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看護師がコミュニケーションスキルを高めるには?ポイント4つ

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専門看護師ラビウサ

看護師は、医師をはじめとする医療・福祉に携わる多職種、患者や家族に対してコミュニケーションスキルを高めることで自分の考えや指導内容がスムーズに伝わりやすくなります

看護師がコミュニケーションスキルを高めるには、どのようなポイントがあるのでしょうか。

ここでは、看護師がコミュニケーションスキルを高めるためのポイントを4つ紹介していきます。

1.看護師がコミュニケーションスキルを高めるために

看護師向けの研修に参加する看護師

看護師がコミュニケーションスキルを高めるためにできることとして、どのようなものが挙げられるでしょうか。

以下で確認していきましょう。

 

看護師向けのコミュニケーション研修に参加する

コミュニケーションスキルは、独学で身に付けるよりも、研修に参加して演習を重ねることが効果的であるため、まずは看護師向けのコミュニケーション研修に参加することがスキルアップにつながります。

看護師向けのコミュニケーション研修は、看護師対象で講義や演習内容も、看護師が直面しやすい事例が取り上あげられることが多いです。

 

補足説明!

ポイント

日本看護コーチ協会や日総研などの看護系研修を行っている企業などのホームページから、看護師向けのコミュニケーション研修を探して申し込むことができます。

教育計画沿う形で各地の看護協会で、コミュニケーション研修は定期的に行われています。

 

 一般の方対象のコミュニケーション研修に参加する

「看護師対象のコミュニケーション研修は、考え方や方法に偏りがあるように感じる」という人は、一般の方対象のコミュニケーション研修に参加することで、看護師としての自分のコミュニケーションの癖に気が付きやすくなります。

コミュニケーションスキルを高める研修としては、

  • カウンセリング
  • コーチング
  • アンガーマネジメント
  • アサーショントレーニング

等が挙げられます。

私の経験ですが、看護師向けのコミュニケーション研修に参加した時よりも、一般の方も参加するコミュニケーション研修に参加した時の方が、自分のコミュニケーションの癖や傾聴スキルが身につきました。

一般の方と一緒にコミュニケーションスキルを学ぶと「医療者同士は、どうしても医療の専門知識や立場が邪魔をして患者や家族の話を聴き切る前に、説明や指導を始めがちだ」ということに気づくことができるでしょう。

 

2.看護師が患者とのコミュニケーションのポイント

患者とコミュニケーションをとる看護師

看護師が患者とコミュニケーションをとる際のポイントには、「笑顔で名前を呼び挨拶する」「患者の訴えを聞いた後説明する」「患者の辛さを分かったふりをしない」ということがあります。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 

笑顔で患者の名前を呼びあいさつする

病院に来る・検査を受けるだけでも患者は緊張しているため、まずは緊張をほぐすことが患者とコミュニケーションをとる看護師の最初の1歩です。

患者の警戒心を解くために「患者に対して笑顔を向ける」「名前を呼んで挨拶をする」等を行い、そのうえで体調を確認する・検査や処置などの説明を始めることが基本です。

 

患者の訴えを聴き終えた後で説明する

患者は、出来事の最初から説明しないと気が済まない時や感情のままに話し出す場合があるため、その際には時間がない時もありますが、相槌を打ちながらできるだけ話を聴き患者の訴えを聴き切ることが大切です。

患者に何かを説明するときは、相手が話を聴く準備ができているかどうかを確認し、その上で説明や指導をすることが上手なコミュニケーションスキルとなるでしょう。

 

補足説明!

ポイント

訴えを話し出した患者は、「忙しいのにすみません」と我に返ることが多く、次に看護師の話を聴こうと気持ちを切り替え始めることが多いです。

 

患者の辛さに判ったふりをしない

患者の辛さや苦しさは、看護師には本当の意味で共感することはできないため、「判ります」「辛いですよね」等、同感した言葉を安易に使ってしまうことは、相手の心を傷つけたり遠ざけたりする場合があります。

そのため、患者の辛さ等について判らない部分は「詳しく教えてくれませんか?」「それは、どういう意味(感じ)ですか?」と確認することが、互いがずれなく理解しあえるコミュニケーションスキルとなります。

 

3.看護師が医師とのコミュニケーションのポイント

医師とコミュニケーションをとる看護師

看護師は医師とコミュニケーションをとる際には、どのようなポイントがあるのでしょうか。

以下で紹介していきます。

 

