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早期退職してしまう新人看護師の理由と対処法

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新人看護師早期退職理由対処法

せっかく入ってきた新しい仲間には長く続けてほしいものです。しかし、最近では新卒で入ってきた新人看護師が1年経った頃には最初に入ってきた人数の半分になっているということも少なくありません。

なるべく新人看護師が辞めない環境を作ることで離職率が減り、その離職率を見て新たな人材がたくさん入職し、看護師の人数が増えて自分自身の仕事の負担軽減にもつながります。

今回はなぜ新人看護師は1年経たずに辞めてしまうのか、どうすれば長く続けてもらえるのかについて説明します。


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1.新人看護師が早期退職を考える理由とは?

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新人看護師が早期退職する理由は半分以上の割合で先輩看護師の対応が原因と言われています。実際に新卒の看護師として職場に入職後、半年以内に退職を考えだす新人看護師は非常に多いです。なぜ、新人看護師は早期退職をしてしまうのか、その理由について説明していきます。

 

看護師になる目標を達成したことで意欲を喪失してしまい早期退職に繋がる

「看護師になることが目標」だったバーンアウト型の新人看護師は早期退職をしやすいです。

看護師になりたいと考え看護学校に入学後は成績優秀、国家試験を受けて看護師の資格を取得すると目標を達成してしまい、具体的に今後の自分の看護師としてのビジョンも見えなくなり、意欲を喪失してしまいます。

 

どのような看護師になりたいのか描けないと自分が苦しくなる

看護師になることが目標の新人看護師は、入職後に「今自分はなぜ勉強しなければならないのか」と模索して苦しみ、結果入職から3か月前後で退職をしてしまうこととなります。看護師になってから何がしたいのか、どんな看護師になりたいのか描けることは大事なことです。

 

ポイント!

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「看護師になることが目標」だったバーンアウト型の新人看護師は、元々努力家で、上司からも期待されてしまうので、過度の期待や目標もないまま努力している自分にも嫌気がさしてしまうようです。

 

先輩看護師にあれこれ指導され自信喪失してしまい早期退職を考える

新人看護師は入職後に複数の先輩看護師から指導をされ、自分の仕事の出来なさに「辞めた方が良いのでは」と自信を喪失して退職を検討しやすいです。新人看護師が成長するために必要な指導ですが、新卒で心に余裕が無い新人看護師はどうしても落ち込んでしまうのです。

 

自信喪失に陥りやすい新人看護師の職場環境には2つのタイプがある

先輩看護師の指導などにより、自信喪失しやすい新人看護師が働く職場環境には以下2つのタイプに分かれています。

  • 先輩看護師の注目が集まりやすい新卒者が少ない環境にいる新人看護師
  • 中堅より上の世代の看護師が多い職場環境にいる新人看護師

看護師はおせっかいな人間が多いため良かれと思い事細かく新人看護師へ指導しますが、右も左もわからない新人看護師に患者と接する態度、採血の技術などの高レベルな話をされても分かるわけがありません。

 

同期と比較されることによる劣等感を感じて早期退職を考えてしまう

同期が多い環境で働く新人看護師は、同じタイミングで同じ看護技術などを学んできているため先輩看護師から比較される機会が多いです。特に、比較される相手が同じ看護学校出身の新人看護師であれば、比較されることによるダメージは大きく、辞めてしまいたいと考えてしまうでしょう。

 

ポイント!

ポイント

先輩看護師が新人看護師の同期どうしを比較してしまうと、比較されている新人看護師には劣等感が募ってしまい、できないなら辞めるという発想にもっていきやすくなるのです。

 

プリセプター研修を受けていない看護師につく新人看護師は辞めやすい

プリセプター研修を受けていない、自分自身が新人時代に厳しく育てられてきた先輩看護師は、新人看護師にも自分と同じように厳しく指導します。その結果、新人看護師を退職に追い込んでしまうという結果につながります。

 

2.新人看護師が早期退職しないための対処法について

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新人看護師が早期に離職しないようには、指導を行う立場である先輩看護師がいくつか注意するべきポイントを押さえておくことが重要になります。これから、新人看護師が早期退職しないための対策をいくつか説明します。

 

プリセプターや教育係がゆっくりと新人看護師の話を聞いてあげる

例えば、バーンアウトして目標を見失っている新人看護師には、ゆっくりと話を聞きながら今後の目標を設定していく作業が必要です。新人看護師の道しるべをつくるためには、プリセプターや教育係など新卒看護師の扱いについて研修を受けている看護師や、新卒担当の看護師長の力を借りましょう。

 

新人看護師には道しるべをつくり目標を持たせると良い

新人看護師には、将来どのような看護をしたいのかなど、道しるべをつくってあげると新卒看護師本人も新たな目標を設定することができ、目標に向かって進みやすくなります。新人看護師の思いを聞き入れ、新人看護師の望む目標を持たせるようにしましょう。

 

新人看護師へ指導する先輩看護師を限定する

右も左もわからない新人看護師へ、複数の先輩看護師から指導が入ると一貫性のない指導になり、新人看護師も混乱し、自信喪失すること必至です。そのため、新人看護師へ指導する看護師を限定しておくと良いです。理想は、主にプリセプターや新人教育係といった役の看護師です。

 

新人看護師の精神安定の役回りができる看護師も必要

新人看護師が仕事に委縮せず、精神的な負担を軽減させるための先輩看護師も必要です。看護師として2~3年目の看護師であれば、新人看護師の気持ちもよく理解できます。新人看護師が質問をしやすい、一緒に勤務して安心するような看護師を数人作るとよいでしょう。

 

同期と比較はせず目標とする直近の先輩看護師を作らせる

新人看護師どうしを比較するのではなく、目標とする先輩看護師をつくり、その先輩看護師のように出来るまで頑張ろうという比較の仕方を使いましょう。先輩看護師という高い目標なので比較されても精神的なダメージを受けずに、頑張ろうというやる気を引き出すことができます。

 

まとめ

ひと昔前の新人看護師と違い、時代の流れもあるのか人、特に大人に怒られ慣れていない新人看護師が多く、さらにメンタル的に弱いいわゆる箱入り娘のような新人看護師が増えてきています。

その一方で、吸収力はあるため少し道しるべを作ってあげればしっかりと動くことができ、相手を思って考えることのできる新人看護師も多いです。

新人看護師の個性に合わせて力を伸ばしてあげれば半年、1年後にはきっと優秀な人材となるでしょう。

 

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食べること、スポーツ観戦が好きな看護師です。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。

カテゴリー:看護師コラム


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この記事は「RAY」さんの執筆でに公開しています。 最終更新日:2017年04月26日(運営元:看護師転職ジョブ

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