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ラビウサ

専門看護師

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( 看護師 専門看護師)

看護師のリストラ時代が到来?!生き残っていくためには

ラビウサ
専門看護師ラビウサ
看護師 リストラ時代 生き残っていく

政府は2025年に向けて医療構造を大きく変える方針を打ち出しました。

コスト軽減のため今までの7:1看護と呼ばれる条件を厳しくし、その上現病床数の4分の1、数字にすると約9万床を削減することを決定したのです。

そのため、2025年にリストラされる看護師が10万人も出てくるということが予測されています。 このような状況の中、看護師がリストラされずに生き残っていくために知っておきたいポイントをまとめています。

1.看護師のリストラ時代が来る背景とは

病院の廊下病棟に配置される看護師の人数は、診療報酬によって定められています。現在、大学病院をはじめとする多くの一般病院は、高く設定された入院基本料を設定するために、施設基準として定められた看護配置7:1を満たすために看護師数の維持を目指しています。

 

診療報酬が看護師人数に大きく影響する

冒頭でも述べた通り、28年度の診療報酬では7対1入院基本料を取得するための条件が厳しくなり、7対1一般病棟入院基本料を算定できる病床数は減少しました。

さらに今後は地域包括ケア病棟など、急性期を脱した患者さんや病状が悪化した際の在宅療養中の患者さんを受け入れ、在宅復帰を目指すための地域包括ケア病棟も増加も予測されます。

 

看護師人数を集めるだけでは診療報酬が付かなくなる

地域包括ケア病棟の施設基準では、看護配置は13対1となり、必要とされる看護師人数は減少しますがリハビリテーションや社会復帰支援に必要な職種の配置も求められています。

つまり、看護師人数を集めるだけでは診療報酬が付かなくなる時代になりつつあるのです。

 

新規開設のクリニックは赤字経営が一般的

地域医療を充実させるため、今後は「クリニック」も増えてくることが予想されています。

しかし、そのような新規開設後数年は赤字経営であることが一般的であり、特に在宅診療を行う医師が2名以上いるクリニックは、医師の人件費を確保するため、クリニックを安定的に維持するために看護師の常勤数を削減することもあるのです。

 

2.リストラされやすい看護師の特徴

バツを作る看護師以前は7:1を導入するときに誰でもいいから、どんな人でもいいからと採用をしていましたが、これは全くの無意味なものになります。

今後は、以下のような看護師がリストラされやすいと言えます。

  • 勤務態度に問題がある
  • リーダーや委員会活動を嫌がる
  • 新しい技術や知識の習得を嫌がる
  • 他職種とコミュニケーションが取れない
  • 「辞めます」が常套句
  • 勤務制限がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

勤務態度に問題がある

遅刻・欠勤が多い、他のスタッフよりも有休取得の希望が多い、服装などの職務規定に定められたことを守らないなど、勤務態度に問題がある看護師は、人員削減が必要になった時には、リストラ対象になる可能性があります。
 

そつなく仕事をこなすスタッフの方が有利

看護師は人数が多いため、その病院やクリニック体制に従い、そつなく仕事をこなすスタッフが多い方が、雇用主にとっては利益になります。勤務態度が真面目であることは、社会人にとって基本的な態度です。

 

注意点!

ポイント

「今日は、スタッフが多いから休んでも大丈夫」と考えて休むことが多いなどの甘えがある看護師は、周囲のスタッフや上司は「お見通し」なことを心得ておかないと、将来痛い目に合うこともあります。

 

リーダーや委員会活動を拒否する

ある程度の期間、同じ病院に勤務すると、リーダーとしての役割や何かの係、委員会活動を求められることになります。

また、病院の方針や人材育成の観点から異動を打診されることがあります。

そんな時に、拒否をし続けたり、面倒くさそうな態度をとったりしてしまうと、はやり将来のリストラ対象になる可能性があります。

 

自分の都合だけで断るのは危険

自分の感情や都合だけで、役割や打診を断ってしまうことはリストラ対象になる可能性が高まります。
 

新しい技術や知識の習得を嫌がる

今や電子カルテは当たり前で、それはクリニックでも同様です。

電子カルテだけでなく、パソコンの基本ソフトを使えるように努力することは、看護師業界でも必須の技術になりつつあります。

また、採血やサーフロー穿刺などの看護処置も、今後は更に必要となる看護技術になります。

 

「苦手だから」では通用しない

苦手だから、老眼になったからという理由だけでは、「努力していない」「工夫をしていない」とみられてしまうこともあります。

場合によっては異動を通告される、配属される場所が狭められていき、結果としてリストラ対象になります。
 

注意点!

