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ラビウサ

専門看護師

ラビウサ

( 看護師 専門看護師)

看護師が楽しくないと感じるあなたへ。乗り越えるためのヒント

公開:、更新:2018年08月23日

あんなに看護師になる希望を胸に、国家試験を乗り越え、難しい技術や業務を覚えてきたのに、最近看護師が楽しくない。

そんな気持ちを抱えつつ、看護師の仕事や業務をこなしていませんか。

看護師の業務は、思った以上にリスクも高く、また、自分がやりたい業務だけを担当することができません。

そのため、「何のためにきつい仕事である看護師を続けているのか」と、自分のこれからを考えてしまうこともあります。

「看護師が楽しくない」と感じているあなたに、その思いを乗る超えるためのヒントについてご説明します。

1.看護師の仕事の楽しさとは?

看護師の仕事の楽しさとは?

看護師は、患者さんの命を扱う仕事です。

自分の体を預ける患者さんは、不安と苦痛を抱えながら、私たち医療者に自分のか大切な体を任せるしかありません。

その患者さんの思いを受け取る看護師は、仕事が楽しいと感じることよりも、「負担」や「緊張」を感じる場面の方が増えるのは、当たり前のことです。

つまり、看護師は「楽しい」ということより「緊張」が多い仕事だといえます。

 

(1)緊張や苛立ちのため純粋に楽しめない

特に、急性期や終末期ケアを担当する病院は、患者さんやご家族、そして医師の緊張や苛立ちを看護師は受け止める場面が増えます。

そのため、周囲の感情を受け止め、気持ちの切り替えが上手にできない看護師は、本来なら「楽しい」はずの場面でさえも、純粋に楽しめない状況に陥ってしまうのです。

 

(2)大切なのは「楽しい」よりも「やりがい」

大切なのは「楽しい」よりも「やりがい」

看護師の仕事を続けているには、「仕事の楽しさ」を求めるよりも、「仕事のやりがい」を見つけることが大切です。

看護師の仕事は、きれいな仕事だけでないですし、肉体的にもきつい仕事です。

チームで仕事をしなければならず、「楽しくない」と感じる業務は必ず存在します。

そんな時、何が支えになるかと言えば、看護師を続けるための「やりがい」を業務に見出すことです。

 

看護師を続ける意味を見出すことが大切

看護師を続ける意味を見出すことができれば、表面的には嫌なことが続いたとしても、結果として「これで良かった」「頑張って良かった」という満足感が得られることになります。

そのため、看護師として「やりがい」を見つけることが、楽しむポイントの1つといえます。

 

2.看護師の仕事に「やりがい」を見つける方法

看護師の仕事に「やりがい」を見つける方法

簡単に「やりがいを見つけましょう」と言っても、なかなか簡単には出てきません。

そのため、やりがいを見つけるための方法を5つご紹介します。

 

(1)看護師を目指した原点を振り返る

看護師が楽しくないと感じた時は、「なんで看護師を目指したのか」を振り返ることをお勧めします。

看護を続けるためには、なんで看護師を目指したのかといった、自分の看護観にも通じる「核」になる部分を振り返ることで原点に戻ることができ、働き続けることができます。

私も仕事に行き詰った時には振り返っています

私は、看護師を目指したわけではなく、成り行きで看護学校に入ったのですがその中で看護師になるきっかけは2つありました。

その一つは、「この病院で働きたい」という憧れの部分と、もう一つは「苦しむ人に何か役立ちたい」と言う純粋な気持ちでした。

それは、今も変わらない部分であり、看護師として働き続ける時には、この2つを満たす職場を選択し、仕事に行き詰った時にはこの2つを思い出して自分に問いかけています。

 

(2)好きなことを突き詰める

好きなことを突き詰める

看護師は、交代制であり、チームで仕事をすることが求められます。

そのため、時には「自分なんていてもいなくても同じ」と感じ、仕事が楽しくなくなることがあります。また、やりたくない仕事を担当しなければならないことも、仕事に興味を失うきっかけにもあります。

その負のスパイラルから抜け出すためには、看護業務の中で好きなことを突き詰めることがおすすめです。

 

好きなことを突き詰めるとやりがいを感じる瞬間がある

好きなことを極めると、周囲の人から質問を受けることが増えますし、自分が行ったケアや業務の結果を目でみることができるようになります。

自分が行ったケアや処置や業務改善が、患者さんや他のスタッフに良い影響を与えたことは、やりがいを一番強く感じる体験になります。

そして、好きな業務を任される機会が増えます。

 

(3)できないことより、できたことを考える

できないことより、できたことを考える

やりがいを見出せない時は、できないことに目を向けている時に起こりやすいものです。

特に看護師は、リスク回避を重要視する職種のため、「できなかったこと」「欠けている部分」に目を向けがちです。

ですが、実際はできなかったことよりも、できている部分の割合の方が多いはずです。

できなかったことよりも、できたことや得られたことを考えることも、やりがいにつながります。

 

補足説明!

