看護師の夜勤が及ぼす子供への影響は?私が実践した解決法

看護師の夜勤が及ぼす子供への影響

看護師は常勤で働こうとすると、どうしても夜勤をこなさないといけないという条件が付いてくる病院もあります。

また、生活のために夜勤を望む看護師もいるでしょう。

しかし、子育て中の看護師が夜勤をするとなると、子供への影響も気になるものです。

看護師からすれば、子供が生まれる前から経験していた夜勤は仕事の一環として気にならないでしょう。

ただ、子供からすると、今まで側にいたママが夜目覚めたときにいないなど、環境が変わることによって子供にはいくつか影響が出てしまう恐れがあるのです。

今回は、私自身や私の友人が、子育てをしながら夜勤をすることで、実際に子供にどのような影響があったのか、ご紹介していきます。

そして最後に、夜勤による子供への影響を最小限にするにはどうすれば良いのか、私の見解をお伝えしていきます。

これから初めて夜勤をしながら看護師をする方の参考になれば幸いです。

1.体調を崩しやすくなる

体調を崩した看護師の子供
子供はママに直接的に甘えなくても、ママの存在を常に感じています。

そのため、ママが夜も朝目が覚めたときもいないとなると寂しくて仕方ありません。声や態度で寂しさをアピールしてくれる子もいますが、中には笑顔で大丈夫そうな姿を見せてしまう子供もいます。

そのような寂しさがストレスとなり、夜勤の日に限って体調を崩すことがあります。

また、夜勤の日は夕食を一緒に取ることができず、実家に預けたり留守番をさせたりする場合には子供が個食になってしまい、栄養バランスが偏ったり食べ過ぎてしまったりして体調不良につながることもあります。

実際に私の娘のときは標準ではある物の太り気味になってしまい、腹痛や風邪を引いて保育園を休むことも増えていました。

 

私が取った行動

私は夜勤をしている間は、おやつ、夕食、朝食ともに娘を見ていてくれる母の分も夜勤前に準備しておき、娘と同じ時間に一緒に食べてもらうようお願いしました。

また、夜勤のときのごはんは私自身が側にいない寂しさを補い、しっかり食べてくれるように娘にリクエストを聞いて準備するなど、少しでも愛情が伝わるように意識していました。

その結果、1ヶ月ほどで娘も慣れてきて、夕食を楽しみにしてくれたり、体調を崩して休んだりすることはなくなりました。

 

2.夜に「不安定な症状」が出る

夜の子供部屋

先にもお伝えしたように、子供は寂しさをさまざまな形で表現してきます。

そのひとつがおねしょです。

実際、の娘は小学3年生までおねしょをしていました。

夜寝る前の水分は控えて、途中で起こしてトイレに行かせても効果はありませんでした。

小学生に上がってすぐに夜勤は辞めたものの、夜目が覚めたときに私が隣に寝ていないとリビングまで夢遊病のように探しに来るなど、夜の不安定な症状はなかなか治りませんでした。

私が取った行動

そのため、できるだけ寝るときは一緒に布団に入れるよう、私自身の生活を朝型に変更し、朝いつもより1~2時間早く起きて、仕事で必要な学習や家のことを済ませるようにしました。

また、夜娘が目を覚ますと、私も察知して目が覚め、しばらくおなかをトントンとしてあげると安心してまた眠っていました。

そのような生活をはじめてしばらくし、小学4年生になってやっとおねしょがなくなりました。

そして、夜中に目が覚めて私が側にいなくても「家のどこかにいる」という安心感からか、探し回ることはなくなりました。

夜勤をしていたときに寝るときに寂しいからと買ってあげたぬいぐるみがなくても眠れるようになりました。

 

3.学校に行かない、遅刻するなど「非行」に走る

ゲームをする看護師の子供

これは友人である、シングルマザーの看護師の話です。

友人が勤務する病院は「二交代制」であったため、夜勤の時は午後3時頃には家を出て、翌朝10時頃に家に帰っていました。

上の子が中学生、下の子が小学校高学年になってからは、子供たちだけで夜勤の留守番をさせることもあったそうです。

友人が家にいるときは自分たちで起きて朝ごはんを食べて学校に行っていたので、安心して留守番を任せていたそうです。

しかし、実際は友人が夜勤の日は夜遅くまで友達と遊んだり、電話やゲームをして過ごし、翌朝起きられないので学校に遅刻したり、酷いときには休んで遊んでいることもあったそうです。

