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ナースバンク・ナースセンターとは|看護協会が運営のメリット・デメリットを知る

公開:、更新:2018年10月01日
ナースセンター・ナースバンク

ナースバンクとは、看護協会が運営しているナースセンターでの事業の1つで、看護師として転職をしたいという時にはこちらへ登録をすることで、求人情報を閲覧したり、気に入った職場が見つかれば応募したりすることができます。

看護協会が運営するナースセンターとは、
1992年に制定された「看護師等の人材確保の促進に関する法律(以下、人確法)」に基づき設置。中央ナースセンターは日本看護協会が厚生労働省から、都道府県ナースセンターは都道府県の看護協会が都道府県から指定を受けて運営しています。
引用元:日本看護協会

こちらのページでは、看護協会が運営するナースバンクのメリット・デメリットについて詳しく説明していきます。

1.ナースバンクの良い点と注意点をまとめ

まとめ

ナースバンクの特徴は以下の通りです。

  • 日本看護協会が運営しているため安心して利用することができる
  • 看護師資格を持った相談員に相談可能
  • 無料で利用することができる
  • 地方の求人に強い
  • 転職に「代行」はなく、ほぼ自力で転職活動を行う必要がある
  • 転職のプロがいるわけではない

ナースバンクは、公益社団法人である日本看護協会が運営している看護師専用の職業紹介所です。特に地方の求人に強いため、地方で転職を検討されている方はぜひ活用しましょう。

また、転職活動が初めての方や多く情報収集を希望される方は、民間の看護師求人サイトも併用して利用すればさらに可能性を広げることができます。詳細は「看護師転職求人サイト口コミ評価ランキング」を確認して利用しましょう。
 

2.ナースバンク事業を展開するナースセンターとは

ナースセンターとは

日本看護協会が運営するナースセンターとは主に3つの事業を行っています。

各都道府県に1つずつ設置されており、それぞれの都道府県から委託を受けた看護協会によって運営されているものです。

具体的には以下の事業を展開しています。

  • ナースバンク事業
  • 訪問看護支援事業
  • 「看護の心」普及事業

皆さんがご存じなのは「ナースバンク事業」のみではないでしょうか。さらに詳しく説明していきます。

 

ナースバンク事業

看護師の人材確保を目的に職業紹介をしています。看護師はその職業柄、全国で必要とされています。加えて、求人の掲載料や人材紹介料を求人側である病院等からも徴収していません。そのため、常時たくさんの情報を閲覧することができます。

また、看護師資格を持った相談員に転職の悩みを相談することもできます。

 

訪問看護支援事業

次に挙げられるのが、訪問看護支援事業です。近年訪問看護に注目が集まっています。特に高齢者が増えて、病院に入院したくても空きが見つからないという現状の中で、その役割の重要性を増しています。

そのため、安価な授業料で研修を行い、訪問看護についての知識や技術を学べる体制を整えることで、訪問看護に対し多くの人材を供給しようとしています

 

「看護の心」普及事業

最後に挙げられるのが「看護の心」普及事業です。高齢化社会、核家族化が進んでいく中で、必要となってくる「看護の心」は、看護師だけが身につけていれば良いというものではありません。そのため国民に広くそうした心を持ってもらえるように「看護の心」の普及に努めるための事業を展開しています。

 

ポイント!

ポイント

このようにナースセンターとは、主に以上3つの事業を展開しています。それでは、ナースバンクの詳細、ナースバンク事業のメリット・デメリットを掘り下げていきましょう。

 

3.ナースバンクの詳細とは

ナースバンク詳細

転職に伴う不安や疑問などを相談することも可能です。これらのサービスは税金を利用しながら運営されており、看護師資格を持っている人であれば全て無料で利用することができます

特に、初めての転職という場合には、分からないことも多いものです。長年の歴史があり、厳しい条件を整えている公益社団法人の日本看護協会が運営しているサービスなので、ある程度安心して相談することができると思います。

 

