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看護師ライター

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看護師が地方に転職するメリット・デメリット

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看護師 地方 転職

国家資格という切り札を持った私たち看護師は、「資格さえあればどこでも働ける」という言葉をよく耳にしませんか。

結婚や、家庭の事情、地方応援ナースなどをきっかけに、活躍の場を首都圏から地方へ移すこともあるでしょう。

実際に、私もそのパターンの転職を経験しました。

自身の経験を通して、地方に転職するメリットとデメリット、求人の探し方や地方への転職の際の成功ポイントをお伝えします。

1.看護師が地方に転職するメリット

地方に転職した女性看護師

これまで首都圏で働いてきた看護師にとっては、地方での暮らしに不安を感じる方も多いかもしれません。

しかし地方で看護師として働くことにはさまざまなメリットがあります。以下でご紹介します。

 

患者が優しく声をかけてくれる

地方は県外に出て行くことは多くても、県外から、ましてや首都圏から人が来るということが少ないです。

患者からも、「遠くからよく来たね」と温かい言葉をかけてもらい、涙が出そうになることもあります。

そのため、困った様子でいるとどこからともなく声をかけてくれます。

 

柔軟な看護ができるようになる

やはり地方は、首都圏に比べて医療の進歩が遅いと感じる部分が少なくありません。「あの処置を行うのに、あれとこれがない」と、ヒヤヒヤしてしまうことがあります。

そんな経験から、その処置の目的や操作の意義など意識するようになり、「ないものはあるもので代用する」という術を覚えます。

 

ポイント!

ポイント

今後も転職の可能性がある看護師にとって、地方で培われた柔軟性は武器になるでしょう。

 

2.看護師が地方に転職するデメリット

頭を抱える地方に転職した女性看護師

地方で働くということは、これまで首都圏で働いてきた看護師にとってはデメリットに感じる点もいくつかあります。以下で詳しくご紹介します。

 

医療の進歩が遅くもどかしさを感じる

地方の看護師として柔軟な看護ができるようになる一方で、「本当にこれでよかったのか…前の職場ならあんなこともしてあげられたのに」というもどかしさを感じることもあります。

同時に、ベストを尽くせなかったことに不安を感じます。

日頃から根拠や目的を明らかにしておく癖をつけると、割り切れるようになります。

 

雇用形態が限られてくる

首都圏であれば、単発や短期間の仕事を希望の場合でも特に困ることなく見つけられますが、地方はそうではありません。

私は地方に引っ越してから、単発の仕事をしながら土地になれていきたいと考えていました。

しかし、私の移り住んだ地方には、単発の仕事は1年に数える程度しかないと知り、結局転職の間の期間は仕事ができませんでした。

 

地方は短期や単発の募集があまりない

転職サイトの担当者に聞いた話ですが、地方は共働き夫婦が比較的多く、子供のいるママさんでも親に預けて正社員で復職できてしまうため、あまり短期や単発の募集がないそうです。

裏を返せば、住んでしまえば長く働きやすい環境であるということでしょう。

 

アクセスが非常に悪い場合がある

首都圏では電車や徒歩、バスで通勤できていたのに、地方だと自家用車じゃないと到底行けないような場所に病院があることもあります。

あらかじめ土地勘のある人から情報を得ておくと良いでしょう。

もしくは、転職サイトで担当の方に周辺環境を確認してもらうことも良いでしょう。

 

地方は看護師でも条件が悪い場合が多い

地方の看護師の基本給は、首都圏のそれよりかなり低い場合が多いということはデメリットとして挙げられます。

私の場合、給料のベースが安く、前職の2/3くらいの収入になってしまう求人が多く見受けられました。

また、お給料の少し良いところは最初から施設長等の管理職で入ってほしいと言われましたが、あまり良く分からないのに管理職になってしまうのは不安だったので辞退しました。

 

管理職経験があっても好条件で採用は難しい

私の場合、はじめはその地域で一番大きな公立病院に応募しました。

私は29歳から首都圏の訪問看護ステーションの管理者を5年しており、年収は500万くらいでしたが、この経験が仇となりました。

この若さで管理職経験があると、面接を受けた病院では「使いにくい」と言われました。

また、前職での給与を聞かれ正直に話すと、そこの病院の師長よりも高い、話にならないと鼻で笑われ、結局採用にはつながりませんでした。

 