ポイント

若い看護師や新人に依頼すればよいといった甘い考えを持っていると、予期しない事態が起こることもあり得ます。

 

他職種とコミュニケーションが取れない

看護師は調整役が求められる職種。だからこそ他職種、とくに医師とコミュニケーションをとれない看護師は、クリニックでは真っ先にリストラ対象となります。

また、電話対応が悪い、他の職種に対する態度に問題があることも、勤務態度として問題になることがあります。

 

「辞めます」が常套句

私が以前勤務していた職場は、「条件を聞いてもらえないなら辞めます」を常套句にして、自分が働きやすい条件を引き出すスタッフがいました。

看護師が不足している時は、上司は辞めさせないためにその提示を受け入れる形をとります。
 

看護師が充足していれば、通用しない切り札

看護師が充足している場合や、上司が変わった時には、その切り札が聞かなくなることがあります。

 

注意点!

ポイント

看護師に求められる条件が厳しくなっていることを自覚しないまま同じ対応をし続けている看護師は、退職せざるを得なくなる現状があるのです。

 

夜勤ができないなどの勤務制限がある

勤務制限のある看護師は不都合で、リストラ対象となり得ます。

これからの病院は少ない看護師で、いわゆる少数精鋭部隊で看護にあたらなければなりません。当然の如く夜勤もあります。1人だけ特別にとはいかないのが人の心です。

 

3.リストラされずに生き残っていくためには

2名の看護師

看護師に限らず社会人として生き残って行く為にはあくなき向上心と人が出来ることは当たり前に出来て、なおかつプラスアルファ自分にだけ出来ることを見つけること、そしてそれをアピールする必要があります。

 

TPOを身に付ける

看護師業界にい続けると、一般常識が足りなくなっていきます。

それは、看護師以外の人と仕事をするようになって、私も痛感しました。

 

ポイント!

ポイント

電話対応や挨拶の仕方、服装や言葉遣いなど、会社組織でいれば新人時代に身に付けるTOPを、看護師も習得することが大切だと言えます。

 

指示待ちの姿勢でいるのをやめる

指示通り行うだけでは熟練度は必要なく、であれば若く給料を抑えられる看護師の方が重宝されることになってしまいます。

 

新しい知識や技術を身に付けようと努力する

これまでの経験だけに頼ることなく、新しい知識や技術を身に付けようと努力し続けることは、どの病棟や業務内容でも対処できることになり、必要とされる人材とされ続けます。

 

自分の立ち位置に敏感になる

病院やクリニックの方針は、診療報酬改定や収入によって変化し続けます。

特に病院であれば、パート職員を常勤する時期がありますし、年齢によって働き方を変えるように提示されることもあります。

その変化は、突然というよりも、数年から数か月前から感じることができるはずです。
 

不都合な条件が提示されても感情的にならないこと

自分にとって不都合な条件が提示されたとしても、感情的にならずに、何が病院やクリニックで起こっているのか、提示された条件が何を意味しているのかを確認してください。

ある程度の条件下であっても自分がリストラに合わずには安定して働き続けることができる方法を冷静な目で対処することが大切です。
 

まとめ

看護師が不足していると高を括ることは、足元をよく見ていないだけかも知れません。

もちろん、看護師を募集している場所がたくさんあります。けれど、自分の力を十分に発揮でき、勤務体制や賃金体制、福利厚生も満足できる職場で働き続けることは、診療報酬改定や自分の年齢などによって難しくなる時代が来ることは十分に考えられます。
 

時の流れを見極めつつ新しい知識や技術を取り入れていこう

リストラ対象にならないために、常に自分の立場や求められている業務を意識しつつ、病院やクリニックなどで必要とされる人材であり続けることが、リストラ対象にならない方法です。

私も、気を引き締めて頑張らなければと、記事を書くにあたって気持ちを新たにしました。時の流れを見極めつつ、新しい知識や技術を取り入れていきたいですね。

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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看護師をして20年以上になります。外来・病棟・検査室・クリニックなど、いろいろな場所での業務を経験しました。
ですが、一時は看護師をやめようと思ったほど、心身共に追い詰められた時期もあります。現在は、看護師も続けつつ、ライターやカウンセラーとしても活動しています。
今までの経験を生かして、いろいろな体験談も書いていこうと思っています。よろしくお願いします。


カテゴリー:看護師コラム


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この記事を書いた人:ラビウサ
(公開日:)(編集日::2017年07月26日)

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