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現役看護師

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( 看護師 )

看護師が会員制スポーツジムで働くメリット・デメリット

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看護師 会員制スポーツジム メリット・デメリット

病院など医療系以外の部門で働くことを考えていても、結局は医療の現場の仕事が多くなってしまうのが看護師という職業です。

そんななかで医療系以外の職業は大変貴重で、多くの看護師が医療系以外の求人の探し方に困っているかと思います。

そこでここでは医療系以外の看護師求人として、会員制のスポーツジムでの看護師の働き方をご紹介します。

特に、自分自身がスポーツ好きという看護師は楽しく働くことができるでしょう。会員制スポーツジムでの看護師の仕事にぜひ興味を持っていただきたいです。

1.会員制スポーツジムで働く看護師の仕事内容

スポーツジムとマシン

会員制のスポーツジムで働く看護師の仕事内容はそのスポーツジムによって様々です。

会員が怪我をしたり突然体調不良になったりした時の対処をするために雇われている人もいるかもしれませんが、看護のみで雇ってくれるスポーツジムはほとんどないと言っても過言ではありません。

 

会員の健康面をサポートする

トレーナーをつけて身体を鍛え、高いお金を払っていろいろな職種からのトータルサポートを受けるコースに入会しているという会員の、健康面でのサポートが看護師の主な仕事です。

具体的にはトレーナーや管理栄養士と連携し、その会員のライフスタイルから健康にどう気を付けていけば良いかを提案します。

 

ポイント!

ポイント

仕事は多岐に渡り、会員に配るための健康にまつわる会報誌などを書く場合もあります。

 

予防医学の観点から会員をサポートする

スポーツジムによってはクリニックなどを一緒に運営しているところもあります。

そこでとった採血データなどを参考に、予防医学の観点から会員が元気に身体を鍛え続けられるようにサポートをするという仕事になります。

クリニック、予防医学という観点が強くなる仕事です。

 

会員の大きな怪我や急病に対処する

会員がトレーニング中に怪我をした場合の応急処置も仕事となりますが、軽い捻挫位であればトレーナーが介抱します。そのため、もっと大きな怪我や、突然の急病などに対処することが仕事となります。

 

ポイント!

ポイント

“会員制”という言葉をつけている理由は、高いお金かけてでも体を鍛えたい、綺麗になりたいという思考を持っている会員へ看護を提供するというところでしか求人がないためにつけています。

そのため、市街地に職場があることが多く、郊外にはまずないということがほとんどです。

 

2.会員制スポーツジムに向いている看護師

ボードを持つ女性看護師

会員制のスポーツジムで働くにはどのような看護師が向いているかご説明します。

 

(1)接客が上手で他者への対応が丁寧である

看護師という免許を所持して医療的なことに携わる業務であるものの、ほとんどが会員への接客業務と考えてよいでしょう。

また病院と違い、会員は自ら希望して高いお金を払って来ているため、自分のほんの些細な対応一つが会社全体の信用を失う可能性も出てきます。

そのため、言葉使いが丁寧であり、対応そのものが丁寧である人が求められます。

 

過去の接客業の経験が役に立つ

看護師は人と関わる仕事ではあるものの、どうしても患者や家族とため口で話してしまうなど少し上から物を見てしまいがちな人もいるため、医療現場の看護師は、接客とは縁遠いものとなってしまいます。

過去の接客業で働いていた、アルバイトで接客をしていたなど接客業のノウハウが少しでもある人が向いているでしょう。

 

(2)広く浅く知識を持っている

会員は今現在大きな病気にかかったことはないものの自分の将来に向けて健康志向が強く、若い世代でも健康オタクのようにいろいろと知っておきたいという人は多いため、健康に関する情報のアンテナはかなり敏感です。

そのため、会員はあらかじめ自分でいろいろと調べ、その上で足りない知識を求めて看護師に質問をするため、かなり幅広い知識を求められます。

 

