20代看護師で飛び込んでみて知った「訪問看護のやりがい」

看護師訪問看護やりがい

私は看護師として3年間総合病院で働いたのち、訪問看護ステーションに転職しました。

看護学生の頃から、訪問看護は看護師の裁量権が大きい印象があったこと、また担当の先生が男性看護師としてカッコよく見えたことが訪問看護に興味が湧いた理由です。

また、新卒で大学病院で働いている時に「本当は病院にいたくない」、「退院したいけど出来ない」という数多くの患者さんと出会ったことも訪問看護で働こうと強く思った要因でもあります。

しかし実際に3年目で訪問看護に転職する時には不安も大きかったことをよく覚えています。

それは「訪問看護は5年以上の経験がないと雇ってくれない」とか「一人で患者さんの家に行くのだから、どんな病気でもちゃんとアセスメントできないといけない」など色々な噂を聴いていたからです。

そんな私が訪問看護に転職してみると、とても明るく、やりがいのある世界が広がっていました。

今回は訪問看護に興味はあるけど不安な人に向けて、訪問看護の「やりがい」に焦点を当てて書いてみたいと思います。

1.多様な職種の人達と深く関わることが増える

看護師多様な職種深く関わる

私が病院で関わったのは主に院内の看護師と一部の医者だったと思います。

他にも関わった職種はいると思うのですが、なんとなく病院という狭い空間と価値観の中で、同じ病棟や同僚とばかり関わっていたような気がします。

しかし、訪問看護ステーションで働くととても多くの方と関わる機会が増えます。

 

患者の家族との関わりも増える

具体的にはケアマネジャーや介護事業所、往診医、薬局など多岐にわたります。訪問看護に来て気付いたのですが、関わる家族も増えます。病院には妻や嫁などキーパーソンの方と主に関わることが多かったですが、ご自宅でカンファレンスなどをすると、その患者さんと一緒に暮らす家族だけでなく、孫や近所の方、ご友人まで広く機会がたびたびあります。

 

多様な価値観の中で看護師として働く重要性を実感できる

患者さんの生活が在宅に帰ると専門職だけでなく多くの人によって支えられていることを知ります。同時に多くの人もその患者さんに影響を受けて生活をしていることに気づきます。多くの人、多様な価値観の中で看護師として働くことは看護の重要性を実感できるだけでなく、私自身の人としての価値観の器を広げてもらえるような気がします。

 

2.社会から必要とされている実感を持ちながら働くことができる

看護師社会から必要実感を持てる

病院でも必要とされていることは実感できると思うのですが、訪問看護師になるとより社会から必要とされていることを実感する機会が増えます。詳しい説明は割愛しますが、日本は世界のどの国もまだ経験したことがない高齢化を迎え超高齢多死社会へと突入します。財源の問題もあり、日本の方針としては地域包括ケアの仕組みを構築して病院だけではなく地域全体で高齢者を支える仕組みを作ろうとしています。

 

高齢者社会を支えるのは訪問看護師

各専門職や地域の方々全員の協力が必要だと思うのですが、そのキーマンは患者さんを前人的に捉えたり、患者個人だけでなく家族や地域まで関わることができる訪問看護師だと思います。

 

訪問看護師が足りない問題

その訪問看護師が圧倒的に足りません。訪問看護師の平均年齢も40歳台後半と高いです。なので私が20代で訪問看護師になった時は配属したステーションだけでなく関わる他の会社の方々や行政の方にまで喜んで頂いた記憶があります。

 

ポイント!

ポイント

看護師として必要とされることは訪問看護への不安を消し、期待に応えたい、貢献したいと思うようになりやりがいへと繋がりました。

 

3.直接感謝の言葉を聴く機会が増える

看護師直接感謝の言葉を聴く

病院看護師時代の患者さんからも感謝の言葉を頂くことはありました。でも私が配属された病棟の特性もあるのか、病院では一緒に悲しむことや苦しむ事が多かったように思います。

 

直接感謝の言葉を聴く機会が多い

訪問看護の仕事では直接感謝の言葉を聴く機会がとても増えます。先ほどにも上げましたが、多くの方との関わりの中で仕事をするので色んな方に感謝をされる機会があります。その度に、看護師の仕事の大切さを感じることができ私の中の大きなやりがいになっています。

 

一番嬉しいのは患者さんからの感謝の言葉

また色んな方に感謝をされる中でも、一番嬉しいのはやはり患者さんからの感謝の言葉を頂いたときです。訪問看護の現場で出会う患者さんは、帰れるとは思っていなかった、帰ったとしても不安な気持ちである方が多いです。でも看護師がしっかりとアセスメントをしたり、予測や予防をしたりすることで患者さんは安定した在宅生活が送れるようになります。

 

ポイント!

ポイント

自宅に帰って病気と上手に付き合いながらいきいきと暮らす患者さんを見るとこちらまで元気になりますし、更に患者さんが喜んでくれたり、感謝の言葉まで伝えてくださるのは本当に看護師でよかった、現場にいて良かったなと思えます。

 

まとめ

以上です。いかがだったでしょうか。私が訪問看護師へ転職しようとした時には周囲からまだ早いとか、経験を積んでからにしなさいと多くの助言を頂きました。また私自身も不安でした。たしかに、訪問看護は責任のある仕事ですし、キツイこともたくさんあると思います。しかし実際に現場で働いてみると、不安が消し飛ぶくらいのやりがいに満ち溢れていました。おそらく多くの訪問看護ステーションや地域の方々は若くても、やる気の看護師の転職を応援していると思います。たくさん勉強会や地域との交流の場などを作っていることも多いので、少しでも興味があれば実際い会いに行ってみるといいかもしれません。訪問看護は楽しいと思える若い看護師さんが増えると嬉しいです。

 

パンダ

はたらきナースの運営スタッフです。転職を考えている看護師の方、仕事に悩みを抱えている看護師の方に、看護師にまつわる情報を発信していきます。当サイトの記事を読んでいただき、少しでも看護師の方の生活のプラスになることを、スタッフ一同、考えて執筆しております。これからも多くのお役立ち情報を配信していきますので、よろしくお願いいたします。

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