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看護師が家族を養う時の求人選びに外せない8つのポイント

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専門看護師ラビウサ

ライフイベントをきっかけに、家族を養わなければならなくなることは、誰もが起こりうることです。

「家族を支える」「生活基盤を安定させる」ことが優先される時期には、経営母体が安定した病院や施設などで、定期昇給・賞与・諸手当を含めた生活設計を立てることが求人選びに欠かせないポイントです。

今回は、ライフイベントに遭遇した時に、すぐにでも家族を養いながら働くための看護師求人の8つの選択ポイントについてご説明します。

1.転職してすぐに家族を養える最低限の手取りがもらえる

給料の締日と支払日を確認する看護師

看護師が転職して数か月は、仮採用になります。

ある程度大きな病院や施設に転職した場合は、仮採用期間であっても本採用と同様の給与や諸手当、残業代を支給してくれますが、医療福祉施設の全てが必ずしもそうではありません。

では、転職する際にはどのような確認が必要なのか以下で見ていきましょう。

 

仮採用時に支払われる内容をチェック

転職先に仮採用中は、家族手当などの福利厚生の対象にならず、基本給よりも低く支払われることもあります。

基本給よりも低額の場合、数か月は少ない手取りで生活しなければならないため、借金返済などがある場合には生活が困窮することもありますので注意が必要です。

 

補足説明!

ポイント

私の勤務しているクリニックの場合、仮採用期間は時給(パート職員と同等)で対応しています。

 

給料の締日と支給日をチェック

末締め、翌月25日支払いの場合には、ほぼ2か月間無収入で生活しなければならないため、転職先で仕事を始める際は、締日と月給支給日の確認が必要です。

私が勤めているクリニックは末締め翌月25日支払いの場合であるため、子供の教育費や仕送りなどで毎月決まった額が必要になる人にとっては、「この2か月間が苦しい」とこぼしていました。

 

注意点!

ポイント

直前まで他の職場で働いていれば、何とかなるかもしれませんが、急遽働かなければならなくなった場合には、最初の給料の支払い日がいつなのか確認しておかなければ、支払いなどに支障が出ることがあるため注意が必要です。

 

2.看護師の昇給制度がある

昇給制度がある職場を選ぶ家族を養う看護師

20代・30代で病院勤務であれば、毎年4月に昇給することが当たり前の感覚ですが、

  • クリニックや民間の高齢者施設
  • 訪問看護ステーション
  • 一般企業

等で看護師として勤務している場合には、何歳まで安定して昇給できるかはその施設や会社によって異なります。

看護師の昇給制度について、以下に見ていきましょう。

 

何歳まで昇給可能なのか要確認

家族を養うために働く場合は、役職に就かなくても何歳まで定期昇給が可能かを確認することも、安定した収入をキープするために大切な視点の1つです。

 

補足説明!

ポイント

一般的に病院や企業で55歳以上は、昇給対象から外れることが多く「入社3年目まで昇給あり」という施設もあります。

 

新規クリニックや施設は安定するまで昇給なし

新しい人生を歩むために、新規開設のクリニックや施設を転職先に選択することは、非常にリスクが高い可能性があります。

経営母体が安定している場合は問題ありませんが、多くの場合、収入が安定するまで定期昇給が望めないことが多いと考えた方が良いでしょう。

 

新規クリニックに勤めた実例

私は現在、2か所のクリニック勤務に在籍しており、2か所とも赤字ではありませんが、開業時に背負った借金の返済が増えることも影響しているためか、開業して2年目の正社員の昇給はありませんでした。

 

ポイント!

ポイント

「生活を安定させたい」「少しでも子供のために収入を増やしたい」と考える看護師は、安定経営で母体が大きい病院や施設、クリニックを選択した方が定期昇給も安定して期待できます。

 

3.賞与・退職金制度がある

賞与がある職場を選ぶ家族を養う看護師

毎月の総支給が30万であっても年収は360万程度ですが、賞与が4.5ヵ月分追加された場合には、基本給25万とすると年収は450万円を超えるため、家族を養う看護師は賞与や退職金制度がある職場が良いでしょう。

賞与・退職金制度がある職場については、以下の通りです。

 

家やマンションを購入したいのであればなおさら

「一戸建てやマンションの支払いが残っている」「子供の将来のために家やマンションを購入したい」等の時に、賞与があると非常にありがたいことです。

家やマンションを購入すると、日々の生活費と貯蓄は毎月の収入で賄い、賞与があることでマンション購入費を繰り上げ返済する等ができるでしょう。

 

補足説明!

ポイント

目先の金額よりも、年収に大きく影響を与える賞与を確認することは、家族を養う上ではとても大切な収入源となるため、見落とさないようにしましょう。

 

退職金も生活の不安を軽減する

退職金を考えるよりも「今、苦しいから」と考えがちですが、退職金制度があることは未来の家族と自分に安定をもたらします。

生活のために頑張るといっても、どうしても我慢できないことがあるかも知れませんし、自分自身が病気になることもあります。

急場を乗り越えた後も自分の生活を守るために、退職金制度がある病院・施設・クリニックを選ぶことも大切な視点の1つです。

 

クリニックは退職金制度が無いところもある

クリニックなどは「退職金なし」と提示しているところもありますし、契約書などにもどの程度の金額が支払われるのかを明確に記載されていない施設もあります。

 

4.資格取得制度が充実している

資格取得制度が充実している職場を選ぶ家族を養う看護師

看護師としてさらに手当を増やすには、他のスタッフよりも役立つ資格を取得する必要があるため、資格取得制度が充実している病院や施設を選ぶと、生活費を安定しつつ勉強もできるとても良い方法です。

資格取得制度が充実していることについて、以下で見ていきましょう。

 

看護師として自己成長したいと希望するのであれば

私は、専門看護師になるために大学院に進んだ際に病院の奨学金制度を利用させて頂きました。

土日は病院でバイトすることも可能であったため、大学院の2年間も何とか乗り越えることができました。

 

ポイント!

