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看護師が転職を迷う際の事例別の確認事項

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現役看護師 スノーマン
看護師が転職を迷う際の事例別の確認事項

看護師が転職する場合には多少なりとも迷いが生じ、選択を求められる場面が多々あるため、より良い選択をするにあたって多くの情報が必要です。

悔いの残らない選択をするためにも、しっかりと自分の迷いの根本原因について理解することが重要です。

ここでは、いくつかの転職事例別にメリット・デメリット等についてご説明していきます。

1.新人看護師が転職に迷う場合

転職に迷う新人看護師

2016年の離職率は、1年以内に退職した新人看護師は7.8%に及び、(日本看護協会「病院看護実態調査」より)1年以内に退職した新人看護師が退職した理由としては、「教育課程修了後に勤務を始めて現場での能力のギャップについていけずに退職」という場合が多いです。

それでは、新人看護師が転職する際のメリット・デメリットや注意点について、見ていきましょう。

 

メリット

新人看護師が転職する際のメリットには、理由が明確で転職しやすい事が挙げられます。

例としては、以下の通りです。

教育環境が良くない等が理由で退職した場合 新人教育制度がしっかりとしている職場を選択する。
業務が過酷で身体面がついていかなかった場合 勤務形態を見直す。

新人看護師の離職率は、なかなか減らず職場環境としても見直す体制にあるため、「現場で感じる現実とのギャップを理解しよう」と関わってくれる職場は多いでしょう。

 

ポイント!

ポイント

新人看護師は、分からないことが当たり前のため、何でも相談して自分の意志を伝える事が出来れば、その分新しい環境でも知識や技術は吸収しやすいでしょう。

 

デメリット

新人看護師が転職する際のデメリットとしては、経験や技術が備わっておらず、中途採用では即戦力にならない理由から、自分の希望している職場に就職出来ない可能性があります。

新卒後に短期間で退職した理由が周囲に明確に伝わっていない場合、「若者ならではの忍耐力の欠如が原因ではないか」と好からぬ憶測をされる事も少なくありません。

 

転職する際の注意点

新人看護師が転職する際は、すぐに完璧な仕事は出来ませんし、環境も充足しない場合があるかもしれないため、「経験が少ない事を前提に自分にとって何が必要かを理解した上で転職する」という事が注意点として挙げられます。

新人看護師だからこそ、

  • 「しっかりとした教育を受けたい」
  • 「精神面でも人間関係の良い職場がいい」

等、仕事をする上で重要だと考える理由は様々ですが、ここだけは譲れない点を自分自身ではっきりさせることで、多少の不満は乗り切る事が出来るでしょう。

 

ポイント!

ポイント

転職する新人看護師は、「これから看護師としてどうなりたいか」という軸をしっかり持つ事で、転職した際にも自分が転職した理由が周囲から受け入れられやすく、働きやすい環境を作ることが出来るでしょう。

 

2.転職してすぐの看護師が再転職に迷う場合

転職してすぐの再転職に迷う看護師

転職して間もない時期は、まだ新しい環境に馴染むことが出来ずに「自分の転職は本当にこれで良かったのか」「他に合った選択肢を選んだほうが良かったのではないか」等、日々模索する事も多いでしょう。

以下で、転職してすぐに再び転職する際のメリット・デメリットや注意点を紹介していきます。

 

メリット

転職してすぐの看護師が再転職する場合のメリットとしては、

  • 人間関係の構築ができていない
  • 職場での責任がない
  • 引き継ぐ事が少ない

等があるため、周囲に気を遣わずに辞めることが可能です。

 

補足説明!

ポイント

馴染んだ環境では、自分が退職した後のことまで考えてしまい、踏み留まってしまう事が多いですが、転職してすぐの場合は、その点スムーズと言えるでしょう。

 

デメリット

転職して間もない時期は、悪いところばかりが目に入りやすく「一時的な感情に捉われて判断を誤るとチャンスを逃すことに繋がりかねない」という点がデメリットとして挙げられるでしょう。

 

補足説明!

ポイント

せっかく就職したにも関わらず、また1から就職活動をしたところで、次が必ず望み通りになる保証はないということを忘れないようにしましょう。

 

転職する際の注意点

転職してすぐの看護師が再転職する際、「辞めるにしても早いほうがいい場合」「もう少し頑張る事で今とは異なる環境になる場合」等があるため、時期を見極める事に注意が必要です。

 

ポイント!

ポイント

転職する理由を明確にした際に、「本当に今がベストの時期なのか」もう1度しっかり考えて答えを出してみても遅くはないでしょう。

 

3.希望の科で働けない看護師が転職に迷う場合

希望の科で働けず転職に迷う看護師

大学病院や総合病院では良くある事ですが、望んで希望した科に必ずしも配属されるわけではありません。

希望の科で働く事が出来ず転職する際には、どのようなメリット・デメリットがありどのような注意点があるのか、以下で確認していきましょう。

 

メリット

希望の科で働けない看護師が転職するメリットとしては、転職し希望していた科の特色の看護ができることで、やりがいや仕事のモチベーションがあがり、自分の描いているビジョンに近づく第1歩となることがあります。

 

専門科病院で希望の科に転職する事が出来た場合

大学病院や総合病院ではなく、専門科病院を選択する事で希望の科に転職する事が出来た場合、定期的な病棟移動等も少なく、継続して希望の分野を極める事が出来るでしょう。

 

補足説明!

