著作者

亀岡 さくみ

看護師・運営者

亀岡 さくみ

( 看護師 保健師 )

看護師が1度は勤務する?総合病院のメリット3つ+体験談

公開:、更新:2018年02月15日
看護師病院で働くメリット

看護師資格を取得した人ほぼ全員が1度は働いたことのある病棟、いわゆる大きな病院。特に、資格を取った最初の1年は看護学校の先生からも、病院で働くように言われる人も多いのではないでしょうか。

そして、いろいろなところで働いてみたものの、やっぱり病院が1番と、病院へ戻ってくる看護師たちも少なくありません。そんな病院も、病床数の多さや設備問わず、働くことで得るメリットが存在するかと思います。今回は、そんなメリットのみに着目していきたいと思います。

【看護師体験談】私が総合病院を選んだ理由!

齋藤さん(元総合病院勤務看護師)

この記事を書いた人齋藤
私は以前総合病院で働き、1度は個人病院で働いたこともありますが、その後も別の総合病院に転職をして、かれこれ15年以上は総合病院で働いてきました。総合病院で長く働いたのにはそれなりの理由があったと思います。

ここでは、総合病院を選び続けた理由と退職した理由について、個人病院と比較しながら今までの自分の経験を振り返って紹介していきたいと思います。

 

(1):待遇が良かった

総合病院では病棟勤務を続けていたので、なおさらのことですが、毎月の給与は高かったです。さらには総合病院では、手当や賞与も比較的良いことが多かったです。生活を支え、潤いを与えてくれる給与が良いことは、どんなに仕事が忙しくても乗り越えていける活力になったと思います。

総合病院を退職してからは、正直に言って、今までの潤ってきた生活の質を少しずつセーブしていかなくてはならなくなったのが、初めは大変だなと思いました。

(2):勤務形態がきちんとしている

総合病院では、勤務体制において、きちんとした決まりがあったので、過重労働やサービス残業などは全くないとは言いませんが、他の個人病院と比べると少なかったたように思います。

個人病院で勤務した際には、スタッフが足りなくて、労働基準を超えるのではないかというような勤務を強いられたこともあったり、サービス残業が多いこともあったので、比較するとやはり総合病院はしっかりとしているなと思ってしまいました。

(3):体制がしっかりしている

総合病院では、新人教育や看護教育などがしっかりとしている印象があります。新卒の看護師や他から入ってきた新人に対しては必ずプリセプターや指導係がフォローしながら、仕事を教えてくれます。当たりまえのことのように思えますが、それ以外の病院では、人手不足のために、ほとんど指導やフォローもないまま、不安を抱えて仕事をしなればならないところもあります。

また、総合病院では看護教育のために、学会や勉強会の参加も積極的に行っているところが多いです。新しい情報を得ることによって看護の知識や技術を高める機会もあります。そういう機会が少ないと日々の業務に追われて、日々進んでいく看護の知識や技術についていけなくなってしまうかもしれません。

(4):福利厚生が充実している

総合病院では、その病院の規模や内容によっても異なりますが、様々な福利厚生があることが多いです。保険や年金はもちろんですが、院内旅行や財形貯蓄、住宅手当や院内での様々な交流会など、職員の生活に潤いを与えるための取り組みがなされています。

このことにより、生活が安定しますし、他部署と交流する機会も多く病院での生活が楽しかったです。

このような取り組みによって、職員の生活は潤い、その病院で長く勤めようと思うのだと思います。現にそれ以外の病院で働いた時は、福利厚生が充実していないところもありました。社会保険は加入してもらえましたが、住宅手当がほとんどもらえなかったり、夜勤手当が少なかったりして、結果的には長く勤めることはなかったです。

(5):知識や技術を高めることができる

総合病院では、その病院の規模や方針によりますが、より専門的な知識や技術を身に着けたいと思えば、さらに上を目指すために支援もしてもらえることもあります。

例えば、最近では、専門看護師の資格が増えていますが、本人の意思やその病院や病棟からの指名により、一定期間病院の仕事を休んで専門の学校に通い、専門看護師の資格を取るまでの生活の支援もしてくれます。資格取得後はその病院で再び働き、資格を生かして技術を高めていくことができます。

個人病院ではなかなか難しいことだと思うので、知識や技術を高めたいと思うなら総合病院の方がチャンスが多いと思います。

(6):多くの診療科目を学べる

個人病院と総合病院では診療科目の種類も違ってきます。総合病院は診療科目が多いので、自然と学べる機会は多くなります。自分の働く病棟以外のことでも、勉強会に参加する機会があったり、他の科が満床だったことにより、別の診療科目の患者さんの看護をする機会があることもあります。

また、内科系から外科系などと違う分野の看護を勉強したいと思えば配属の移動を希望することもできます。個人病院では、診療科目が少ない上、職員数もあまり多くないことが多いので、配属の移動を希望することは難しくなります。むしろ、人手の不足しているところに移動するように言われることがあるかもしれません。

