看護師が選んだ読むべき本とは?学べる全35冊

看護師が選んだ読むべき本とは?学べる全35冊

看護師たちが選んだ、おすすめの本、学べる本を全35冊ご紹介していきます。看護の専門書もありますが、ビジネス書も多くご紹介しています。バランスよく学んでみてください。

【特集】看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

看護師の3人に1人は転職に不満足で<p>失敗!?成功するために! 転職を検討している看護師の方必見です。転職を成功するためには何が必要でしょうか。「転職が失敗した」「転職後にすぐに退職してしまった」「転職が不満足に終わった」などの回答をいただいた看護師に、失敗のポイントとは?

看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

1.看護師が読むべき8冊の本

看護師が読むべき8冊の本

以下でご紹介する看護師が読むべき8冊の本は、出来ればすべての看護師の方に読んでもらいたいと思う本で特に

  • 看護師という仕事を突き詰めたいとき
  • 看護とは何かを考えたとき
  • 自分の方向性が見えなくなってしまったとき

などに読むことが最適です。

 

(1)その先の看護を考える気づき

タイトル:その先の看護を変える気づき: 学びつづけるナースたち
著者・編集:柳田 邦男、佐藤 紀子、陣田 泰子
出版社:医学書院
出版日:2011年07月

看護師 体験「看護学生に特におすすめの本です。」

この「その先の看護を考える気づき」という本は、看護実践を客観的に見つめることにより、そこから何に気づけばいいのかという過程が表現されています。

特に看護学生におすすめで、実際に現場に立った時に、患者さんとどうやって関わっていくのかということがイメージしやすい内容の本になっています。

 

(2)看護師という生き方

タイトル:看護師という生き方
著者・編集:宮子 あずさ
出版社:筑摩書房
出版日:2013年9月

看護師 体験「現役看護師におすすめです。」

「看護師という生き方」という本は、看護師歴の長い現役ナースが看護師という仕事の奥深い魅力について書き綴った内容となっていて、看護師の初心を思い出させてくれる内容でもあります。

看護師を目指している人や将来看護師になりたいという夢がある人にもおすすめです。

 

(3)看護の力

タイトル:看護の力
著者・編集:川嶋 みどり
出版社:岩波新書
出版日:2012年10月

看護師 体験

「看護の必要性や看護の素晴らしさが再確認できる本です。」

日々の看護業務に追われて看護を見失いかけている方や、看護の素晴らしさとは何かを忘れかけている方におすすめです。

著者は、看護師なら1度は聞いたことのある日本赤十字看護大学の名誉教授である川嶋みどり氏です。

この本は、看護師という仕事がどういった問題に直面し悩みとして抱えているのか、その問題を向き合うためにどういう行動を起こしたのかということが鮮明に書き記されていて、看護師として働く励みになる内容となっています。

「看護とは何か」について長い間、追及してきた著者だからこそできる、「すべての看護師の悩みを解決する糸口を探し当ててくれる」1冊です。

 

(4)言葉で治療する

タイトル:言葉で治癒する
著者・編集:鎌田 實
出版社:朝日新聞出版
出版日:2009年11月

看護師 体験「コミュニケーションが学べる」

看護師として大切なのがコミュニケーション能力ですが、そのコミュニケーション能力について深く書かれているのが「言葉で治療する」という本です。

言葉が持つ力、伝える時にはどういう伝え方をしたらいいのか、目つきや顔つきまでも患者と接するうえで大切なポイントや意識した方がいい点などについて書かれています。

本を読むことは悩みや葛藤を知るきっかけにもなりますので、おすすめです。

 

(5)看護実践に活かす中範囲理論

タイトル:看護実践に活かす中範囲理論
著者・編集:野川道子
出版社:メヂカルフレンド社
出版日:2016年10月

看護師 体験「より良い看護を考える場合に最適です。」

大理論は少し理解しにくいと感じている方や、「今行っている自分自身の看護は正しいのか」、「もっとより良い看護をするためにはどうすればよいのか」と悩んでいる方におすすめの本です。

看護を行う際、理論を活用しながら実践することで患者に寄り添う看護を効果的に提供できようになると考えています。理論の中でも、実際に看護の現場や研究において活用しやすいのが「中範囲理論」です。

看護学生のときに学習した方も多いオレムの「セルフケア不足理論」や、「保健信念モデル」、「危機理論」、「ストレス・コーピング理論」なども中範囲理論に含まれます。この本は、理論の説明から具体的な中範囲理論を使って看護実践へ活用する方法についてわかりやすく記載されています。

 

