仕事を教えてくれない看護師の職場!すぐに転職すべき?

仕事を教えてくれない看護師の職場

看護師の仕事について学ぶには、独学で勉強するだけでなく、職場の看護師から直接仕事を教わることがとても大切です。

しかし残念ながら、分からない事を質問した際に「そんなことは自分で考えてよ」「なんでも聞いてこないで」などと言って、仕事をきちんと教えない看護師の職場があります。

では、このような仕事を教えてくれない職場に就職・転職した場合、どのような行動を取るべきなのでしょうか。

この記事のポイント仕事を教えてくれない看護師の職場

以下で詳しく説明していきます。

1.仕事を教えてくれない看護師の職場からはすぐに転職すべき

退職する看護師

自分が働いている職場は「仕事を教えてくれない」と感じた場合は、基本的にすぐに転職すべきだと言えます。

その理由は以下の通りです。

 

(1)看護知識・技術を間違えて覚えてしまう可能性ががあるため

正しい看護知識・技術を習得したり、自分の傾向や癖を把握したりするためには第三者からの指導やアドバイスがとても参考になるため、仕事を教えてくれる職場で働くことが大切です。

独学で勉強して看護知識・技術を習得するのはとても難しいです

特に、苦手な分野の勉強は避けてしまいなかなか覚えることができなかったり、間違えた覚え方をしてしまったりすることがありますので、今後のキャリアも踏まえ、すぐに転職した方が良いでしょう。

 

特に「新人看護師」は要注意!

新人看護師

新人看護師はこれからたくさんの知識・技術を吸収して看護師としての基礎を作っていく大切な時期でもあります。

この時期に他の看護師から仕事を教えてもらえないと看護師の基礎がしっかり身に付かない恐れがあるため、すぐに転職した方が良いと言えます。

また、仕事を教えてくれない職場は看護師同士の情報交換も少ないため、患者への関わりも個別で行うことが多くなります。

こうして、自分の癖に気が付かないまま看護師の基礎が出来上がってしまうと、その癖を直すことは難しく、仕事をする上でやりにくさが出てきてしまうため早めに対処しましょう。

 

(2)患者に迷惑がかかる可能性があるため

入院患者

看護師が仕事を教えてくれない職場の場合、患者に関する情報の伝達が看護師間で上手くいかず、最終的に患者に迷惑がかかることがあります。

例えば、看護師が患者にケアを行う際は「Aさんは足浴する時熱いお湯が好き」「Bさんは長く話をされるのが嫌い」などの患者に関する情報が必要です。

しかし、この情報伝達がされないと受け持ちの看護師が変わる度に同じ間違いを繰り返してしまい患者を不快に思わせてしまうようなことも考えられます。

こういった事態を回避するためにも、看護師が仕事を教えてくれない職場は早めに転職をした方が良いです。
 

(3)新しい職場で苦労する可能性があるため

仕事を教えてくれない看護師の職場に慣れてしまうと、「教えないことが普通」という誤った感覚になってしまう可能性があります。

このような感覚になってしまうと、転職した際に他の看護師に仕事を教えなくなってしまうため、周囲の看護師からの印象が悪くなってしまう可能性があります。

また、看護師同士の情報伝達も上手くいかず仕事をしづらいと感じるなど、とても苦労することが考えられるため、下手に慣れてしまう前にすぐに転職した方が良いでしょう。

 

2.仕事を教えてくれない職場でも、転職できない場合の対処法

仕事を教えてくれない職場であったとしても、「希望して入職したからできるだけ長く働きたい」「転職回数を増やしたくない」などの理由で転職をためらっている看護師もいるでしょう。

この場合、転職をしないで働き続けるために、以下の方法を試してみることをオススメします。

 

(1)なぜ、仕事を教えてくれない職場なのかを考える

考える看護師

まず、なぜ仕事を教えてくれない看護師の職場であるのかについて考えるようにします。

例えば、仕事を教えてくれない職場の原因は様々ですし、看護師が全員仕事を教えてくれないのか、特定の看護師だけが仕事を教えてくれないのかだけでも対策は異なります。

 

