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久美子

正看護師

久美子

( 看護師 ライター)

転職に学歴は一切関係ない?看護師に大切なのは経験値

久美子
正看護師 久美子
看護師に学歴は一切関係なく経験値が大切

社会人としての一般的な就職や転職には、学歴が関係することが多いですが、看護師の場合は学歴を重視されることはまずありません。

それでは、看護師の転職時には何を重視されるのでしょうか?

今回は、看護師が転職する際に何が重要視されるのかを詳しくお伝えしますので、是非最後までご覧ください。

1.就職時の新卒で学歴が優遇された時の差

就職で優遇される高学歴の新卒

看護師の学歴は、

  • 3年課程の看護専門学校を卒業して看護師になった人
  • 3年課程の看護系の短期大学を卒業して看護師になった人
  • 4年制大学を卒業して看護師になった人

等、様々ですが最終的には皆同じ国家試験を受けて看護師になったわけですから、採用に学歴が関係することはほとんどありません。

看護師の学歴が就職においてある程度優遇されるのは、新卒のうちだけであるため、どのような時に学歴が優遇されるのかを以下にご紹介します。

 

高学歴は多少採用率が上がる

看護師の就職は、学歴で採用が左右されることはほとんどありませんが、新卒の就職の場合は、個々の能力を計る判断材料が学歴しかないため、多少高学歴の人の採用率が高くなる場合があります。

そのため、同じような成績や評価を持っている新卒の看護師2人がいた場合、専門学校卒より大学卒の方が採用率は多少高くなります。

 

学歴によって給料に差が出る

高学歴であることによって、採用後の給料における基本給が異なります。

基本給をはじめとした給料の設定は、病院ごとに規定があり金額の差があるため、全てに当てはまるとは言えませんが、大学卒の新人看護師の場合の初任給は短大卒・専門学校卒の新人看護師と比べると5,000~1万円程度高額になることが多いです。

 

補足説明!

ポイント

1か月1万円の差は、少額の差だと思われがちですが1年間だと12万円になるため、年数を重ねるごとに大学卒と短大卒・専門学校卒との給料差は広がっていきます。

 

2.看護師転職で重要なことと学歴が関係する転職先

転職先で経験やスキルを活かす看護師

看護師の転職の場合は、学歴は基本的に関係ないと言っても過言ではなく、「看護師としての経験」と「面接時の印象」が採用のポイントとなってくるでしょう。

では、それぞれについて詳しくご説明しましょう。

 

看護師の転職では経験やスキルが重要

看護師の転職の採用では、学歴ではなく看護師としての経験やスキルが重要視されるため、高学歴であっても実際の現場で看護師として活躍することが困難な看護師は採用されません。

転職の受け入れ先の病院として好ましい看護師は、即戦力となる人であるため、

  • 「今まで看護師として働いてきてどんな科や症例の経験があるか」
  • 「科や症例を通して学んできたことは何か」
  • 「前院ではどのような役割を任されていたか」
  • 「持っているスキルは何なのか」

等が重要な判断材料となります。

 

転職時の基本給は経験年数で決まる

転職時の基本給の多くは、看護師としての経験年数で額が異なります。

役職や特別な資格などを保有していると手当てとして優遇されるため、転職の場合は給与までも経験とスキルが重要なのです。

 

転職時の面接での明るい印象が重要

転職で採用されるためには、面接がとても大切です。

面接は、自分自身をアピールできる絶好の場であり、「面接での印象が採用の最終的な決め手」と言っても過言ではないため、明るく、はつらつとした受け答えと笑顔は、仕事でのコミュニケーションの良さを想像させるでしょう。

 

質問にしっかり答えることで好印象に繋がる

面接官の質問に対して、誠実でしっかりとした内容の答えは、看護師としての仕事の誠実さと実践力や応用力に繋がるため好印象を持たれるでしょう。

なぜなら、学歴よりも「どのような看護師なのか」という点にポイントを置いて採用側は判断するためです。

 

一般企業への転職は学歴が関係する

看護師が「一般企業の専従看護師」「治験に携わるコーディネーター」等の一般企業に転職する場合は、学歴が重要視されることがあります。

なぜなら、例え看護師であっても企業に勤めるということは「社会人としての一般的な就職」と同じ扱いということになるからです。

 

補足説明!

