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アンネ

現役看護師

アンネ

( 看護師 保健師 )

看護師がキャリア形成できる転職先の条件って?

アンネ
現役看護師 アンネ
看護師がキャリア形成できる転職先の条件

看護師がキャリア形成のために大切なことは、転職先の他に以下のことを自分の中で明確にすることが必要です。

看護師のキャリア形成に必要なことは、

  • 自律してキャリアを積み上げる素質を持つ
  • 素質を持ったうえでキャリアをどう形成するか
  • 何を目標に置くか
  • 目標に向かうための筋道をどうつくるか
  • 転職先に何を求めるか
  • 転職先がその条件を満たしているか

など、上記が明確でないと自分に適した転職先を見つけるのは難しいでしょう。

看護師のキャリアの種類は様々であるため、ここではキャリア形成を支援してくれる転職先の条件についての考察を紹介します。

1.職員を成長させる職場風土があること

職員を成長させる職場風土があるとキャリア形成しやすい

看護師がキャリアを積みたい分野の研修が豊富に開催されているかも1つのポイントで、その分野のエキスパートがいる施設では、より内容の充実した学習が期待できるでしょう。

その他の職員を成長させる職場風土について説明していきます。

 

自ら成長する組織は個人を成長させる

診療科によって考え方や雰囲気が異なるように、1つ1つの病院もそれぞれ異なる文化を持っており、自ら成長していく組織は個人を成長させる条件を持ち合わせています。

自ら成長する組織では、

  • 世界や日本の動きに敏感で柔軟性があるか
  • 排他的ではなく異文化(転職者がもつ文化)の良いところを積極的に取り入れられるか
  • 組織としての存在意義が明確で職員が共通のビジョンを共有しているか

等の点が大事な本質になります。

 

ポイント!

ポイント

「何人かの転職者から直接話を聞く」「転職者がどのように活躍しているかを聞く」等をして、自分が成長できる組織であるか確認してみても良いでしょう。

 

役職者が役職に見合った教育を受けている

日本のリーダーシップの特徴として「役職につく人物はリーダーシップを発揮する人」と考えられがちで「役職につく人物はリーダー」「その他はフォロワー」という図ができあがり、役職につく人物の影響力が多大であるという特徴を持ちます。

そのため、「役職に見合った能力・教育を受けた人がその役職を獲得する」という昇格の理由で人選をしている組織は、フォロワーのことも適切に評価する傾向にあります。

 

「自分が適切に評価されているか」ということも大切

組織の評価は、キャリアアップに響くこともあるため「自分が適切に評価されるかどうか」という視点も大切です。

 

補足説明!

ポイント

日本ではよく混同されますが、管理職と専門職は異なる分野であるため専門看護師や認定看護師が管理職に就くことは専門職を生かせていない組織と考えて良いでしょう。

 

施設内教育プランがある

教育体制は、キャリアを積む上で大切ですが、看護・医療分野でのキャリア育成は、日本の医療施設における教育体制はある程度の方針はあるものの、各医療施設に任せられて統一されていないことが現状です。

そのため、「看護師のキャリア構築に見合った教育内容になっているか」「アドバンスを目指すなら施設が支援してくれるようなカリキュラムを組んでいるか」等がポイントになるでしょう。

 

勤務と並行してキャリアアップ支援体制を持つ施設が良い

教育方法にも様々な理論があり、自分が効率的に学習できると思える理論を使っている施設を選ぶのも1つの視点で、勤務しながらキャリアアップを支援してくれるような体制をもつ施設が理想的でしょう。

 

外部研修参加が自由である

施設内のみでなく外部研修に参加して知識や刺激を受けることもキャリアアップには欠かせません。

外部研修は、「ひとつの施設に留まらず横のネットワークを築いて切磋琢磨し合える仲間を見つける」「自分の専門分野における日本全体の流れを知る」等のことにも役立ちます。

さらに、外からの情報は施設へも還元されるため、自分のみでなく他者を高めることにもつながります。

 

ポイント!

ポイント

人数配分や勤務体制等の理由により外部研修への参加が難しい施設もあるため、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

 

2.希望のキャリア形成のエキスパートが所属していること

希望のキャリア形成にエキスパートが所属しているとキャリア形成しやすい

エキスパートというのは、たいてい豊富な人脈と知識を持ち、その分野における歴史を知っています。

知識は自分で補えばエキスパートにも追いつけますが、人脈というネットワークは組織を超え横のつながりを持つために重要で、現状の理解と将来の方向性の予測に役立つでしょう。

エキスパートが所属している事でキャリア形成できる理由を以下にご説明します。

 

エキスパートは後世に伝える役割があるため

エキスパートの人格にもよりますが、エキスパートは先人からの知識や技術を後世に伝えるという大事な役割を持っているため、次世代育成にも関心があります。

分野が同じエキスパートと共に仕事ができればキャリア形成も加速するでしょう。

 

3.自分のキャリア形成が組織にも利益をもたらすこと

キャリア形成の確認事項をする看護師

看護師がキャリア形成をする上で、組織にも利益をもたらすような転職先であることがキャリア形成できる条件と言えるでしょう。

キャリア形成するための確認事項と、希望のキャリアとは異なる配属先になった場合の対処法について、以下に説明していきます。

 

キャリア形成するための確認事項

転職した先で「自分のやりたい分野でキャリアを積み上げさせてもらえない」ということにならないためにも、

  • 転職先を決める前に自分のやりたいことを明確にする
  • 活動を通して組織にどんなメリットがあるかを面接時等に説明する
  • 活動をやらせてもらえるかどうか

等を確認しておくことが必要です。

 

キャリア形成にはある程度の妥協が必要

大きな組織になればなるほど自分の融通は効かず、組織の歯車として組織を支えるために仕事をするというカラーが強くなるため、ある程度の妥協が必要になる場合もあります。

 

希望のキャリア形成と異なる場合は明確な動機が必要

転職後に自分の希望するキャリアと異なる方向の仕事を与えられた場合は、そこに所属する明確な動機が必要です。

「自身のキャリアビジョンと組織のビジョンに共通点が見出せる」「環境がキャリアアップに少しでも意義がある」等であれば与えられた所属意義を感じられ、組織もいずれキャリア形成を支援してくれるようになるでしょう。

 

ポイント!

ポイント

与えられた仕事で働く意義が感じられないなら、時間の無駄になるため再度転職を考慮するのもひとつの選択肢です。

 

4.まとめ

基本的にキャリア形成を支えるのは、臨床と机上学習の2本柱です。

学習の場としての臨床で、「自分のやりたい分野の仕事に携われるかどうか」はキャリア形成に大きく影響してくるでしょう。

転職の際に、「転職先が自分にとってキャリア形成を支援してくれる特徴を持っているか」等を確認しながら情報を集めても良いでしょう。

キャリア形成を考えている看護師は、是非参考にしてみて下さい。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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がん専門病院で勤務後、がん・緩和ケア分野リーダーシップコース修士課程を海外で修了。その後、年300件以上の在宅看取り件数のある在宅緩和ケアクリニックで勤務。施設訪問も経験あり。現在は臨床研究をメインに活動中。少子高齢化に伴う経済状況の悪化、医療崩壊を懸念中。
看護師になった後も、どう仕事をしていくか選択肢は幅広くあります。道の作り方は自分次第だと思っています。嫌なことも、迷うこともたくさんあると思うので、皆さんに少しでも役立つような情報を発信できればと思います。


カテゴリー:看護師キャリアアップ


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この記事を書いた人:アンネ
(公開日:)(編集日::2017年07月27日)

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