著作者

kameko

看護師スタッフ

kameko

( 看護師 保健師 )

セクハラに悩む看護師の実態と対応方法をご紹介!

kameko
看護師スタッフkameko
看護師セクハラ実態対応方法

看護師の職場は大半が女性の「女の職場」ですが、入院してくる患者さんは必ずしも女性というわけではなく、患者さんからのセクハラに悩む看護師は少なくありません。もちろん、男性の患者さん全員がセクハラをするというわけではありませんが、患者さんの中には看護師の制服から卑猥なことを妄想してしまう人がいるのは事実ですし、実際に不快な言葉を浴びせらた経験を持つ人はとても多いようです。

1.セクシャルハラスメントの定義とは?

看護師セクシャルハラスメント定義

セクハラとはセクシャルハラスメントを短くした言葉で、「性的な嫌がらせ」のことを意味しています。性的な嫌がらせというのは、「女性だから受ける嫌がらせ」「男性だから受ける嫌がらせ」があり、必ずしも男性から女性に対して行われるものだけというわけではありません。女性が大半を占める看護師の世界では、少数派の男性看護師がセクハラに悩んでいるケースが少なくないのです。

 

環境型セクシャルハラスメント

セクシャルハラスメントは、大きく分類すると「環境型」と「対価型」に分類できます。環境型というのは、相手のボディにタッチするなど必要ないのに触れるという行為や、性的なジョークを言って相手を不快にさせたり、性的アピールをするような服装をしたり振る舞いをして相手に不快感を与えるなどの行為が該当します。

 

対価型セクシャルハラスメント

対価型というのは、相手に性的な服装や行動を要求する代わりに、昇進や高待遇をほのめかすなど、相手の性的魅力と引き換えに対価を提示するというもので、対価をほのめかして性的なことを要求するのがNGというだけでなく、自分から性的なことをほのめかして対価を要求するのもNGです。

 

セクシャルハラスメントの判断基準は曖昧

セクシャルハラスメントは、明らかにアウトとなるケースもありますが、基本的には本人が不快だと感じるかどうかが大きな判断基準となり、同じ行為をされても相手によってセクハラだと感じる場合もあればそうでない場合もある等、あいまいな点が多いことが問題視されています。

 

ポイント!

ポイント

職場では相手が少しでも不快に感じるかもしれないという言動は慎んだほうが良いでしょう。

 

2.看護師にセクハラをする人にはどんな人がいるの?

看護師セクハラどんな人

看護師は大半が女性のため、看護師同士でのセクハラはそれほど多くはありません。また、そうしたセクハラに関する教育や指導が徹底している職場が多く、スタッフ同士のセクハラはかなり少なくなっているようです。

 

患者さんからのセクハラ

例えば、患者さんの中には堂々と看護師にセクハラをする人は意外と多いようで、患者さんからのセクハラに悩む女性看護師はたくさんいます。看護師にセクハラをする患者さんには、夜勤の見回りの時に起きて待ち構えていたり、卑猥な言葉を投げかけて来たり、またトイレ介助の時に見せてくる人がいるようです。

 

明確なセクハラ行為以外にも…

そこまで明確なセクハラ行為でなくても、やたら看護師に触りたがって不快な気分にさせたり、「彼氏いるの?」なんて聞いてくる患者さんも少なくないようです。

 

暴力をふるう患者さんからのセクハラ

言葉だけでのセクハラももちろんアウトなのですが、中には暴力をふるう患者さんもいるたりするため、看護師のセクハラに関する悩みは深刻です。例えば、入院患者さんの中には何日間も入浴できないため、体を拭く清拭を受けることがありますが、その際に陰部を拭くように強要したり、断ると大暴れするなど手が付けられない患者さんも実際にいるようです。

 

男性看護師も職場環境で悩んでいます

看護師に対するセクハラの中には、本人がセクハラだと自覚しないこともあるようです。例えば、男性看護師に対するセクハラは意外と多く、男性看護師と女性看護師であからさまに違う態度や言葉遣いで対応されたり、女性看護師からも男性というだけで差別的な待遇を受けるなど、職場環境で悩む男性看護師はたくさんいます。

 

3.看護師がセクハラを受けたらどうする?

看護師セクハラ受けた時

看護師がセクハラを受けた場合、先ずその場で毅然とした態度で怒ることが必要です。患者さんの多くは、看護師なら少しぐらいのわがままや卑猥な発言も許してもらえると感じるためにセクハラまがいの言動をすることがあるようで、卑猥なジョークに笑顔で返したりすると、セクハラをとめることが難しくなってしまいます。あくまでも毅然とした態度で対応することが必要です。

 

業務に影響が出るレベルの場合には!

