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耳鼻咽喉科外来で働く看護師の仕事について!ポイント7つ紹介

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耳鼻咽喉科外来働く看護師仕事についてポイント7つ

話す、聞く、嗅ぐ、味わう、触れるという感覚と深く関わる診療科である耳鼻咽喉科外来では、働いているだけで看護師としてのステップアップにも繋がります。

また、耳鼻咽頭科外来の業務の忙しさに尻込みしてしまう看護師も多いでしょうが、苦痛を緩和し続けることの大変さを知り、大きなやりがいを感じられる仕事でもあります。

今回は、耳鼻咽喉科外来で働きたい看護師に、知っておいて欲しい看護業務についてご説明します。

1.耳鼻咽喉科外来で働く看護師の仕事内容について

看護師仕事内容

耳鼻咽喉科外来では患者の診察時に、耳鼻科用スコープや電気メス、止血に使用する薬品など、様々な処置器具を使うため、看護師は医師の診察の介助が主な仕事になります。

  • 必要な処置器具を適切に準備する
  • 医師が対処しやすいように物品を準備し手渡す

耳鼻咽頭科外来の看護師は、患者の患部を観察しながら処置を行う際に、具体的に上記のように医師の介助をしているのです。

 

スムーズに検査が受けられるように患者の誘導を行う

耳鼻咽頭科外来では様々な検査を行うため、医師の診察前後で患者がスムーズに適切な検査や処置ができるように、速やかに患者を誘導することも看護師の必要な業務になります。

 

ポイント!

ポイント

看護師は患者を誘導すること以外にも、検査を終了したかどうかの確認、そして診察誘導までを確実に行うことも必要になります。

 

治療のスケジュール管理と患者のサポート

耳鼻咽喉科外来は、外科の診療科です。そのため、外来・入院手術の日程調整や書類確認、手術までの流れなどを説明するのも看護師の仕事です。具体的に看護師に任される仕事内容を挙げます。

  • 手術までの検査日程などの調整
  • 病棟への連絡
  • 患者の理解度の確認

入院日や手術日程は医師が予約しますが、それ以外のスケジュール調整などは看護師が行います。

 

患者の症状によっては患者家族への説明も看護師の仕事

悪性腫瘍は場合によっては手術前に化学療法を行うこともあります。化学療法の流れを患者だけでなく、患者の家族とともに確認することが大切になりますし、がんと告知を受けた患者のサポートも行う必要があります。

 

ポイント!

ポイント

アレルギー疾患をはじめ、良性疾患を主に診察する耳鼻咽喉科外来であれば、手術や入院までの流れもクリニカルパスで対処できます。

 

2.耳鼻咽喉科外来で働く看護師の1日のスケジュール

看護師のスケジュール

耳鼻科咽頭科外来は時間ごとにスケジュールきっちりと決まっていません。では、実際に耳鼻科咽頭科外来の看護師の1日のスケジュールがどのようになっているのか説明していきます。

 

午前・午後は医師の診察介助が主なスケジュール

耳鼻咽喉科外来は並列で数名の医師が診察を行っていることも多いです。午前・午後は、医師が行う診察をサポートすることが、看護師のメインの業務になります。

 

ポイント!

ポイント

耳鼻咽喉科外来の看護師は、診察介助の合間を使って、検査説明や、入院・治療に関する説明、必要書類などの確認も行います。

 

昼あたりは患者ごとに必要な説明業務を行う

耳鼻咽頭科外来の患者にごとに、入院や治療についての各種説明が必要になります。説明する内容によっては、時間がかかることもあり、検査に先に行ってもらった後で、診察が一段楽する昼頃にゆっくり説明できるように、時間調整を行うこともあります。

 

緊急対応の患者が運ばれるとスケジュールが忙しくなる

救急対応があると、他の医師や患者の対応を少人数で行うことになるため、必然的に忙しいスケジュールになります。救急対応の患者が運ばれて来ると、看護師は患者の症状に応じて以下の内容を確認します。

  • 入院対応になる可能性があるか
  • 処置用ベッドの確保があるか
  • 処置器具は適切に使用できるか
  • 緊急検査ができるかどうか

基本的に救急対応の患者が運ばれたときは、看護師とその他スタッフと協力して対応を行います。

 

ポイント!

