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電子カルテのメリット・デメリットと看護師がマスターする方法3つ

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電子カルテ看護師マスター方法

最近、様々な病院で急速に広まりつつある電子カルテ。

しかし、パソコンが苦手な看護師、特にベテランの看護師程この電子カルテを避けて転職活動をしている傾向にあります。確かに、手書きのカルテに慣れてきている方は、パソコン作業ということに苦労を覚えるかもしれませんが、電子カルテはマスターすれば仕事を効率よく終わらせるための素晴らしい武器となります。

それではここで、電子カルテの攻略法についてお伝えしていきたいと思います。

1.電子カルテのメリット

電子カルテのメリット

そんなデメリットも多い電子カルテですが、一度慣れてしまうと、大げさかもしれませんが、もう電子カルテのところ以外では働きたくなくなります。そんな風に思わせてくれる電子カルテのメリットはいったい何でしょうか。

 

手を傷めずに長い文を書くことができる

紙媒体であると、やはり、文章を書いているうちに腱鞘炎など関節の痛みが出現することがあります、さらに記録は夜勤であれば数十人は確実に書かなければなりません。

ましてや特記事項が多く、書くことがたくさんある場合はそれだけでもう疲弊してしまいます。

 

赤線だらけの見にくいカルテとはおさらば!

しかし、電子カルテはボタンを押すだけで文字が入力できるため、短い時間でたくさんの文字を書くことができます。

また、書いた言葉を間違えても、登録をするまでは削除をすることができるため、赤線だらけの見にくいカルテになることを防ぐこともできます。紙媒体の時は一言二言しか書かなかったカルテが、電子カルテになってからこと細かく皆が記載するようになり、カルテが充実した内容になったというような病院もあるようです。

 

1画面で全ての業務を完結できる

紙媒体のカルテの時は、記録用紙がどこに挟まっているかを探したり、検温表とカルテはまた別の所にあったりと、全ての記録を終えるまでに、行ったり来たりとしていたかと思いますが、電子カルテであれば、パソコンの1画面の中で、マウスを移動させるだけで全ての記録を終わらせることができます。

また、医師からの指示や薬の情報もすべて入っているため、パソコンさえあれば、業務に必要な情報収集はすぐに終了できます。今までのように、記録物を求めてあちこち移動しなくていい分、時間と労力の短縮にもつながります。

 

過去の情報などもすぐに探せる

紙カルテであれば、ある程度の時間がたった記録は別の所にしまうなり、法律に基づいて破棄されます。そうすると、過去の情報が見たくなったときは、わざわざ保管場所まで探しに行かなければならず、手間と労力が必要でした。

しかし、電子カルテであれば、パソコンに全て記録されており、検索を掛けるだけですぐに見つけることができるため、こちらも業務時間の短縮を図ることができます。

 

情報を楽々持ち運べる

紙媒体のカルテであれば、記録が溜ればたまるほどそこそこの重量となり、女性の多い看護師は持ち運びに苦労しているのではないでしょうか。

また、長年使っている人のカルテでは、ファイリングしている部分が破けてしまい、廊下で患者さんのカルテをバサバサとまき散らしてしまったということありませんか?電子カルテならこんな思いをせずに済みます。

なぜならパソコン1台持ち運べばいいからです。電子カルテが導入されているほとんどの施設は、パソコンを持ち運ぶための台車が完備されていることが多いため、ほとんど力を要さずに持ち運ぶことができます。

 

他の職種のスタッフと同時に患者の情報を共有できる

紙媒体のカルテであれば、自分が記録を見たい、書きたいというときでも他の職種がカルテを使っていたら待たなければなりません。

特に、その使いたいカルテの患者さんに対して医師がインフォームドコンセントなんて行ってしまったらしばらくカルテは返ってきませんので、業務が進まないなんていうこともあったのではないでしょうか。

しかし、電子カルテならどこで、誰が開いていても使用可能であるため、仕事が自分のペースで進めることができます。

 

与薬の段階でのヒヤリハットは確実に減らせる

電子カルテ化されている医療施設はほとんど、点滴薬についてもバーコードで管理されているのではないでしょうか。

パソコンがない時代はダブルチェックや指さし呼称を入念にやっていたにもかかわらずなぜか間違えているというようなミスをした経験がある方もいるかと思いますが、電子カルテ化されているところでは、患者さんが手首につけているネームバンドと点滴薬をバーコードで照合させればチェックができます。

 

ポイント!

