著作者

齋藤

正看護師

齋藤

( 現役看護師)

看護師のシフト例を大公開!あなたに合った働き方は?

齋藤
正看護師 齋藤
看護師のシフト例を大公開!あなたに合った働き方は?

自分以外の看護師が、どういったシフトで働いているのか、気になる人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、他の看護師の方にもご協力いただきながら、様々な勤務体制の看護師のシフトを調査してみました。自分の現在のシフトと比較しながら、あなたに合った働き方を見つけるための、参考になれば嬉しいです。

2交代制・変則2交代制の看護師シフト例


正看護師sayo

正看護師sayo:「2交代制・変則2交代制の看護師シフトについては、私の体験談から説明させていただきます。」

 

(1)2交代制の看護師シフト例

  • 日勤:8:30~17:00
  • 夜勤:16:30~9:00

2交代制の看護師シフト例

夜勤が12時間以上のため、2交代制の看護師として働き始めた時はとても長く感じました。

また、夜勤最後の疲労がたまり眠たくなる時間帯に早朝採血や点滴、バイタルサイン測定があるので、夜勤の時間帯に集中力を継続することがとても大変です。

長い時間担当する患者を自分で状態観察するのでより細かいことも見過ごせずに責任感も重大だと感じ、他のスタッフ間でのコミュニケーションがより必要な交代制勤務だと思います。

 

(2)変則2交代制の看護師シフト例

  • 日勤:8:00~16:30
  • 遅日勤:13:00~21:00
  • 夜勤:19:30~9:00

変則2交代制の看護師シフト例

3交代とは違い、夜中に帰ることや、夜中から出勤ということがないので仕事前後の無駄な時間が少なくプライベートが充実させやすいシフトだと感じました。

しかし、夜勤の時間が長いので、その時のスタッフとの関係性がすごく大事であり、苦手なスタッフと一緒の時は長い時間我慢しないといけないので嫌だなとすごく思いました。

また、自分より若く経験年数が浅い看護師の場合、「何かあったらどうしよう」と心配な時間を長く過ごさないといけないので、看護師として疲労感が強いです。

<補足!>

仮眠休憩があるのですが、その時によって休憩に入る時間もバラバラで仕事中という緊張感もあり、私はほとんど眠れませんでしたし、夜勤での残業時間が少なくなる分給料は少し減りました。

 

3交代制・変則3交代制の看護師シフト例


正看護師sayo

正看護師sayo:「引き続き、3交代制で働いた経験がある私の体験談から看護師シフトをお伝えしていきます。」


スタッフ

正看護師かめこ:『変則3交代制については、「sayoさん」が体験していないので、私自身の体験談からお伝えします。』

 

(1)3交代制の看護師シフト例

  • 日勤:8:30~17:00
  • 準夜勤:16:30~0:30
  • 深夜勤:0:00~9:00

3交代制の看護師シフト例

3交代制の場合、夜勤と言っても短い時間なので眠たくて仕方ないということはなかったです。

しかし、深夜勤は日勤後に入らなければならないシフトが多かったため、日勤で夕方に家に帰り、その日の夜中の0時前には出勤し、家で仮眠をとり寝過ごして遅刻することが何度かありました。

準夜勤では、仕事が終わるのが0時で、残業がある場合、帰宅は1時を回るので、仕事が終わってすぐに寝ても朝まで疲れがしっかり取れるということはありませんでした。

そのため次の日の休みまで疲労感が取れずに行動する気になれずに寝て過ごすということもありしっかりと休みを満喫することができません。

<補足!>準夜勤明けで、休みになることが多く、朝から休みを感じることが少なくなり、休んでいる感じはしませんでした。また、準夜勤明けは、それまで働いていてお腹が空いているのでついつい準夜勤明けで「何かを食べて」「疲れているのですぐに寝る」という生活になってしまい太りました。

 

(2)変則3交代制の看護師シフト例

  • 日勤:8:00~16:50
  • 中勤:11:25~20:40
  • 夜勤:20:50~8:30

変則3交代制のシフト例

変則3交代の場合、必ず夜勤は「2日連続」となります。夜勤明けの後に必ず「休み」が2日つくのは大変うれしかったのですが、夜勤嫌いの私としては、変則3交代のシフトはかなり辛かったです。

2交代の職場へ異動した同期は「夜勤が1回で終わるなんて、本当に最高!」と言っていましたし、様々な職場を経験してきた師長も、「変則3交代は2交代よりも残業が多くなりがち」と言っており、変則3交代は、「連休がつきやすい」ということ以外は、何のメリットもないと私は感じます。

 

夜勤専従の看護師シフト例

  • 夜勤:19:30~9:00

夜勤専従の看護師シフト例

夜勤専従看護師のシフトは、実際に自分が働いたシフトではなく同僚のシフトを聞きながらご紹介しています。

夜勤専従看護師の場合、連続夜勤は当たり前であり、かつ連休がほとんど取れないそうです。

しかし、夜勤明けを「休み」として考えれば、夜勤明けから次の入りの時間まで余裕があるので、決して大変な看護師のシフトではないということでした。

 

介護保険施設の看護師シフト例

  • 日勤:8:30~17:00
  • 夜勤:16:30~9:00

介護保険施設の看護師シフト例

上記は私の1か月シフトですが、子どもおらず、土日は家族が仕事のため、土日に働く融通が利くということもあり土日に勤務が多く入っています。

看護師によってシフトに偏りが見られますが、介護保険施設の看護師は「2交代」なので、病院の2交代の看護師とあまり大差ないのが特徴です。

介護老人保健施設では家庭を持つ看護師が多く、土日の出勤に融通が利くと、通常の休日勤務が多くなります。

<補足!>
夜勤明けを「休み」というカウントとして夜勤を続けてやるということもありませんし、休みもしっかりと法律通りに確保され、連休もあることから、介護老人保健施設は病院よりも働きやすい2交代かもしれません。

