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大規模型デイサービスと民家型デイサービスを看護師目線で比較!

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派遣看護師大規模型デイサービス民家型デイサービス比較

デイサービスは今ではたくさんの種類があり、その規模も様々となります。施設数が増えるのと相乗してデイサービスで働いてみたいと思う看護師も増えてきています。デイサービスは正社員もアルバイト・パートも派遣も様々な形態で募集をしているので気軽に働けるということが魅力となるのではないでしょうか。

しかし色々な種類があるデイサービスを自分に合っているのか、合っていないの分かるまでに時間もかかるし難しいです。今回は私が派遣看護師として経験してきた大規模型デイサービスと民家型デイサービスを比較していきたいと思います。

デイサービスへの転職を考えている看護師たちの参考になれればと思います。

1.大規模型デイサービスの施設について

大規模型 デイサービス 施設

大規模型デイサービスと民家型デイサービスの施設的な違いにまずは目を向けていきたいと思います。施設の規模やその仕事内容は働く上でも重要な部分となり自分の希望に合っていない施設で働き続けることはやはり難しいものです。

 

大規模型デイサービスとは

大規模型デイサービスとは介護施設や病院などの大規模な施設に併設しているデイサービスのことを指します。1日の平均利用人数は20人以上で多くて50人前後となるところもあります。

 

実習先に指定される場合も多い大規模型デイサービス

広いホールにテーブルと机が設置されており、その席で思い思いの時間を過ごしたり、リハビリスタッフによるリハビリをしたり、全体でレクリエーションを行うというスタイルとなります。

実習先に指定される場合も多いので、デイサービスというとこういった施設型をイメージする人が非常に多いのではないでしょうか。

 

大規模型デイサービスは利用者の滞在時間が長い

利用者の滞在時間も比較的長いのが特徴です。昼食やおやつも提供され、朝から夕方まで利用するという人が多いのが大規模型デイサービスです。

 

大規模型デイサービス施設は設備が充実している

介護施設や医療施設の併設ということもあり、設備はかなり充実しているところもポイントです。入浴のリフトなどはもちろんのこと、徘徊用のセンサーやロックなども充実しています。

 

2.大規模型デイサービスの看護師の業務内容について

大規模型 デイサービス 看護師

大規模型デイサービスと民家型のデイサービスの違いが分かったところで、次は看護師としての業務内容の違いをご紹介します。実際に1日の流れ・スケジュールを時系列に沿ってご紹介していきますので、働く場として検討している人は参考にしてみてください。

 

大規模型デイサービスは送迎業務は不要

まずは出勤し、朝礼などその日の流れを確認します。大規模型デイサービスのほとんどは専属のドライバーがいるため、看護師が出勤する時間にはすでに利用者のお迎えが開始されている、場合によっては出勤したと同時に利用者がもうすでに来ているなんていうこともあります。

基本的に介護士が利用者の送迎に当たるため、看護師は送迎業務は不要となります。

 

利用者のバイタルサインを測定

次に、施設に来所した利用者のバイタルサインをどんどん測定していき、利用者が持参してきた連絡帳に書き込みます。この時に、お薬があれば預かったりその日の体調をお伺いするということを介護士と連携して行っていきます

 

看護師はバイタルサインの測定後に医療処置

大規模型デイサービスはほとんどが来所したらすぐに入浴をするため、バイタルサインの測定が終わり次第すぐに入浴の介助に入ります。といっても、看護師は直接介助や更衣のはせずに外用薬や貼付薬をつけたり、バルーンやストマなどの医療的な処置が必要な人への処置にはいります。

 

入浴介助後は昼食の配膳や配薬や内服確認!