ポイント

もしも違う人のものをバーコードスキャンした場合は必ずエラーが出るため、予約のミスを圧倒的に減らすことができます。

 

院内のスタッフとメールで迅速にやり取りできる

電子カルテではない所だと、何か他の職種に用があった場合、ほとんどがその人の持ち場に電話を掛けるか直接会いに行くしか方法がありませんでした。

緊急の用事ならまだしも、緊急性を要しない用事や、委員会に関する用事など正直その人の持ち場まで赴くのは面倒ではないかと思います。

リアルタイムの情報共有が可能

しかし、電子カルテ化されている施設では、院内メールが発達しているため、緊急性を要しないちょっとした用事であればこの院内メールを活用することで迅速にかつリアルタイムでの情報共有が可能となります。

例を挙げると、病棟での飲み会の幹事になったときなんかは、他の職種を誘うときにとても活用できます。

また、委員会の資料も一読してほしいときはファイルを添付して院内メールを活用すれば、わざわざ印刷したりといった手間も省けます。

 

2.電子カルテのデメリット

電子カルテ デメリット

人ではなく、機械が動かしている電子カルテだからこそのデメリットも存在します。電子カルテを使って実際に仕事をしている人の意見から、電子カルテのデメリットを見ていきましょう。

 

タイピングが遅いと文章を作るのも一苦労

これは老若男女関わらず、挙げられるデメリットです。

今、看護師として働いている世代は、平成生まれでもちょうど小中学校でのパソコン授業が導入されたばかりの時期であるため、パソコンについての専門知識がある、タイピングが早いという人は実は少ないものです。

看護学生時代の資料作成でパソコンは使用していたけどそれっきりという人も中に入るため、パソコンが不得意な若い世代もいます。

 

むしろ手書きよりも時間がかかってしまう?!

また、ベテラン世代では、パソコンを使って仕事をしていたことがない人が多く、また、大人になってからパソコンを使用し始めている人が多いため、不慣れな人が多く、指1本ずつを使って、数分かけてやっと数文字打てるというような人もたくさんいます。

そうすると、手書きの頃よりも業務に時間がかかってしまい、苦労しているという人も多いようです。

 

パソコンの基本操作が分らないとかなり厳しい・・・

タイピングだけでなく、パソコンの基本操作に無知な人も多く、どうすればアルファベットからひらがなになるのかとか、漢字の変換はどうすればいいのかといったところからスタートをしている人も多く、苦労しているようです。この苦労が苦手意識に繋がっていると言っても過言ではなさそうです。

 

停電した時はかなり大変

これは紙媒体との決定的なデメリットとなります。紙媒体であれば、停電したところで業務にそこまで影響を及ぼすことはありません。

しかし、電子カルテが停電に合うと大変です。医師からの指示や患者情報、薬についてだけでなく、患者の連絡先もパソコンの中であるため、文字通り何もできなくなります。

 

計画停電ならまだいいけど・・・

計画停電のようなあらかじめ停電することが分かっていれば、指示や連絡先についてはコピーを取るなどして対応できるものの、いきなりの停電だと八方ふさがりとなります。

また、停電中は記録を書くことさえできないため、その後の業務へのしわ寄せがきます。

特に、関東や東北で働く看護師は、東日本大震災による計画停電などでこの辛さを身をもって味わった人が多いのではないでしょうか。

 

システムやパスワードを覚えるのが大変

タイピングが得意、記録には自信があるとはいえ、やはりパソコンであるため、それだけでなく、システムに関しても覚えておかなければなりません。

しかし、一度完璧に覚えたとしても、アップグレードなどによってシステムが変わることもしばしばあります。そのため、年に何度か新しいことを覚えなければならなくなります。

 

