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( 看護師 保健師 )

看護師が以前の職場に出戻りする時の注意点とメリット・デメリット

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看護師出戻りメリット・デメリット

看護師の出戻りというのは、別の職場に転職した後、元の職場に転職して戻ってくることを指しています。看護師が転職する理由は様々で、キャリアアップのために転職する人もいれば、家庭や育児と両立しやすい環境への転職を希望する人もいます。また、現在の職場環境や人間関係に不満を持って転職する人もたくさんいます。

そうした看護師の中には、転職した後に「もともとの職場の方が良かった」と気づくこともあり、それが出戻り転職になっているようです。一般企業では出戻り転職は歓迎されませんし、企業によっては出戻り転職が一切認められていない、つまり採用されないというケースが少なくありません。

では実際に出戻りする看護師の実態とそのメリット・デメリットをみていきましょう。

1.出戻りする看護師の実態

看護師出戻り実態

転職する理由によっては、出戻ることで得ることができるメリットが大きい場合と小さな場合とがありまが、例えば育児と両立できる職場へ転職した看護師が、育児に手がかからなくなって元の職場へ出戻り転職するというケースは多いですし、「隣の芝生が青く見えたけれど、実際にはこちらの芝の方が青かった」という理由で転職する人もいるようです。

 

辞め方次第で出戻り後の働きやすさが決まる

出戻り転職は、どのような辞め方をしたかによって、出戻り後の働きやすさや人間関係が変わってきます。もしも現在の職場が特に嫌いというわけではなく、条件や待遇などの理由で転職するという場合には、将来出戻る可能性も考えて、上手くスムーズに辞める努力をすることが必要です。

 

2.出戻りする看護師のキャリアアップについて

看護師出戻りキャリアアップ

出戻りする看護師の中には、キャリアアップのために出戻ってくる人がたくさんいます。忙しい職場で育児との両立が難しいという理由で日勤のみの職場へ転職したけれど、育児で手がかからなくなったからキャリアアップのために元の職場に戻りたいと考える人はたくさんいますし、人間関係や職場の雰囲気を理解している職場なら働きやすいと考える人は多いようです。

 

出戻りでもキャリアアップに支障はでない

出戻ったからと言ってキャリアアップに支障が出てしまうことはありませんし、出戻りだと昇進できないということもありません。しかし、辞め方によっては戻ってきた後の人間関係が複雑になってしまうことや、嫌な思いをする機会が増えてしまうことはあるようなので、その点は気を付けたほうが良いでしょう。

 

大学病院や総合病院は実力や経験値がつきやすい

大学病院や総合病院のように、忙しく働く職場では、短期間の間にたくさんの症例を勉強することができますから、看護師としての実力をつけること、経験値をアップすることができます。大きな規模の病院だとキャリアアップの支援体制が完備されていることが大きいため、キャリアを磨きたい人にとっては理想的な転職先にもなります。

 

目的に応じたキャリアアップができるなら

キャリアアップと言っても看護師によって目標は異なります。専門看護師や認定看護師になりたい人もいれば、役職を目指して頑張りたい人もいますし、転科して別の診療科目でキャリアを積みたい人もいます。目的に応じたキャリアアップができる病院なら出戻る価値は十分にありそうです

 

ポイント!

ポイント

出戻りの場合には、以前働いていた時にどんなキャリアアップ支援体制が完備されているのかを理解しているわけですから、そうした特典をフル活用できるようなキャリアアップをしたいものです。

 

3.出戻りする看護師のメリット

看護師出戻りメリット

出戻りする看護師のメリットには、病院の勝手が分かっているので働きやすいということがあげられます。

 

一から覚えることが少なくなる

同僚や先輩看護師、医師や他のスタッフの名前を一から覚える必要がない点は大きな安心感につながりますし、以前働いていた職場なので即戦力としてすぐに現場で働けることは、出戻り看護師ならではのメリットと言えるでしょう。

 

転職後の後悔がない

以前働いていた職場なので、人間関係や職場の雰囲気を十分に理解しているため、転職した直後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することが少ない点もメリットと言えます。

 

転職後の落胆が少ない

看護師の職場は、同じ職務をこなす場合でも人間関係や職場の雰囲気が悪いと、仕事をこなす以前に精神的に疲労困憊してしまうことが少なくありません。出戻りの場合には、そうした職場の雰囲気を全て理解した上で出戻っているため、落胆や失望など転職直後にマイナスの感情が起こりにくくなるというメリットがあります。

 

業務の流れがわかっているので即戦力になりやすい

ある程度の業務の流れもわかっているのでスムーズに仕事に入りやすくなります。改まった指導者などを付ける必要もないので、受け入れる側のメリットにもなります。

また基本的な物品の配置場所や建物の構造などの説明が不要な分、職場側から見れば即戦力となります。

 

辞め方によっては出戻り時に注意が必要

自分ではメリットだと思っていても、出戻ることに対して良く思わない同僚や先輩看護師がいるかもしれない点は理解しておきましょう。どんな風に辞めたかによっては、出戻った後に人間関係で辛い思いをすることになってしまうため、出戻らずに別の転職先を探したほうが良いというケースもあります。

 

ポイント!