ポイント

将来的に認定看護師の夢がある場合は、希望している科に努めることは資格取得には欠かせないことであり、経験年数を積むことで認定資格に挑むことが可能です。

 

デメリット

看護師が希望の科で働けないという理由から転職する場合のデメリットとしては、将来他にやりたいことが出来た時に経験している科が少なければ選択肢が狭くなり、経験に偏りが生じてしまう可能性があることです。

 

ポイント!

ポイント

患者の病名は必ずしも1つではないため、既往歴のある患者や複数の疾患を抱える患者と接するにあたり、希望している科以外の経験が必要です。

 

転職する際の注意点

看護師が希望の科で働く事が出来ず転職を迷っている際の注意しなければならないこととして、将来の事も視野に入れて検討しなければならない事が挙げられます。

現在の自分だけでなく、「将来や生活背景が変わった場合にも同じ科を希望するのか」「希望しない科で勤務することにメリットはないのか」等を考える事が大切です。

 

補足説明!

ポイント

将来を考えた際、転職に少しでも迷いがある場合は、希望しない科と向き合ってみることも1つの方法と言えるでしょう。

 

4.転職を繰り返している看護師が転職を迷う場合

転職を繰り返しているため転職を迷う看護師

看護師後して働く中で、

  • 「なかなか自分に合った職場がない」
  • 「継続して勤務することが難しい」
  • 「子供が小さいため夜勤が出来なくなった」
  • 「保育環境を考えても正社員で働くことが難しくなった」

等、転職を繰り返しているという看護師も多く、結婚・出産を機に様々なことに配慮して職場を決定することが必要です。

それでは、今まで転職を繰り返してきた看護師が転職する場合のメリット・デメリットについて説明していきます。

 

メリット

転職を繰り返している看護師が転職するメリットとしては、自分にピッタリの職場に巡り合える可能性もあり、「自分が行いたい看護とは何か」看護師としての自分の在り方が見えてくることがあります。

 

補足説明!

ポイント

結婚や出産が理由で転職を繰り返している看護師にとっては、勤務時間・勤務日数・勤務地等選択し、その時その時で転職することも必要です。

 

デメリット

転職を繰り返している看護師が転職する場合のデメリットとして、「複数の転職歴から経験が豊富と思われる」「忍耐力がない」等と認識されてしまう事が挙げられます。

転職を繰り返すと、人間関係が希薄になりやすく「何か悩みがあっても誰にも打ち明ける事が出来ない」「チームワークが図れない」等、人間関係に不満を感じる環境に陥ってしまうため、ストレス過剰に繋がり離職するといった悪循環のループにはまってしまう危険性があります。

 

5.年齢が35歳以上の看護師が転職に迷う場合

35歳以上で転職に迷う看護師

35歳を過ぎると結婚や子育てを経験している看護師もいて、看護師経験は10年以上ある中堅看護師という認識となり、職場によっては主任クラスの仕事をしている看護師もいるでしょう。

人生においても看護師としても経験のある35歳以上の看護師が転職する際には、どのようなメリット・デメリットがあるのか、以下で確認していきましょう。

 

メリット

35歳以上の看護師は、経験者として周囲から扱われるため、業務についてとやかく言われることもなく、人間関係での悩みは少ないことがメリットとして言えるでしょう。

他にも、経験年数や職歴を活かしてスキルアップに積極的な病院に転職し資格習得することも可能で、新しいことに挑戦する際にも、経験や知識を備えているため取り組みやすいです。

 

ポイント!

ポイント

35歳以上の看護師が転職する際、看護師としての判断やスキルを必要とする施設や、イベントナースなどでも需要は多く、転職先は豊富です。

 

デメリット

35歳以上の看護師は、ある程度の経験がある前提で周囲が接するため不慣れな事や、経験のないことも周囲に聞きにくい環境になることがデメリットです。

年齢的にもリーダー核としての仕事が増えてくるため、新しい環境にも関わらず、委員会活動や、管理者としてのスキルアップ研修等責任を感じる仕事が増えてくるでしょう。

 

補足説明!

ポイント

35歳以上の看護師は、新卒の頃に比べて日々の業務や夜勤もきつくなる等、体力の衰えも感じてくる年齢であるため、転職先を選ぶ際にも体力仕事になると挑戦しにくくなるでしょう。

 

6.まとめ

転職を迷う看護師の事例別の確認事項について説明してきましたが、いかがでしたか?

「今の自分はなぜ転職をする必要があるのか」等といった転職する理由を把握した上で行動すれば、多少の後悔は乗り越えていく事が出来るでしょう。

転職を迷っている看護師が少しでも後悔のない選択を行う上で参考になれば幸いです。


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この記事を書いた人

高校の衛生看護科に入学し、高校卒業時に准看護師の資格を習得しました。

高校卒業後は准看護師として働きながら正看学校に通いましたので苦労も多かったですが、実務として多くの経験が出来ました。転勤族の主人と結婚したため、様々な県で働いています。

2児の母として、女性として、看護師として、自分にとって「より良いライフスタイルとは何か」を常に考え、行動する事をモットーにしています。これまでの経験をより多くの方に発信出来ればと考えております。


カテゴリー:看護師転職に必要な知識

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この記事を書いた人:スノーマン
(公開日:)(編集日::2017年09月25日)

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