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中堅看護師の役割と転職する際の注意点

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中堅層の看護師の役割と転職の際の注意点

経験的にも体力的にも一番活躍が期待されるのが中堅看護師ではないでしょうか。

このページでは、中堅看護師の役割と転職する際の注意点について紹介していきます。

転職を検討中の中堅層の看護師の方はぜひご参考ください。

1.中堅看護師とは

中堅看護師とは

中堅看護師というのは、新人の域は脱したものの、まだベテランとは呼べない年代の看護師を指すことが多いことばです。もっとも、はっきりとした定義があるわけではないので、病院によってとらえ方が違う場合もあります。経験年数でいうとだいたい4年以上、年齢は20代後半から40歳前後まででしょうか。

 

パトリシア・ベナーの中堅看護師の定義

現在多くの病院で採用されている教育システムであるクリニカルラダーシステムの基となる理論を打ち出した看護学の権威パトリシア・ベナーは臨床看護実践を5つの習得レベルに分けており、中堅看護師はいわゆるその中の中堅レベル、テクニカルラダーシステムのレベルⅢの段階だと言われています。

彼女の言葉によると、中堅看護師は「全体を見ながら最も重要な部分に焦点化して関わり、その場の状況を患者にとってより良い方向へと導く」ことが求められるのです。

 

中堅看護師の看護師は充実感はあるけれど・・・

中堅看護師は患者さんの看護が一通り手際よく行うことができ、なおかつ新人教育を行ったり、自身のステップアップのための資格取得の勉強を行う場合も少なくありません。

そのぶん、多忙で負担も大きくなりますが、看護師として最も充実した期間であるのは間違いありません。また、将来的に看護師としてどの方向に向かうべきなのかを見極め、それに向けて行動する必要もあります。看護の仕事が一人前にできるようになり、その面白さを感じ始める一方で、オーバーワークで疲れてしまう看護師もいるのが中堅看護師ということになるでしょう。

 

2.中堅看護師の役割と特性

中堅看護師の役割特性

中堅看護師の役割は多岐に渡ります。

まずは、新人を脱した一人前の看護師として、患者さんの看護を第一線で行うこと。仕事や患者さんとのコミュニケーションにも慣れた中堅看護師は、看護をスムーズに手早く行うことが可能で、しかも年齢も若いことから体力的にも頼りにされることも少なくありません。その結果、日々の看護業務だけでもかなりの仕事量になります。

 

中堅看護師の大切な仕事は新人看護師の教育

業種によっては新人の教育はベテランが担うところもありますが、看護師の場合は入職数年の若手中堅看護師が教育を担うのが一般的です。

中には入職2~3年で指導担当となることもありますから、かなり若いうちに教育する方の立場になると思っておいてよいでしょう。そのため、まだ教える側も先輩に教わりながら、というケースもありますが、それでも教えることによって自分の成長にもつながりますし、年齢が近いということで教わる側も教わりやすいというメリットがあります。

 

中堅層は次のステップを見極める時期にある

中堅看護師の中には専門性を高めて資格を取るなど、スペシャリストの道を目指す人もいれば、幅広い看護を身につけようとする人もいます。

急いで決める必要はありませんし、忙しい日々の業務の中で時間を取るのは大変ですが、看護師として働いていくうえではそういったことを考えるのも大切です。中堅看護師は、勤続年数的にそれを考える年代にあると言えるでしょう。

 

3.中堅看護師のやりがいと負担について

中堅看護師やりがい負担

中堅看護師は、仕事が一人前にできるようになる時期ですから、仕事のやりがいも最も感じやすい年代と言えるのではないでしょうか。

出来る仕事の幅が広がり、新人の頃は任されなかったような責任ある仕事を任されるようにもなります。患者さんの看護をする際にもやや余裕ができますので、新人の頃よりも一歩踏み込んだ看護ができるようになります。さらに先輩たちの姿を見ることで、自分の将来についても考えるようになり、目指すところに向かって進み始める人も現れます。

中堅層はやりがいのある一方で負担が大きくなる時期

看護師として仕事が一人前になったということで、任される仕事の量が増えますし、ひとつひとつの仕事に対する責任も増えます。また、新人ではないとはいえ、まだまだ年齢的には若いほうになりますから、体力の必要な仕事でも期待されますし、実際かなりハードなシフトで仕事に入っている中堅看護師は少なくありません。

 

ポイント!

ポイント

年齢的に結婚や出産、育児と重なる場合も多く、家庭と仕事の両立に悩まされる中堅看護師も多いのです。

 

新人教育は自分の勉強になるが大きな負担

その上、中堅看護師になると新人の教育も任されるようになります。新人看護師はまだまだ仕事の上ではフォローが必要ですし、教えやすい新人もいればそうでない新人もいますから、教育といっても簡単ではありません。

教えることで自分の成長につながるとはいえ、新人教育は手間も時間もかかりますし、イライラすることもありますから大変な仕事ですが、新人の育成は病院全体の重要な問題ですから、積極的に取り組みたいものです。

 

4.中堅看護師の転職理由

中堅看護師やりがい理由

中堅看護師の転職は珍しくありません。入職した病院で新人研修に追われていた日々から一段落ついて、一人前に仕事をこなせるようになることで、転職してもやっていけるという自信がついてくる時期ですし、一人前になったことで仕事量もグンと多くなります。

さらに新人教育を任されたりと、一気に負担が増えることで、転職を考える看護師が多くなるのです。

 

