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市民病院で働く看護師とは?転職するメリット・デメリット

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現役助産師 Jun
市民病院看護師転職

看護師でありながら公務員になることが出来る!それが、市民病院(公立病院)の看護師の立場です。

皆さんの住む街にも、市民病院・市立病院・都立病院・県立病院と呼ばれる、地方自治体が運営母体の公立病院がありますが、そこで働く看護師は、地方公務員と呼ばれます

民間病院との大きな違いは、市民病院は市民のためにある病院だということです。(勿論、市民でなくても利用できます。)

そのため、病院の最終的な決定権は院長ではなく、市民が選挙で選んだ市長や市議会に委ねられることになっています。市民病院に転職を考える看護師にとっての最大の魅力は「看護師でありながら公務員になれる」ということではないでしょうか。

今回は、私が約10年市民病院で勤務した経験も踏まえ、市民病院で働こうかと考えている看護師の参考になるような情報をまとめました。今回の情報が、皆さんの参考になれば嬉しいです。

病院の名称が市民病院・県立病院という名称がついていても、運営母体が地方自治体でなければ地方公務員にはなれません。最近は、公立の病院も赤字経営が重なり、統廃合や民営化が進んでいます。市民病院・県立病院と名称は残っていても、独立行政法人などが運営している場合などは公務員ではないので注意が必要です。

 

1.市民病院で働く看護師の特徴と役割

市民病院で働く看護師の特徴と役割
市民病院(公立病院)で働く看護師は、地方公務員で市の職員という身分です。一般的に市の職員になるには、公務員試験に合格し採用されることが必要です。

しかし、看護師の場合には公務員試験を受ける必要はなく、病院に採用(病院によっては小論文などの採用試験がありますが、場合によっては面接のみです。)されれば、地方公務員となることができます

これが、市民病院で働く看護師の一番の特徴です。

一般的な公務員とは違い、年齢についての制限もゆるく30代でも募集があります。しかし、40代を過ぎると民間病院と同じように転職が難しくなる場合もありますので、少しでも早く決断することが得策です。

どの年代の方にとっても、看護師であって公務員として市の職員になれること自体、とても魅力的なことだと思います。

 

市民病院で働く看護師の役割について

市民病院は、その地域に住む住民の医療を担う病院です。患者の年齢層も幅広く、産まれたての赤ちゃんから高齢者の方まであらゆる年代の方が来院されます。そのため看護師の役割としては、地域に密着した医療・看護サービスの提供になります。

 

健康管理や教育なども看護師の担う重要な役割

市民病院がある地域に住む幅広い年代に渡る人たちを対象にした、健康管理や教育なども看護師の担う重要な役割といえます。公務員の職業倫理として「役割から生じる義務や社会の期待と信頼に応える行動」が求められます。

 

ポイント!

ポイント

公務員は国民の税金から給料が支払われるため、国民の利益のために奉仕する立場にあるという高い志しが期待されています。私が働いていた病院では、地震などの災害が起きた時にはどんな手段を使ってでもまず病院へ向い、病院運営に加わるという強い気持ちで常に行動するよう指導されます。

 

2.市民病院に転職する看護師メリット

市民病院に転職する看護師メリット
市民病院に転職する場合の看護師のメリットは以下の通りです。

  • (1):地方公務員という立場上、手厚い公務員待遇が受けられる
  • (2):長く勤務すればするほど、給料は確実にアップする
  • (3):教育制度が充実しているところが多いので、キャリアアップしやすい

詳細を確認しながら、転職をするかどうかの判断に役立ててください。
 

(1):地方公務員という立場上、手厚い公務員待遇が受けられる

公務員待遇の一番は、病院の都合で解雇されることがなく、安定性は間違いないということです。また、カレンダー通りの休みの数に加え、夏休みなどの長期休暇を合わせると、年間休日が120日以上となります。

 

ポイント!

ポイント

他にも、介護休暇や結婚休暇、妊娠出産育児のための休暇もきっちり取得できます。育児期間中は育児時間なども利用でき、看護師として子育てしながら働き続けられる環境も整っています。

 

(2):長く勤務すればするほど、給料は確実にアップする

市民病院は、昔ながらの年功序列の名残がたくさん残っています。給料もその一つです。毎年昇給があり、着実に給料は増えていきます。この不況で昇給が見送られる民営病院が増えている中、それだけで公務員になることは魅力的だといえます。

しかし、民間病院のような能力給を取り入れている市民病院はまだまだ少なく、高い能力や技術については評価されにくい環境です。成果を適切に評価してほしいと望む看護師には、不向きな場所だともいえます。

 

ポイント!