セクハラと言っても、卑猥な要求を断って暴力を振るわれたり、しつこく業務に影響が出るほどのレベルになった場合には、看護師は一人で悩まずにすぐに先輩看護師に相談することが必要です。経験豊かな先輩看護師もしくは上司なら、自分ではなかなかはっきり言えない厳しい言葉で患者さんを叱ってくれますし、それでも改善しない場合には患者さんの家族などに相談することにもなります。

 

ポイント!

ポイント

多くの場合にはそこまで状態が悪化してしまうことは少なく、毅然とした態度で対応すれば事態が改善する場合が大半のようです。

 

患者さんからのセクハラを極力受けたくない場合

患者さんから受けるセクハラは、患者さんの状態が比較的重傷ではない入院患者が多い病棟で起こることが多いようです。そのため、患者さんからのセクハラが起こる可能性がかなり低い職場で働きたいという場合には、オペ室や外来などへの移動を希望するという方法も選択肢の一つとなります。

 

できるだけ堂々としていましょう!

自信がなさそうに見えるとセクハラを受けやすくなることが多いため、自信を持って患者さんに堂々と接することもセクハラ対策となります。

 

4.看護師がセクハラを受けづらい職場

看護師セクハラを受けにくい職場

看護師がセクハラを受けづらい職場にはいろいろな特徴があります。まず、看護師が1人で行動することが少なく、複数で行動することが多い職場は、患者さんもセクハラをしにくい状況となりますから、セクハラは起こりづらいようです。

 

大学病院のように看護師が複数いる職場は安心

看護師の数が不足している病院では、経験が少ない看護師が1人で作業しなければいけなかったり、慣れない手つきで作業に自信が持てないことが多くあることから患者さんにとってはセクハラをするチャンスとなってしまうことがあります。

大学病院など、たくさんの看護師が働いている職場では、常に看護師が忙しく複数で行動しているため、セクハラは起こりづらいようです。

 

患者さんの容態が軽くない診療科

また、入院している患者さんの容態が、セクハラできるほど軽くない診療科でも、セクハラは受けにくいようです。例えば、オペ室や緊急治療室のような神経がピリピリしている職場では、患者さんはセクハラを言えるような状態ではないことが多いため、セクハラをうけるかどうかという点では働きやすい環境と言えます。

 

たくさんの患者さんが診療を受ける外来

たくさんの患者さんが次々と診療を受ける外来でも、患者さんがのんびりセクハラを言う時間やタイミングなどがありませんから、こうした悩みから解放されるようです。

 

ポイント!

ポイント

先輩看護師や上司とコミュニケーションを取りやすい職場もまた、セクハラを受けにくい職場となります。

 

ひとりで悩まないで上司に相談しましょう!

看護師1人が毅然と対応しても、患者さんによっては聞く耳を持たないことがありますが、上司に相談しやすい環境なら、上司から「病院としてセクハラは認めない方針」ということを患者さんに伝えることができますし、殆どの場合にはそうした対応でセクハラをストップすることができます。

 

まとめ

看護師の中には、セクハラを受けやすいタイプとそうでないタイプがあり、セクハラそのものがいけないことはもちろん当たり前なのですが、看護師自身が「セクハラを受けにくいタイプ」になるように努めることもまた、セクハラ対策の一つと言えるでしょう。例えば、患者さんにセクハラをさせるスキを与えないように厳しく務めたり、セクハラ的な発言をした患者さんには厳しく言い聞かせるなどの対応があるようです。

女性看護師が受けるセクハラは、患者さんから受けるものが多くなっていますが、男性看護師の中には職場で他のスタッフからセクハラを受けることも多いようです。例えば医師の中には、女性看護師と男性看護師とでは明らかに態度や口調が異なる人がいたり、看護師同士でも男性看護師というだけで仲間はずれにするなどの嫌がらせやいじめも実際に存在していて、少数派である男性の看護師たちは誰にも相談できずに悩んでいることも多いようです。看護師の職場環境が改善されて、少しでも働きやすい環境になることが期待されています。

 

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・保健師 ・養護教諭第二種
出身/年齢 ・東京都/28歳
職務経験 ・総合病院 ・大学保健室 ・保育園 ・デイサービス ・イベントナース ・ツアーナース
診療科経験 ・整形外科 ・小児科

看護師転職サイトの口コミ評価

【Pick up!注目の記事】

カテゴリー:看護師の人間関係

(公開日:)(編集日::2018年04月18日)

関連記事

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。