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新人看護師の外来勤務について!教育で大事なポイント5つ

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看護師ライター amel
新人看護師外来勤務教育ポイント5つ

私自身は新人時代からずっと病棟で勤務していたのですが、ここ数年は外来勤務をしており、そこに新卒の看護師が入ってきて、指導をすることになりました。看護師の経験がある人は、外来で新卒看護師を育てるのは難しいと考えている人が多いのではないかと思います。

実際に、私が上司に新卒看護師の指導をしてほしいと頼まれた時は「絶対無理」と思いました。しかしなんの根拠も理由もなく、無理だと拒否することもできなかったため、とりあえずやれるところまで指導してみようと決めました。

実際に指導してみて、教える側も大変なのですが、教わる側も病棟勤務とは違い、困ることも多いような気がしました。

そこで今回は、新卒看護師を指導した体験をもとに、新卒や未経験の看護師が外来勤務するにあたって困っていたことと、それに対してどのような対策をして指導していったのかをお話ししていきたいと思います。

 

1.新人看護師の点滴や採血は時間をかけて習得させる

新人看護師点滴採血

病棟ですと、バイタル測定や処置などが終わって、ある程度の業務が済んでから、落ち着いた頃にプリセプターや先輩看護師と一緒に患者のところへ行って、点滴や採血などの練習をしていくと思います。しかし外来になると、点滴や採血の人数も多く、人手にも余裕があるわけではないので、ゆっくり教える時間がなかなか取れなかったりします。

 

点滴や採血に慣れた常連患者はプレッシャーをかけてくる

外来に来る患者も点滴や採血に慣れた常連が多いので、「私の血管はなかなか入らないよ」「ここの血管じゃないとだめ」などど、余計なプレッシャーをかけてくる患者も多くいます。これでは新人は焦ってしまい、うまく出来るものも出来なくなってしまいます

 

新人看護師の点滴は習得しやすいものから実践する対策をとる

新人看護師の点滴など注射に対する技術の向上対策としては、まずは皮下注射など比較的習得しやすいものから実践してもらい、注射に慣れた頃に採血も覚えていってもらいました

 

ポイント!

ポイント

採血は血管がよく出でいる患者さんをこちらが選んでやってもらいました。

 

血管確保は数をこなしてコツをつかんでもらう

血管確保など、コツをつかむのに時間がかかる手技は、外来がバタバタしていて焦ってしまうせいか、なかなかうまくできなくて「また失敗してしまった」と落ち込んでしまいがちなので、焦らずに時間をかけて、とにかく数をこなしながら覚えていってもらいました。

 

2.医者との関わり方も新人教育には必須

新人教育医者関わり方

病棟では、入職したばかりの新人が、医者と関わることはほとんどないと思います。しかし外来勤務ですと、必然的に診察の介助につくことになり、医者とコミュニケーションをとることも必要になってきます。

 

性格の違う医者の特徴を覚えることも仕事の一貫

医者によって性格も違いますし、診察の仕方も違ってくるため、各医者の特徴も覚えていかなければなりません。医師の特徴を覚えるだけであれば問題はないように感じますが、新人看護師は看護技術など不安を抱えているため、余裕があまりありません。

  • 専門用語や薬品・器械類の名前も覚えきれていない
  • 先輩看護師にも慣れていない

新人看護師がよく抱える不安要素は上記のようなないようです。その他にも様々なことに未熟な状態で医者と関わっていかなければならないので、新人看護師の多くは慣れていくが大変だったようです。

 

最初は優しい医者の診察の介助から慣れてもらう工夫をする

新人看護師が医者ごとの特徴を掴めるようにする対策としては、比較的優しい医者の診察の介助から入ってもらって、慣れてきたら別の医者の診察に一緒についてみる、というように対応していきました。

 

ポイント!