(6)病気がみえるシリーズ

タイトル:「病気がみえる」シリーズ
著者・編集:医療情報科学研究所
出版社:メディックメディア
出版日:2016年3月

看護師 体験「看護師だけではなく看護学生などにもおすすめです。」

根拠をもとに、わかりやすい図解や表を用いながら説明してくれるため、看護師だけではなくコメディカルスタッフや看護学生にもおすすめです。また、医療系の学校講師の中には、学生のサブテキストやテキストとして活用している方もいます。

この本は、看護の根拠として必要である患者の症状から検査・診断・治療までの流れについて詳しく記載されており、スムーズに読み進めることができます。

「病気がみえる」シリーズの種類は、「消化器」、「循環器」、「糖尿病・代謝・内分泌」、「呼吸器」、「血液」、「免疫・膠原病・感染症」、「脳・神経」、「腎・泌尿器」、「婦人科・乳腺外科」、「産科」のほか、姉妹本として「薬がみえる」、「公衆衛生がみえる」、「診察と手技が見える」、「看護技術がみえる」などがあります。それぞれ幅広い医療従事者が活用できるように読みやすくまとめられています。

 

(7)こころを看取る

タイトル:こころを看取る-訪問看護師が出会った1000人の最期
著者・編集:押川真喜子
出版社:文藝春秋
出版日:2012年10月

看護師 体験「自分の死生観について考えさせられる一冊です。」

看護師はもちろんのこと、まだあまり患者の死に直面したことのない新人看護師や看護学生、在宅看護に興味のある方にもおすすめです。

また、ターミナルケアにおける患者・家族との接し方などについても参考になるため、「病院での患者の死」について、より良い看護を提供したいとがんばっている看護師の方にも役立つ内容になっています。

読み進めているとこころが苦しくなることもありますが、看護師にとっては避けることのできない「死」について、また「生きていくということはどういうことなのか。」など、自分の死生観についても考えさせられる1冊です。

聖路加国際病院訪問看護ステーションの所長であった押川真喜子さんが実際に出会った方々の在宅死について書かれたものです。在宅で看取るということの辛さやすばらしさ、患者や家族の希望に寄り添う看護とはなにかについて、子どもから94歳の高齢者までさまざまな症例をもとに紹介してくれます。

 

(8)生きる力を磨く 66の処方箋

タイトル:生きる力を磨く 66の処方箋
著者・編集:鎌田實・吉川敏一
出版社:PHP研究所
出版日:2012年3月

看護師 体験「看護師としての考え方も学べる一冊です。」

わかりやすい言葉でかかれているため、看護師や医師などの専門職の人たちだけではなく、一般の方にも役に立つ本です。

「がんばらない」の鎌田實さん(著者)と、「不老革命!」の吉川敏一さん(著者)2人の医師が対談したもので、「生きる力を磨く」ためにはどのように生きればよいのか、「幸せとはなにか」「豊かさとはなにか」といった人生論をはじめ、健康法や思考法、最新医療に至るまで幅広く語られています。

本書の内容は、対談形式をそのまま記載されているのではなく要点をまとめていて、なおかつ「そんな考え方もあったのか」と驚かされる場面もあり、楽しくさらりと読める本になっています。

 

2.仕事に疲れたとき

仕事に疲れたとき

看護師という職業は、「人の生と死」を間近に感じるものであり、その中に起こる「喜びや悲しみ」が患者だけではなく、看護師の心に流れ込んでくることがあります。

「仕事に疲れた」「最近、疲れのせいか体調がずっと悪い」と思ったとき、看護師に手に取ってもらいたい本をご紹介します。

 

(1)アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ

タイトル:アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ
著者・編集:岸見一郎
出版社:ベスト新書
出版日:2016年7月9日
定価:

看護師 体験「より良く生きていく働き方を知る本です。」

「人から褒められたい・認められたい」という思いがある看護師や、「働くために生きているのか、生きるために働いているのかわからない」と感じている看護師に読んでもらいたい1冊です。

また、「叱られるために失敗する人が存在する」などの話についても触れられているため、看護師として心理学を勉強したい方にもおすすめです。

▼本の内容を詳しく見る

本の内容について

著者の岸見一郎氏は哲学者であり、それと並行してアドラー心理学の研究をしています。

「アドラー」とは、心理学者のアルフレッド・アドラーのことで、この本はその考えから、よりよく生きるためにどのような働き方をすれば良いかといったアドバイスを貰える内容になっています。

内容の詳細については、

  • そもそも人々はなぜ働くのか
  • 働くことの意味は何であるのか
  • 職場の対人関係を改善するために、どのような考え・対応が必要なのか
  • 幸せに生きるためのこれからの働き方について