3.看護師が地方の求人を探す際の注意点

地方で運転して病院へ行く女性看護師

ハローワークの求人情報は、施設名と所在地、基本給の情報程度しかありませんでした。土地勘も無く、インターネットで病院情報を軽く見ただけで面接に向かうことがほとんどでした。

そんな私の経験から、地方ならではと言える、看護師の転職先探しの注意点をご紹介します。

 

病院の場所を地図上だけで確認しない

看護師が地方で転職する際、病院の場所を地図上だけで確認するのではなく、応募前に一度実際に病院まで足を運ぶことをおすすめします。

交通機関が発達していない地域の場合、移動は車になります。地図上の距離は近いと思っても、

  • 道が分かりにくい
  • 渋滞がある
  • 山道で街灯も無いようなところを通らなくてはいけない

など、実際に行って見るとイメージと違うところがほとんどでした。

ポイント!

ポイント

面接の時に初めて病院に行くとなると、思いもよらないハプニングが起こる可能性があるため、事前の確認が必要でしょう。

 

病院の特色を知る

地方の病院のなかには、看護学校が少ない地域では、1つの学校の派閥が強く、ほぼ同じ看護学校の卒業生で仕切っている病院もありました。

そういった病院では首都圏からの看護師は敬遠される雰囲気をなんとなく感じられたため、転職の前に病院の特色は知っておいたほうが良いでしょう。

 

4.地方看護師に転職する際の成功ポイント

地方看護師に転職する際の成功ポイント

土地勘がない状態での転職は困難を極めます。

ここでは、看護師が地方へ転職する際の成功ポイントについてご紹介します。

 

転職サイトに登録し、サポートしてもらう

看護師の転職サイトでは、これまでの自分の経験や、これからやりたいこと、大きな病院と小さな病院どちらが良いかなど、事細かに聞いてくれます。

希望する生活環境などと合わせ、いくつか病院を斡旋し、合うものがなければ見つかるまで探してくれます。

また、入職してから「思っていた環境と違った」、「聞いていた条件と違った」などという悩みにも対応してくれます。知り合いのいない地で自分を支えてくれる存在は不可欠でしょう。

 

転職サイトはいくつか登録する

看護師専門の転職サイトだけでもいくつもあり、どこに登録しようか迷ってしまいますが、複数のサイトに登録しておくことをおすすめします。私は3社ほど登録していました。

理由は、それぞれの会社の強みが違うということです。

  • 数多くの案件を持っている
  • その地域に強い
  • 単発の仕事の案件を多く持っている

など、転職サイトの特色は様々です。

 

ポイント!

ポイント

看護師の転職サイトを比較するサイトなどもあるので、そういったものを参考にしながら2、3社登録してみましょう。

転職会社を利用して地方で派遣で働きました

私の場合、登録した派遣会社から紹介を受けた派遣先で、単発の訪問入浴や特別養護老人ホーム等で働きました。

派遣看護師はその組織に揉まれることなく気楽で、何かあると担当の方を通じて交渉してもらえるため、私のようなよそ者にとってはとても楽でした。

 

直接病院に連絡をしてみる

私は、転職先を決める際に、「ここで働いてみたい」と思ったA病院がありましたが、どこの転職サイトにも求人が出ておらず、結局求人が出ていたB病院で働くことになりました。

その後、A病院で働いたことのある看護師が「A病院は常に募集しているよ」という話をしていました。

このように、転職サイトに上げるほどではないもののスタッフは募集しているというケースもあるため、どうしてもここがいいという病院があれば、直接連絡してしまうのも一つの手です。

 

まとめ

これまで首都圏等で働いてきた看護師にとっては、地方への転職は不安に感じることも多いかもしれません。

ですが、地方には都会にはない、メリットが多くあります。はじめは住みにくいと感じることもあるかもしれませんが、慣れるととても働きやすい環境です。

地方で働く可能性のある看護師の方、また、地方で働きたいと思った看護師の方は、ぜひ参考にしてみてください。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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看護師を初めてから、旅行が大好きになり、休み希望を出しては色々なところに足を運んでいます。病棟看護師歴が長いですが、結婚を機に、主婦になった経験もあります。
臨床を離れて気づいたこともたくさんありました。少しでもお役に立てるような記事を書いていきたいと思います。


カテゴリー:看護師転職に必要な知識


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この記事を書いた人:Tabilove
(公開日:)(編集日::2017年10月03日)

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