ポイント

公務員の給料アップには、できるだけ長く勤め、管理職を目指すことが一番の近道だといえます。余談になりますが、公務員は世間的にも信用が厚く、住宅ローンなどの審査も通りやすいなどの利点もあります。

 

(3):教育制度が充実しているところが多いので、キャリアアップしやすい

市民病院はその地域を担う、中規模の総合病院であることがほとんどです。そのため、新人教育やキャリア教育など制度の充実が期待でき、キャリアアップしやすい環境にあります。

しかし、中には病院の規模が小さく新人採用を積極的にしていない自治体などもあます。一概に教育制度が充実しているとは言い切れないこともあるので、しっかり調べることが必要です。

 

3.市民病院に転職する看護師デメリット

市民病院に転職する看護師デメリット
市民病院に転職する場合の看護師のデメリットは以下の通りです。

  • (1):副業がみつかると確実に罰せられる
  • (2):体調を崩して退職しても失業保険がもらえない
  • (3):今後、公務員でなくなるかもという不安がつきまとう

他にももちろん働いている看護師としてはデメリットもありますが、転職を考える場合のデメリットは以上です。詳しく説明していきます。

 

(1):副業がみつかると確実に罰せられる

看護師の中には、夜勤バイトなどの副業をしている方はめずらしくありません。公務員は休日が120日以上と多く勤務に無理がないため、夜勤バイトにはもってこいの勤務状況です。

しかし、地方公務員である市民病院の看護師は、地方公務員法により副業が禁止されています

 

ポイント!

ポイント

違反すると、法律違反として扱われ、場合によっては懲戒処分を受けることもあるので注意が必要です。

 

(2):体調を崩して退職しても失業保険がもらえない

公務員は失業保険に加入していません。自分の意思で退職しない限り、定年まで解雇されることがないからです。公務員として定年まで働き続ける場合や、退職後すぐ新しい職場で働く場合には特に問題となることはありません。

 

ポイント!

ポイント

しかし、病気などで退職を余儀なくされたときにも、未加入なので失業保険はもらえないということになります。そうなると、仕事復帰まで自力での生活を余儀なくされ、経済的に厳しい状況になることが考えられます。

 

(3):今後、公務員でなくなるかもという不安がつきまとう

ここ数年は、市民病院といえども地方自治体の財政難が深刻で統廃合や民営化の波にさらされています。転職したときは地方自治体が経営する市民病院でも、数年後、民営化されていることも十分考えられます。

転職したあと長期に渡り、公務員でなくなるかもと心配し続けるのは大変です。

私の場合は、在職中から民営化されると噂がひっきりなしにある市民病院で働いていましたが、退職から約3年経ちましたが、民営化されることなく運営されています。噂は噂だと気にしないことも、時には必要なのではないでしょうか。

 

まとめ

いつの時代も公務員は根強い人気があることに変わりありません。市民病院に転職し看護師として働くと「看護師でありながら公務員」になれます。

看護師の免許だけで就職場所には困らない、そのうえ公務員という揺るぎない立場まで手に入れることができるます。これほどの安定はないと世間では思われるでしょう。

しかし、時代は変化していきます。看護師も公立病院も、世間の不況の流れには逆らえませんし、抜群の安定を手に入れたと安心していたら、数年後には民営化で民間病院になってしまったなんてことも十分考えられる時代です。

公務員になれると安易に転職を決める前に、正しい情報を得ることが必要です。転職サイトに登録すれば、転職先候補の病院が所属する自治体の財政状況や、民営化の流れがないかなど詳しく知ることができます。まずは、登録することからはじめてみてはどうでしょうか。

 

最後までご確認いただきましてありがとうございました。


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私は、助産師として働きだし15年以上になりました。勤務場所は、総合病院、クリニックです。また、夜勤バイトでも、個人病院や産科クリニックなど、複数の職場でダブルワークを経験してきました。
40代が目の前に迫ってきた今、私の経験が誰かの役に立つのかもと思い立ち、ライターをはじめてみようと思いました。記事を書くのは初心者ですが、読んだ方が、「また明日も頑張ろう」と気持ちを後押しできるような記事が書けるよう、頑張ります。


カテゴリー:各病院看護師求人の特徴


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この記事を書いた人:Jun
(公開日:)(編集日::2017年04月28日)

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