病院での知識の付け方とは違う

病院だとその診療科の知識を深く知っている人ほど重宝されたり、疾患にかかって初めてその病気について勉強する初学者が多いため一般常識レベルから深い知識が求められたりする場合が多くあります。

スポーツジムでは深い知識まで求めている人は少ないので、広く浅く知識を持っている人は向いているでしょう。

 

(3)コミュニケーション能力が高い

会員に接するという意味で接客も求められますが、それよりも担当の会員と密にコミュニケーションをとるということからコミュニケーション能力も求められます。

 

どんな状況でも会話を弾ませることができる

病院の場合、フランクにコミュニケーションをとってくれる高齢の患者が多く、若い患者でも必要最低限のコミュニケーションで十分という場合が多いですが、会員制スポーツジムの場合担当の会員とは時間の許す限り長い時間のコミュニケーションをとることも多くなります。

そのため、どんな状況でもどんな人とでも会話を楽しめる看護師の方が向いているでしょう。

 

(4)一般常識があり社会人としてのマナーが守れる

会員制のスポーツジムの場合は病院などと違い、会社として社会人としてのマナーを求められます。

周りの人も、社会人として現役で仕事に従事している人が多く、社会人としてのマナーや一般常識は特に見られています

 

看護師は社会人としてのマナーを学ぶ機会が少ない

看護師は、他の職種より社会人としてのマナーを学ぶ機会が少ないと考えられます。

病院で働くなかで、

  • 上司の看護師の一般常識のなさに愕然としたことがある
  • 自分は一般常識や社会人としてのマナーがあると自信を持てるという

など感じたことのある人は、会員制スポーツジムで問題なく働くことができるでしょう。

 

(5)予防医学に興味がある

看護師はどうしても疾患に焦点を当て仕事をする機会が多くなり、予防医学に焦点を当て仕事をする機会は少ないです。

スポーツジムに訪れる会員が求めているのは予防医学の知識であり、疾患に対しての知識は求めていない傾向にあります。

クリニックや健診センターなど予防医学を経験している人や、予防医学に興味のある人が向いています。

 

3.看護師が会員制スポーツジムで働くメリット

OKサインをする女性看護師

会員制スポーツジムで働く上でのメリットをご紹介します。

 

医療機関以外で働くことができる

メリットは何といっても、医療機関以外で看護師として働くことができるということでしょう。

  • 白衣を着ずに看護師として働くことができる
  • 看護の知識を活かせる
  • スポーツの分野で働くことができる

以上を総合した職場はめずらしく、メリットとなると言えます。

 

病院と比べて疲労が少ない

病院で働いていると常に頭と身体を使い、患者と接することになります。

一方会員制のスポーツジムの場合、会員が来た時にだけ、それも必要な時だけ接するため、心身の負担が少ないことがメリットとなります。

 

職場の立地がオシャレスポットであることが多い

看護師を導入してトータルで会員を支えるというジムは、前述したように郊外よりも大都市など街として栄えているところに多くあります。

仕事終わりにおしゃれなスポットにおでかけしたり、ランチにはOLのようにおいしいものを食べに出かけたりすることもできます。

仕事中だけでなく仕事後や休憩時間が充実するのはメリットとして挙げられます。

 

福利厚生でジムが使い放題である

ジムに通った経験がある、ジムに通いたいという看護師にとっては魅力的な福利厚生です。

多くのところが無料で最新の機能を備えたジムの機器を使い放題で使わせてもらえるため、ジムに通うことが好きな看護師にとってはこの上ないメリットとなるでしょう。

 

4.看護師が会員制スポーツジムで働くデメリット

頬に手を当てる女性

次に、会員制スポーツジムで働くうえでのデメリットをご紹介します。

 

正社員で雇ってもらえる可能性は低い

業務の内容や性質上、正社員として雇ってもらえる可能性が低いということが挙げられます。

 