 

まとめ

今までの看護職で一番長く勤務したのが総合病院ですが、今振り返ってもやはり総合病院が一番働きやすかったと思います。

私の印象では、総合病院は生活も仕事も色々な意味で安心して働くことができると思いました。

その病院それぞれの方針によっても異なってくるため、一概にどの病院が良いかは分かりませんが総合病院転職の参考にしてください。

1.幅広い分野の知識が取得できる

看護師幅広い分野知識取得

病院で働くことの1番のメリットはこの幅広い分野の知識が取得できることではないでしょうか。これを望んで病院を選んでいる人も少なくはないかと思います。それでは、病院で働いていることでどのようなことを学ぶことができるのでしょうか。

 

様々な疾患について学ぶことができる

やはり病院で働くことの1番のメリットはこのいろいろな病気について学べるということなのではないでしょうか。大きい病院では、入院できる患者数も多いため、その分、様々な疾患の方が入院してきます。既往歴や病態によって、それから医師の考え方によって治療の仕方が変わります。

そのため、様々な事例を見て学ぶことができる、いろいろな治療方法を学べるというのが、病院で働くことのメリットなのではないでしょうか。

 

自分の診療担当以外の病気や治療についても学べる

病院あるあるだと思いますが、自分が例えば消化器で働いていても、呼吸器が満床であった場合、なぜか呼吸器の患者さんが消化器へ入院し、そのまま消化器で呼吸器の患者さんを看護師が診ていかなければならないということがよくあります。このように、自分の担当の診療科以外の病気や治療についても学べます。

 

ポイント!

ポイント

恐らく、働いている時はなんでこの診療科を見なければならないんだ・・・というような気持にもなりますが、振り返ってみると結果的には、いろいろ学べてよかったというように思える日が来るはずです。

 

診療科が特化していると、アブノーマルな事例も見れる

これは、特に総合病院や大学病院に多いのではないでしょうか。こういった病院ですと、診療科が特化しているところが多く、また、在院している医師も、その道での有名な医師であることが多いため、この名医の治療を求めて、全国から患者さんが集まります。

 

名医を頼る患者の疾患は珍しいものが多い

名医を頼るということですから、どこの病院でもお目にかかれるような疾患というよりも、今まで、名前すら聞いたことない、教科書にも載っていないような疾患の方が非常に多くなります。もちろん、その疾患にお目にかかれるのは長年働いても1~2回とかですから、当たればラッキーな気持ちになります。

 

ポイント!

ポイント

働いている時は、いろいろな文献を引っ張り出して調べなければいけないからすごく大変なのですが、やはり、教科書にさえ載っていない疾患ですから、知っているとお得というか、少しリードした気持ちになれますよね。こういったことも、やはり病院ならではの特徴なのではないでしょうか。

 

症例研究や看護研究で1つのことを深く研究できる

大きい病院、特に大学病院や独立行政法人化された昔の公立病院で非常に多いのではないでしょうか。大きい病院ではおそらく毎年のように、症例研究や看護研究が誰かしらに課され、院内、もしくは院外で発表する機会が設けられるかと思います。

 

看護研究は時間外をつけられないけれども・・・

これまた、業務時間外に給与などに反映もされずに作業をしなければならないことが多いため、なぜこんなことを・・・と勤務しているころは思うのですが、いざ研究が終わってみたり、いざ病院から離れてみると、このやってきたことが自分にとってプラスとなっていることが多いです。

 

ポイント!

ポイント

共同研究であった場合は、一緒に研究した仲間と急速に接近して仲良くなり、それが一生涯の仲間となることもあります。もし、今まさに、この研究を割り当てられ、面倒である状況ならば、一度文句を言いながらやってみると、後々のプラスになると思います。

 

他の職種の技術や知識を学ぶことができる

病院で学べるのは、看護師のことだけではありません。様々な職種が働いている病院では、自らコミュニケーションを取りに行くことで、様々な業種の仕事について学べ、それが、自分のスキルとして生かせることが往々にしてあります。例えば、検査技師さんとコミュニケーションとっていくことで、検査画像の見方や検査時の体制なんていうのも学ぶことができます。

 

具体的には

リハビリスタッフとコミュニケーション取れれば、リハビリのノウハウが学べるため、病棟内でのリハビリに生かすことができます。さらに、ソーシャルワーカーとコミュニケーションとることで、社会福祉の制度について、薬剤師であれば、薬について、医師であれば医学について、管理栄養士であれば、栄養についてというように、さまざま学んでいくことができます。

 

ポイント!