それぞれについて述べられています。

この本の中には、医療現場についての事例も豊富に記載されているため、看護師など医療関係者であれば納得しながら読み進めることができるでしょう。

本の内容の一部をご紹介

著者が精神科クリニックのデイケアで働いていた時の話ですが、その日は「料理を作る」というプログラムが組まれていたそうです。

50名ほどの利用者のうち、買い物についてきたのは5~6名、料理を始めても15~20名ほどしか手伝ってくれません。

しかし、誰1人として文句を言う人はいないのです。

それは、「今日は調子がいいから働けるけれど、明日は働けないかもしれない。だから、今日働けるから働く」という暗黙の理解ができていたからでした。

看護の職場でも、ちょっとした余裕と周りへ感謝する気持ちがあれば、見えてくるものもあるのではないでしょうか。

 

(2)「私には、もっと違う生き方があるはず・・・」と思った時に読む本

タイトル:「私には、もっと違う生き方があるはず・・・」と思った時に読む本-運を逃がさない転機のつかみ方-
著者・編集:岸本裕紀子
出版社:青春出版社
出版日:2003年5月

看護師 体験「20代、30代の看護師に読んでほしい。背中を押してもらいたい看護師に最適な一冊です。」

この本は、著者自身の体験や友人との体験を織り交ぜながら、「女性が今と違う生き方をするためにはどうすれば良いのか」について語られています。

次の展開へ進むことに足踏みしている人や、はっきりと自分の居場所を探したいと考えている20代から30代の看護師に読んでいただきたい本です。

また、内容としては女性目線での記載がほとんどであるため、女性看護師におすすめです。

この本が出版されたのは2003年で、既にバブルが崩壊してから10年程度経った不景気な時代に書かれたものです。そのため、「もはや『自分らしさを求めて』とか『やりがいのある仕事を』などといった抽象的で甘いことを論じている場合ではなく、もっと現実的に自分の居場所を確保しなければならない。」といった厳しい言葉も載せられています。

 

(3)生きてるだけでいいんです。

タイトル:生きてるだけでいいんです。
著者・編集:香山リカ
出版社:毎日新聞社
出版日:2011年

「当たり前のことだけど気持ちがホッとする一冊です。」

看護師 体験この本の著者は精神科医の先生で、診療している患者の話や友人・知人の話、また社会情勢などについて、幅広くエッセイ形式で語っています。それぞれ2~3ページで1つの話が完結するように書かれているため、大変読みやすくなっています。

中には、「生きているだけで、いいんです。その言葉をいちばん待っているのは、ほかでもない私なのだ。」と堂々と語ってくれることで、「悩んでも大丈夫」「人はみな平等」などという、当たり前のことを感じさせてくれることで、ほっとします。

「仕事に疲れたな」「生きてるだけでいいんですって言ってもらいたいな」と思っている看護師に読んでいただきたい1冊です。

また、周りに「最近疲れているな」と感じる人がいたら、是非おすすめしてみて下さい。

最後には、「悩みとつき合う方法 この生きづらい時代を乗り切るために」という内容で土屋賢二氏(お茶の水女子大学名誉教授)と対談した内容が、そのまま記載されています。また、それぞれの見出しの下に書かれている独特の挿絵が、心を暖めてくれます。

 

(4)安心できる心療内科のかかり方・選び方

タイトル:安心できる心療内科のかかり方・選び方
著者・編集:山岡昌之
出版社:実業之日本社
出版日:2003年5月31日

看護師 体験「仕事が本当に辛いときに一度読みたい本です。」

「仕事を辞めたいけど辞められなくて辛い」「毎日起きて仕事に行くのが辛い」「眠れない」など、「近頃、疲れが取れない日が続くな」と思っている看護師に読んでいただきたい本です。

本の中には、「簡易ストレス度・チェックリスト」の自己評価用と他者評価用があり、自分のストレス状態がどれくらい(正常・軽度ストレス・中等度ストレス・重度ストレス)なのか、主観的・客観的に判断することができます。

最後の章では、「ストレスとつきあう生活術」についてのアドバイスが具体的にのっているため、今日からでも始められる内容になっています。

 

3.看護観を見つめ直すとき

看護観を見つめ直すとき

看護観とは、「看護とは何か、その役割を定義すること」ですが、大きな違いはなくとも、看護師それぞれに考え方が異なるものです。ここでは、4冊の「看護観を見つめ直すときに役に立つ本」をご紹介します。

 