ポイント

専門学校卒の看護師と大学卒の看護師が同じ求人に応募した場合は、どちらかというと大学卒の看護師の方が採用確率は高くなるということです。

 

3.転職が有利になる経験の積み方

役職看護師として経験を積む看護師

転職時の採用において有利になる看護師経験の積み方として、「役職看護師」「エキスパート看護師」「専門分野の資格を持つ看護師」等が挙げられます。

以下では、それぞれの看護師経験の積み方についてご紹介します。

 

役職看護師として経験を積む

看護師長になる場合は、まずは看護主任と経験してから看護師長へ抜擢されるケースが多く、長い看護師経験と適応性があって取得できるキャリアであるため、転職時には有利に働きます。

 

看護主任・看護師長へは昇任試験の突破が必要

病院によって異なりますが、看護主任や看護師長になるには昇任試験がある場合が多く、中には希望者を募って研修を行うことをシステム化している病院もあります。

 

ポイント!

ポイント

役職ではなくてもチームリーダーの経験があると、即戦力として重視されるので有利と言えるでしょう。

 

多くの科を知るエキスパート看護師として経験を積む

役職についていなくても、看護師として豊富な経験を積んでいる場合は転職に有利と言えます。

多くの科を経験して、幅広い知識と実績を持つ看護師は、「病気や患者を総合的に判断して対応できる」と重宝されるでしょう。

 

同じ科で2~3年の経験が必要

科を1年単位(またはそれ以下)で転々と替わる場合等の短期間での異動では、必要な知識の習得や経験を積んだとは見なされないため、少なくとも2~3年は同じ科での経験があると良いでしょう。

 

専門分野の資格を持つ看護師として経験を積む

転職にとても有利なのは、「認定看護師・専門看護師などの資格を持ち、経験を積んでいる」という看護師です。

専門看護師・認定看護師の資格を持っているということは、「看護師としての経験を積んでいる」「特定の分野に精通した経験を豊富に積んでいる」等の経験を充分に積んだ看護師として転職で有利になります。

 

補足説明!

ポイント

認定・専門看護師資格は、定められた特定の科での経験年数を満たした上で、臨床と研修を重ねて認定試験を受けて合格しなければ取れない資格です。

 

4.まとめ

一般企業への転職の際には、学歴が重要視されることや基本給の設定において関係してくることもありますが、看護師が転職する際に学歴は基本的に関係がありません。

看護師の転職においては、学歴よりも看護師としてどれだけの経験をしてスキルを持ち、その経験やスキルを看護師としての成長へと生かせているかという経験値が大切です。

転職を考えている看護師は、この記事を参考に看護師としての経験値をしっかりと念頭に置いて、転職へと挑んで下さい。


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三児の男の子の母と看護師の両立に奮闘しながら総合病院の看護師として勤め、その勤務経験は10年以上。
常勤看護師として小さな子供を抱えながら夜勤もやっていました。現在は夫の都合で海外在住で、看護師はしていませんが看護師ライターとして活動しています。様々な科での勤務経験と、看護師と出産・育児との両立経験を生かし、皆さんが知りたいという内容を分かりやすくお届けしたいと思います。

保有資格 ・正看護師
出身/年齢 ・福岡県出身(海外在住)/41歳
職務経験 ・総合病院
診療科経験 ・整形外科 ・産婦人科 ・耳鼻咽喉科 ・脳外科 ・回復期リハビリテーション科

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:看護師転職のノウハウ

(公開日:)(編集日::2018年03月21日)

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