入浴介助が一通り終わるころには昼食時間となっているため、昼食の配膳や食前、食後薬の配薬や内服確認等をし、自分自身の休憩となります。

 

午後は利用者の見守り業務やおやつの配膳が仕事

休憩が終わったら午後は利用者の見守り業務や、おやつの配膳などが主となります。この間で体調不良の利用者がいたら診てあげたりというのが看護師ならではの業務となるでしょう。

 

看護師は施設内でお見送りをする

帰宅の送迎も介護士が行うため、看護師は施設内でお見送りをします。利用者が全員帰宅したら、フロアの掃除をして終了となります。

 

3.大規模型デイサービスの利用者の特徴について

大規模型 デイサービス 利用者

大規模型デイサービスと民家型デイサービスは利用する利用者にも明確な違いがあります。デイサービスを検討する看護師のほとんどが高齢者に対する看護に興味がある人となりますが、やはり高齢者と言ってもいろいろな人がいますよね。自分が関わりたいタイプの利用者なのかも注目して検討すると良いです。

 

併設していた施設の利用者が多数

大規模型デイサービスの利用者の最大の特徴は、もともと併設していた施設の利用者であったという所です。併設している介護施設や病院をもともと利用しており、退院して在宅復帰をして今まで利用していて馴染みのある施設のデイサービスを利用しているという場合もあります。

 

介護への依存度が非常に高い利用者が多い

介護施設に入所していたが介護保険内で入所できる期間が終わり、在宅に一度戻らなければならないためその期間にデイサービスを利用するなんていう人がほとんどです。そのため、介護への依存度が非常に高い人が多いです。

 

物を人に頼む利用者も多い傾向がある

介護への依存度が高い人が多いため、自分で頑張ろうという人よりもあれやって、これやってと物を人に頼む人が多い傾向です。介護士、看護師慣れをしている人が多いため、会話は弾む傾向にあります。

 

認知機能の低下が著しい利用者も多い

認知機能の低下が著しい人も多く薬の管理はもちろんのこと、食事も1人で完ぺきにこなせない場合もあります。さらに、徘徊などの症状がある人も多いです。そのため、見守りをしていなければならないという人も多いです。

 

ポイント!

ポイント

大規模型デイサービスは病院や施設より少し元気になったかなという人が多いというイメージを持っていただけると良いです。

 

大規模型デイサービスでは医療行為も多い

介護施設や医療施設で医療行為を直近まで受けていたこともあり必要な医療行為も多いです。医療や介護施設が併設しているということもあり、大きな医療行為が必要な利用者でも受け入れる傾向にあるのも、このような利用者が多くなる理由となるでしょう。

 

4.民家型デイサービス施設とは?

民家型 デイサービス 施設

民家型デイサービスと文字通り、民家を借り切ってデイサービスとして提供しているところとなります。そのため、1日の平均利用人数は10人以下となるところがほとんどで、アットホームな環境となります。

 

民家型デイサービスは帰宅が早い特徴がある

入浴や食事の提供をするもののほとんどの施設ではおやつを毎度毎度提供することがなく大規模型デイサービスよりも帰宅が早いところが多いです。

 

ポイント!

ポイント

大規模型デイサービスのように大々的に常にレクリエーションをするということが少ないのも民家型の特徴です。

 

誰かの家で働いている感覚がある

働いてみるとデイサービスにいるというよりもどこかのお家にいるというような感覚になります。そのため、ナースコールや徘徊用のセンサー、バリアフリーは充実しているものの施設型と比べると劣るという印象はあります。

 

リハビリ特化型デイサービスもある

デイサービスにはもう一つ、近年人気となっているリハビリ特化型デイサービスというものがあります。リハビリを行うことを目的としているため、利用時間も少なく、食事や入浴の提供も不要である場合が多いです。

こちらのデイサービスは自分自身に経験がないため、ここでの比較はできませんのでご了承ください。

 

5.民家型のデイサービスの看護師の業務内容について

民家型 デイサービス 看護師

民家型デイサービスは出勤した時にはまだ利用者はだれもいないため、まずはミーティングをすることから始まり、ミーティングが終了したら利用者の送迎に入ります。

 

運転免許を持つ介護士や看護師が送迎役になる

ドライバーが常駐している施設もありますが、多くは運転免許を持っている介護士や看護師が送迎役となります。

 

利用者の入浴後一人ずつ外用薬や貼付薬などのケアをする

利用者が来所したらバイタルサインを測定し、入浴に回ってもらいます。民家型デイサービスは施設型と違い一度に何人も入浴せず、1人ずつとなるため入浴が終わり次第外用薬や貼付薬といったケアに回ります。また、その日の体調をお伺いしたり、薬を預かるなどします。