看護師に仕事を教えない風土がある職場のケース

看護師が全員仕事を教えてくれないのであれば、その職場は「仕事は教えるものではない」という風土である可能性が高いです。

こういった職場の場合、もしあなたが即戦力として働ける自信がないのであれば、早めに転職するしかありません。

 

特定の看護師だけが教えてくれない職場のケース

特定の看護師だけが仕事を教えてくれない職場なら、それは職場というより人間関係の問題です。

そのため、

  • リーダー
  • 主任
  • 師長
  • 部長

など、とにかくその職場の「上司」となる人に相談してみることが先決です。

 

(2)師長に相談してみる

師長に相談する看護師

先の話とも重複しますが、師長に相談することも大切です。なぜなら師長に訴えることで、他の看護師に仕事を教えるように指導してくれる可能性が高いからです。

また、今の職場がどうしても嫌な場合は、退職ではなく他の部署へ異動するのはどうかと提案されることがあます。

師長はなるべく退職をしないように配慮してくれることが多いため、一度師長に相談することをオススメします。

 

(3)話しかけやすい先輩看護師に頼んでみる

お願いする看護師

話しかけやすい先輩看護師に「〇〇のやり方教えてください」と自分から頼んでみるのも大切です。

仕事を教えてくれない看護師が多い職場だと思っていても、自分から「これが分からないから教えてください」と聞いてみたらすぐに教えてくれたというケースもあります。

 

仕事が忙しい職場の場合は特に自分から動くことが大切

特に新人看護師が多く入職した病棟や看護研究やインシデントなどが重なった時は看護師の仕事量が多くなります。仕事が忙しくなると、他の看護師へ指導する時間が取りにくくなります。

そのため、相手からの声かけを待つだけではなく、自分からどんどん聞いていくことも大切です。
 

3.ただし、「教えてもらって当たり前」の感覚は捨てること

あなたの態度が全てです。

ここまで、看護師が仕事を教えてもらえないのは、「職場に問題がある」という前提で話を進めてきました。

しかし、そもそも仕事を教えてもらえないのは、看護自身の「教えてもらって当たり前」という態度が原因であることも往々にしてあります。

 

(1)新人看護師は待っているだけではダメ

転職してきたばかりの看護師

特に、新人看護師の傾向として、「分からないから、教えてもらうのが当たり前」と思っている方が多いです。

仕事を教えてもらうことは大切ですが、新人看護師は先輩看護師から話しかけられるのをただ待っているだけではいけません。

いつまでも受け身にならず積極的な姿勢を他の看護師に見せることが大切です。

 

(2)「学ぼう」という姿勢を見せることが大切

看護師は、新しく入ってきた看護師の「学ぼう」という姿勢を見て、仕事に対してやる気があるかどうかを判断します。

やる気がある看護師に対しては、もっといろいろなことを教えようという気になりますが、やる気がない看護師に対しては必要最低限のことしか教えてくれないこともあります。

 

ポイント!

ポイント

自分から勉強しよう、教えてもらいたいという姿勢は自分を看護師として成長させるだけではなく、周りの看護師からの好感も良くなり働きやすい職場にすることができるのです。

 

まとめ

看護師の職場は看護師同士が教え合ってお互いに成長する場でもあるため、仕事を教えるという環境はとても大切です。

ですから、新しく入ってきた看護師に対し、ろくに仕事を教えてくれないのであれば、早めに転職を検討した方が良いでしょう。

ただし、人に何かを教えるということは、教える人が仕事を中断して相手のために時間とエネルギーを消費して指導にあたっているため、自分自身の「教えてもらう態度」にも問題がなかったか、振り返ることも忘れないようにしてください。

佐藤ゆうき

【千葉県/31歳・資格:看護師】

自転車旅行が大好きで、しまなみ海道を縦断してきた30代の看護師です。都内の総合病院で約6年、その後クリニックで約2年勤務しました。現在は1児の母として子育て奮闘中ですが機会があればまた働きたいなと思っています。病院で働いている時は人間関係に悩みましたが、なんとか6年間頑張ることができました。自分が今までに経験したことをどんどん発信して、少しでも皆様のお役に立てればと思います。

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