ポイント

家族のためだけでなく、看護師として自己成長したいと希望する場合には、資格取得制度が充実している病院などを選び、その資格を果たした後は手当も付与してもらうことをお勧めします。

 

5.管理職として働ける可能性がある

管理職として働ける可能性がある職場を選ぶ家族を養う看護師

家族を養う看護師にとって、収入が安定していることは安心につながるため、管理職として働ける1つの方法として、管理職として働くことがあげられます。

管理職として働ける可能性があることについては、以下の通りです。

 

管理職手当は安定してもらえる手当

管理職になる基準は、その施設によって様々で多くの施設は、主任以上になると手当が付与されます。

看護経験年数によって「管理職候補」になれる場合もあり、看護管理者研修を受講していないと対象にならない病院や学歴などを加味されることもあります。

 

役職手当は限度がある

資格手当は、一定の場合が多いですが主任をはじめとする役職手当は、限度はあり年々手当が上がる仕組みをとる施設が多いです。

 

ポイント!

ポイント

「責任が重くなるから嫌だ」と考えるのではなく、「安定した収入と身分が保証される管理職を望める職場であるか」を確認しておくことも将来に役立つでしょう。

 

6.社会保障制度が充実している

社会保障制度が充実している職場を選ぶ家族を養う看護師

病院の多くは、社会保障制度が安定していますが「クリニック」「少人数の訪問看護ステーション」「高齢者福祉施設」等は、社会保障がどの程度整備されているのか、確認することが大切です。

社会保障制度が充実している職場については、以下でご説明していきます。

 

雇用保険・労災保険・社会保険・厚生年金への加入

特に厚生年金などに加入できるかどうかは、家庭を支える上では大きな問題です。

なぜなら、雇用する側が支払うべき金額の半分を負担してくれているにも関わらず、国民年金にプラスされて年金をもらうことができるからです。

そのため、家族を支えて将来に備えるためには、社会保障が安定している職場を選択することが大切です。

 

7.住宅や諸手当など福利厚生が充実している

複利厚生が充実している職場を選ぶ家族を養う看護師

家族を養う看護師が転職する際には、住宅や諸手当など福利厚生が充実しているかどうかも重要なポイントです。

以下に、住宅や諸手当などの福利厚生が充実していることについて、見ていきましょう。

 

24時間保育施設がある

社会保障も福利厚生の1つですが、目に見えて使える福利厚生が充実していることは、一家を支える上でとても役立ち、その1つとして24時間保育施設があります。

24時間保育施設は、0歳から安心して子供を預けることができると、高収入につながる夜勤ができるようになります

 

看護師寮や住宅手当・家族手当が付与される

看護師寮がある」「家族で住める社宅がある」等の場合も、家族を支えるためには大切な問題です。

また、「住宅手当・家族手当がある」「家族に対する療養費制度がある」「保養所などが家族で利用できる」等のことも家族を支える看護師にとって利用価値がある福利厚生です。

 

複利厚生の有無により年間10万以上の差額が発生

自分の収入だけで家族を支える場合には、住宅や家族に関わる福利厚生の有無により、場合によっては年間10万以上の差額が発生することになります。

 

8.就職祝い金制度がある

就職祝い金がある職場を選ぶ家族を養う看護師

絶対ではありませんが、引っ越しなどの予定があれば「就職祝い金制度」があることは非常に助けになるでしょう。

就職祝い金制度があることについて、以下に詳しく見ていきましょう。

 

就職後しばらくして支払われる臨時ボーナス

「特定の就職サイトを利用して就職した場合」「誰かの紹介で就職した場合」「人手不足の病院が引っ越し費用などを含め支度金を出す場合」等、就職後数か月勤務した後で、就職祝い金が支払われる仕組みをとっている場合があります。

引越しや転職で一時的に発生した赤字を補填するには、とても嬉しい臨時収入になるでしょう。

 

就職祝い金は一時金

就職祝い金は、本当に一時金でしかないため、数年先を見た時に自分が働き続けることができる職場なのかを考えた上で、「もらえるならもらっておこう」というスタンスでいることが重要です。

 

9.まとめ

看護師が家族を養う時の求人選びに外せない8つのポイントを紹介していきましたが、いかがでしたか?

求人を探している家族を養う看護師は、目の前の「高額」という文字に惑わされずに冷静に転職先を探すことを忘れずに転職活動に励んでください。


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看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・専門看護師・消化器内視鏡技師・心理相談員
年齢 ・40代後半
職務経験 ・がん専門病院・クリニック・総合病院・訪問診療クリニック
診療科経験 ・消化器内科・腹部外科・透析室・内視鏡室 ・相談室
・放射線治療室・整形外科 ・一般内科・カウンセリング室

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:看護師転職のノウハウ

(公開日:)(編集日::2018年03月24日)

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