著作者

kameko

看護師スタッフ

kameko

( 看護師 保健師 )

アルバイトで働く看護師の注意点とメリット・デメリット

kameko
看護師スタッフkameko
アルバイトで働く看護師の注意点とメリット・デメリット

慢性的な看護師不足に悩み、短時間でもいいから看護師を確保したい病院(雇用側)と、家庭の都合などでフルタイムの勤務は無理だけど出来るだけ働きたいという看護師の利害が一致した働き方です。

さまざまな事情により、

  • 正職員で働き続けることが難しいという看護師
  • すでに正職員として働いているものの収入がもう少しほしいという看護師

などに人気の働き方が、アルバイトの看護師です。

クリニックや健診センター、介護施設ではアルバイトの看護師を積極的に雇っており、需要も高いポジションとなります。

ここでは、アルバイトで働く看護師のメリット・デメリット、転職の注意点についてご紹介します。

1.アルバイト看護師のメリット

笑顔で歩くアルバイト看護師

看護師のアルバイトは短時間勤務なので、子どもが家にいる時は自分も家で過ごすことができる上、医療の現場から離れていた間の仕事の勘も取り戻すことができるため、まずはアルバイトから、という看護師が増えています。

アルバイトで看護師が働くことのメリットはどのようなところにあるのでしょうか。

以下でご紹介します。

 

(1)一般的なアルバイトよりは時給が良い!

看護師のアルバイトの時給はだいたい1,500~2,000円程度。福利厚生面も考えると、やはり常勤のほうが給料面では得ですが、好きな時間だけ働くことができるというのは便利です。

資格職だけあって、一般的なアルバイトに比べると時給は倍ほどの金額になります。

また夜勤のアルバイトであれば、1回の勤務で20,000円ほどになりますので、月に数回入るだけでかなりの収入になるでしょう。逆に、夜勤のない仕事を選ぶこともできますし、残業も比較的少ないので、時間に制限がある人にはアルバイトは非常に便利な働き方です。

 

(2)働く時間や日数が少なくて良い

看護師がアルバイトとして働く最大のメリットは、働く時間や日数が少なくて良いということです。

扶養外であればその条件に合った日数分しか入らなくて良いため、多くの場合、週3日の休みは確保されます。

 

扶養内で働く場合も自分のペースに合わせられる

扶養内である場合、看護師は時給が他の職種より高いためなおさら働く日数が少なくて済み、時短を活用しても週1~2日働き続けるだけで扶養を超えてしまいます。

そのため、制度を理由として働く時間が少なくて済むことから、周囲に気兼ねせずに自分のペースに合わせて仕事をし続けることができます。

 

補足説明!

ポイント

アルバイトに残業させることは少なく、多くの場合は定時で帰ることができるということも魅力の一つです。

 

(3)責任ある仕事が少なく精神的な負担がない

看護師という職業は、もともと責任感のある仕事が多いことが特徴ですが、やはり、リーダーや重症患者のケアなどは特に責任が重い仕事となります。

アルバイト看護師は多くの場合、こういった責任感のある仕事につくことはなく、言ってしまえばだれでもできる仕事や定時で確実に終わることのできる仕事を任されることが多くなります。

そのため、精神的な負担が少なく働き続けることができることがメリットとなります。

 

(4)自分が行いたいことと両立できる

アルバイト看護師は時間に制限があり、責任感が少ない仕事を任されることが多いため、仕事以外の時間を作って自分が行いたいことができるということはメリットの一つです。

例えば、

  • 家庭がある看護師は家庭のための時間を作ることができる
  • 他に仕事を持っている看護師はその仕事と両立できる
  • 大学に通って勉強している看護師は空き時間に学費を稼ぐ

などです。

それぞれが行いたいことと両立してアルバイト看護師として働くことができます。

 

自分の時間に合わせて仕事のスケジュールをたてられる

アルバイト看護師はスケジュールを自分で作ることができます。

例えば、なるべく日数を増やして勤務時間は短くしたいという場合は午前中のみ働き、日数を少なくしたいという場合は1日働く、というように調整することができます。

また、日勤だけでなく夜勤のアルバイトもあることから、自分の時間に合わせて仕事をすることができます。

 

2.アルバイト看護師のデメリット

不満げなアルバイト看護師

アルバイトで働く看護師のデメリットは、常勤に比べて給与面で劣るという点です。一般的なアルバイトに比べると、もちろん高い時給で働くことができるのは確かですが、常勤並みの長時間働くようになってくるとやはり常勤との給与の差は出てきます。

月給だけではなく、賞与や昇給の面でも差はありますので、子どもが小さくて常勤で働くことが出来ないなどの理由がある場合はアルバイトでも構いませんが、常勤で働くことが可能であれば、そのほうが給与面ではかなり得になります。

その他、どのようなデメリットがあるのかをご紹介します。

 

(1)看護師としてのやりがいが少なく感じられない可能性がある

アルバイト看護師は責任感の少ない仕事を任されることが多いというメリットがある一方で、看護師としてのやりがいが少ないと感じるデメリットもあります。

特に経験を積んできた看護師や能力の高い看護師にとっては、もっと難しい仕事ややりがいのある仕事をやってみたいと物足りなく思ってしまうかもしれません。

 

(2)働く場所が制限される場合もある

病院・施設によっては、アルバイト看護師を雇わず、正職員しか雇わないという職場もあります。

そのため、働きたいと思っていた場所で働けず、場所が限られてしまうということがアルバイト看護師のデメリットとして挙げられます。

 

病院や企業医務室などは限定している場合があります

例えば、病院の場合、扶養内のアルバイトは夜勤バイトでない限り雇わない傾向にあり、企業の医務室などはアルバイトも雇わないことがあります。

 

注意点!