ポイント

耳鼻咽喉科外来は出血や強いめまいなど、緊急で対応する症状を持つ患者にも対応しているのです。

 

予定に合わせて外来手術患者の誘導と観察を行う

耳鼻咽喉科外来でも、外来手術を行うことがあります。外来手術は朝早い時間や午後一番の時間での対応になることが多く、担当になった看護師は、責任をもってその患者の手術室への送り迎えを行うことになります。

  • 手術室入室までの患者の準備や書類確認
  • 手術後の患者の状態観察と注意事項の説明

外来手術患者がいる場合は、上記の仕事も、耳鼻咽喉科外来の看護師の業務になります。

 

3.耳鼻咽喉科外来で働く看護師に求められるスキル

スキルを持つ看護師

看護師が耳鼻咽喉科外来で働く場合、医師の指示があって動くというよりも、患者の症状を事前に確認して対処できるスキルが必要になります。来院する患者は、様々な症状を訴えます。そのため、患者の症状に応じて、迅速に対応できるように処置器具などの準備や介助を行うことが大切です。

 

子供から高齢者まで対応できるコミュニケーション力

耳鼻咽喉科外来は、乳幼児から高齢者までの患者を幅広く対応する必要があります。そのため、患者の年齢や理解度に応じコミュニケーション力も必要になります。

 

小児の場合は特にコミュニケーションに注意が必要

小児の場合には検査を行う際に、安全のために固定することがあります。小児を固定する際に看護師は以下の2つに注意が必要です。

  • 安心させるための声がけ対応が必要
  • 保護者への説明では正しい言葉づかいができるか

誰に対しても適切でわかりやすいコミュニケーションができることも、耳鼻咽喉科外来の看護師に必要なスキルです。

 

機材を適切に扱うための注意力

耳鼻咽喉科外来は様々な機械を取り扱うため、機械そのものを取り扱う注意力も必要です。耳鼻咽喉科外来は忙しく、時間に追われがちです。だからこそ、丁寧に、安全に、患者に使用する機材を取り扱う能力が求められます。

 

ポイント!

ポイント

耳鼻咽頭科外来では、感染管理についての意識、物品管理能力なども求められるスキルです。

 

4.耳鼻咽喉科外来で働く看護師のメリットについて

看護師メリット

耳鼻咽喉科外来は、とにかく検査や処置が多く、その対応を淡々と行うだけでも驚くほど速く時間が過ぎていきます。そのため、体を動かしている方が落ち着くタイプの看護師であれば、短時間で診療が動く耳鼻咽喉科外来は楽しく働けるでしょう。

 

仕事をしながら良くある症状に詳しくなる

耳鼻咽喉科外来には、誰もが経験する症状の患者が多くいるため、よくある症状の治療に詳しくなるというメリットがあります。例えば、以下のような症状です。

  • 中耳炎・外耳炎
  • やアレルギー性鼻炎
  • 頭位性回転性眩暈
  • メニエール病
  • 睡眠時無呼吸症候群

耳鼻咽喉科外来の看護師は、上記した疾患や症状に対する検査や、医師の説明、治療や対処法を実際に学ぶことができるのです。

 

ポイント!

ポイント

診察につくだけでなく、看護師自身も治療や処置にかかわることができるのも、耳鼻咽喉科外来で働くメリットです。

 

様々な部署のスタッフと知り合い連携できる

耳鼻咽喉科外来では、自分が知りたい疾患や症状について、様々な部署のスタッフを通して知識を得ることもできるため、勉強になることが多いです。理由として、耳鼻咽頭科外来では、特殊な検査や治療も行っていため、様々な部署で働く人と連携を取るためです。

 

耳鼻咽頭科外来の看護師が関わる他の部署を紹介

簡単に耳鼻咽頭科外来で働くことによって連携する他の部署を紹介します。

  • 言語聴覚士や作業療法士
  • 補聴器などを作成する業者
  • 担当する病棟や手術室のスタッフ
  • 形成外科
  • 口腔外科
  • 外来化学療法室
  • 放射線治療室