ポイント

出戻り転職が成功するかどうかは、以前どんな風に働いていたのか、どんな風に辞めたのか、周囲からどんな風に思われていたのかによって大きく異なります。

 

4.出戻りする看護師のデメリット

看護師出戻りデメリット

出戻りする看護師のデメリットには、以前と同じ転職理由を感じてしまう」という点があげられます。

また、雇用側からはすぐに辞めてしまうのではないか、などと思われてしまいます。

 

転職理由が人間関係の場合

特に注意したいのは職場の雰囲気や人間関係が嫌になって転職したという場合です。隣の芝は誰でも青く見えるものですが、嫌だなと思っていた環境でも実際に去ってみると嫌なことが記憶の中で和らぎ、「今考えるとそれほど嫌ではなかったかもしれない」と言う気持ちになることが多いものです。

昔を懐かしく思う気持ちも相まって出戻り転職をすると、「分かっていたはずなのに、どうして戻ってきたのだろう?」と自問自答する羽目になってしまう可能性があります。

 

出戻り看護師に対して良く思わない同僚や先輩がいる

キャリアアップや仕事内容など、仕事面で自分にとってプラスになる転職なら出戻り転職もアリですが、元の木阿弥にならないように気を付けましょう。また、出戻り看護師に対して良く思わない同僚や先輩がいることも理解しておかなければいけません。以前はそれほど犬猿の仲ではなかったのに出戻ったら意地悪をされることや、嫌がらせをされるということは少なくありません。

どんな風に辞めたのか、どんな風に他人に思われていたかがはっきりと出てしまう点は、出戻り看護師のデメリットと言えます。

 

5.出戻り転職の注意点

看護師出戻り職場に戻る注意点

出戻りで以前の職場に戻る際には、いくつか注意点があります。以前働いていた職場に戻るわけですから、人の名前や顔も大体一致することが多いでしょうし、職場の雰囲気や勝手が分かっているので、働きやすさという点では右も左も分からない職場へ転職する場合よりもずっと快適なものです。

 

我が物顔で知った顔はしない

しかし、勝手がわかっているからと言って我が物顔で知った顔をすると、人間関係で摩擦が起こりやすくなってしまうので注意しましょう。出戻って来た場合でも、転職で新しい職場で働き始めた時の気持ちを忘れずに、謙虚に対応することが出戻り転職で上手くやるためのコツと言えます。

 

出戻り転職が自分にプラスになるのか考える

以前の職場から転職をした際には、かならず転職理由があるものです。出戻ったことで元の木阿弥になってしまわないように、本当に出戻り転職が自分にとってプラスになるのかどうかを冷静に考えた上で決断するようにしましょう。

 

マイナス理由で転職する場合は特に注意する

キャリアにとってプラスになるとか、看護師としての実力をアップできるなどプラスの理由で出戻り転職を希望する場合には、出戻った後に後悔することは少ないのですが、転職先の雰囲気に馴染めなかったとか、人間関係が良くなかった等、マイナスの理由で転職をする場合には、出戻った後でも同じ問題が起こる可能性があることを理解しなければいけません。

 

6.看護師が以前の職場に出戻る時の心構え

看護師出戻り心構え

看護師の仕事に限らず、新規の職場に転職する場合には、最初は誰でも謙虚な気持ちで働くものです。看護師の仕事も同じで、どんなに経験があって実力のある人でも、新規の職場に転職した場合には、慣れるまでは謙虚な気持ちで対応する場合がほとんどです。

 

謙虚な気持ちを忘れない

出戻り転職をすると、以前の職場の勝手が分かっていますし、職場の雰囲気や人間関係も把握しているために、この謙虚な気持ちを忘れてしまう人が多くなってしまいます。以前は良くしてくれた同僚や先輩でも、出戻った後に依然と同じ関係を築けるという保証はどこにもないのです。もしかしたら以前とは雲泥の差で、人間関係で悩むことになるかもしれませんし、職場の雰囲気が自分にとって働きづらいと感じてしまうかもしれません。

 

ポイント!

ポイント

最悪の状況になっても自分の看護師のキャリアにとってプラスになる転職先だから転職したいのだ、という点は最初にしっかり自分の中で確認しておきたいものです。

 

以前と同じだと思い込まないように

別の職場で働いている間に、病院内の体系ややり方が変わっているかもしれませんし、役職や組織なども変わっていることが予想されます。

以前とすべてが同じというわけにはいかない点も理解しておいた方が良いでしょう。勝手が分かっている職場だと、出戻っても新鮮な気持ちになることができず、つい以前と同じやり方になってしまうことが多いのですが、自分自身にブレーキをかけながら、新しい環境に慣れる努力が必要です。

 

「前はこうだった」などは禁句です

勤務していた経験があるからと言って「前はこうだった」などと言ってはいけません。離れていた期間に業務改善されていたり、やり方が変わっていたりすることは珍しいことではありません。

知っている場所でも「今」の流れを受け入れて業務にあたることが必要です。

 

まとめ

もしも将来、出戻り転職する可能性がある場合には、辞める際にはできるだけ波風を立てることなくスムーズに辞めるのが鉄則です。看護師転職では、出戻り転職はそれほど珍しい事ではありません。しかし、以前と全く同じ環境や雰囲気で働けると考えないほうが、出戻り後に後悔しない予防策と言えます。

何度も言いますが、出戻りを歓迎してくれる同僚や先輩はいても、全員がそういうわけではありませんし、中には出戻りを快く思わない人もいるものです。そういう人たちを刺激しないようにふるまわなければいけませんし、戻りたいという気持ちが「のど元過ぎれば熱さ忘れる」の状態でないことをきちんと確認することが、出戻り転職の際の注意点です。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・保健師 ・養護教諭第二種
出身/年齢 ・東京都/28歳
職務経験 ・総合病院 ・大学保健室 ・保育園 ・デイサービス ・イベントナース ・ツアーナース
診療科経験 ・整形外科 ・小児科

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カテゴリー:看護師転職に必要な知識

(公開日:)(編集日::2017年04月04日)

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