現役看護師が「転職に失敗した!」と感じた失敗例4つ

看護師転職失敗感じた事例4つ

転職を数回行っている中で全てが成功しているというわけでなく、やはり転職をしてみて初めて失敗したと思うようなことが多々ありました。

今回は転職してきた、クリニック、老人保健施設で実際に転職して失敗したと思った例をご紹介していきたいと思います。

また、施設以外にも、クリニックは転職エージェントを利用しての転職、老人保健施設は個人で行動を行って転職をしました。この両者を比較しての失敗例も併せてお伝えしていきたいと思います。これから転職を検討している方の参考になればと思います。

【特集】看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

看護師の3人に1人は転職に不満足で<p>失敗!?成功するために! 転職を検討している看護師の方必見です。転職を成功するためには何が必要でしょうか。「転職が失敗した」「転職後にすぐに退職してしまった」「転職が不満足に終わった」などの回答をいただいた看護師に、失敗のポイントとは?

看護師の3人に1人は転職に不満足で失敗!?

1.クリニックへ転職したことの失敗例

看護師クリニック転職失敗例

まずは、クリニックへ転職して失敗だなと思ったことです。初めての転職であり、長く続けたいとの思いをもっていたにも関わらず、失敗したという気持ちも強く早々と退職したクリニック。どのようなところで失敗と感じたのでしょうか。

 

クリニックという業種についての理解が不足していた

まずは1番メジャーな失敗でもある、クリニックという業種に対しての根本的な理解不足です。自分は転職の際、家庭を持ったこともありとにかく夜勤がないということのみを希望していました。

今考えると、夜勤がない看護の職種はそこそこあったわけですが、自分の中にはもう夜勤がない=クリニックという方程式が出来上がっていたように思います。

 

理解不足のため結果的にこんなはずじゃなかったと感じてしまう

クリニックは午前診療3時間、午後診療3~4時間のところがほとんどです。そうなると、正社員である以上、明らかに定められている拘束時間より短いのです。すると、どこかでしわ寄せが来るということは当然なのですが、そこまでしっかりと把握できていなかったようにいまさらながら感じています。

夜勤がない、休憩時間が長いというただそれだけのメリットのみを見て、クリニックを選んだことによって、残業の多さや、繁忙さで「こんなはずじゃなかった」という失敗を経験することとなりました。

 

即採用という言葉だけで入職をしてしまった

医療の現場でよくあるこの即採用というまるで、学生時代のバイトを決める時のような言葉。

即採用ということはすぐに働けるということですから、すぐに働きたいという人にはありがたいお言葉となります。

しかし、この即採用という言葉にも落とし穴があります。もともと採用条件をある程度紙ベースで頂いてはいますが、やはり百聞は一見に如かずという言葉通り、面接を受けて実際に院内を見て知ることもたくさんあります、しかし、即採用ということは、面接で見てきたことを深く考える時間がため、本当に自分に合っているかどうかを判断することが難しいです

 

ポイント!

ポイント

待たずにすぐ働けるという嬉しさもあってこの言葉に乗ってしまっため、就職後にこんなはずじゃなかったと思うようなことが多々あったように感じています。

 

福利厚生などをしっかりと見ていなかった

すぐに採用されたということもありますが、福利厚生をしっかりと把握していなかったことも、失敗したなと思うきっかけとなったように思います。病院と比べて個人経営であるクリニックは福利厚生が少なく、本当に基礎的な物ばかりでした

友人の話を聞いて、やはり場所によっては福利厚生が手厚く、福利厚生をウリにしているというような場所もあるということを後々になって知りました。

それを病院時代や友人の働いているクリニックと比べてしまい、そのギャップからも失敗したなと思ったように感じます。

福利厚生の充実した求人の探し方は「良い病院看護師求人条件と福利厚生の9つの見分け方!」こちらで紹介しています。

 

入職前に聞いておくべきことを疎かにしてしまった

上記の福利厚生以外にも、働いている人はどんな人が多いのか、ボーナスや給与、終業時間についてしっかりと聞いておくべきことを聞かないまま、入職してしまったことによって、自分の思いこみでこんなもんだろうと考えていました。

病院時代とは違う、細かい規則もクリニックには存在していました。そのため、就業してから、戸惑いを覚え自分の転職活動は失敗したなと痛感した記憶があります

 