中堅看護師は人間関係の難しさを顕著に味わう

中堅看護師は年齢的にも看護師たちの中間層にあたります。実際、看護師の退職理由で人間関係というのはかなり多いのですが、毎日顔を突き合わせて仕事をするからこそ、人間関係のトラブルも起りやすくなります。もちろん転職しても新しい勤務先が人間関係円満とは限らないのですが、とりあえず周囲の状況を変えるために転職する中堅看護師は少なくありません。

 

辞めざるを得なくて転職していく人が多いのも中堅看護師の年代

中堅看護師と呼ばれるのは、だいたい25~40歳くらい。看護師は女性が大半を占めており、この年代は女性にとって結婚・出産・育児などのライフイベントと重なりやすくなります。結婚・出産を機に退職する人もいますし、育児と仕事を両立するために育児サポートの充実した病院に転職する人も少なくありません。また、夫の転勤や親の介護などの理由による転居のため、転職していく人もいます。

 

ポイント!

ポイント

いずれにしても、比較的若くて看護スキルもしっかりしている中堅看護師を採用したがる病院は多いので、転職先に困ることはないでしょう。

 

5.中堅看護師の転職注意点

中堅看護師転職注意点

中堅看護師は、非常に転職のしやすい年代です。新人に比べて看護スキルも格段にしっかりしていて即戦力になりますし、しかも比較的若い年代ということで体力もあります。忙しく、夜勤もある看護師の仕事は、体力があるということも重要なのです。そのため、どこの病院でも中堅看護師は採用したいと思っていて、面接を受ければ採用に至る確率は高くなるでしょう。

 

給料だけで選ぶのは危険

求人が豊富で、採用率も高い中堅看護師の場合は、やはり待遇などを重視して転職先を選びがちです。やはり働くなら給料が高いほうが良いというのは誰でも思いますから問題ありませんが、それだけで選ぶのはあまりおすすめできません。

もちろんその病院の規定にもよりますが、極端に給料が高い求人は、注意が必要です。それだけ高給与で看護師求人を出すということは、かなり人手に困っているということでしょうし、辞めていく人が多いということです。

 

ポイント!

ポイント

面接時には実際に働いている人の勤続年数がどの程度なのかなど、続けられそうかという点に気を付けて質問してくるとよいでしょう。

 

今後起こりうるライフイベントを想定しておく

また、中堅看護師は年代的に結婚や出産、育児などのライフイベントと重なりやすくなります。今は結婚の予定がないという人でも、数年後はわかりませんから、転職する場合はできるだけ家庭との両立をしやすい転職先を選んだほうが無難でしょう。

せっかく転職しても、子どもができたのでまた託児所完備の病院に転職、となってしまう可能性もあります。

 

6.中堅看護師の転職求人の探し方

中堅看護師転職求人探し方
少しでもキャリアのある看護師を採用したいという病院は多いため、転職先には困らない中堅看護師ですが、困るのは転職活動をする時間が取れないことです。

中堅看護師だからこそ効率よく求人を探す必要がある

現在、慢性的に看護師不足の病院が多く、そうなるとどうしてもひとりひとりの看護師の負担が大きくなってしまいます。さらに、夜勤など不規則なシフトも多い看護師にとって、転職活動に時間を割くのは難しいことです。

その時に便利なのが看護師転職サイトでしょう。看護師求人を専門に扱う看護師転職サイトは、単に求人を掲載しているだけでなく、登録すると担当のコンサルタントがついてくれます。

 

コンサルタントを味方につけて効率の良い転職活動を!

探したい転職先の希望や条件、自分のキャリアやスキルなどを伝えておくことで、コンサルタントが求人を探してくれて、希望すれば面接のセッティングなどもすべて行ってくれます。もちろんそのコンサルタントとのやり取りは必要になりますが、メールや電話で勤務時間外に無理なくできるため、忙しい中堅看護師でもスムーズに転職活動ができるのです。

 

まずは転職の相談だけでもOK!

また、転職を急がない場合は、希望を伝えておいて、希望の求人が出た段階で連絡をもらう、ということもできます。今は在職中に次の転職先を探す人が多いですし、焦って探すよりもじっくり探したほうがいいケースも多いので、条件などにこだわって求人を待つのもひとつの方法でしょう。ニーズの高い中堅看護師ですから、ある程度条件を絞っても求人が見つかることは多いです。

 

まとめ

「中堅看護師の役割と転職の際の注意点」はどうでしたか?

新人には新人の、中堅には中堅の、ベテランにはベテランの、各年代の特有の悩みが必ずあります。

自身の現状を踏まえ、将来自分が在りたい姿をある程度明確にして、失敗の少ない転職活動にしていきましょう。

 

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

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カテゴリー:年代別看護師転職


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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年08月06日)

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3 コメント・感想

  1. […] クリニックはある程度業務が限られるので、幅広い知識が身につく職場であるとは限りません。自分が納得できる看護業務が行えるのかなど、視野を広く持って検討することが大切です。満足の行く転職をするためにも、慌てずにじっくりいろんな視点からメリット・デメリットをは把握しておきましょう。また、中堅看護師の転職注意点については中堅看護師の役割と転職する際の注意点をご参照ください。 […]

  2. […] また、中間管理職のナースの方はこちらの記事中堅看護師の役割と転職する際の注意点・ベテラン看護師の役割と転職する際の注意点もご参照ください。 […]

  3. […] てずにじっくりいろんな視点からメリット・デメリットをは把握しておきましょう。また、中堅看護師の転職注意点については中堅看護師の役割と転職する際の注意点をご参照ください。 […]

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