(1)ただ生きていく、それだけで素晴らしい

タイトル:ただ生きていく、それだけで素晴らしい
著者・編集:五木寛之
出版社:PHP研究所
出版日:2016年10月21日

看護師 体験「生と死について考えたい方に読んでほしい。」

人間の生を見つめ、死を考えることによって看護観を探りたいと考えている看護師におすすめです。

筆者の五木寛之氏は、うつ病を患いながらも多くの著書を出版しています。この本の冒頭には、筆者自身は「生きるうえで目的は必要ない、そもそもそんなものはないと感じている」と書かれています。他にも、「生き抜く工夫」について「いのちを生ききる」とはどういうことなのかを説くカギが隠されています。

また、生きていることに苦しみを抱えている方は、あるがままの自分を受け入れることができ、救われたような気持ちになることができます。

病棟や外来に設置されている図書の1冊に加えていただきたい本です。

 

(2)ためらいの看護-臨床日誌から-

タイトル:ためらいの看護-臨床日誌から-
著者・編集:西川勝
出版社:岩波書店
出版日:2007年10月26日

看護師 体験「自分の看護観を模索している方に読んでもらいたい1冊です。」

この本には、精神科病棟での見習いや人工透析を行う職場での経験をもとに、患者と看護師のやり取りが詳細に描かれています。また、著者は臨床哲学を専攻していたこともあり、時にはフロイトの書を引用しながら、それらの現象を分かりやすく説明してあります。

看護には、100%の正解など存在しないということを知り、受け止めることができるようになると同時に、看護の素晴らしさに気づく一冊です。そして、倫理観とは何か・より良く生きるとは何か、など「看護の概念」について考えさせられます。

看護師は、この本から臨床の現場で出会った患者との関わりでしか感じることのできない「希望や絶望」について、どのように寄り添えばよいのか、そのヒントを得ることができ、精神科実習に行く前の看護学生や精神科で働く新人看護師にもおすすめです。

 

(3)看護職とは何か

タイトル:看護職とは何か
著者・編集:CD・フレズネ/G・ペラン(訳:久世順子/刀根洋子/平尾真智子)
出版社:白水社
出版日:2005年12月

看護師 体験「看護の根本的なものを学べる一冊です。」

この本を読むことで、「看護職とは何をするものなのか」その根本について知ることで、自分の看護を見つめ直すことができます。

この本の原著は、「Le métier d’infirmiére en France」で、フランスの看護について書かれたものです。看護師という職業はどのようにして出現したのか、フランスの看護師たちが「看護とは何か」を自問しながら職業的アイデンティティを法によって社会に認知させた軌跡について書かれています。

看護の歴史を知ることは、先人たちの思いや苦労を知ることにつながり、それは私たちの看護観へ影響を与えるものです。

著者のカトリーヌ・デュボア・フレズネは社会科学修士で国家免許取得茶および看護学生フランス看護協会の会長を務めた方であり、もう1人のジョルジェット・ペランも社会科学修士で病院管理部長資格を有しているといった経歴の持ち主です。

 

4.新人看護師が学ぶとき

新人看護師が学ぶとき

先輩たちに解決策を聞いてみることもひとつの方法ですが、「たくさんの情報が分かりやすくまとめられている」「まだ働き始めたばかりだからそんなことは考えられないという方にもアドバイスできる」本をご紹介します。

 

(1)ナースのためのCDによる呼吸音聴診トレーニング

タイトル:ナースのためのCDによる呼吸音聴診トレーニング
著者・編集:米丸 亮 、桜井 利江
出版社:南江堂
出版日:2001年3月

看護師 体験「新人看護師のスキルアップにおすすめの本です。」

新人看護師のうちに、正常音と異常音の区別、状態・病態の違いによる音の変化について学習・スキルアップしたい方にはおすすめです。この「ナースのための呼吸音聴診トレーニング」は、CDで実際の呼吸音を聞きながら判断することができるため、自分の耳に記憶させることができます。

正しい聴診方法や呼吸音の聴診と評価、また事例を通して学ぶこともできるため実際に聞いたことのある音と比較しながら学習することができます。

 

(2)平常心の鍛え方

タイトル:平常心の鍛え方
著者・編集:保坂 隆(監修)
出版社:ベースボール・マガジン社新書
出版日:2009年9月

看護師 体験「人との関係を上手く築くことができる平常心を学べます。」

この本では、感情のコントロール方法や、とらわれない心の作り方、いざというときに実力を発揮できるための習慣やトレーニングの方法について紹介されています。

燃え尽き症候群に注意する方法や、自分と他人を比べない方法などについても紹介されているため、参考にしてみましょう。

 