 

クリニックの看護師シフト例

  • 日勤:9:00~19:00
  • 午前のみ:9:00~14:00

クリニックの看護師シフト例

クリニックで働く看護師は、基本的に日勤しかありません。

多くのクリニックが「水曜日」もしくは「木曜日」という週の半ばで一旦休日となり、看護師にとって辛くはないシフトでした。

また、変則性ではないため、休みの日がいつも一定となることや、出勤退勤時間がいつも一定になること、日勤以外の働き方がないため働き方のペースをつかみやすく、クリニックは慣れてくれば病院よりも予定を入れやすく働きやすいと感じました。

<補足!>
クリニックの土曜日は、午前診療で診療が終わり、遅くなったとしても14時前後には退勤することができるため、休みが週2.5日で得した気分となりました。夜勤をやっていた看護師には休みが少ないと思われがちですが、平日も休みが欲しいけれど日祝日も必ず休みが欲しいという方におすすめの働き方です。

 

どのシフトが看護師に取って一番働きやすい?


看護師齋藤

齋藤:「交代制勤務のシフトのみで、私が思う働きやすさをご紹介しています。(仕事内容や環境などは考慮していません。)」

 

(1)看護師にとって一番きついシフトは「病院の2交代制シフト」

看護師にとって一番きついシフトは「病院の2交代制シフト」
私が看護師のシフトをいくつか経験してきた中で1番きついと感じたシフトは病院の2交代制シフトです。

その理由としては、

  • 連勤が多いこと
  • 連休が少ないこと

が挙げられます。

同じ2交代制シフトの介護老人保健施設は、日勤4連続ということはめったにありません。

その理由は、必要看護師数が少ないため、1日の働く人数を減らすことで、連勤を回避することが可能になるからです。

しかし、病院では看護師がメインとなる職場です。

そのため、多くの看護師を働かせることが必要となり、その日の勤務の看護師数を減らしてしまっては日勤の業務が回らないからです。

 

生活のリズムもバラバラになってしまう

変則2交代制の場合でも、日勤と夜勤の混合は避けられません。

日勤と夜勤が混合していると「早起きしなくても良い」という面では楽ですが、勤務時間がバラバラなので、生活のリズムを崩しやすくなります。

このことから、体力的にも精神的にも病院の2交代制シフトはきついと感じました。

 

(2)私が思う看護師が働きやすいシフトは「クリニックの看護師シフト」

が思う看護師が働きやすいシフトは「クリニックの看護師シフト」

私が最も働きやすいと感じたシフトはクリニックの看護師シフトで働きやすいと感じたポイントは3つあり、

  • 日勤帯しか働かなくて良い
  • 休みのタイミングが良い
  • 基本的に月に1回は連休がある

などが挙げられます。

当たり前ですが、毎日同じ時間にしか働かなくてよいため、体力的にも精神的にもとても楽でした。

日勤常勤あるいは2交代制勤務では、4日勤というシフトがありますが、これは夜勤を経験した看護師にとっては実習生以来の毎日早起きで、かなりきついシフトであるように感じます。

しかし、クリニックは2~3日のちょうど良いタイミングで休みが来るため、体力的に働き続けやすかったです。

そのため、クリニックが看護師の転職に人気があることも分かる気がします。

 

(3)自分に合ったシフトの職場で働くことは大事!

自分に合ったシフトの職場で働くことは大事!

長く働き続けるための重要なポイントは、自分に合ったシフトの職場で働き続けるということです。

自分に合ったシフトは看護師それぞれ違います

早起きが苦手な看護師は、夜勤あるいは準夜勤が多いほうが働きやすいでしょう。

1回に働く時間が短いほうが体力的な負担が軽いという看護師もいれば、1回に働く時間が長くてもその分、勤務先に行く回数が少ないほうが嬉しいという看護師もいます。

趣味を充実させるために平日昼間の活動時間が多いほうがいいという看護師もいれば、子どもがいるので、子どもの生活ペースに合わせて働きたいという看護師もいるでしょう。

それぞれの生活ペースや環境を考えたうえで、自分に合ったシフトを組める職場を選ぶことがポイントとなるでしょう。

働きたい、転職したい病院が決まったら、その病院のシフトのスタイルも一度確認してから転職を検討するとよいでしょう。

 

まとめ

<今回協力いただいた看護師>

自分の生活スタイルに合ったシフトの職場で働くということは長く働き続けるためのポイントとなります。

いくら職場環境が良い、勤務内容が楽とはいえ、シフトが辛いと看護師として継続していくことは難しいのではないでしょうか。

看護師転職の際にはその職場のシフトもチェックして無理なく働き続けられる環境かどうかを吟味していくこともポイントになりますね。


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食べること、スポーツ観戦が好きな看護師です。社会勉強と称していろいろなところで働いた経験を綴っています。派遣看護師の経験もあり、派遣では回復期の病棟業務、ディサービス、検診センターで仕事の経験があります。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師
出身/年齢 ・神奈川県/20代後半
職務経験 ・総合病院 ・クリニック ・介護老人保健施設 ・デイサービス
・健診センター ・イベントナース・夜勤専従看護師
診療科経験 ・脳外科 ・神経内科 ・内科 ・皮膚科 ・整形外科

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。
カテゴリー:看護師の実情

(公開日:)(編集日::2018年03月23日)

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