パスワードを忘れて二度手間にならないように

また、パスワードなどもプライバシーのため定期的に変えることを要請されます。そのため、パスワードを忘れてログインできなくなった、長期休暇中にシステムが変わっていて使い方がわからなくなったなどといったこともあり、それを覚えるのが一苦労です。

 

目に負担がかかる

特に、ベテランの看護師さんでは、文字の大きさを変えるといったことができず、画面に目を思いっきり近づけて作業をしている人を良く見かけます。

また、常にパソコンを触っているため、視力が悪くなったり、ドライアイなど目の疾患で悩まされてしまう人もいます。紙媒体であればこんなことは起こりませんもんね。

 

3.電子カルテをマスターする方法

電子カルテ マスター

それでは、今まで羅列してきたように、電子カルテをスマートに使いこなすにはどうしていったらよいのでしょうか。

むしろ、使いこなせれば苦労しない、使えないから電子カルテの職場を避けているという看護師も多いのではないでしょうか。電子カルテをマスターする方法として参考となればと思います。

 

タイピングさえ見につければこっちのもの!

パソコンが苦手という方、特に女性ではかなり多いかと思います。

しかし、この情報社会で、今後パソコンを一切使わずに生きていくということはもはや難しいのではないでしょうか。そう考えた時に、最低限、タイピング、文字を入力する能力は電子カルテの職場で働くかどうかに限らず身に着けておく必要があると思います。

 

タイピングの速さで仕事が左右されることも

特に、電子カルテの職場ではこのタイピングの速さによって仕事にかかる時間が大きく左右されます。タイピングが早ければ記録や看護計画の評価などもスムーズに進めることができます。

 

パソコン教室やソフトを活用してみては?

今ではパソコン教室も各地で開講されており、時間問わずいくらでも通えるところや、お財布にやさしいパソコン教室などいろいろとあるため、一度通ってみて、マスターしてみるのもいいかもしれません。

また、タイピングに関しては、パソコンさえあれば、ゲーム感覚でタイピングをマスターできるソフトもあるので、活用してみるのもいいかと思います。

 

ベテラン看護師は業務よりも先に電子カルテを覚えてしまおう

ベテラン看護師が電子カルテの職場に就職した場合、もうベテランであるため1から覚える業務もそんなにないのかと思います。そのため、業務は後回しにしてでも1番先に電子カルテをマスターしてしまいましょう。

看護技術や医療知識は今まで培ってきたものがある分、余裕もあるはずなので、先に慣れていない電子カルテを覚えて仕事の効率化を図りましょう。

 

ブルーライトカットの眼鏡はもはや必須!

今では、パソコンを使用する人のために、電子機器の光、ブルーライトをカットするメガネが安価で様々なメーカーから販売されています。こういったパソコン専用小物を有効活用するだけでも負担を十分に減らすことができるかと思います。

 

パソコンになれている若い世代に頼ってみる

いくらパソコンが苦手と言っている若者だって、少なくとも昭和に学生時代を過ごしていた人よりもパソコンを触る機会が多く、慣れてはいます。

そのため、分からないことがあったら若い世代の看護師にどんどん聞いてしまいましょう。

 

若いスタッフの自信にもつながる

それが逆に若い世代とのコミュニケーションにもなるため、若い世代の看護師たちもうれしいのではないでしょうか。

特に、若い世代の看護師は普段、ベテラン看護師のいろいろと頼って足を引っ張ってと自分の業務に負い目を感じている人が多いため、少しでもベテラン看護師の手助けをすることができるというそのこと自体に喜びを感じる看護師も多くいるかと思います。

分からないなと思ったらコミュニケーションもかねて聞いて見てはいいのではないでしょうか。電子カルテのことだけでなくひょっとしたらパソコンの豆知識を得ることもできるかもしれません。

 

まとめ

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※登録後、担当者からご連絡があります。

医療業界はどんどんIT化が進み、いずれはほとんどの病院がIT化するのではないかといわれています。

慣れるまでは大変ですが、慣れてさえしまえば自分の武器となり、効率よく仕事をこなすことができるようになるのが電子カルテです。パソコンを怖がらず、ぜひ思い切って電子カルテの職場を選び、果敢に取り組んでみてはいかがでしょうか。

 


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この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:看護師の実情

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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年07月07日)

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