(3)99・9%の人間関係はいらない

タイトル:99・9%の人間関係はいらない「孤独力」を磨けば、キャリアは拓ける
著者・編集:安井 元康
出版社:中央公論新社
出版日:2016年12月

看護師 体験「仕事上の人間関係で必要なのは人数ではなく質だと気付ける本です。」

良い人を演じるのではなく、「本当に大切で必要な人たちとのつながり=人脈を築いていくことが大切」です。新人看護師だけではなく、キャリアアップを目指している人たちに読んでほしいものが、この「99.9%の人間関係はいらない」という本です。

主に企業の社員へ向けての内容にはなっていますが、中には、一流の努力と三流の努力の違いや、人生の目標の立て方などについて詳しく書かれています。

これからどうやって仕事や人間関係に取り組んだら良いのか迷っている方におすすめです。

 

(4)「好きな仕事」は会社を辞めずにやりなさい!

タイトル:「好きな仕事」は会社を辞めずにやりなさい!-“今いる場所”でやりたい仕事を可能にする16のヒントと20のルール
著者・編集:安井 元康
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
出版日:2010年5月

「日々の経験が将来の糧になっていることが学べます。」

この本の中にある20のルールの中には、「わかる」ということではなく「できる」を目指しながら仕事に取り組む必要性や、苦手なことに毎日ひとつ挑戦してみることで勇気を持つことなど、キャリアアップに必要な心がまえや行動の仕方について書かれています。

新人看護師の場合、雑用をさせられていると感じる仕事もあるかもしれません。しかし、この本を読むと、日々の何気ない経験が将来の自分の糧になり、無駄なことはないと気付くことができるようになります。

この本には、仕事だけではなく人生のためになる内容についても記載されています。

 

(5)ナースの働き方ハッピーガイド

タイトル:ナースの働き方ハッピーガイド
著者・編集:Smart nurse Books編集室
出版社:メディカ出版
出版日:2014年2月

「新人看護師として仕事に悩んだら読んでほしい一冊です。」

この本は、看護師として仕事を続けていくヒントにもなります。

「ナースの働き方ハッピーガイド」を参考に、自分のワーク・ライフ・バランスを見直し、看護を楽しむことができるような仕事の方法を探してみましょう。

 

5.リーダーシップを考えたとき

リーダーシップを考えたとき

「看護師としてリーダーシップがとれない」、「看護師としてリーダーになりたくない」と思っている方へ向けて、これからリーダーシップを身につけるために読んでほしい本について、ご紹介します。

看護師としてリーダーシップを身につけたいけれど、答えが見つからないという方は、ご紹介する本を手に取って読んでみてください。

 

(1)これからの時代のリーダー論

タイトル:これからの時代のリーダー論 今、なぜ部下はあなたに心を開かないのか?
著者・編集:山川博史
出版社:サンクチュアリ出版
出版日:2014年9月

看護師 体験「部下やスタッフの人間関係を考えたときに最適な1冊です。」

この本には、大変なチームメンバーがいることは「ごくごく普通のこと」であり、メンバーが抱えているさまざまな問題に対しての解決方法が書かれています。

「リーダーは常に笑顔でいなければならない」「自分よりもチームを優先することが大切」など、自分自身にリーダー像があるけれども、チーム力が上手く発揮できないと困っている看護師の助けになってくれます。これから看護師としてリーダーが取るべき行動が詳しく書かれているので、とても参考になります。

相手を理解するためには、まず自分を相手に知ってもらうことの大切さについて気づくことができる1冊です。

 

(2)問題解決がよ~くわかる本

タイトル:ポケット図解 問題解決がよ~くわかる本
著者・編集:駒井 伸俊
出版社:秀和システム
出版日:2016年2月

看護師 体験「リーダーシップを発揮しなければならない看護師向けの一冊です。」

「チームの問題解決のアイディアが出ない」「会議が上手く進まない」「情報をうまく整理できない」と困っているリーダー看護師にぜひ読んでいただきたい1冊です。

この本では、「第0章:あなたがその問題をなかなか解決できない理由」や、「第1章:山積みの問題をどうにか解決したい」など、リーダーの問題を解決するために必要な道具について詳しく教えてくれます。

また、見開き2ページに問題と解決策、ポイントが図解と共に書かれ、大変読みやすくなっているため、時間がないけれど本を読んで参考にしたいといった方にもおすすめです。

 

(4)内向型人間のリーダーシップにはコツがある

タイトル:頼めない・叱れない・人間関係が苦手・・・ 内向型人間のリーダーシップにはコツがある
著者・編集:渡瀬 謙
出版社:大和出版
出版日: 2013年9月

看護師 体験「なぜ私がリーダーにと思っている看護師に向いている一冊です。」

「看護師のリーダーなんてなれる気がしない」「後輩を注意するのが苦手」「メンバーとのコミュニケーションに疲れる」と言った、内向型の看護師におすすめの本です。相手をハッピーにしながら、自分もハッピーになる方法について、知ることができますよ。