専門領域で働かなければ知らないことも多いため、自分の知識が広がるでしょう。

 

5.耳鼻咽喉科外来で働く看護師のデメリット

看護師デメリット感じる

耳鼻咽喉科外来は、患者数も多く忙しい科なので、書類確認など診察中にはできない業務が時間内で終わらず残業になることもあります。自分の時間も大切にしたい看護師にとってはデメリットの部分です。

 

仕事を抱え込んでしまう看護師が多い

耳鼻咽頭科外来では、必要な仕事の多くが、看護師以外のスタッフには対応できない仕事です。そのため、耳鼻咽喉科外来の看護師は仕事を抱え込んでしまいがちになることがデメリットな部分です。

 

声掛けが難しい患者もいる

喉頭がんなどで声を失ってしまった患者や、耳が聞こえない患者も、耳鼻咽喉科外来の患者には多くいます。そのため、患者の状態を予め把握しておかないと、声掛けしても患者に気づいてもらえないことや、患者にストレスをかけてしまうこともあります。

 

ポイント!

ポイント

当たり前のように行っている「聞く、話す」というコミュニケーションツールが使えない患者がいることを心がけておかないと、看護師の質を問われることにもなります。

 

6.耳鼻咽喉科外来で看護師が楽しいと感じることは?

看護師楽しい

とにかく忙しい耳鼻咽頭科外来の看護師の仕事です。ここでは、実際に耳鼻咽頭科で働く看護師が、仕事をしていてどのようなことに楽しさを感じやすいのか説明していきます。

 

病気により失われた部分が回復する経過を患者と一緒に喜べる

耳鼻咽喉科外来では、部分的に身体の機能が低下してしまうことや、治療により外見上に目に見える欠損を生じる患者がたくさんいます。その患者の失われた機能や器官が、ゆっくりであっても回復する過程を一緒に喜ぶことができることが、耳鼻咽喉科外来で働く看護師にとって何よりも楽しく嬉しいことです。

 

患者の回復が見られることはやりがいにも繋がる

耳鼻咽喉科の疾患は、外見上でも目立つ疾患が多いので、治療途中の患者は、その部分を隠そうと、顔を上げることをためらうこともあります。ですが、治療や処置が成功して表情が明るくなった患者を見ることができることが、耳鼻咽喉科外来の看護師としてやりがいを感じる部分とも言えます。

 

看護師自身が業務を覚えると医師とチームで動くことができる

看護師自身が業務を覚えてくると、医師とチームで動くことができます。力を合わせて患者に対応する感覚が持てることも、耳鼻咽喉科外来で働く中で楽しいと感じやすいポイントでしょう。

 

7.耳鼻咽喉科外来で働いて辛いと感じることは何?

看護師辛い

耳鼻咽喉科領域の悪性腫瘍の患者は、男性でお酒やたばこが好きなタイプの人が多く、病院に通院すること自体が嫌だという患者もいます。そのため、ちょっとした対応で声を荒げられることもあり、看護師として少し辛く感じる場面もでてきます。

 

症状コントロールが難しい患者を前にした時

耳鼻咽喉科外来の患者は、様々な症状を呈します。その中には、慢性的なしびれや痛みなどの苦痛で苦しむ患者もいます。様々なアプローチをしても、症状が悪化していくこともあります。そんなときには、患者の辛さに何もできない自分と向き合い辛くなることもあります。

 

まとめ

総合病院などの耳鼻咽喉科外来で働きたい看護師に、知っておいて欲しい看護業務についてご説明しましたが、お役に立てたでしょうか。

多くの症状や疾患を抱える乳幼児から高齢者までが訪れる診療科です。誰もがかかる症状から、難しいケアが必要となる疾患まで、幅広く学ぶことができます。コミュニケーション能力を高めたい看護師にもピッタリな診療科です。一度は、経験して損はない耳鼻咽喉科外来で、働いてみませんか?

 

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師転職に必要な知識


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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年06月13日)

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