は、訪問看護師に向いていないでしょう。

 

注意点!

ポイント

病院の医療水準を在宅に持ち込むことは難しいため、病院では当たり前に処置などに使用していたガーゼや固定用のテープ、手袋なども、最小限に抑えて対応しなければなりません。

 

3.向いてなさそうだけど転職したい場合

訪問看護師へ転職を考える看護師

「訪問看護師に向いてなさそう」と考える看護師が転職したい場合は、「研修制度が充実している」「設置母体が大きい」等の訪問看護ステーションを選ぶことがおすすめです。

それぞれの場合について、説明していきます。

 

研修制度が充実している

訪問看護は、限られた時間に1人で自宅を訪問し、患者と家族を対応しなければならないため、実践を積んで覚えるよりも、「慣れるまではサポートしてくれる先輩看護師がいる」「訪問看護師ラダーがある」等、研修制度がしっかりしている訪問看護ステーションに就職し、徐々に訪問看護に慣れていくと良いでしょう。

 

大手の訪問看護ステーションを選ぶ

訪問看護師に向いているか分からないけれど、訪問看護を経験してみたい場合は、設置母体が大きく、訪問看護師の人数に余裕があるステーションに就職することがおすすめです。

看護師が多ければ、それだけマニュアルがあるはずですし、不安な時には他の看護師と一緒に訪問看護に同行してもらうことも可能であるため、徐々に仕事に馴染むことができるでしょう。

 

補足説明!

ポイント

訪問看護ステーションには、「1人の管理が立ち上げた小規模訪問看護ステーション」「全国に支店を持つ設置母体が大きな訪問看護ステーション」等があります。

 

病院付属の訪問看護ステーションを選ぶ

訪問看護師に向いていないかもしれないけれど、訪問看護を経験したい場合には、病院に併設された訪問看護ステーションを選ぶことも1つの方法です。

なぜなら、病院付属の訪問看護ステーションは、身分保障などもしっかりとしていて病院からの依頼で訪問看護を受けることも多く、何かあれば医師に指示を仰ぎやすい特徴があるためです。

 

補足説明!

ポイント

病院付属の訪問看護ステーションでは、「訪問看護師が自分には合わない」となった場合に、上司と相談しながら病院勤務に切り替えることが可能です。

 

4.まとめ

訪問看護師の向き・不向きについて紹介してきましたがいかがでしたか?

焦らずゆっくりと訪問看護師の業務に慣れていくと共に、患者や家族との関係性が深まっていくことが訪問看護の醍醐味と言えるでしょう。

訪問看護師への転職を考えている看護師は、是非参考にしてみて下さい。


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この記事を書いた人

看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:訪問看護師

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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年09月12日)

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