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病棟ってどうなの?オペ室から一般病棟への異動を乗り越える看護師3つのポイント

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看護師ライターペアン
看護師オペ室一般病棟異動乗り越えるポイント4つ

病院で働いていると病院内で異動により配属先が変わったりすることがあると思います。今までは外科病棟で働いていたけど来月から慢性期の病棟で働くことになったなどと経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。まだ病棟から病棟への異動であれば新たに勉強する分野は変わりますが基本的な看護技術は通用するのでそこまで抵抗もないと思います。

でも手術室などの特殊な環境から病棟へ異動となると話は変わってきます。手術室で働いている人は病棟経験もした方が良いと言われることもあり病棟に出ることを考えている人もいるかもしれません。

今回は病棟と手術室という全く違う環境で乗り越えていくための3つのポイントを紹介します。

1.オペ室と病棟の違いを知ることが必要

看護師オペ室病棟違い知る必要

オペ室と一般病棟の違いは場所の違いから仕事内容の違い、必要な看護技術の違いなど様々あります。

  • オペ室では医者との関わりがメインで、病棟では患者と家族
  • オペ室では機械出しなどの技術、病棟では看護技術
  • オペ室では出血などを予測して全身管理を行い、病棟では観察力とアセスメント能力、判断力が必要
  • オペ室では1人の患者への対応、病棟では1人で10人ほどの受け持ちがある

オペ室と病棟での業務と求められる技術の違いはこのような内容です。業務内容も必要とされるスキルもかなり違いがあるためオペ室から病棟へでるということは難しいと言われているのです。また、病棟からオペ室の場合も環境に適応するまで時間もかかり途中で諦めてしまう看護師も多いようです。

オペ室と一般病棟の違いを乗り越えていくポイントを紹介する前にオペ室と病棟の違いについて見ていきましょう。

 

オペ室は手術がメイン

オペ室はその名の通り手術を行うことがメインで、主な仕事内容は手術前後の準備、術中の機械出しや機械操作、患者の全身管理、検体の取り扱いなど患者との関わりというよりは医者との関わる時間が多い環境です。

 

医療器具の使い分けをすることが仕事

機械出しは術中に使用される何百種類もある機械を使い分け医者に適切なものを手渡さなければなりません。特に医者の好みによって使用する機械も変わってくるので、医者ごとの好みの器械を把握する術を身に付けることも技術のうちだと言われています。ハサミ1つにしても同じようなものが5種類ほどあったりなど、看護師の判断で適切なものを選び手渡し解除することがメインです。

 

ポイント!

ポイント

外回りでは患者の全身管理を麻酔科医と協力して行い必要な薬品や薬剤を予測して準備しておく知識も必要になります。

 

一般病棟は患者とその家族との関わりがメイン

一般病棟では患者と患者の家族との関わりがメインになります。そして患者へのケアや採血、ルート確保など看護技術と観察力とアセスメント能力が必要になります。医者と関わる機会は処置やIC、合同会議の時くらいでそれほど多くありません。

 

受け持ちの患者も1人で10~20人と多い

受け持ち患者も日勤帯では1人で10名ほど、夜勤帯では1人で20人ほどを見ていかなければなりません。そのため1日の患者のスケジュールに合わせて看護ケアを行っていくことが必要です。

 

2.受け持ち患者に優先順位をつけることがポイント

看護師患者優先順位をつける

オペ室と病棟の違いが分かったところで違いを乗り越えるためのポイントをみていきましょう。オペ室でしか看護師の経験がない人が病棟に出て最初につまずくポイントは、受け持ち患者が多いと感じることです。基本的にどこの病院も1人あたり7名以上の受け持ちを持ちながら業務を回しているためこの人数は平均的なのです。

 

配属1週間後には他のスタッフと同じくらいの受け持ちを持つ

オペ室では受け持ち患者という制度ではなく1人の患者に対して1人の看護師が担当する形なので一気に7人などの受け持ちを任されることに対して抵抗と不安感があると思います。一般病棟に配属されてすぐに7人などの受け持ちを任されることはないと思いますが、1週間も経てば他のスタッフと同じくらいの受け持ちを任されることになります。

 

患者急変に対応できなくなる前に優先順位は必要

患者を裁ききれずバイタルサインに時間がかかってしまったり、必要な検査に手が回らなくなってしまったりすることがあるので、ポイントは患者の優先順位を決めて行動することです。

 

受け持ちの患者の優先順位の決め方

受け持ち患者が分かったら情報収集を行い重症度が高い人、その日に検査などの予定が入っている人の順番に並び替え対応していくようにすると裁きやすくなります。

 

3.一般病棟ではオペ室の知識は使えない

看護師一般病棟オペ室知識使えない

病棟とオペ室は環境も違うので技術も違うことは先ほど紹介しましたが、病棟に出たら頼れるのは自分の知識と看護技術だけです。

 

病棟経験がなければ看護技術の勉強が必要

病棟経験がないのであれば新人看護師の時に戻り一から病棟での看護技術を勉強し直しましょう。学生時代に身につけた技術と臨床で使用されている看護技術は違うので、必ず慣れるまではフォローをお願いして自信がつくまでは謙虚な態度で挑みましょう。

 

キャリアが長いオペ室看護師も一般病棟では新人に

オペ室経験が長い看護師の中でキャリアが長いためプライドも高く病棟での環境に馴染めず辞めてしまうということも多いです。看護師としてのキャリアは長くても現場では新人同様なので患者に安全な看護を提供するためにも学ぶ姿勢を忘れないようにしましょう。

 

4.一般病棟の看護師には観察力と判断力が重要

 

一般病棟の看護師には観察力と判断力が重要

オペ室ではすぐそばにドクターがいる環境なので異変や急変があればすぐにドクターに指示を仰ぐことが多く自分自身で判断する場は少ないことが多いかもしれません。病棟では患者を直接看ているのは病棟の看護師であるためちょっとした変化も見逃すと大変なことになってしまうこともあります。

 

夜勤では患者の急変にも1人で対応する機会が多い

夜勤では特に看護師の数も少なく対応できるスタッフの数も限られているため1人で対応しなければならないことも多くなります。最初は不安に思いこともありますが、きちんと知識を身につけ業務に慣れてくると技術も身についてきます

 

ポイント!

ポイント

患者の言動や仕草、症状などから危険度と対応を判断して対応する能力が求められるのです。

 

まとめ

オペ室と病棟は看護も技術も違う環境なので慣れるまでは大変に感じることも多いと思います。しかしどちらの分野も看護師として必要な知識なので病棟での経験も貴重な財産になります。

将来的にオペ室だけでなく病棟での看護も経験をしたいと考えている人もいると思いますが、苦労の数だけ自分の自信につながるので恐れずにチャレンジしてみてください。

 

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


20代の急性期が大好きなナースです。看護学校卒業後は総合病院でオペナースとして勤務しました。その後は病棟に出たいと思い急性期の整形外科、外科混合病棟で病棟ナースとして病棟を走り回る日々です。
一番好きなオペは消化器外科のオペでオペ室から急性期病棟で急性期を一貫して経験させてもらいました。
自分の体験を通して看護師さんの役に立てたらと思っています。

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カテゴリー:看護師仕事内容の転職

(公開日:)(編集日::2018年04月19日)

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