この本には、「口下手、話下手だからこそ部下の心がつかめる」、「人の気持ちに敏感だからここへの対応が得意」など、「内向型こそリーダーに向いている」ということがたくさん述べられています。

「内向型の人が陥りやすいメンバーとのバッド・コミュニケーション」から、「内向型の性格を活かすことで、既存のリーダーにはできないことまでやれる」といったことまで紹介されているため、当てはまる人には大変参考になる1冊となっています。

 

(5)100回言ってもできないダメ部下を動かす上司の言葉

タイトル:100回言ってもできないダメ部下を動かす上司の言葉
著者・編集:横山 信治
出版社:KADOKAWA / 中経出版
出版日:2014年3月

看護師 体験「相手(スタッフ)が理解する言葉をかける大切さを学べます。」

メンバーとの人間関係が上手くいかないのは、「自分の伝え方に問題があるのでは?」と悩んでいる看護師におすすめです。

看護師の中には、「どうしてこれくらいのことができないのだろう」「ダメなメンバーを持ってしまったな」と嘆いている人もいるのではないでしょうか。そんな時には、この本書がメンバーの気持ちを理解しながら、どのような言葉かけをすればよいのか、その「魔法の言葉42」が場面に応じて紹介されています。

また、この本には、メンバーの本心を把握して、自分の本心もきちんと伝える方法がたくさん書かれていますので、コミュニケーションが苦手という看護師にも読んでいただきたい1冊です。

 

6.コミュニケーション力を身につけたいとき

コミュニケーション力を身につけたいとき

看護師の中には「看護師という職業は好きだけれど、コミュニケーションを取るのは苦手」といった人もいるでしょう。

  • 「患者に指導していたときに、なぜか納得されていないように感じる」
  • 「いつも仕事が終わらず、助けを求めたいけれどできない」

などの悩んだときに読みたい本をご紹介します。

 

(1)いつの間にか相手の心をつかむ すごい!聞き方

タイトル:いつの間にか相手の心をつかむ すごい!聞き方
著者・編集:片山一行
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2009年8月7日

看護師 体験「相手に納得してもらうためにはじっくり話を聞く大切さが分かります。」

著者は、うつ病を患ったときに出会った精神科の医師が聴き上手だった経験から、「聴き役になれば相手も心を開く」ということを実感したということについて語っています。

この本は、ただ話を聴く方法だけではなく話を聴くときの心のあり方やマナー・条件など、「人と向き合うための心心構え」について知ることができます。

人の能力を引き出すことができる立場にある看護師や、説得力のあるコミュニケーション力を身につけたいと考えている看護師におすすめの本です。

 

(3)わかりやすく伝えるルール26

タイトル:わかりやすく伝えるルール26
著者・編集:岩崎次郎
出版社:ぱる出版
出版日:2016年1月22日

看護師 体験「具体的で実践しやすい内容が多い本です。」

人の話を聞くことは好きな反面、「話が相手に伝わらない」「話をしているとなぜか相手がイライラしている」といったようなことで困っている看護師におすすめの本です。

この本では、わかりやすさの中心的な要素は何なのかを知り、伝わりやすいメディア(対面の会話・電話・メール・手紙など)を選ぶ大切さについて26のルールを学ぶことができます。

また、「話す相手が聞く耳を持っていない」「手紙を送った相手に読む気がない」という特殊な状況では、「相手の意欲・集中を高める」「メッセージの質・量に配慮する」などを活用することで伝えやすくなるという方法についても紹介しています。

 

(4)「聴き方・話し方」のコツ

タイトル:対人関係療法のプロが教える 誰と一緒でも疲れない-「聴き方・話し方」のコツ
著者・編集:水島広子
出版社:日本実業出版社
出版日:2014年1月25日

この本は、「人とコミュニケーションを取ろうとするとストレスを感じてしまう」といった看護師に、ぜひ読んで欲しい1冊です。

著者は、対人関係療法専門クリニックで院長をしている医師で、まさに対人関係のプロが教えてくれる方法がこの本には詰まっています。実際にコミュニケーションで悩んでいる方からの質問に答えているところもあるため、自分の悩みと比較することで解決策を見つけることもできます。

イラストも楽しく、さらさらと読むことができるため、時間のない看護師にもおすすめです。

 