ポイント

アルバイトに対して制限を設けているところも多く、自分が働きたい日数よりも多く働けなければ雇ってもらえない、自分が休みたいときに休めないという職場もあります。

 

(2)正職員への勧誘をしつこく受けることがある

能力が高く仕事のできるアルバイト看護師は、正職員への勧誘をしつこく受けることもあるということがデメリットの一つです。

もちろん、勧誘している側に悪気はないものの、時には傷つく言葉を受けることもあり、それが元でトラブルになったという例もよく聞きます。

家庭の事情や体調など、本当は正職員で働きたいのに働くことのできない看護師にとっては、苦痛に感じることがあるかもしれません。

 

3.アルバイト看護師求人探しの注意点

叫ぶアルバイト看護師

アルバイト看護師が転職する際に注意しておきたいことがいくつかあります

ここからは経験談をもとにご紹介します。

これから、アルバイトへの転職を考えている方、求人を探している方はぜひ参考にしてみてください。

 

(1)扶養内か扶養外かによって転職できるタイミングが異なる

特に今まで正職員として働いてきた看護師は、ここから扶養内で働くか、扶養外で働くかによって転職できるタイミングが異なります。

 

扶養内でアルバイト看護師として働く場合のタイミング

扶養内で働きたい看護師の場合、だいたい3か月以上働いてしまうと扶養の額を超えてしまうため、以後は年が変わるまで扶養内で働くことができません。

そのため、年が変わってからしか転職活動ができなくなります

 

ポイント!

ポイント

扶養内での転職を希望する場合は働く前に自分の前職の収入をチェックし、扶養外である場合は前職の保険証などが切れるタイミングをチェックしておく必要があります。

 

(2)勤務先のアルバイトの看護師の割合をチェックすること

アルバイト看護師として働こうと考えた時にチェックしたいのは、職場にアルバイトで働く看護師がどのくら在籍しているかということです。

正職員看護師の方が多い場合 ・様々な仕事を任せられる可能性がある
・帰宅の際や仕事時などは肩身の狭い思いをする
アルバイト看護師の方が多い場合 ・正職員看護師が不在のタイミングで責任ある仕事が舞い込む可能性がある
・アルバイト看護師同士で仕事の押し付け合いとなる

それぞれにデメリットがあるため、これらを踏まえたうえで自分はどちらの環境で働くことが向いているのかを考えてから転職すると良いでしょう。

 

(3)働き方に柔和であるかを確認する

アルバイト看護師の転職先の中には、

  • 週1日の出勤でOKと書いていながら、週2・週3働かされる羽目になった
  • 扶養内OKと書いていながら扶養外で働くことになった

など、募集内容と実際が異なっているということが往々にしてあります。
(これは募集を増やしたい雇用側は良く行います。嘘ではありませんが、募集が複数あった場合は面接で落とされたりします。)

そのため、転職する前に自分が求める働き方を通してくれるのかしっかり確認する必要があります。

 

ポイント!

ポイント

アルバイトで働く看護師には、アルバイトで働かなければならない事情があるはずです。

契約前に再度自分の状況を伝え、これ以上は働くことができないということを相手にしっかりと伝えておくと、トラブルを減らすことができるでしょう。

 

(4)アルバイトでも意外と使える看護師転職サイト

正職員(常勤)の転職活動や求人探しでなくても、実はアルバイトでも看護師転職サイトは利用することができ、登録は必要になりますが、希望条件を伝えることで求人を紹介してくれます。

アルバイト看護師求人が豊富な転職会社で、アルバイトでも対応してくれるのは以下の3社です。

条件に合う求人を探すのであれば、2社程度複数登録はしておきましょう。

 

(5)アルバイト看護師の方針は病院によって違う

アルバイトの扱い方については、勤務先によってかなり認識が異なり、アルバイトとはいえ勤務時間中は常勤と同じような働き方をさせる病院があれば、アルバイトには責任の少ない仕事のみ雑用をやらせるという方針の病院もあります。

 

ポイント!

ポイント

病院のどのような方針が働きやすいかはその人次第ですが、いずれにしても入職してから思っていたのと違った、ということにならないように、看護師求人サイトの担当コンサルタントにしっかり相談しながらすすめていくのがおすすめです。

 

まとめ

アルバイトで働いてもお給料はしっかりと確保でき、時間も作れてやりたいこともできるため、正職員でなくアルバイトで働き続けたいと思う看護師もいるようです。

その一方で、看護師としてのやりがいを感じられなかったり正職員看護師とトラブルになったりすることもあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、これらをよく理解した上で自分が働きやすい職場を選択しましょう。



看護師パンダ 看護師転職求人サイト口コミ評価ランキング


この記事を書いた人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。


カテゴリー:看護師の勤務形態別転職

→ このブログへメッセージを書く


→ 看護師ブログ一覧へ → 看護師ライター一覧へ


この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年10月06日)

運営:「看護師転職ジョブ」当掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。