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ひーちゃん

現役男性看護師

ひーちゃん

( 看護師 保健師 )

看護師が激務な病院・施設・仕事ランキング10!辞めたい理由はコレ

ひーちゃん
現役男性看護師ひーちゃん
看護師が激務な病院・施設・仕事ランキング

看護師の仕事は激務と言っても、その差や質は、施設や診療科によって異なっています。

残業続きで勤務時間がとても長いところもありますし、複雑な仕事内容の中で多重課題を抱え込みながら職務を全うしなければならないところで働く看護師の方もいます。

そのため、その職場から離れたい、辞めたいという看護師が出てきています。

今回は、看護師が激務と感じている施設や仕事をランキングとして紹介していき、看護師の辞めたい理由についても説明していきます。

1.看護師が激務である5つの理由とは

看護師が激務である5つの理由とは

ランキングを説明する前に、看護師が激務である理由は、それぞれの看護師によって異なっているように思います。

しかし、看護業務を行う上で、共通して激務と認識されていることがあります。

まず、看護師の仕事が激務である5つの理由から説明していきます。

 

(1)看護師は夜勤があるからどうしても激務

看護師は夜勤があるからどうしても激務になるかという問いに対しては、看護師それぞれの考え方に左右される部分があります。

看護師が激務である理由の一つに、夜勤が挙げられることは確実ですが、その見方によって激務と上手に付き合っていく方とそうでない方の両極に分かれていきます。

 

(2)危険でミスが許されない環境からの激務

看護師の仕事内容をよく見てみると、危険なものが多く存在しています。

危険でミスが許されない環境の中、仕事を行っていくことが精神的にストレスとなり、看護師の激務につながります。

 

(3)患者や家族とのコミュニケーションからの激務

看護師は精神的なダメージを受けてしまう患者のフォローや家族からの頻繁なクレームに対応することも多々あります。

このようことが引き続き起こってくると、看護師は感情移入してしまったり、ストレスが頂点に達してしまったりと、それが激務と変化していきます。

 

(4)多重課題と優先順位の判断の連続による激務

看護師は多忙業務の中、多重課題と優先順位が連続していくが激務となり、一人の看護師だけでなく、看護師のチーム全体が疲労していくことが特徴的です。

 

(5)力仕事の多さによる激務

看護師の仕事には、患者の体位交換など力仕事になるケースが多々発生します。

力仕事の多さによって、看護師は体を壊してしまい、慢性的な腰痛を持ってしまうこともあり、それが激務と認識されていくのです。

 

2.看護師激務な病院・施設・仕事ランキング10

看護師激務な病院・施設・仕事ランキング

看護師に激務な病院、施設、仕事内容をまとめてランキング形式でお伝えしていきます。

一体、どの病院や施設、仕事内容が看護師にとって激務なのでしょうか。

看護師に人気がある仕事もランクインしています。

 

 

10位:美容外科の看護師

美容外科の看護師

「気配りがストレス!」

美容外科では、激務が精神的な部分に限定される一方、勤務時間に応じた給与をいただけるため、激務ランキング10にランクインです。

美容外科クリニック求人|転職する前に確認すべき7つの事

 

美容外科の看護師が激務な理由

美容を求める患者に対しての看護は、主に心理面のサポートであり、カウンセリングの役割を担うこともあることから、高いコミュニケーション能力が求められます。

病気というよりも、美容に対する不安や心配事を抱いていることが多いため、デリケートな顧客への気配りをする連続がストレスとなり、激務となっていきます。

 

 

9位:外来の看護師

外来の看護師

「1ヶ月で異動してしまった・・・」

診療科や病院によっても外来は変わりますが、患者数の多さとスピード感ある診察介助、医師との関係性が激務と理由となる一方、診察時間で退勤できることや休日出勤がないことは、激務ランキングとして9位になります。

看護師外来求人|探す前・転職前の5つのポイント

 

外来の看護師が激務な理由

外来で働く看護師は、医師の診察の補助を行っていきますが、診察する患者数の多さに抵抗を感じてしまうことがしばしばあります。

さらに、その患者数に応じて早い展開の処置が繰り返され、その処置分のコストを記録していきます。

医師との距離が近いこともストレスを感じ、医師とのコミュニケーションがうまく取れないと、仕事を続けることは難しくなります。これらのサイクルやコミュニケーションが激務と感じ、1か月で異動してしまった方もいらっしゃいました。

 

8位:介護福祉施設の看護師

介護福祉施設の看護師

「力仕事多すぎ・・・」

介護福祉施設は、夜勤回数が多く、力仕事をすることで激務となることがありますが、看護師の休憩する時間は確保され、休日出勤もありませんので、ランキングは8位となります。

介護施設への看護師転職で知りたい9つのポイント

 

