著作者

小平 希

正看護師

小平 希

( 保健師 海外の看護師)

看護師は見た!プロ意識が高い看護師ってどんな人?条件とエピソード

小平 希
正看護師 小平 希
看護師のプロ意識

看護師を含めどの職種でも、プロ意識が高い人は仕事ができて周りにも信頼されるプロフェッショナルです。

NHK放送の「プロフェッショナル仕事の流儀」でもプロフェッショナルの看護師として紹介されており、以下のことを述べてくれています。

専門看護師:北村愛子さん
自分のやることを分かっていて、本当に責任をもって仕事をする人ですね。そして行動に移す人です。考えてばかりいないで、きちんと行動に移す。責任を分かって行動に移すということですね。

 

がん看護専門看護師:田村恵子さん
私の中のこれまでの経験に基づいてできている直観を信じて揺るがないこと。そして、相手の方の力をそれ以上に信じてあきらめない、そういう人だというふうに思います。

 

訪問看護師:秋山正子さん
目の前に委ねられた人々に対して最善を尽くして自分の与えられた使命を果たしていく。そして限界を知りながらそこを越えられるようにチャレンジする。それがプロフェッショナルだと思います。

 

小児看護専門看護師:長田暁子さん
何が起こっているのか。それは何なのかという物事の本質を見極めて、より良いものを追求し続ける人。そして、そのことによって人々を幸せにすることができる人。

 

看護師:小山珠美さん
自分の信念を、人からの信頼に変えてゆくことが出来る人、そこを目指したいと思います。

 
心にしみわたるような言葉の数々ではないでしょうか。

そこで今回は、看護師の私が実際に見たプロ意識の高い看護師について紹介していきます。

これから更にプロ意識を高めたい看護師に是非読んでもらいたい内容です。

1.「共感できる」看護師はプロ意識が高い

患者と共感する看護師

患者が何を求め要求しているのかを見極めるために、共感は看護の重要な要素の一つのため、「共感できる看護師」はプロ意識が高いと言えます。

患者を理解しようとする気持ちが、結果的には入院期間を短くし、治療効果を最大限に発揮出来ることができます。

 

共感することで患者の要求が理解できる

失語の患者はイラストボードの使用などを試しても、なかなか意思疎通ができないことが多くあります。

しかし、そこでコミュニケーションがとれないと諦めず、できるだけ患者と過ごす時間を増やすことや、受け持ちではない日でも毎日患者に話しかけることがプロと言えます。

そうすることで、患者の小さな顔の表情の動きで「水が飲みたい」「トイレに行きたい」という訴えを分かるようになります。

忙しさをいい訳にせず患者を理解する姿に感動

当時の先輩看護師は失語患者に対してコミュニケーションを多く図った結果、小さな顔の表情の動きで「水が飲みたい」「トイレに行きたい」という訴えが分かるようになりました。

そしてそれを受け持ち看護師にも教え、患者は自分の要求が伝わり、快適な入院生活を過ごすことができ、予定通り退院していきました。

忙しい急性期病棟で患者と過ごす時間は限られていますが、それを言い訳にせずに患者を理解しようとする先輩の姿にプロ意識が高いなと感動しました。

 

言語が違っても共感しようとすることで患者の満足度があがる

時に言語の違う外国人が入院してくることもあるでしょう。

もし、病棟に英語をスムーズに話せる看護師がいなくても、相手とコミュニケーションを図る姿勢は患者に伝わります。

つまり、言葉でのコミュニケーションは満足いくものでなくても、患者の心は満足するということです。

「痛みがありますか?」など、私たちが知りたい質問を翻訳したA4一枚の資料を作り、患者とのコニュミケーションを図ることのできる看護師はプロ意識が高いといえます。

共感できた患者は退院後も挨拶に来てくれます

リハビリも含め2週間程度で退院しましたが、退院後もその患者は外来受診のたびに病棟に挨拶に来てくれます。

何を言っているか全てはわかりませんでしたが、彼が私たちにいい印象を持ってくれたことは確かでした。

言葉が分からなくても、共感しようとする姿勢が大切だと実感した瞬間でした。

 

2.「常に勉強している」看護師はプロ意識が高い

勉強する女性看護師

医療の現場は常に最新の技術や治療法が導入されています。

新人看護師だけでなく、どんな看護師でも看護や治療に関する勉強だけでなく、医療制度についてなど幅広い知識を常にアップッデートしていく必要があります

プロ意識が高い看護師は、自分の知らないことも、自分の時間を使って本やインターネットで調べることを惜しみません。

 