看護師としての仕事よりも雑務が多い

看護師としての仕事よりも、雑務や他の職種の仕事を手伝うことも多くなるため、

  • 看護師の仕事をバリバリやりたい
  • 医療的な知識をいろんな人に広めていきたい

などと考える人にとっては、思う以上に看護の仕事が少なく、デメリットと感じるかもしれません。

 

会員の都合に合わせるため拘束時間が長い

会員制ジムに通う会員は幅広い年代や職業の人がおり、現役で働いて会社帰りにジムに足を運ぶという人も多くいます。そのため、拘束時間が長くなる傾向があります。

もちろん、法律上の勤務時間は決まっているものの、約束している会員が仕事で遅くなるという場合も待っていなくてはならないため、残業が度々あるというイメージです。

 

ポイント!

ポイント

せっかく待っていても会員から突然のキャンセルが入り、仕事をせずに帰宅しなければならないということもあるようです。

 

医療機関への転職が難しくなる可能性がある

医療に携わることが少なくなるため、就業後また病院など医療の世界に戻りたいと考えた時に転職が難しくなる可能性があります。

以後も予防医学の分野や病院に勤めることを考えていないということであれば何の問題ありませんが、医療的な技術は衰え、疾患に対しての知識も衰えます

 

最新の医療についていけない

医療の分野は日々進歩していくため、病院に復職した時には最新の医療についていけずに取り残されるということも考えられます。

少しでも医療の分野への就業を考えている場合は大変な思いをする可能性もあります。

 

5.会員制スポーツジムの給与事情

日本紙幣と硬貨

会員制スポーツジムで働く看護師の給与事情についてご説明します。

給与額は働く場所によって大きく異なるでしょう。病院の給与額と比較して私が感じたことは、

  • 夜勤ありの常勤として働いた場合の給料よりは安い
  • 日勤常勤として働いた場合よりは少し高い

ということが挙げられます。これは立地が都市部ということで、郊外で日勤常勤として働くよりも給料が高くなるということが推測できます。

また、ボーナスは大病院より少なく、中小の病院よりも多いという感じになります。

ただこれは全て正職員として働くことができる場合となるため、正職員としての採用が無かった場合は看護師としてでも少なくなる可能性があります。

 

6.会員制スポーツジムの求人の見つけ方

パソコンを操作する女性

ここでは、会員制スポーツジムの求人の見つけ方についてご紹介します。

会員制スポーツジムの求人は希少でもあるため、求人が公に出回ることはかなり少なくなります。また、看護師専用の求人サイトや転職会社でも情報が出てくることはほとんどありません

 

一般の求人サイトを活用する

会員制スポーツジムの求人を見つけるポイントは、一般の求人サイトを活用することです。一般の求人サイトに看護師として登録すると、会員制スポーツジムなど医療機関外の求人が入りやすくなります

 

スカウト機能を持つ求人サイトに登録する

求人として掲載するだけでなく、スカウト機能を持っているサイトに自分のプロフィールを登録すれば、待っているだけで会員制スポーツジムから直接お話をいただくこともでき、転職活動を楽に行うことが可能です。

 

まとめ

希少な求人である会員制スポーツジムでは、看護師の資格を使い、体力や精神的な負担が少なく1人の人とじっくり関わることができ、看護師にとってやりがいを感じることができるのではないでしょうか。

特にスポーツが好きな看護師にとっては、好きなことに存分に関わることができるのはとても魅力的です。もしも求人を見つけたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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この記事を書いた人

食べること、スポーツ観戦が好きな看護師です。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
出身/年齢 ・神奈川県/20代後半
職務経験 ・総合病院 ・クリニック ・介護老人保健施設 ・デイサービス ・健診センター ・イベントナース
診療科経験 ・脳外科 ・神経内科 ・内科 ・皮膚科 ・整形外科


カテゴリー:企業看護師

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(公開日:)(編集日::2017年06月21日)
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