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Jun

看護師ライター

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( 看護師 助産師 )

看護師が更年期を乗り越えるポイント!原因・症状・治療法とは?

Jun
看護師ライターJun
看護師が更年期を乗り越えるポイント

40代・50代でバリバリ働いている看護師の中に、最近何だか疲れやすい・他の人より暑く感じやすい・イライラしてやる気がでないなどの症状を感じている看護師はいませんか。

それは更年期の症状かもしれません。看護師は頑張りすぎる性格が災いし、気力で乗り越えようとなりがちです。そんな看護師の参考になるよう、更年期を無理せず乗り越える方法についてまとめてみました。


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1.更年期の原因と症状

更年期の症状に悩む女性

更年期の原因は、「自律神経の混乱」です。卵巣から分泌される女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」があり、そのうちの「エストロゲン」の分泌低下がすると、体に支障がでるようになります。

「エストロゲン」の分泌は、脳にある視床下部と呼ばれる場所がコントロールしています。視床下部から指令がでると卵巣が刺激され「エストロゲン」が分泌される仕組みです。

 

卵巣機能の低下・自律神経の混乱で更年期が始まる

卵巣の働きは8歳頃から始まり30歳でピークを迎え、45歳前後で低下し始めます。この卵巣の働きの低下が、エストロゲン量の低下につながります。その結果、指令をだしている脳はさらにエストロゲン量を増加させようと働きます。

しかし、卵巣機能が低下しているためエストロゲン量は増えず、視床下部が混乱しはじめます。その混乱は、視床下部が支配する自律神経にまで及ぶため、更年期が始まります。

 

更年期の症状

自律神経の混乱は40代後半になると誰もが経験する事態ですが、症状の自覚の程度は人によって大きな違いがあります

症状がひどくて日常生活への支障がでたり、日によって症状の出方に大きな違いがあったりするのです。以下に更年期の症状をご紹介します。

  • 疲れやすい、だるい
  • たちくらみ、耳鳴り
  • のぼせ、ほてり
  • 多汗、動悸、息切れ
  • 頭痛、めまい
  • 手足のしびれ、手足の冷え
  • イライラ
  • 不眠
  • 不安
  • 食欲低下

このように、更年期の症状は心身ともに影響を及ぼします

 

2.更年期の治療法

更年期の治療を相談する女性

大事なことは、今までにない体や心の症状がでてきたらすぐに病院を受診することです。どの診療科か迷ったら、婦人科を受診してみることをお勧めします。婦人科では「エストロゲン」量を調べることも簡単です。

内科などでも「エストロゲン」量を調べられますが、婦人科受診なら卵巣の状態などもエコーなどで確認できる機会になります。

病院に行き、更年期だと診断された場合、以下のうちどれかの治療法になるでしょう。

 

ホルモン補充療法

卵巣機能低下(血液検査によりホルモン値の低下を認める場合適応となる)により不足してきた「エストロゲン」を補充する療法です。注射、内服薬や貼り薬、ゲル剤などがあります。

 

ポイント!

ポイント

ホルモン補充療法は更年期症状の他に骨粗鬆症・動脈硬化・美容などにも効果があるとされていますが、乳癌・子宮癌・血栓症などの病気を患う場合には、原則適応外となります。

 

低容量ピルでの治療

多少のエストロゲンの低下はあるものの、ホルモン補充までは必要としない軽い場合には低容量ピルを内服します。低容量ピルでの治療は、婦人科診察、年2回の血液検査が必要になります。

 

ポイント!

ポイント

副作用について個人差がありますが、中学生のニキビ治療として使用できるくらいなので心配はいらないです。

 

プラセンタ療法

持病などでホルモン補充療法ができない場合や、抵抗がある場合などに用いられるのがプラセンタ療法です。ホルモン補充は明確なホルモン値の低下により行える治療法ですが、プラセンタ療法は明確な基準などはありません。

治療期間についても、週に1回程度の投与から始め、効果に応じで投与間隔も減らしていけるという気軽さも人気の理由です。

 

ポイント!

ポイント

30代以降の肌や体に起きる不調全体に効果があるとされ、アンチエイジング目的で行う人も増えてきています。

 

漢方療法

漢方薬はその人本来に備わっている自然治癒力高め、症状を改善する治療です。持病などでホルモン補充療法ができない場合や、副作用の心配などが強い場合に用いられる療法です。

そのため、副作用の心配はほとんどないと言えますが即効性のある治療ではありません。

 

ポイント!

