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福井県病院で医師・看護師らが原発被ばく事故を想定した医療訓練を実施

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原発被ばく事故を想定した医療訓練

2016年9月17日、福井県福井市の県立病院で、医師・看護師ら総勢60人が原発被ばく事故を想定した医療訓練を実施しました。

当日の医療訓練は、嶺南の原発で大地震に伴う事故が起き負傷した作業員がヘリで搬送されてきた設定で行われ、病院屋上でヘリから患者役を降ろし、医師・看護師が院内の緊急時医療対策施設に運びました。

施設内では、防護服を着た医師・看護師・放射線技師の各二名で編成されるチームが治療にあたり、技師が患者の被ばく量を測定・医師は傷口を生理食塩水で洗い流し除染しました。処置室の壁・床にはシートが貼られ、また患者に触れる度に手袋を交換して被ばくの拡散を防ぎました。

訓練に参加した救命救急センター長は「防護服は動きづらい上に視野も狭く、声もなかなか届かない。これは、一回経験するのとしないのとでは全く違う」と、今回の訓練の感想を語りました。

原発被ばく事故医療訓練の背景について

同市の県立病院では1999年に茨城県東海村で発生した原子力事故「JCO臨界事故」を教訓に緊急時医療対策施設が2001年に建設され、2002年度から原発被ばく事故医療訓練が行われることになりました。

同市の県立病院では、原発事故が起きた際の患者を受け入れる施設として、2次被ばく医療機関に指定されています。東日本大震災翌日から福島県で活動した同センターの前田医長は「後継者・指導者の育成のためには毎年の訓練が重要」と、訓練を継続させる意義を訴えました。

 

被ばくが人体に及ぼす影響について

被ばく後に人体に障害が出ることを「放射線障害」と言います。放射線障害は大きく分けると急性放射性障害・慢性(晩発性放射線障害)に分けられます。

  • 急性放射線障害・・・紅班・脱毛・嘔吐・全身倦怠感など
  • 慢性(晩発性放射線障害)・・・老化現象・発がん・悪性貧血・白血病など

 

 

一般の感染予防とは全く異なるからこそ訓練が必要

患者の被ばくの影響を少しでも減らすために、被ばく事故後、医療者は自身の安全を守りつつ処置にあたっていかなければならないのです。医療者の被ばく予防は一般の感染予防とは異なるため、いかなる時でも迅速に対応していけるよう今回のような訓練が必要となってくるのです。

 

看護師ニュースのまとめ

今回は東日本大震災で大きな注目を浴びた福島県の被ばく事故医療訓練について紹介させていただきましたが、被ばく事故医療訓練や緊急被ばく医療体制は他県の病院でも整備されているようです。

今はまだその数も限られており、医師・看護師共に被ばく事故医療訓練をを受けている人は限られていますが、今後はどの病院においてもこの訓練を受けるようになることが主流になっていくかもしれません。

つい、「自分が住んでいる地域には原発はないから関係ない」と考えがちですが、これだけ原発問題を抱える日本に住んでいる限りは、たとえ直接に関係がなくても一医療者としてアンテナをはっておくべきではないでしょうか。

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カテゴリー:看護師ニュース


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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年10月05日)

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