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しゅう

正看護師

しゅう

( 保健師 )

私(看護師)の勤務時間は長いの?転職を考えるべきラインとは

しゅう
正看護師しゅう

看護師が働く施設によっては、「短時間勤務や長時間勤務の日が決められている所」「時間外勤務の多い所」等もあるでしょう。

看護師は、もともと定時で終われない仕事であると諦めている人も多いですが、今までの習慣の中でその考えが当たり前のようになっている事に慣れるのではなく、業務改善を意識していく必要があります。

今回は、情報収集や点滴等の処置の準備などがあるために「就業開始時間より早く勤務する事がある」といった時間外の勤務も含めた、看護師の勤務時間について紹介していきます。

1.看護師の平均的な勤務時間

1日平均9時間働く看護師

時間外勤務も含めた、看護師の平均的な勤務時間はどのくらいでしょうか。

以下で確認していきましょう。

 

看護師の平均的な勤務時間

看護師の1日・1週間・1か月の平均的な勤務時間については、以下の通りです。

1日の平均勤務時間 9時間程(1か月20日間の勤務日数の場合)
1週間の平均勤務時間 45時間(1日9時間で5日間勤務の場合)
1か月の平均勤務時間 180時間(1日9時間を20日間勤務の場合)

 

2.看護師が転職を考えるべき勤務時間

勤務時間を確認する独身看護師

看護師が転職を考えるべき勤務時間を、独身看護師の場合と小さい子供がいる看護師の場合の2つについてそれぞれ説明していきます。

それでは、以下で見ていきましょう。

 

独身看護師の場合

独身の場合は、時間も比較的自由であるし生活リズムも柔軟に変化でき、残業になっても多少の融通がききます。

そのため、「独身である」という事を理由に任される仕事を引き受け、無理をしがちでしょう。

 

10時間以上の勤務時間が週に2日以上ある

看護師が独身である場合は、勤務終了後や休みの日が充実できるような無理のない勤務時間である必要があります。

人によって感覚は異なりますが、経験上、残業時間が2時間以上になると「早く終わりたいという焦る気持ち」と「集中力が切れるような疲労感」を強く感じました。

このことから、10時間以上の勤務時間が週に2日以上ある場合は、転職を考えるべきでしょう。

 

独身看護師にばかり負担がかかっていませんか?

職場の雰囲気として、独身であると時間外勤務を断れない様な施設もあるのが現状で、例としては以下の通りです。

時間外の院内研修 部署から数人は必ず参加しておかなければならず、独身看護師が指名される。
就業時間前の勤務 子供がいて勤務開始時間ギリギリにしか出勤できない看護師を補うために、早く出勤する。

上記のような負担が多いと、不公平感を感じて不満がストレスになっていくため、持続して時間外勤務をしなければならない施設は、転職を考えても良いでしょう。

 

小さい子供がいる看護師の場合

小さい子供がいる看護師は、休憩時間も含めた勤務時間が9時間を超える場合は、転職を考えても良いでしょう。

小さい子供がいながら働く看護師は、「子供を託児所や保育園や学童に預ける」「祖父母等家族に見てもらう」等、様々な方法を取ることで仕事を続けています。

 

家族に預けると長時間勤務可能だが疲労も蓄積される

保育園や学童に預けている場合とは異なり、「家族が子どもを見てくれている」「24時間保育の託児所に預けている」等の場合は、長時間の勤務もできますが帰宅後も家事に追われて子供と関わる時間や家族の団らんの時間も取れない上に、疲労も蓄積されていくでしょう。

 

日勤であれば18時頃には帰宅したいところ

日勤の場合は、18時頃には帰宅して食事の準備や子供たちとのコミュニケーションを取る時間を設け、心に余裕を持つ事が家庭と仕事を両立していく上で重要です。

育児をしながら仕事をしていると帰宅してからも時間に追われ、帰宅の時間が遅くなるにつれて「早く終わらせないといけない」と焦って事故にもつながりやすくなります。

丁寧な仕事を行うためにも、転職を考慮しても良いでしょう。

 

3.勤務時間を短くしたい看護師が転職する際の確認事項

転職の確認事項を見る勤務時間を短くしたい看護師

看護師の時間外勤務の仕事量は、「検査や手術の時間等で調整できない」「患者の状態も予測できない事態も起こりうる」等があるため、病院全体での対策をもって取り組まないと減らすことは難しいです。

勤務時間を短縮したい看護師が転職する際の確認事項の中から具体的に確認するべき対策を、以下の3点について説明します。

 

短時間正職員制度を取り入れているかを確認する

短時間正職員制度は、「正社員と同様の給与形態」「事勤務時間の短縮」等で働くことができるため、安定した給与を得る事ができて、とても働きやすい制度です。

 

複利厚生・社会保険が適用される

短時間正職員制度の給与は、勤務時間が反映されているため以前よりは少なくなりますが、福利厚生や社会保険等が適用されます。

 

補足説明!

ポイント

今まで、子育てなどを理由にフルタイムで働く事ができずに仕方なくパートタイムで働いていた看護師には、仕事と家庭の両立が可能となることもあります。

 

ワークシェアリングを行われているか確認する

ワーキングシェアとは、従業員1人当たりの労働時間を減らして雇用の水準を維持する政策で、様々な分類があります。

多様就業型ワークシェアリングとは、上記で述べた短時間正職員制度に当たります。

 

補足説明!

ポイント

短時間正職員制度を取り入れているというだけではなく、ワークシェアリングの導入を試みているという施設も同様に確認すると良いでしょう。

 

他職種と連携し、業務の分担をしているかを確認する

看護師の業務内容は、施設によって異なるため多様であるため、「栄養士による栄養指導」「薬剤師による薬剤の説明」等、それぞれの専門職が密に関わることでスムーズに業務を進めることにつながります。

就職前に確認することは難しいですが、「部署毎に何人の看護助手が配属されているか」「他職種とのカンファレンスや連携は行われているか」を把握すると、業務が分担されているかを確認できます。

 

4.まとめ

看護師それぞれが、「ワークライフバランスが取れている」と感じる働き方をする必要があり、「だらだらと仕事をして残業代を稼ごう」という気持ちでは看護の質も落ちてしまうため、その場合は職場の雰囲気を変える事が必要です。

また、勤務時間を短縮する制度があっても、他のスタッフがそれを良く思っておらず、帰宅する雰囲気ではないと全く意味がないため、全てのスタッフが考慮し合って勤務時間を改めていく事が大切です。

看護師としての勤務時間に疑問を持ち、転職を考えている看護師は是非参考にしてみて下さい。

記事の内容に関しては、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用をお願いいたします。


32歳/正看護師、保健師。総合病院で3年間勤務した後、企業の健康診断の短期アルバイトを数回体験。その後は総合病院の透析センターで6年間勤務し、2人目の出産を機に退職。

看護師としての経歴

保有資格 ・正看護師・保健師・糖尿病療養指導士
年齢 ・32歳
職務経験 ・総合病院
診療科経験 ・消化器内科・透析 ・健康診断

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カテゴリー:看護師転職に必要な知識

(公開日:)(編集日::2018年03月21日)

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