(5)対人力のコツ 人間関係が楽になる94の知恵

タイトル:対人力のコツ 人間関係が楽になる94の知恵
著者・編集:植西聰
出版社:自由国民社
出版日:2016年4月27日

看護師 体験「相手の考え方や感謝する心を学べる一冊です。」

全9章で構成されているこの本は、コミュニケーション力だけではなく、交渉力・リーダーシップ・感情的にならない能力・打たれ強さなどの総合的な「対人力」の法則について書かれているものです。

そのため、「強いリーダーではなく良いリーダーになる方法」や「怒らないで済む方法について」というコミュニケーション技術に関するものから、「人との縁を大切にしていく」「みんなで幸せになっていく」という人生論といった幅広い内容について学ぶことができます。

チームのリーダーとして頑張っている看護師や、後輩にいつも怒ってしまうという看護師におすすめの本です。

 

7.

患者との関わり方に悩んだとき

患者と良好な関係を築くためにはどうすれば良いのか、看護師の患者との関わり方に役に立つ本を紹介します。

 

(1)対人援助職のメンタルケア

タイトル:対人援助職のメンタルケア~看護師、心理士、教員などとその家族のために~
著者・編集:多田ゆかり/村澤孝子
出版社:ミネルヴァ書房
出版日:2006年7月

看護師 体験「患者と仕事との関係で悩んでいる看護師におすすめです。」

この本では、自分の感情に気づきにくく、燃え尽き症候群になりやすい対人援助職に就いている人に対して自分の感情を取り戻す方法や、自分を支えてくれる家族の心の状態に気づく方法について紹介されています。

患者との関係に悩み仕事を辞めようと考えている看護師や、いつも頑張りすぎている看護師、そして子育てと仕事の両立で苦しんでいる看護師に是非読んでほしい1冊です。

辛いのは自分だけではないと気付くことで、少し前を向いてみようと思えるはずです。

 

(2)アドラー心理学 あなたが愛される5つの理由

タイトル:アドラー心理学 あなたが愛される5つの理由
著者・編集:内藤誼人
出版社:ぱる出版
出版日:2016年4月15日

看護師 体験「患者と接する際の心のあり方について学ぶことができます。」

患者との関わりに疲れてしまった看護師や、幸せになるとはどういうことか人生の道に迷っている方にオススメの1冊です。

この本では、「人を愛する」「人と交わる」「働く」「生きる」「幸せになる」ためにはどうすればよいのか、その考え方について書かれています。心理学と聞くと、「難しいことが書かれているだろう」と思われがちですが、この本はアドラーの言葉をもとに著者がわかりやすく解説しているため、大変読みやすい内容です。

 

(3)医者と患者のコミュニケーション論

タイトル:医者と患者のコミュニケーション論
著者・編集:里見清一
出版社:新潮社
出版日: 2015年10月16日

看護師 体験「看護師も参考になる本で、コミュニケーションの問題点を学べます。」

「患者と自分の考えにはなにかズレがある」と感じる看護師や、すでに患者との関係がこじれている看護師に読んでほしい1冊です。

日本赤十字社医療センター化学療法科部長である里見医師が実際に体験した、患者と医師との関わりから学んだことについて執筆してある本です。告知の場面など医療現場でのやり取りも細かく書かれているため、看護師にも大変参考になる内容となっています。

この本は、「患者と仲良くなる方法」「安心させる方法」のほか、治療など医療者として「何もできなくなったとき」に看護師はどのようなコミュニケーションを取ればよいのか、アドバイスしてくれます。

この本を読むことで、患者の真の希望は何なのかヒントを得ることができます。

 

(4)疲れる相手の話をきちんと聞く49のコツ

タイトル:疲れる相手の話をきちんと聞く49のコツ
著者・編集:西多昌規
出版社:実務教育出版
出版日: 2013年10月29日

看護師 体験「コミュニケーションの具体的な対処方法について学べる一冊です。」

人との関わりが難しいと感じている看護師や、自分のコミュニケーションを1から振り返って勉強したい看護師におすすめです。

この本は、精神科医であり、講演や雑誌などで見かける西多昌規氏が筆者された本です。人間関係において必要なスキルを得るためのノウハウが詰まっています。話の聞き方だけではなく、「八つ当たり気味に攻撃的な相手」「何か言いたそうな相手」などの特徴的な相手に対して具体的な対策を知ることができます。

また、この本には必要な箇所に水色の線が引かれているため、忙しくて本を読む時間が無い看護師は、その部分だけでも読んでみると参考になるでしょう。

 