ポイント

看護師は資格さえあれば、どこへいっても働くことができます。そのため、ここで得た知識は、病院以外の場所に行っても活用することができるのではないでしょうか。

 

多様な人間関係の中に身を置くことができる

大きい病院であればあるほど、たくさんのスタッフが働いています。そして、その中で重要視されるのがた職種や同職種との人間関係です。特に、看護師では、近年資格の重要性が高まっていることもあって、看護師のみを目指して高校卒業後すぐに看護師養成の学校に通ってストレートに看護師になるという人よりも、一度社会経験を経て看護師になるという人の方が多くなってきています。

 

年齢で先輩・後輩は決まらないからこそ良い!

後輩が年上だったり、先輩が年下だったり、または、いろいろな背景を抱えながらという人が増えてきています。そういったいろいろな人と、密にコミュニケーションをして働いていかなければならないため、人間関係を学ぶことができます。

 

ポイント!

ポイント

患者さんも様々な性格、生活背景を抱えています。こういったいろいろな方とコミュニケーションとることができるのも看護師の特権ですよね。看護師は、人との関わり方が上手いと言われるのもこういったことが影響されているからではないでしょうか。

 

2.様々な医療技術が学べる

看護師いろいろな技術学べる

やはり、看護師たるもの、知識だけでなく、技術ができないとなかなか使い物にならないものです。看護技術を学ぶためにぴったりなのがやはり病院です。病院と一口で言っても、どこにいるとどんな技術が上達するのでしょうか。

 

検査一般を学ぶのであれば外来、救急業務

採血や、喀痰検査、心電図など、実は病棟業務をしていると行う機会は意外と少ないもの。そういった検査一般の技術を向上させたいということであれば、救急や外来業務がおすすめです。嫌でも毎日10回以上は採血をするので、病棟の看護師よりも採血が上手くなる傾向にあります。

将来クリニックで働くことを検討している場合は、ここで得た技術が非常に役に立ちます。

 

技術が一番学べるのは「病棟」

やはり、いろいろな検査の付き添いや、技術が学べるのは病棟です。点滴や、尿道留置カテーテル挿入といった自分が施すものから、CV挿入、Aライン挿入の介助といった医師が施工する医療技術の介助まで、幅広い技術を学ぶことができます。こういった技術は看護師である以上一生つきまとうものであるため、習得しておくべきかと思います。

 

手術室では高度な医療技術を学ぶことができる

手術室はやはり高度な技術を行います。直接看護師が処置を施す機会は少ないものの、医師の行っている高度な医療技術を間近で見ることができるのが魅力。そして、細かい医療処置は看護師が行います。病棟にいるよりも、医療技術に携わることが多いため、技術、知識どちらも短期間で向上することができます。

 

3.他職種のスタッフと仲良くなれる

看護師他の職種と仲良くなれる

前述もしたように、大きい病院であればあるほど、スタッフの人数は多いもの。特に、各病棟では、その結びつきは強くなる傾向にあります。チームで患者さんを診ていくという点でそのような傾向が強くなるのかと思います。したがって、看護師同士はもちろん、他の職種とも仲良くなれる傾向にあります。

そういったプライベートでのつながりを強めることで、仕事も楽しくできるのではないでしょうか。

 

まとめ

よく、看護学校の教師たちや、看護師の先輩たちが「初めの3年間は病院にいたほうがいい」といいますよね。その理由がきっとお分かりいただけたのではないでしょうか。

病院って働いている時は辛いものの、いざ離れてみたり、時間がたつと苦労話もいい思い出となるものですよね。そして病院で学んだことって、クリニックや老人施設など、病院以外の所で働いても意外と役に立つものなのです。これから病院に勤務しようとしている人、今も勤務している人は少しでも参考になれればと思います。


都内の日本赤十字医療センターで3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして「はたらきナース」を運営中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職、仕事、生活をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

看護師・保健師としての経歴

保有資格 ・正看護師 ・保健師 ・養護教諭第二種
SNS Facebookプロフィール
出身/年齢 ・東京都/30歳
職務経験 ・総合病院 ・大学保健室 ・保育園 ・デイサービス ・イベントナース ・ツアーナース
診療科経験 ・整形外科 ・小児科

【看護師による】転職求人サイト口コミ評価おすすめランキング

1位  ‣看護のお仕事
 【全国対応】【求人12万件以上】
 →看護のお仕事口コミへ
2位   ‣ナースではたらこ
 【全国対応】【担当質高・求人数高】
 →ナースではたらこの口コミへ
3位   ‣マイナビ看護師
 【全国対応】【担当者質高】
 →マイナビ看護師の口コミへ
4位   ‣ナース人材バンク
 【全国対応】【求人数高】
 →ナース人材バンク口コミへ
5位   ‣ナースフル
 【全国対応】【コンサル高】
 →ナースフル口コミへ

現役看護師の口コミを元に、看護師求人サイトをランキングしています。口コミには個人差がありますので、登録しながら比較することが、転職成功への近道となります。

口コミランキング

【Pick up!注目の記事】

関連記事

応援メッセージまたは記事へのコメント

メールアドレスが公開されることはありません。