 

介護士や看護師が当番制で利用者の昼食を作る

入浴が終了したらしばらく、利用者と談笑して過ごし、お昼ご飯となります。大規模型デイサービスの場合は併設している施設で提供されているお昼ご飯が提供されることもあるので施設側が用意してくれますが、民家型は介護士や看護師が協力して当番制で利用者の昼食を作ります。

 

昼食の準備後は見守りやインスリンの値確認がメイン

昼食の準備ができたら食前薬、食後薬の配薬となりますが、民家型の場合はほとんどの人が自分で管理できるため、薬を落とさないか見守りをしたり、インスリンの値を確認してあげるという所がメインとなります。

 

看護師は午後は帰宅まで利用者とゆっくり過ごす

昼食を持参して休憩室などで食べるところもあれば、そのまま利用者と一緒に昼食を食べるという所もあります。昼食後は、帰宅まで利用者とゆっくりと過ごすこととなります。

 

送迎は介護士や看護師の車の免許を持っている人

最後の送迎は介護士や看護師の車の免許を持っている人が向かうか、運転手さんが行います。利用者が帰宅した後は、フロアの掃除をして終了となります。

 

6.民家型デイサービスの利用者の特徴について

民家型デイサービスの利用者

民家型デイサービスを求める人の特徴は、人とのつながりが欲しいという人。そのため、この人は本当に介護的なケアが必要なのか、というくらい元気でぴんぴんしている利用者もかなり多いです。

 

自分で自分のことをできるという人がかなり多い

自分でなんでもこなせ、むしろ他の利用者に手を貸してあげるという人もいます。正反対にあまり会話がはかどらない1人でぼーっと過ごしているような人もいます。いずれにしても自分で自分のことをできるという人がかなり多いため看護師として手を貸すことはかなり少ないです。

 

今後の生き方のアドバイスを求める利用者が多い

それよりも民家型デイサービスの利用者が求めることは話し相手だったり、どうすれば自分がこれからもいきいきと過ごせるのかのアドバイスを求めている人が多いです。

 

民家型デイサービスの特徴が合う利用者が多い

民家型である最大の特徴、気軽に人の家に来たという感覚で過ごしたい、大人数は苦手だから少人数で細々と過ごしたいという思いを持っている人が集まることが利用者の特徴として現れているように思います。

 

7.両方のデイサービスの大きな違いとは?

デイサービス 違い

1日の流れを見ているとたいした変化はないように見えますが、大規模型デイサービスよりも民家型デイサービスの方が医療行為が少なく、見守りや確認といった業務が多くなることが特徴となります。

 

民家型は医療職は看護師のみ

施設型の場合は施設自体に医師が常駐しているため、急変などがあればすぐに医師に引き渡すことが可能であるものの、民家型は医療職は看護師のみとなります。そのため、急変があれば自分の判断で動きつつ、提携している病院の医師へ電話をして報告をしていかなければなりません。

 

ポイント!

ポイント

民家型デイサービスは看護師と介護士の業務があまりはっきりと分かれていないため、食事つくりなど医療的な業務でない者も看護師がやらなければならないということがあります。

 

大規模型デイサービスでは看護実習生を受け入れることも

看護の実習生を大規模型デイサービスでは受け入れることがあるため、実習生の指導などの業務が加わってくる可能性もあります。

 

まとめ

デイサービス まとめ

同じデイサービスでも施設としての使い方や利用者の層が全然違う両施設。介護という分野に触れてみたい、学びたいという人はやはり大規模型デイサービスがおすすめです。

その一方で、どちらかというとアルバイト・パートの非常勤看護師としてやってみたい、高齢者が好きで関わりたいけど医療的なことは苦手という人は民家型を選択するとよいでしょう。

いずれにしても自分の得意な分野を生かして楽しく働けるところを選択してほしいと思います。

 

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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食べること、スポーツ観戦が好きな看護師です。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。


カテゴリー:デイサービス(通所介護)


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この記事を書いた人:RAY
(公開日:)(編集日::2017年05月09日)

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