ポイント

結果として悔いが残る結果だったとしても、そのプロセスや結果から得られた何かがきっとあるはずです。そのため、出来たことをしっかりと考えましょう。

 

(4)資格所得を目指す

好きなことを突き詰めるにも通じることですが、専門資格(認定看護師や専門看護師)を目出すことはやりがいにつながります。

資格を取るまでには、研修に参加したり、受験をしたり、数年間頑張り続けることが必要になります。頑張りが結果として目で見ることができる「認定証」を得ることができますし、周囲の人も一目置く存在になることもできます。

また、常に新しい知識や技術を学び続けるきっかけにもなり、看護師を続けるやりがいになります。

 

(5)メリハリをつけて仕事をする

メリハリをつけて仕事をする

仕事が楽しくないと感じる中には、

  • 残業が多いこと
  • 気持ちの切り替えができないこと

が原因の場合もあります。

そんな時は、自分の一日の過ごし方を振り返り、仕事のオン・オフをきちんとつけることがおすすめです。

 

補足説明!

ポイント

可能な限り、残業をしないことや、仕事帰りに気分転換ができるジョギングやジム通いを始める、買い物や外食を楽しむなど、仕事以外に楽しみを見つけることで、看護師としての楽しみややりがいを再認識することができます。

 

(6)受け身にならず積極的に行動する

看護師の仕事でも、待っているだけでは「やりがい」を見出すのは難しいものです。

そのため、自分自身でやりがいを探すために積極的に行動することが大切です。

 

補足説明!

ポイント

私の経験上ですが、暇な時よりも忙しくしている方が、やりたいことが見つかりやすい傾向にあるため、「自分の行動を変えてみる」「スケジュールを埋めてみる」など活動的に行動することでやりがいは見出しやすいといえます。

 

(7)逆に高い理想や「やりがい」を探さない

逆に高い理想や「やりがい」を探さない

看護の仕事に対して、理想や憧れが強い人ほど、現実とのギャップにやりがいを失いがちです。

看護の仕事は、地味で日常生活を支える業務であり、医師の介助を行う黒子的業務が多くなりがちです。

そんな業務内容からも、素晴らしい結果がすぐに出せる仕事ではありません。

看護師の仕事は、「生活を支えること」ができることや、「患者さんの苦痛を最小限にすること」が何よりも大切なことです。高い理想ややりがいを探さないことも、看護の仕事の意味を見出しやすくさせます。

 

「お金のため」に働くのも「看護師の仕事のやりがい」です

「お金のため」に働くのも「看護師の仕事のやりがい」

理想の看護師像や、看護の仕事にはっきりとしたやりがいを見出せなくても、お金のために働くことも、立派なやりがいの一つになります。

仕事をしなければ、家族を支えることができない人にとっては、看護師として社会的役割を果たしつつ仕事を続けることはとても素晴らしいことです。

 

社会人として自立し、社会貢献していることは立派なこと

仕事を楽しいと感じることができなくても、社会人として自立し、社会に貢献していることは、それだけで立派なことです。

そして、一般的な女性労働者よりも、看護師は高収入でもあり、お金を稼ぐために働くことも、やりがいの一つになるのです。

 

ポイント!

ポイント

お金のために看護師をしていることに引け目を感じて看護師の仕事を楽しめないなんて、考える必要もないことです。社会的役割として看護師を続けていることに、誇りをもってください。

 

お金が「やりがい」なら追及することもあり

看護師としてお金がやりがいの場合、他の看護師と違うスキルを身につけることや、仕事ができるようになることで、年収がアップすることや、転職にも有利にはたらきます。

そのため、お金が「やりがい」と思えるならば、そのことを追求するために自信のキャリアアップを図ってみてください。

きっと最終的には楽しくなっているはずです。

 

まとめ

最近、看護師が楽しくないと感じる理由の一つに、看護師の仕事にやりがいを見つけることができないことがあります。

やりがいを見つけるには、「看護師を目指した原点を振り返る」「好きなことを突き詰める」「できないことより、できたことを考える」「資格所得を目指す」「メリハリをつけて仕事をする」などがあります。また、「高い理想を持ちすぎない」ことや「お金のために働く」ことを引け目に感じないことも大切です。

看護師は、責任の重い、心身共に負担のかかる仕事です。

いつも「楽しい」と感じることの方が難しい仕事の一つです。

その仕事を続けている自分を承認しつつ、日々の仕事や生活の中でささやかな楽しみや幸せを見つけ、毎日の活力に変えて行きましょう。

看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・専門看護師・消化器内視鏡技師・心理相談員
年齢 ・40代後半
職務経験 ・がん専門病院・クリニック・総合病院・訪問診療クリニック
診療科経験 ・消化器内科・腹部外科・透析室・内視鏡室 ・相談室
・放射線治療室・整形外科 ・一般内科・カウンセリング室


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