ポイント

新人だと理解して対応してくれる医者は指示もゆっくり出してくれるので助かりました。

 

3.患者の状態をつかめるように教育する

新人看護師患者の状態

病棟では、患者が入院してきて、退院までの状態を日々見ていくことになるので、その患者の疾患とその治療や看護まで全て関連付けて理解していくことができると思います。しかし外来では1人の診察時間は数分であり、患者が自宅に帰ってしまったり、入院してしまえば会うことはありません。

 

基本である患者に合わせた看護ができないことが多い

外来に来る患者との関わりについて、継続した通院が必要なければその患者とはその場だけの関わりになってしまい、患者の全体像を把握するということができません。そのため、看護の基本とも言える個々の患者に合わせた看護、というものになかなか結びつかないことが多くありました。

 

限られた時間からでも患者の状態を理解する工夫をする

新人看護師が外来の患者ひとりひとりの看護の全体像を把握できるようにする対策として例を挙げてみます。

  •  創の処置で継続して通院している患者の創などを観察してもらい前回と比べてどう変わっているか
  • 採血データから、症状とデータを照らし合わせてどんなことが考えられるか考えてもらう
  • 家族が付き添っている場合は家族ともコミュニケーションをとって患者の情報を得る

上記のように、外来の限られた時間と少ない情報から患者の状態を理解し、患者を理解できないまま終わってしまうことの無いようにさせていました。

 

4.患者のクレーム対応の方法

新人看護師患者クレーム対応

外来勤務において、必ずあるといっても過言ではない患者からのクレーム。ほとんどは、「診察の待ち時間が長い」というような内容なのですが、看護師の対応ひとつですぐに納得してくれたり、逆にヒートアップさせてしまったり。その場を収めるのに大変な労力を使います。

 

新人看護師がクレームを受けたら先輩看護師が対応するように

新人看護師のクレーム対応の対策としては、新卒看護師は患者とのコミュニケーションもままならないため、クレームの対応をするのは難しいと思うので、もしも新人看護師が患者からクレームを受けたときは、「確認して来ますのでお待ちください」などといって患者に待ってもらい、先輩看護師が対応するようにしていました。

 

ポイント!

ポイント

新人看護師がふらっと待合室を歩いていると、ベテランも新人もおかまいなしに患者さんは話しかけて来ますので注意しましょう。

 

5.他の先輩看護師との関わり方

新人看護師先輩との関わり方

病棟勤務でも、もちろん先輩看護師と関わっていかなければならないのですが、日々の業務を一緒にこなしながら、少しずつ信頼関係を築いていくことができると思います。基本的には外来に勤務する新人、先輩看護師の信頼関係も、時間の経過とともに築かれていきます。

 

仕事ができない新人にイライラしてしまう先輩看護師もいる

外来勤務の新人・先輩看護師の人間関係について、時間が経てば先輩看護師との関わるのにも慣れてくるのですが、外来中はバタバタと忙しいために、まだテキパキと仕事が出来ない新人にイライラしてしまう先輩看護師も中にはいます。

 

新人が先輩看護師に怯えないようにプリセプターメインの指導をする

例えばイライラしている先輩看護師の態度に、新人が怯えてしまって、さらに業務に支障が出てしまっては困ります。そのため、必ずプリセプターなどのメインで指導する看護師が、新人指導の進行状況を他の先輩看護師に伝え、まだ出来ないことと出来ることを周知させるようにしていました。

 

ポイント!

ポイント

私個人としては、新人と先輩看護師の間に入ってコミュニケーションの手助けをしたり、少しでも早く看護師間の信頼関係を築けるように対応していました。

 

まとめ

新人看護師外来勤務まとめ

いかがでしたでしょうか。決して新卒看護師で、外来勤務は不可能というわけではありません。実際、私が教えていた新卒看護師も、外来である程度は成長することができました。

しかし外来で新卒や未経験の看護師が仕事をしていくには、病棟勤務とはまた違った大変さがあり、私自身の経験からも、看護師として成長していくならば、出来れば病棟である程度経験を積んだ方が、確実に成長していけるのかなと考えます。

また、家庭や個々の事情により、できれば外来で勤務したいという方もいると思います。外来とひとくくりに言っても、忙しい職場だけでなく、ゆったりと仕事が外来もあると思いますし、未経験可の求人もあると思います。

ここでは私個人の経験から、外来の新人教育方法についてお話をしました。もし新卒や未経験で外来勤務を希望している方は、しっかり職場の教育制度や方法についてもリサーチをして入職した方がいいと思います。

 

最後までご確認いただきましてありがとうございました。

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2人の子供がいる、看護師歴十数年のシングルマザーです。子育てを優先しながらも、いかに1人で家計を支えていくか日々模索中です。これまでの経験を元に、少しでも役立つ情報を書いていけたら思っています。


カテゴリー:新人看護師の転職・ノウハウ


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この記事を書いた人:amel
(公開日:)(編集日::2017年08月08日)

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