2.老人保健施設へ転職したことの失敗例

看護師老人保健施設転職失敗例

次に老人保健施設へ転職したことによる失敗例です。こちらも、様々な失敗を感じました。それでは、老人保健施設の失敗例をご紹介していきたいと思います。

 

意外と重労働が多いことを知らなかった

老人保健施設へ入職の際の説明では、「看護師は、看護師の仕事をしていて、介護士が大変そうであれば手伝えばいいから」というような話を聞いていました。

しかし、実際に現場では、介護士が忙しくて猫の手も借りたい状態なので、看護師が手伝わざるを得ないという状況です。病院であれば、自分のことはある程度できる人が多い一方で、介護施設に来る利用者はほとんどが、自分じゃ何もできない、むしろできているのにできていないと言って手伝いの手を待っているという状況でした。

そのため、病院時代よりも移乗や移送などの機会が多くなりました。

 

施設だけでなく就業中の看護師の仕事内容も見ることは大事

施設の見学をしてはいたものの、さすがに数分の見学ではここまでは分からず、介護施設で働く看護師の情報を手に入れてから動けばよかったと思いました

 

介護士と看護師の関係性が悪いことを知らなかった

病院にいる介護士はヘルパーさんと言われ、看護師のやり損ねている雑用を手伝ってくれるというイメージを持つ人が病院では多いかと思います。

看護師の方が圧倒的に人数が多いため、介護士もとやかく言うこともできないこともあってか、病院で働く看護師にとってヘルパーさん=何でもやってくれる優しい人という印象が強いように思います。

もちろん、自分もその印象を持って介護施設へ入職しましたが、やはり介護士の人数の違いだったり病院で看護師がやっていることを介護士がやっているということもあってか、厳しめ、強めな介護士が多く、看護師とトラブルを起こす現場をしょっちゅう目撃してきました

 

ポイント!

ポイント

入職時にもスタッフの仲の悪さということは聞いておらず、あまりの不仲に愕然とし、もっと内部の情報を探っておくべきだったと思いました

 

老人保健施設という仕事の理解が不足していた

現在、老人施設には、介護老人保健施設、有料老人ホーム、特別養護老人ホームとありますが、どれも国が求めていることが違う上に、看護師のやることも違います

そのため、この違いをしっかりと理解しておかないと、看護師のやるべきことも変わってくるのです。これも、病院にいると全て似たり寄ったりに感じてしまいます。

特に自分は急性期で勤務をしていたこともあって、大体の人が自宅へ退院するかリハビリ専門病院へ転院していたため正直この介護分野の仕組みをきちんと理解していませんでした。結果、自分の求めていたやり方と全く違ったことで、失敗したなと感じました。

 

3.転職エージェントを利用したことの失敗例

看護職転職エージェント失敗例

次にご紹介するのが、転職エージェントを活用しての失敗例です。

転職エージェントにはそれぞれに得意不得意な分野があります。単発が得意だったり、派遣が得意だったり、病院への求人が得意だったりと様々です。自分はクリニックは転職エージェントを活用して転職しました。その際に失敗したなと思ったことをまとめてみました。

 

転職エージェント自体の選択をミスしてしまった

私がこの職場を紹介してもらった転職エージェントはもちろん、転職エージェント業界の大手ではありますが、口コミを見ている限り、どうやら単発や派遣の求人を得意分野としているようでした。

そのため、紹介してもらうところはどこも正職員でなくても、単発で十分なところや、パート勤務の案件が多かったように感じています。

それぞれ転職エージェントの得意分野を理解して、利用していけば良かったと痛感しています

 

希望の求人が出てくるのを待てなかった

自分はとにかく早く仕事をしたかったということもあり、登録会で勧めてもらった転職先にすぐに飛びつき、面談を受けに行ってしまいました。後々考えてみると、自分の提示した条件に近いものの、細かいところを照らし合わせると、自分が希望していない、やりたくないような仕事も含まれていました。

しかし、当時は「早く仕事をしたいから」という安易な理由から希望していない条件には目をつぶってしまっており、結果、転職に失敗しています

そのため、完全に自分の提示した条件と一致する求人を待てばよかったなと後々になって思いました。

 