常に勉強することで仕事のパフォーマンスが向上する

仕事ができる看護師は、新しい治療法に関する勉強会があれば休日でも参加し、知識を深めています。

さらに、学んだ知識をスタッフに共有することで職場全体の看護が向上、自身も知識を深めることができます。

自分の休日を犠牲にしろということではなく、必要なチャンスを逃さずに、できるだけ時間を調整し、最大限の知識を得る姿勢が「プロ意識が高い」と言えます。

休日を犠牲にしても勉強する姿にプロ意識が高いと感心

私が以前働いていた職場にいた15年目の中堅ママ看護師は、自分が必要と感じた勉強会には休日を犠牲にしても仕事に活かそうとする方でした。

また、その先輩看護師は、自分が分からないことは積極的に医師や薬剤師に質問し、病棟会議などで教えてくれることもありました。

導係でもないのに、必要な知識を周りに伝える姿勢にプロ意識を感じました。

 

3.「体調管理のために体力づくりをしている」看護師はプロ意識が高い

運動する女性看護師

病気の患者を看るには、まず自分の健康が第一です。

看護師自身に体調不良や慢性的な痛みがあると仕事に集中できず、患者に寄り添うことはできません

体力づくりは肉体労働が多い看護師の仕事にとっては必要不可欠といえます。

 

運動していれば仕事で疲れない

看護師の仕事はハードなため、運動すると余計疲れる、と思っている方も多いでしょう。

しかし、それは間違いであり、プロ意識が高い看護師は仕事で疲れないために持久力や瞬発力を鍛えています。

実際に運動などで体力作りをしている看護師は、運動をしていない看護師に比べて体の不調を訴えることが少ないです。

どんな運動でも習慣づけることで体力づくりになることを実感

看護師の職業病ともいえる腰痛ですが、運動やストレッチで腰まわりの筋肉を鍛えることで腰痛の発生の予防ができます。

私は就職前から腰痛予防ではじめたピラティスとヨガを今でも週1回は続けています。

どんなに忙しい週でも1回クラスを受けると体が軽くなり、翌日は体がとても楽です。

 

4.「責任を持って仕事をする」看護師はプロ意識が高い

仕事に責任をもっている看護師

自分がしたことには最後まで責任を持つことは、専門職としての基本です。

自分の勤務の中で起こったこと、任されたことには責任を持ち業務を終えることはプロ意識が高い看護師といえます。

 

責任感ある看護師は周りからの信頼が厚い

仕事が忙しいがゆえに、1つ1つの仕事がなおざりになる事も多いのが看護師です。

しかし、看護師のサービスの対象は「人」であり、なおかつ命に関わるため、どんなに忙しくても1つ1つの仕事に対して責任を持たなくてはなりません

与えられた仕事を最後まで責任をもって遂行する看護師は、患者からの信頼はもちろん、同僚からの信頼も厚いです。

自分の仕事に責任を持つ姿勢に尊敬しました

私の病棟では整形外科の患者が退院する前には退院サマリーを担当看護師が作成していました。

同僚の2年目の看護師は担当患者が急に翌日退院することが決まり、退院サマリーを当日仕上げなければなりませんでした。

彼女はチームリーダーに「私が責任を持って今日中にサマリーを仕上げます。」といって、自分の業務を早々と終わらせ、サマリーを見事完成させたのです。

イレギュラーな仕事にもきちんと業務を遂行する姿に尊敬しました。

 

5.番外編 「海外の」看護師はプロ意識が高い

海外の看護師

海外の看護師は、看護師としての責任範囲・業務範囲が厳格であること、個人のアセスメント能力が日本よりも求められます

そのため海外看護師はプロ意識がとても高いです。社会的地位も高いため、社会からの信頼も得ています。

 

海外の看護師は必ず自分の目で確かめてから行動する

海外の看護師も医師からの指示に従って薬や点滴などの医療行為を行っています。

しかし、医師のオーダーが間違っていた場合、その判断ができなかった看護師が処分を受けます。

そのため、海外の看護師は自分の目で見て患者の状態をアセスメントし、行動することが大切だと知っているため、プロ意識が高いです。

「他人の意見を鵜呑みにしてはいけない」とアドバイスを受けました

私はオーストラリアで正看護師として働いています。

 

正しい判断ができなかった看護師は、個人のアセスメント能力がないとみなされてしまいます。

私は同僚から「他の人が見たりしたことを鵜呑みにせず、自分の目でいつも確認をしたほうがいい。」とアドバイスを受けました。

おかげでアセスメント能力が身につきました。

 

6.まとめ

あなたの周りのも紹介したようなプロ意識の高い看護師はいますか。

身近にいればその人を見て、真似して、あなたもプロ意識の高い看護師を目指してみましょう。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


日本で看護師として3年間総合病院で働き、海外に住みたい夢を叶えるためオーストラリアに看護留学へ。2017年に念願のオーストラリアの正看護師になりました。日本の看護の良さを海外にもっと広めていきたいと思っています。海外看護師、海外医療に関する記事を中心に書いていきます。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・保健師
出身/年齢 ・群馬県/30歳・現在海外在中
職務経験 ・総合病院
診療科経験 ・整形外科・消化器外科・内科・腎臓内科・腫瘍内科
・デイサービス ・訪問入浴・イベントナース・検診車・旅行添乗ナース

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カテゴリー:看護師キャリアアップ

(公開日:)(編集日::2018年02月28日)

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