看護師が後輩を指導する際に大切にしたい事について

看護師 後輩 指導

看護師として仕事に慣れた頃、後輩が就職してきます。自分はまだまだ一人前とは言えないけれど、仕事の流れや自分の置かれている役割や環境について、少し把握できたかなというレベル。そんな時に後輩ができます。

いろいろわからないことを聞いてくるのは、やはり身近に感じる聞きやすい人。先輩よりも距離が近いと感じる人に聞きます。自分が教えてもらったように、人には教えるもので、厳しく教えてもらえばそれが普通のこととして考えます。

私もかつては先輩から厳しく教えてもらった世代。なので、後輩にも同じように接していたことを思い出します。

1.後輩に教えると時に必ず相手の事を考える

教えるときに相手の事を考える事が大切

人に何かを教えるときには時に厳しく伝えることも必要です。何が大切でこれをするとどんなことが起きてしまうのか。人の命を預かるものとして、真剣に仕事に向き合わなければ医療事故を起こすことになります。

よって、先輩達が厳しく教えてくれた意味も、今となってはありがたいと思うことばかりです。怒られた時もきちんとその後で、フォローしてくれます。

 

注意をする際に理由を説明してあげる

何故注意を受けたのか、ただ怒られるだけでは先輩たちが意図していることがわかりません。きちんと理由があって注意を受けていることがわかるように、相手に伝えなければただ怒られた注意を受けただけで終わり、今後に生かすことはできないと思います。

まして、患者を受け持つようになり夜勤をこなすようになれば、急変などの対応や状態の変化によっては医師に報告しなければなりません。自分で考え行動できるように先輩たちは教えてくれていたのだと思います。

 

状況に応じて怒り方を変える

誰かに何かを教えてもらうとき、どのような教え方が良いのでしょうか。怒鳴る、厳しく怒る、優しく怒る、怒らない、いろいろな怒り方があると思います。どの伝え方も正解であり、その時の状況によってこの怒り方を変えていく必要があります。

大事なことを伝えたい相手がどのような状態であるのかによって、よく見極めて伝えていく必要があります。せっかく伝えたいと思ったことでも、相手にとってただ怒られた印象しか残らないのであれば、意味がないことになります。

 

何を相手に伝えたいのかを明確にする

怒る方にも何を相手に伝えたいのか明確にする必要があります。伝えたいことが明確でなければ、怒られた相手は機嫌が悪かったのだろうか、嫌なことが何かあったのではないか、ただ私のことが気に入らないのではないかと思います。

 

ポイント!

ポイント

怒るという心理は、怒る方にとってはエネルギーをつかうことでもあります。そんなエネルギーを使ってまで、相手に伝えたいと思うからこそ、信念が必要でありなければ相手にとっても怒る方にとってもよい関係性を築くことはできません。

 

2.看護師業務における信頼関係を築く事

看護師業務における信頼関係を築く事

信頼しているからこそ分かってほしいと思うこともあります。また、これから成長してほしいと思うからこそ、伝えたいという思いがうまれます。

でも少し間違った方法や手段をとってしまうことで、お互いの信頼関係が築けず、ただの価値観の合わない人として、お互いが認識してしまい、それが最終的には仕事に影響します。

 

仕事の方法や考え方は異なって当然

仕事に影響するということは、患者にとって良い看護や良い医療へと結びつかないのです。それぞれ個性があるように、仕事の方法や考え方は異なって当然だと思います。

看護師の仕事として良いと思うことは、最終的な目標である患者にとってどの方法が良い選択であるのか、看護や医療について、到達すべき目標が同じであることだと思います。

 

ポイント!

ポイント

それぞれ個性や考え方や看護観はことなっても、患者にとってどうすればよいのかについて、考えることは同じであるということです。

 

日頃からコミュニケーションを取ろう

患者にとってどの方法が一番良い方法かを見つけるにあたり、お互いがコミュニケーションをとれているかいないかによって、目標に到達する時間と方法が見つかるまで、紆余曲折してしまうことになると思います。

よって、日頃からどんなことでもよいので、同僚や後輩とコミュニケーションをとっておく必要があります。看護師の仕事は後輩だから、先輩だからという事は、実際の仕事の上で私はあまり関係ないと思っています。

 

お互いに協力し合える関係を作る

お互いが良い環境で仕事ができ、少し忙しい時にはお互いに協力できることはしていきたいと思うからです。一人で何人もの患者を受け持ち、まして夜勤は人数が限られています。患者の一人が急変をした場合、医師に連絡するなどの報告があり、一時ですが他の患者をみる余裕がなくなる時間もあります。

そんな時一緒に勤務している看護師と協力して、安全を守って必要があります。そんな場合も考え、日頃から瞬時に意思の疎通がとれるよう信頼関係を築いておく必要があります。

 

ポイント!

ポイント

仕事において先輩として伝えなければならないことはもちろんあります。しかし、その伝え方を一つ間違えると、信頼関係が築けず、いざという時にコミュニケーションが取れないこともあります。

 

まとめ

伝えたいその人がどのような状態であるのか、今この事を伝えても良いのか、何故このような方法をとっているのかについて、後輩に注意したい、怒りたいと思った時には、深呼吸をしてみることをおすすめします。

そして、今伝えるべきことが適切であるのか、患者を看護する時と同じようにアセスメントしてほしいと思います。

なかなか忙しく不規則な勤務の中、慣れない後輩がもたもたしていたり、先輩である自分がしっかりしなくてはいけないなどの責任感から、いらいらとしてしまう気持ちはとてもよくわかります。私もかつてはそんな先輩でした。表現方法として適切かはわかりませんが、時が経って丸くなるという事かもしれません。

私にはその時によく考えて怒る、伝えるなどはできなかった分、仕事をしていく上で、信頼関係や日々の後輩とのコミュニケーションに少しでも参考になれば幸いです。

Tabilove

【資格:看護師】

看護師を初めてから、旅行が大好きになり、休み希望を出しては色々なところに足を運んでいます。病棟看護師歴が長いですが、結婚を機に、主婦になった経験もあります。臨床を離れて気づいたこともたくさんありました。少しでもお役に立てるような記事を書いていきたいと思います。

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