友人は、その事実を三者面談ではじめて知ったのです。

 

学校に協力を要請し、子供としっかり話し合った

状況を把握した友人は、できるだけ翌日学校が休みの日に夜勤を入れ、夜と朝の休憩のタイミングで子供に電話をするように心がけました。

さらに、夜勤をしている間、子供たちだけになるという状況を学校にも相談し、遅刻や欠席の場合はすぐに連絡をもらえるよう交渉したそうです。

さらに、シングルマザーであり生活のために子供たちの協力も必要だということを子供たちとしっかり話し合ったそうです。

その結果、子供たちが学校に行かない、遅刻していくということは一切なくなって、上の子は無事に第一希望の高校に合格したそうです。

 

4.愛情不足で先生にべったりになる

先生に甘える子供

先にもお伝えしているように、子供は寂しさを何らかの表現でアピールします。

夜勤に行くママを笑顔で送り出しているものの、ママに甘えられない寂しさを学校や保育園の先生に向けてしまうこともあります。

私の娘が通う小学校の同じクラスには、偶然看護師で夜勤をしているママが私以外に2人いました。

その2人の子供は男の子と女の子なのですが、休み時間になるとお友達と遊ばずに担任の女の先生にべったりだったのです。

担任の先生としては、小学校ではお友達と触れ合うことで多くのことを学んで欲しいと思っており、2人のママにお話があったのです。

我が家も似たような環境でしたが、先生にべったりということは今までなく、2人のママと生活を照らし合わせてみました。すると、我が家は夜勤をしていたときは土日、祝日はできるだけ休みや夜勤明けにして子供との時間をつくっているのに対し、2人のママは土日、祝日も関係なく旦那さんに子供を任せて仕事をしており、丸1日子供と過ごせるのは月1~2日あるくらいだったのです。

ママとパパでは役割が違うため、ママと過ごす時間をしっかりつくる必要があるのではないかと話、お互い納得しました。

 

子供との関わり方を変えてみた

2人のママはその後、できるだけ子供と過ごす時間をつくり、仕事のある日でも家に帰ってから一緒にお風呂に入るなど関わり方を変えてみたそうです。

その結果、1ヶ月ほどで休み時間もお友達と楽しく過ごせるようになって、家ではお友達と楽しく遊んだ話をしてくれるようになったそうです。

 

5.子供への影響を最小限にするには?

看護師とその娘

夜勤をすることは子供には少なからず影響があります。

それでも、夜勤をすることで生活を維持している、夜勤が必須の職場というような事情がある反面、簡単に夜勤を辞められない場合もあります。

そんな時は、「夜勤をする必要性」や「あなたのことを大切に思っている」というママの気持ちをしっかりと伝えることが大切だと考えます。

 

子供への「説明」をおざなりにしない

子供でもママが自分を愛してくれていて仕方なく夜勤をしてくれているというのは理解できます。

そのため、子供への「説明」をおざなりにすることなく、

  • 「なぜ夜仕事に行くのか」
  • 「本当は一緒に過ごしたいと思っている」
  • 「愛している」
  • 「大切に思っている」

ということを言葉にして伝えてあげましょう。

また、言葉だけでは伝えられない部分もあります。私は、娘に朝出かけるとき、帰ってきたとき、寝るとき、「もうやめて!」と言われる年まで「ハグ」を続けていました。

ギュッと抱きしめることで、子供だけでなく自分自身も子供を愛おしく感じ子供のためにも頑張ろうと思ました。

 

まとめ

私自身は子供のことを考えて夜勤を辞める選択をしました。

しかし、同じように子育てをしながら夜勤もこなしているママもたくさんいます。夜勤をしていたことで失敗したと感じている先輩ママもいます。いろんな意見や経験談があると思いますので、看護師仲間に聞いてみるのもよいでしょう。

そして、夜勤を頑張ってみようという場合には、しっかりと子供に愛情を伝えられるような関わりをしていきましょう。

azuki

【東京都/30代前半・資格:看護師】

高校卒業後、大学に進学したものの将来の方向性に悩み中途退学。その後、学生時代から勤めていたアルバイト先で看護師という仕事に魅力を感じ、社会人経験を経て看護師になりました。看護師としての経験はまだ浅いですが、他の職種での経験を活かした視点で、どんなときも患者さんを思った優しさのあるケアができる看護師になることを目指しながら、皆様に独自の視点での役に立つ転職情報を配信していきます。

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