介護福祉施設の看護師が激務な理由

介護福祉施設の看護師は、一般的に少人数であり、そのメンバーで夜勤をローテーションさせる必要があるため、一人の看護師の夜勤回数が多いです。

1カ月間、日勤は一日もなく、夜勤専任となることもあります。

また、体位変換などの力仕事が頻繁にあり、必要に応じて排泄介助や陰部洗浄などの清潔ケアを行っていきます。

 

7位:訪問入浴の看護師

訪問入浴の看護師

「体が筋肉痛になる」

訪問入浴で働く看護師は、勤務時間内には仕事を終えることができますが、仕事の内容はかなりアクティブということで激務な場所として、ランキングは7位としました。

 

訪問入浴の看護師が激務な理由

訪問入浴で働く看護師は、主に寝たきり高齢者の方の入浴をサポートしますが、とにかく、力を使います。

上体を起こしたり、移乗する時など、筋肉痛になることは避けられません

 

補足説明!

ポイント

また、入浴される方が体温低下なく入浴できるように、浴室内の室温は高く設定されているため、湿度も高く、看護師もスポーツをしているかのように汗が吹き出します。そのため夏場は厳しく激務となります。

 

6位:ICU(集中治療室)の看護師

ICU(集中治療室)の看護師

「体重が10キロ落ちました」

ICU(集中治療室)で働く看護師は、精神面に特化すると辛いため、激務な場所としてランキング6位としました。

→ ICU(集中治療室)での看護師の仕事内容と平均年収について

 

ICU(集中治療室)の看護師が激務な理由

ICUでは、手術直後の患者や急変して病棟から転科した患者など、子どもから大人まで、すべての重傷な患者が対象となります。生命を維持するために、点滴ラインの整理や呼吸器の管理、脳室や胸腔ドレーンの管理など、非常にデリケートな患者へのケアが求められます。

ルートやチューブが多く留置されている患者への清潔ケアとして、ベッド上での清拭を行ったり、体位交換もしていきます。重傷な患者が主な対象となり、言語的なコミュニケーションを取ることは少なく、機会的になりがちな思考への配慮も必要となってきます。

このような特殊な環境で働くと、精神的に耐えきれなくなってしまう看護師も多く、1年で体重が10キロも減ってしまった方もいました。

 

5位:病棟の看護師

病棟の看護師

「夜勤はもう嫌・・・」

ほとんどの看護師が経験している病棟は5位にランクインです。

夜勤による体調管理だけでも労力を使っているのに対して、多忙な病棟業務に追われ、残業が積み重なっていくうちに、いつの間にか心身が悲鳴を上げます。

私の経験では、点滴をしながら申し送りをしていたこともあります。

このように病棟が激務であることは確かであり、ベスト5のランキングに入ってくるでしょう。

 

病棟の看護師が激務な理由

夜勤をすることが多く、生活が不規則になっていくこと自体が激務です。患者の入退院に伴う看護ケア、看護記録のまとめが果てしなく続きます。

 

補足説明!

ポイント

看護ケアは、体位交換やベッド移乗などの力仕事もあれば、医師が患者に告知する場面に同席しデリケートな部分もあります。看護記録は、複数の患者を受け持つことによって、長い時間を費やさなければならない場合もあり、カンファレンスのテーマの文書作成やサマリーをまとめる作業も出てきます。

 

4位:看護養成施設の看護師(看護教員)

看護養成施設の看護師

「教育は多忙すぎ」

看護養成施設で働く看護師は、看護師を育てる教育者になります。

看護養成施設の教育を担当する看護師は、臨床の看護師とは異なるスケジュールですが、仕事の多さと勤務時間の長さは計り知れないものがあり、それが激務となっていくため、ランキングは上位にランクインされます。

看護教員になるには?看護教員になる方法・転職、メリット・デメリット

 

看護養成施設の看護師が激務な理由

出勤は基本的に、定時の1時間以上前からしており、講義をする前の自己学習や準備、授業案の作成などをしなければなりません。講義が終講すれば、履修試験が待ち構えており、試験問題の作成から採点を行うなど、残業の日々が続いていきます。

これらが連続する状況で、病院へ出向き、学生の実習指導に携わり、実習指導者との調整や学生を介して患者と関わる場面もあり、とても神経も使います

 

補足説明!

ポイント

また、教員会議や委員会会議、看護研究もしなくてはならず、休日出勤は余儀なくされます。

生の実習状況によっては、昼食が夕食と一緒になってしまったり、多忙過ぎて1日何も食べないで次の日がやってくることさえあります。

 

3位:大学病院の看護師

大学病院の看護師

「十分な休みが取れない」

大学病院で働く看護師の仕事内容の多忙さと、拘束時間が長いことから、激務ランキングのベスト3には入ってきます。

→ 看護師が大学病院の求人を探す、転職する前に確認したい5つの事

 