ポイント

長期的に継続して内服することで効果が表れます。ホルモン補充療法や低容量ピルとの併用も可能です。

 

カウンセリング

不安や不眠などの心の症状が強い場合に用いられる療法です。うつ病との鑑別が必要となる場合もあるため、心の症状がひどい場合には躊躇せず、専門医の診察を受けることが必要です。

 

3.看護師が更年期を乗り越えるための方法

運動と食事に気をつける

更年期は、自分と相談しながら自分のペースで無理なく時期が過ぎるのを待つしかないのかもしれません。辛い更年期を乗り越えるための方法は以下の通りです。

  • バランスの良い食事を摂る
  • 快適だと感じる程度の運動をする

詳しく説明いたします。

 

バランスの良い食事を摂る

更年期の体に良い食材は以下の通りです。はじめから全ての食事をバランス良い食事に変えるなど完璧を目指すのではなく、普段食べている食事に加えてみるという感覚で十分です。

  • イソフラボン:納豆、豆腐、油揚げ
  • ビタミンC:レモン、ピーマン、パセリ、味付けのり
  • コラーゲン:手羽先、豚バラ肉、フカヒレ
  • カルシウム:牛乳、ひじき、桜エビ、しらす
  • ビタミンA:人参などの緑黄色野菜
  • 鉄:豚や牛のレバー、青のり、ひじき、きくらげ
  • タンパク質:卵、大豆、肉
  • DHA:さんま、いわし、さば、まぐろ
  • 食物繊維:ごぼう、ワカメ、切り干し大根
  • ビタミンB群:うなぎ、たらこ、かつお、しじみ

美味しい・調子がいいかもと思えれば続け、美味しくないと感じたらやめる程度で十分です。バランスの良い食事を意識する普段目に入ってこない食品も気になりだします。そんな些細な刺激が、新たな活力の源となることもあります。

 

快適だと感じる程度の運動をする

普段運動していない人が、運動すると頑張りすぎてしまう傾向があります。頑張りすぎて運動自体が疲れてしまっては元も子もありません。自分に甘くて大丈夫です。

もともと看護師は普段の仕事でハードに動いているはずです。さらに運動しようと頑張る必要はなく、以下のような運動を行い、心地よさを感じることに重点をおいてください

  • 勤務前に近所をランニング、散歩してみる
  • 休みの日に長めに歩いてみる
  • 万歩計を持ち、歩数を意識して過ごしてみる
  • 睡眠前や入浴後にストレッチする

いずれも簡単なことばかりです。最初のハードルは下げ、続けることを目標に取り組んでみましょう。余裕があるなら、スイミングやテニスなど学生時代の経験を生かせることに再チャレンジするのもいいかもしれません。

 

まとめ

更年期かもしれないと感じたら、まず焦らず周りの信頼できる家族や同僚に相談することが1番です。誰かに聞いてもらえたという安心感が生まれ、それだけで随分気持ちが楽になることもあります。

気持ちが落ち着いたら、次は病院に行きましょう。もしかすると、更年期の症状ではなく、大きな病気のサインであるということも十分考えられるからです。

  • 疲れやすい、だるい:うつ病
  • のぼせ、ほてり:甲状腺機能障害(バセドウ病など)、高血圧
  • 頭痛、めまい:メニエール病、脳の病気(脳腫瘍、クモ膜下出血など)
  • 多汗、動悸、息切れ:肥満、狭心症

更年期症状に似ている大きな病気について知っておくことも看護師としては役に立ちます。マイペースで過ごす日常を大切にして下さい。

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私は、助産師として働きだし15年以上になりました。勤務場所は、総合病院、クリニックです。また、夜勤バイトでも、個人病院や産科クリニックなど、複数の職場でダブルワークを経験してきました。40代が目の前に迫ってきた今、私の経験が誰かの役に立つのかもと思い立ち、ライターをはじめてみようと思いました。記事を書くのは初心者ですが、読んだ方が、「また明日も頑張ろう」と気持ちを後押しできるような記事が書けるよう、頑張ります。

カテゴリー:看護師コラム


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この記事は「Jun」さんの執筆でに公開しています。 最終更新日:2017年04月28日(運営元:看護師転職ジョブ

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