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( 看護師 )

看護師がブランク後に病棟へ復帰する際のポイント4つ

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現在、高齢化社会で病院・施設で人材不足のところが多いため看護師は、ブランクがあっても比較的就職しやすい職種です。

ブランク明けの復帰は、誰しも不安が多いため「規模が小さい」「難しい看護技術が必要ない場所」等を選びがちですが大きな病院では福利厚生もしっかりしていて、これからキャリアを積みたいと思っている看護師には良い職場と言えるでしょう。

この記事では、ブランクがある看護師が病棟に復帰する際のポイントを4つ説明します。

1.ブランクのある看護師でも病棟勤務はできるか

ブランクのある看護師の病棟勤務

病棟といっても内科や外科等、科によって忙しさの程度や「どのくらいブランクがあるか」「それまでにどのような看護師としての経験があるか」等によっても看護師が病棟勤務できるかが違うでしょう。

ブランクのある看護師は、病棟勤務が可能であるかについて以下に詳しく述べていきます。

 

大きい病院は10年以上のブランク看護師には困難

病院が大きくなるほど「他の部門への依頼などのシステムが複雑」「珍しい疾患や急変の可能性のある患者が多い」「急変時の対応が必要になる機会が多い」等があります。

そのため、10年以上のブランクのある看護師にとっての病棟勤務は難しいものになると言えるでしょう。

 

ブランクのある看護師が1年で異動した例もある

10年以上のブランクがあって病棟に復帰した看護師の場合は、それまでの看護師としての経験はあっても仕事内容やシステム、忙しさに慣れることに非常に時間がかかり、1年で外来に異動したことがありました。

1年で異動した例を踏まえて自分には可能であるかよく考えましょう。

 

電子カルテに注意する

現在、10年以上のブランクがある看護師にとっては、電子カルテが導入される以前にしか働いたこともない人もいるため、電子カルテに慣れるだけでとても時間がかかるということを覚悟しましょう。

 

補足説明!

ポイント

ブランクがあって不安が強い場合は、内科・精神科・皮膚科などが病棟の中でもお勧めですが、面接の時に希望しても人数によってその希望が全て叶うわけではないことを踏まえておきましょう。

 

ブランクのある看護師を歓迎している病院もある

忙しくない病棟の場合は、「ブランクある看護師も歓迎」という求人や「プリセプターのようなサポート体制がある病院」等もあるので病棟勤務が絶対に無理ということはありません。

今までどんな経験がある人でもブランクがあって病棟勤務での就職を考えている場合は「他のクリニックや施設に比べて大変である」という覚悟が必要です。

 

2.ブランク後に病棟勤務する看護師の注意点

新人看護師の気持ちを持つブランクのある看護師

ブランク後に病棟勤務する際の看護師の注意点としては、「新人看護師の気持ちを持つこと」や「自分より年下の看護師であっても素直に教えてもらうこと」等があります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

新人看護師の気持ちを持つこと

「自分にはそれまで色々な看護師としての経験がある」「看護師としての知識がある」等があったとしても長年のブランクがあって復帰する場合は、新人看護師と変わらないという気持ちですることが大切です。

 

年下の看護師にも素直な姿勢で臨むこと

長年のブランクがあり復帰する場合は、プリセプターのようなサポート体制があるかないか関わらず、自分より年下の看護師が多いです。

そのため、職場復帰や看護技術に不安がある看護師は年下の看護師に分からないことを素直に聞く姿勢が必要です。

 

ケアの器具・方法が違う場合がある

長年のブランクがあると、ケアに使う器具や方法も以前とは違う場合があり医療の世界も日々進歩しているので分からないことが多いでしょう。

自分の方が年上で経験があるというプライドがあると慣れるのや人間関係を築くのに邪魔になるため、「自分は新人で教えてもらう」「また1から学び直す」という姿勢でいることが重要です。

 

3.ブランク後に病棟へ復帰する看護師が勉強すべきこと

点滴をするブランク後の看護師

ブランクのある看護師が病棟へ復帰する際には、「採血・点滴の経験を積む」「採血・点滴以外の看護技術や医師の医療介助」等を勉強する必要があります。

それぞれについて以下で詳しく説明していきます。

 

採血・点滴の経験を積む

看護技術に対しての本があるため、病棟看護師に必要な技術の勉強は本から手順を再度確認し勉強すると良いですが、採血や点滴等は手順が分かっても経験を積まないと上手にできません。

点滴は、点滴を刺すだけでなく輸液ポンプやシリンジポンプの使い方まで勉強する必要があり、採血は真空管での採血が主流であるため、真空管で採血できることが重要です。

 

復職セミナーに参加する

採血・点滴の経験を積む際に活用すると良いのが復職セミナーです。

「都道府県の看護協会が案内しているもの」「市町村や病院が案内しているもの」等があり、セミナーによって内容は多少違いますが採血や点滴はほとんど受講内容に入っています。

その他にも、

  • 輸液ポンプの使い方
  • 救急蘇生
  • 病棟実習

等がありと内容は様々であるため自分に合ったものを見つけると良いでしょう。

セミナーは、「非会員でも参加できる」「無料で参加できる」等の場合が多くあるため復職前に参加することをお勧めします。

 

ポイント!