8.医療英語を学びたいとき

医療英語を学びたいとき

外国人の患者を目の前にして、「この用語英語で何て言うのだろう」「何て説明したらいいのだろう」と思った経験はありませんか。

ここでは、オーストラリアの看護師として活動中の「小平希さん」が、実際に海外で看護師として働くために購入し、「買って良かった」「役立つな」と思うお勧めの医療英語の本を紹介します。

インターネットで一時的な知識を得ることも良いですが、継続して学習することは難しいでしょう。医療英語に関する本を1冊買って持ち歩き、「最後まで読むぞ」という意気込みで医療英語の勉強を始めてみてください。

 

(1)実践・看護の英会話

タイトル:実践・看護の英会話
著者・編集:ジョイ・パーキンスン /クリス・ブルッカー
出版社:南雲堂
出版日:2013年5月1日

「使える看護英会話を学びたい看護師におすすめの一冊です。」

看護師 小平希この本は、看護師と患者の対話形式になっており、実践的な看護英会話が学べます。

イギリスで看護師として仕事をする外国人向けの原著を日本人の著者が、日本で有用だと思われる項目だけを選び英和対訳しているため、とても自然な会話形式で書かれています。特にコミュニケーションを重視した内容となっているため、様々な状況設定で分野の専門用語を交えて解説されています。

その他にも、ケースヒストリーでは脳卒中による言語障害・服薬指導・パーキンソン病など日本の看護の現場で使える例が多く書かれています。

現場で使えるような、「今まで重い病気にかかったことがありますか」「何か薬や食べ物でアレルギーはありますか」等のワンフレーズが豊富に書かれています。また、体重の単位を日本ではキログラムを使いますが、海外ではポンドを使用する国もあるといった違いを知ることも、看護英語の理解には必要不可欠です。

CD付きのため、通勤中に聞き流しでもいいですし、家でゆっくりシャドーイング(テキストを見ないで、音声の後に続けて被せながら復唱する学習法)もできます。巻末には、看護で使用される略語がアルファベット順になった表や計量単位の表記の決まりが載っているため、有効活用しましょう。

 

(2)アタマとオシリでわかる医療英単語

タイトル:アタマとオシリでわかる医療英単語
著者・編集:飯田 恭子/平井 美津子
出版社:医学書院
出版日:2004年2月

看護師 小平希「医療用語を習得することができる分かりやすい一冊です。」

普段、現場で使っている用語の語源がわかり、且つ英語での正しい言い方が理解出来る1冊です。

例えば、消化器外科でよく使われる“ラパロ下の手術”のラパロとはLaparo:腹とscope:鏡を合わせたlaparoscope:腹腔鏡を意味していることが分かります。また、コロストミー(人工肛門)はColo:結腸とStomy:外科的開口部を意味します。

臨床のスペシャリストとして、看護師が医療用語を修得することは必須です。

この本では、ギリシャ語やラテン語からきている多くの看護・医療用語を医療者が効率よく学習できるように簡潔に解説しています。普段の仕事で使っている専門用語の語源が知りたい看護師にお勧めの本です。

アルファベット順に並んでいるため、自分が知らない単語から読むことも可能ですし、単行本サイズのため時間がない人でもカバンに入れておいて移動時間などに読むのもお勧めです。

 

(3)起きてから寝るまで英語表現700

タイトル:起きてから寝るまで英語表現700 完全改訂版
著者・編集:吉田 研作/荒井 貴和/武藤 克彦
出版社:アルク
出版日:2009年6月12日

看護師 小平希「優しい英語で説明することを学べる一冊です。」

医療英語の本ではありませんが、タイトルにもあるように「起きてから寝るまで」の日常生活で使う何気ないフレーズが沢山載っています。

本の内容で特オススメな箇所は、「Chapter 9 Health and Diet」です。健康に関わるフレーズが沢山載っているため、患者に話す際に「専門用語をどのように説明したらいいか分からない」等の場合にとても便利です。

普段の仕事で外国人の患者と関わる看護師にお勧めの本です。

英語が話せる看護師には、患者への分かりやすい日常会話で説明できる能力も必要です。

例えば「インフルエンザのワクチンを打ってもらう」はI get a flu shot. と言い、shotはこの場合、予防接種となるため注射=Injectionとしか覚えていないとこの表現は出てきません。

日常生活で使う医療フレーズを知っておくことも、医療英語の学習にはとても有効です。

 

9.最後に

本を読むことで一般的に言われることの1つには「物事を判断する基準が変わる」可能性があり、視野を広くもつことができるようになるため、対応力や順応力が高まります。

また、教養を身に着ける事も可能になり、「看護とは何か」について幅広く考えることができる、きっかけになります。

是非沢山の本を手に取って読んでみてください。

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

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