大学病院の看護師が激務な理由

大学病院の看護師は、一般の病院と比べて高い専門性を求められ、一般的な看護業務に加えて、アセスメントの振り返りやカンファレンスが多くあります。

また、看護研究を行うことが必須となってくるため、勤務外でも図書館へ行き文献検討したり、パソコンに向かって分析したりなど、休日出勤することもあります。通常の勤務では残業が多々あり、勤務以外の日でも、仕事をしている感覚に陥り、十分に休養が取れない状態が激務と化していくのです。

 

 

2位:手術室の看護師

手術室の看護師「気が付けば0時を過ぎていた」

手術室で働く看護師は、想像をはるかに超えた残業時間と危険な仕事内容を考えてみると、とても激務な場所であるため、ランキングは第2位となります。

看護師手術室(オペ看)求人|転職を考える前に確認したい4つの事

 

手術室の看護師が激務な理由

手術室は、一つの診療科に限らず、複数の診療科が集まる場所です。看護師はあらゆる診療科の手術に関連する知識、技術、準備をこなしていくため、まず勤務時間で終わることがありません。

緊急手術や手術の延長によっては、日勤であったとしても、いつの間にか0時を過ぎ、気がつけば外が明るくなっていることさえあります。

 

ポイント!

ポイント

看護師の業務自体も、手術前や手術後の病室への訪問やコストカウントを含めた患者の記録をまとめるなど、多忙を極め、激務となります。さらに、危険な手術器具を扱うため、針刺しや切創などのインシデントが多発する場所でもあります。

 

1位:救急外来の看護師

救急外来の看護師

「トイレに行く暇もない」

救急外来は、いつでも多忙で、それ相当の休憩が取れず、健康管理が最大限に必要なことから、激務な場所として堂々の1位です。

救急外来の看護師転職で知りたい7つのポイント

 

救急外来の看護師が激務な理由

救急外来に来られる患者は、どのような疾患やけがをされたのか、まず予測ができず、来院するタイミングもそれぞれです。

そのため、休憩がほとんど取れないのが現状です。

夜間の勤務に加えて、休憩できず、食事も摂れなければ、トイレに行く暇もありません。救急車で運ばれる患者に対応したり、患者や家族からの電話連絡にも、常に気を張っている必要があります。

 

補足説明!

ポイント

時期によっては、ノロウィルスやインフルエンザウィルスに感染した方々が、救急外来であふれ返り、勤務が終わると自分が体調不良になることもしばしばあります。

 

3.看護師が仕事が激務で辞めたい場合の対処法

看護師が仕事が激務で辞めたい場合の対処法

看護師が仕事をしていて、あまりにも激務と感じ、その思いが継続されてくると、次に考えるのは「辞めたい」ということになってきます。

  • 「看護師ってこんなに忙しいものなのか」
  • 「看護師を続けたいのに体が壊れてしまう」

という感情が込み上げてくると、辞めたいと思うようになります。

それでは、このような場合、対処としてどのような方法があるのでしょうか。

 

(1)とにかく自分の身体を休ませること

看護師として激務を終えた後は、すぐに帰宅することが先決です。

可能な限り、睡眠をとりながら、激務で緊張した体に癒しを与えることで、身体を休ませることができます。

 

補足説明!

ポイント

もし余裕があれば、マッサージを受けたり、温泉に行ったりなど、疲労回復のために対処が大切です。

 

(2)我慢していた自分の欲求を満たすこと

看護師での激務は体の疲労だけではなく、精神的なストレスをも与えます

そのため、精神面なフォローは欠かせません。

精神的な問題を解決させるためには、自分の欲求を満たすことが一番です。

 

ポジティブな気持ちを保つことが大切

看護師の激務を乗り切るためには、ポジティブな気持ちも保つことが大切です。

自分の好きなこと、好む場所に行けること、スポーツや旅行、どのようなことでも構いません。

我慢していた自分の欲求を満たすことができれば、リフレッシュして次の仕事の日まで、充電することができるでしょう。

精神面なフォローは大切です

たとえ体が回復したとしても、気持ちが落ちていれば、無気力状態となり、かえって体への負担が大きくなってしまうこともあるので注意しましょう。

 

まとめ

今回は、看護師の激務に注目して、施設や仕事内容、辞めたい理由などをご紹介してきました。看護師の激務の見方は人それぞれですが、激務な施設や仕事内容を比較すると、納得できることも多くあります。

もし、今、激務と感じているのであれば、それ相当の対処法を持っていることが重要です。

しかし、看護師として続ける以上、このまま本当に激務を継続することができるのか、ご自身やその環境をアセスメントすることも重要に思います。


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この記事を書いた人

臨床現場と教育機関を合わせて、10年以上の看護師経験があります。

今まで看護師として、様々なフィールドでお仕事をしてきました。現在は、多くの体験を活かしながら、看護師ライターとして活動しています。

新人から現役看護師、仕事の内容から転職のサポートまでできるような情報を発信できればと思っています。私の記事が少しでもみなさんのお役にたつことができれば幸いです。


カテゴリー:看護師辞めたい

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この記事を書いた人:ひーちゃん
(公開日:)(編集日::2017年11月23日)

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