ポイント

病院が案内しているものでもその復職セミナーに参加したからといってその病院に必ず就職しないといけないわけではないため、安心して参加しましょう。

 

看護技術や医師の医療介助

復職後に配属される部署が決まれば代表的な疾患についての治療の流れや観察点について本でしっかり勉強することが必要です。

採血や点滴以外の看護技術や医師の医療行為の介助は、本で勉強することもでき、インターネットで調べると必要な物品や介助の流れが載っているサイトがあるため参考にすると良いでしょう。

 

現役時の勉強ノートやメモを見返す

現役時代に自分が働いていた時の勉強ノートやメモが残っている場合は、それを見返すのもお勧めです。

自分のメモは、実際に医療現場で働いていた時に重要なことや役に立つことをメモしてあるため、読み返すことは復帰後に必ず役に立つでしょう。

 

4.ブランク後の病棟求人を見つける際の注意点

ブランク後の求人を見つける女性

ブランク後の病棟求人を見つける際は、フォロー体制のある病院を選ぶことや即戦力を期待されるような求人は避けること等に注意しましょう。

以下に、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

 

フォロー体制のある病院を選ぶ

ブランクがある看護師の場合、技術は医療現場でないと経験できないためやり方は分かっていても上手に出来なくなってしまいます。

そのため、新卒看護師のための反省会・勉強会が開かれるのと同じように、ブランクのある看護師が働き始めて気軽に相談できる相手や教えてもらえる体制が病棟に復帰するためには必ず必要なことです。

 

フォロー体制の無い病院に注意する

「ブランク後の復帰についての不安がある」「看護技術が出来なくなってしまうことがある」等はブランクを経験した人でないとなかなか理解できません。

さらに、周りの看護師はブランクがあっても看護師としての経験があるため「1人前として働けるだろう」と感じてしまい、フォローしてくれない病院もあります。

そのため、ブランクのある看護師を理解してくれる、フォロー体制がある病院を推奨します。

 

即戦力を期待される求人は避ける

看護師は、離職率が高く人材不足が問題視され潜在看護師が多いと言われているため、人材確保のためにブランクがある看護師歓迎という場合が多いです。

看護師は専門職であり知識だけでなく技術も必要な職業であり、即戦力として働くことを期待されると技術については勘を取り戻すのに時間がかかるため、出来ないことが多く大変な思いをします。

そのため、即戦力を期待されるような病院は避けましょう。

 

中途採用の看護師として扱われる場合がある

求人情報にはブランクOKという言葉が記載してあっても、ブランク看護師としてではなく中途採用の看護師として扱われる場合があるため、面接時にフォローや扱われ方について必ず確認しましょう。

就職前に確認を怠ると、働き始めてからのトラブルや上手に人間関係を構築できないことにも繋がり自分自身を守るためにも必ず実施しましょう。

 

5.まとめ

看護師としてもう一度病棟に復帰したいと考えている看護師は多いでしょうが、ブランクがある看護師にとって病棟に復帰することは難しい看護技術が求められるため、クリニックや施設に比べてとてもハードルが高いです。

それでも病棟に復帰したいという思いが少しでもある看護師は、ブランクがあっても採用のハードルが低く、病院によっては中途採用の教育やサポートが充実している病院を探しましょう。

長く仕事を続けたい場合は、初めから学び直すという姿勢を持ち、周りの人に助けてもらいつつ教えてもらいながら仕事を開始することが秘訣と言えます。

病棟勤務に復帰することを考えている、ブランクのある看護師の参考になれば幸いです。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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地方の大学病院で約6年勤務し、その間妊娠・出産も経験し出産後も子どもを保育園に預けながら正社員として働いていました。その後京都に移り住み現在は子育てしながら訪問入浴・デイサービス・健診など派遣看護師として働いています。
私自身子どもを育てながら色々な勤務形態で勤務した経験があるのでママさんナース、これから結婚・出産を経験する方々に私の経験をもとに情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:看護師復職(潜在看護師)


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この記事を書いた人:sayo
(公開日:)(編集日::2017年07月27日)

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