学校で働く看護師の4つの看護師転職のポイント

学校の看護師転職

学校で働く看護師の場合、養護学校・養護教諭とは別に看護師を採用している学校・大学のいずれかで勤務することになります。その他に学校関連で働くとすれば、修学旅行や運動会など学校のイベントにあたって、万が一のために看護師を同行(ツアーナース)させるケースです。

ツアーナースも、それほど多いわけではありませんが、単発のアルバイトのように参加できる仕事ですので、求職中のタイミングでその話があれば、参加する人もよくいます。子どもたちに万が一のことがあった場合のための看護師なので、いざという時にはきちんと処置ができることが前提になりますから、ある程度看護師としての臨床経験がないと難しい仕事です。

→「ツアーナースへの看護師転職で知っておきたい7つのポイント

また、保育園や児童施設などでは看護師の常駐が必要なところも多いので、募集も比較的多くなります。子どもと接する仕事がしたい場合は、保育園などを探したほうが早いでしょう。

保育園看護師求人を探すときの4つの注意点

 

1.学校で働く看護師の注意点

注意点

学校で働く看護師の注意点としては、まず勤務体系をしっかり確認しておくことです。学校にもよりますが、夏休みや春休みなど、生徒の大半が休みになる長期休暇中は、看護師も休みになる場合もあればそうでないところもあります。そもそも学校の保健室にいる養護教諭は看護師でなく、養護教諭資格が必要な職務ですので、よほど大きな学校などでない限り、それとは別に看護師を雇用することは少なくなります。

 

小・中・高の保健室で勤務したければ養護教諭免許が必須!

小学校・中学校・高校の保健室での勤務を希望する場合は、看護師免許の他に「養護教諭」の免許が必須です。なお、養護教諭の免許には「一種」と「二種」があり、保健師免許を取得している看護師のうち、必要単位を取得しているものであれば、書類申請だけで「二種」の免許が取得できます。

養護教諭の免許があれば、職場の選択肢が広がりますので、資格がある人はすぐに申請するようにしましょう。

 

ポイント!

ポイント

日常的に医療行為が必要な児童が入学するにあたって、看護師を学校に置くことはあるので、決して募集が多いわけではありませんが、ないわけでもありません。多いのは、疾患や障害を持つ児童の介助ということになりますので、それがはっきりしている場合はその疾患などについての詳しい知識があったほうが採用はされやすくなります。

 

2.学校で働く看護師のメリット

メリット

学校などで看護師が働くメリットは、夜勤がなく、残業も少ないところが多いということです。どのような目的で学校が看護師を採用しているのかにもよりますが、基本的には学校はそれほど遅い時間まで子どもがいるわけではなく、子どもたちが帰ってしまえば「万が一」もなくなるため看護師が終業しても問題ないということになります。

もちろんそれ以外にも事務作業などはありますが、教師のように子どもたちが帰った後に膨大な仕事が残るわけではないので、基本的には残業がないケースの方が多いでしょう。保育園などで勤務する場合も、トラブルがない限り残業は少ないので、看護師としては働きやすい職場だと言えます。

 

病院と比較すると精神的には楽!

学校や保育園は、基本的には元気な子どもが通っているところなので、毎日病気で辛い思いをする人たちと関わる病院勤務に比べて、精神的に楽だという人も少なくありません。もちろん、子どもたちが怪我などをしたら手当は行いますが、大きなけがは病院に連れて行くことになりますから、そこまで責任と負担を感じる必要はないのです。

 

メリットのポイント!

ポイント

学校にもよりますが、公立の学校に採用される場合は、身分が公務員になる場合があります。公立病院に採用されたら公務員になるのと同じで、求人の多い看護師の場合はそれほど公務員ということにこだわる人はいませんが、世間的には信頼が得られるため、住宅ローンや車のローンが組みやすくなるようです。独身だとあまりピンと来ないメリットですが、人によっては恩恵を受けていたりもします。

 

 

3.学校で働く看護師のデメリット

デメリット

看護師が学校で働くデメリットのひとつは、夜勤がないためにどうしても給料が安いということです。年齢などから考えると、世間の相場的には決して安い金額ではないのですが、残業手当などによって相場よりもかなり高い金額をもらっている看護師にとっては、安く感じてしまいます。それでも夜勤はやはりハードですから、夜勤がなしでこの金額なら良いという若い人も増えており、病院以外の場所での勤務を希望する人が増えているのです。

 

雇用が安定しているとは言えない

学校というのは基本的に看護師を必要とする施設ではありません。子どものケアには養護教諭がいますから、看護師が採用されるのは特に看護が必要な生徒が在籍している間や、万が一病気や怪我の子どもが出た時くらいです。

そのため雇用が安定しているとはいえず、採用に当たっても契約社員などの身分になることが多く、ずっと勤務できるわけではありません。とはいえイベント時など単発での勤務は修学旅行など普段の看護師の職務からいうと珍しいものが多いので、参加できるのであれば参加してみたいという人も多いでしょう。

 

 

ポイント!

ポイント

学校勤務となると、子どもたちだけでなく保護者への対応が必要なケースもあります。万が一適切な処置ができていなかったりすると、保護者から猛烈なクレームが来ることも考えらえるため、決して楽な仕事ではありません。大切な子どもの健康を預かるという点では責任感も必要ですし、保護者に対して上手く説明するような要領の良さも大切になってくるのです。

4.学校の看護師求人の探し方

探し方

学校の看護師求人の場合、そのほとんどが非公開求人になります。非公開求人とは、雑誌やネットなどで紹介されることがない、非公開の求人になります。そのため、自分1人で学校へ看護師転職することは難しく、看護師求人サイトの利用が必須となってきます。

看護師求人サイトに登録しても、求人が見つかるか出てくるか分からないため、3社以上(多い方では5社程度)の求人サイトへの登録を行い求人を待つ必要があります。

 

ポイント!

ポイント

学校の看護師求人は倍率が高くなるので、看護師求人サイトへ登録して働きながら転職を考える方が無難と言えます。また、面接時の印象も勤めていて辞める予定の方が印象が良いでしょう。

 

公立学校の求人はハローワークで見つかる可能性が高い!

公立の学校での看護師求人は、転職サイトよりもハローワークに多く掲載されています。そのため、実際に求人を探す際には転職サイト以外にもハローワークを利用するようにしてください。学校での看護師求人はただでさえ数が限られていますので、双方を併用してチャンスを広げていきましょう。

まとめ

看護師が学校へ転職する際には以下の点に注意しましょう。

  • ある程度の臨床経験がなければ働くのは難しい
  • 養護教諭免許がなければ働ける職場は限られている
  • 看護師の時よりも給料が下がる
  • 転職サイトとハローワークを併用して求人を見つけること
  • 契約社員や派遣の求人が多い

看護師が、学校で長期かつ安定的に働けるケースは非常に少ないです。そのため、「雇用を安定させたい!」と考えている方は、養護教諭の資格を取得し公務員になることをオススメします。

一方、単発の求人であれば比較的多くあるため、まずはツアーナースなどを経験してから、本当に学校でやっていきたいのかどうか考えてみるのもいいでしょう。

監修者

亀岡さくみ看護師

この記事は「」さんが執筆しました。

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