医師に話しかけるタイミングを計る

医師は多くの患者を担当しているため、看護師が対応してもらいたい患者もその中の1人であり、優先順位は医師が決めることになります。

そのため急変などの場合以外は、

  • メモで伝える
  • 外来中は、外来看護師に伝言を頼む
  • PC入力が一段落した際に声をかける

等、医師に話しかけるタイミングを計ることが大切です。

医師の行動のタイミングを読むことが、医師とのコミュニケーションの第1歩になります。

 

話しかけるタイミングを誤ると患者に悪影響をもたらす場合もある

看護師も忙しい中で指示をもらいますが、話しかけるタイミングを逃して医師をイライラさせてしまうことで、さらに患者に対しても悪い影響を与えてしまうこともあります。

 

医師に対しても丁寧な言葉で対応する

看護師は、毎日仕事上で話す医師に対して、同僚のように親しげに声をかけるようになりがちですが、同僚とはいえ、医師とはある程度の距離感を持つことが互いの関係性を良好に保つ場合が多いです。

そのため、医師と親しくなっても仕事中は、丁寧な言葉で対応することが良好なコミュニケーションをとる上で効果的です。

 

主語・述語・依頼を明確に伝える

医師は「5W1H」を明確にしたい傾向が強いため、何かを依頼する時には「5W1H」を意識して客観的データを示す等、できるだけわかりやすく端的に説明することが効果的です。

問題解決をすることが仕事の医師の性分を理解して、話を持ちかけることがお勧めのコミュニケーションスキルです。

 

ねぎらいの一言を伝える

医師は、精神的には孤独な面があるため、忙しそうなときや病棟に顔を見せたときなどは、挨拶や「お疲れ様です」の一言を伝えることが、その後のコミュニケーションを円滑にします。

 

4.看護師が苦手な同僚とのコミュニケーションのポイント

苦手な同僚とコミュニケーションをとる看護師

苦手な同僚がいると避けがちになってしまいますが、気持ちよく仕事をするためにもポイントをおさえてコミュニケーションを取っていきましょう。

 

同僚の何が苦手かを考える

苦手意識を持つ同僚について、何が苦手と感じさせるのかを明確にすることも、コミュニケーションを良好に保つことにつながります。

苦手な理由を明確にしたうえで、どうしたら相手と良好なコミュニケーションが取れるか解決策を考えることも大切です。

 

苦手な同僚でも自分から挨拶する

苦手な同僚と、うまくコミュニケーションを取りたい時は、自分から挨拶をする気持ちを持つことが良好なコミュニケーションにつながります。

時には、挨拶を返してもらえないかも知れませんが、挨拶は仲間意識を高めます。

 

挨拶の他に一言添えると苦手意識も軽減する

「おはようございます」「お疲れ様です」といった基本の挨拶と、「寒いですね」などといった一言を伝え続けることで自分も苦手意識が減り、相手もパーソナルスペースを狭めてくれるようになるでしょう。

 

相手の意見や考えは受け止めてから流す

苦手な同僚と話す中で自分の意見や考えと合わない時は、すぐに相手の言葉を否定せずに「そう考えるのですね」と受け止め、反射的に「でも」「それはちょっと」といった言葉を返さないようにしましょう。

相手の言葉を受けとめ、自分とは合わない時には受け入れずに聞き流すことで一定の距離を保つことができます。

 

相手を否定せず自分の意見を伝える

苦手な相手と対等に話すことができないからこそ、良好なコミュニケーションが取れない場合も良くあります。

相手と意見や考え方が違った時に、相手の意見を否定せずに「私は、こう思う」と伝えることがコミュニケーションスキルを高めることにつながります。

 

補足説明!

ポイント

意見が異なる場合に「私はこう思う」と伝えることは、アサーショントレーニングを受けることで、身に付けることができるコミュニケーションスキルです。

 

まとめ

看護師は、対人関係を良好に保つことが大切な業務の1つで、コミュニケーションの大切な要素は挨拶」「笑顔」「気遣い」です。

相手が今、どのような状況に置かれているのかを相手の話や態度などを確認しながら対応して、相手の言葉を聴き受けとめ、自分の考えを端的に伝えることが良好なコミュニケーションにつながります。


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この記事を書いた人

看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師の人間関係

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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年11月07日)

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