転職求人サイトの情報を信じきってしまっていた

自分が転職した先の求人は良いことがたくさん書かれていたものの、悪いことが書かれていませんでした

そのため、とてもいいところで、悪いところが一切ないと思っていました。しかし、よくよく考えて、疑いの目を持つと、きちんと悪いところも書かれていました。

例えば、「当社での紹介実績多数あり」と書かれていた場合、「いろいろな人を紹介しているから安心なんだ」と思っていましたが、よくよく考えるとそれって、何人も辞めて、何人も入ってというのを繰り返しているっていうことになります。

 

良い条件だけの案件だからこそ冷静に見定めましょう

クリニックで、正社員募集であるにもかかわらず、「休日多め、2.5日」と書かれていました。

「正社員で休みも多くて素敵だ」と思いましたが、正社員で雇用される以上、勤務日数的におかしなことになります。実際は、残業代をつけずに、その分を残りの0.5日に当てはめるという状況でした。転職エージェントはやはり、1人でも多く転職を斡旋したという実績を作りたがっているように感じます

そんなわけで、疑いの目を持ち、他の社会と比べて冷静に考えれば、失敗せずにいられたのかもしれません。

 

4.個人で転職をしたことによる失敗例

看護師個人転職失敗例

転職エージェントを利用するとやはりスタッフや利用者が多くいる分、誰かしらがその自分が勤めたい所の情報や、その業界について詳しく知っているという人がいるように感じます。

前述した介護老人保健施設への転職は、転職エージェントの力を借りず、個人で契約にまで結びつけました。ここでは個人で転職活動をしたことによる、失敗例をご紹介していきます。

 

希望の職場の内部事情がいまいちよく分からなかった

個人で転職を行うと、その施設のホームページを頼りに転職活動をするわけですから、そういった裏事情や内部事情は一切情報として挙がってきませんし、その業界がどういった業界かというような情報も、入っては来ません。

そのため、情報が不足したままの転職活動となるため、不安は大きい上に、入ってみてこんなはずじゃなかったというように思うことは多々ありました

 

面接練習ができなかった

転職エージェントを活用していれば、履歴書の書き方や面接まで一貫してサポートしてくれます。中には面接の同行してくれたりと、サービスがしっかりとしている一方で、個人で転職をした場合はフォローがありません

例えば、転職エージェントは面接時はこんな質問をされるよ、とか、こういう風に答えるといいよ、なんていうアドバイスをくれますが、そういったアドバイスが一切なく一発本番の面接となるため、面接となって初めて転職エージェントを使用しなかったことによる後悔を感じました。

 

視野が狭くなっていろいろな選択肢が見えなくなってしまった

例えば、夜勤をやらないで看護師をするという目標を設定したときに、病院で務めている限りでは、スッと検診センターや企業という選択肢はまず出てこないと思います。

それだけでなく、大体の人が情報を集める際、比較するためにも同じ分野の施設にしか目を向けない傾向にあるように感じます。

そのため、転職した後にこんな分野もあったんだ!他の人の転職活動を見て知り、失敗したなと思うこともあると思います。

 

個人で仕事を探すのは限度がある

転職エージェントを活用していれば、いろいろな角度の分野から仕事を紹介してくれます

病院やクリニック、介護施設だけでなく企業や検診センター、保育園、企業など自分1人の力では集められないほどの豊富な求人情報を持っています。しかし、個人で転職することとなると、そういった情報も自分で集めなければなりませんがやはり限度があります。

 

まとめ

どの施設に、どのような方法で転職してもやはり失敗したなと思うことは人間それぞれあるように感じます。

しかし、大切なのは転職に至る過程であるように思っています。完全に自分の提示した条件と一致し、納得したうえで転職をしたならば多少は我慢できると思いますが、何か1つでも心残りがある中で転職をすると必ず後悔の念が先立ち、結局また転職活動をするという状況になります。

転職活動の過程で自分が納得いくまで求人を見て、後悔しないところに転職ができれば、失敗したと感じることも少なくなるのではないかなと思いました。

 

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はたらきナース

監修者

亀岡さくみ看護師
監修 亀岡さくみ看護師
  • 2011年3月:日本赤十字看護学校卒業
  • 2011年3月:看護師免許取得
  • 2011年4月:日本赤十字医療センター入社(3年間勤務)
  • 2015年3月:株式会社peko勤務
  • 2015年4月:はたらきナース監修

現在は、今までの経験を活かし「はたらきナース」を執筆・監修を行っています。

この記事は「」さんが執筆しました。

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