ナースバンクは全国の都道府県にある

ナースバンクは全ての都道府県にありますので、基本的には自分が働きたい都道府県で登録することになります。今は東京で働いているけれど、Uターン転職をして地元の新潟で働きたいという場合には、新潟のナースバンクに登録することになります。その場合は、まずは新潟のナースバンクへ連絡してみましょう。

 

eナースセンターのオンラインサービス

ナースバンクの場所が自宅から遠くてなかなか行けない場合でも、インターネットで求人情報の検索ができる「e-ナースセンター」というサービスを使って情報収集をすることができます。

看護師専門のハローワークと言われているぐらいで、扱っている求人は全国で年間で8万件近くあります。ナースバンクはこのように、とても信頼感があって規模が大きいものため、転職したいと考えている看護師の利用者は多いです。

登録の有効期限は半年で、半年が経過して転職が決まっていない場合には、更新することで引き続きサービスを利用できます。利用して看護師求人を探す方法は「eナースセンター(日本看護協会)を使って看護師転職求人を探す方法」で詳しく説明していますので、興味がある方は確認してください。
 

4.ナースバンクのメリット

メリット

ナースバンクのメリットは、看護師資格を持つ相談員がいるということです。看護師が何か相談をしたいと思っても、病院というのは特殊な職場なので、看護師の気持ちをきちんと理解してくれる人は意外と少ないものです。

家族に話を聞いてもらうことはできるかもしれませんが、それを理解してもらうことは難しいものがあるでしょう。同僚や先輩であれば仕事上の悩み等を相談することもできますが、転職のこととなるとうかつに話すこともできません。

 

秘密は厳守される

ナースバンクの相談員は、個人情報である転職情報を漏らすことはありません。そのため、当然ですが、転職についての相談をしたということを現在の職場の人に知られるということもありません。

看護師という仕事の特性や業務上の悩みを分かってもらいながら気兼ねなく相談ができるというのは、とても大きなメリットと言えます。

 

転職に役立つ研修がある

転職に役立てることができる研修なども開催されています。

特に転職が初めてという人の場合、分からないことが多いものです。こうした研修に積極的に参加していけば、転職について効率的に知ることができます。

 

自宅に居ながら探せる

自宅にいながら求人を検索できる「e-ナースセンター」が利用できるのもメリットの1つです。看護師は忙しい仕事ですから、いつでもナースバンクを訪れることができるわけではありません。自宅ですぐに利用することができるというのは便利なサービスと言えます。
 

5.ナースバンクのデメリット

利用する

ナースバンクは看護師が転職の時に利用する代表的なサービスですが、その他の民間の看護師求人サイトと比較するとデメリットもあります。

 

転職代行してくれることが少ない

まず一番に挙げられるのが、転職に際して条件交渉や自身の長所のアピール等を代行してくれることが少ないということです。看護師求人サイトの場合には、面接日の設定はもちろん、給与や休日などの条件交渉や現在の職場の円満退職までを代行あるいはサポートしてる会社もあります。

しかし、ナースバンクの場合、面接日の設定以外は全て自力でやらなければなりません。

 

自分で探して応募するスタンス

ナースバンクの場合には、基本的に自分で探して応募をするというスタンスため、求人を探す時間が取れない忙しい看護師の場合、途中で転職を諦めてしまうという人も少なくありません。このように手間がかかるサービスですので、当然転職が決まるまでのスピードも遅くなります。

スピード感を持って転職したいという看護師にとっては、デメリットが大きいと言えます

ナースバンクはとても規模が大きく信頼感もありますが、サービスの充実度では看護師求人サイトに劣るところがあり、そこがデメリットになっています。

また、看護師によっては「自分の条件にあった求人を選んで斡旋してもらえるわけではない」というのはデメリットのひとつに挙げられます。

 

6.ナースセンターを利用するための流れ

ナースセンターの流れ

ナースセンターのサービスを利用するためには、まずは登録をしなければいけません。

 

(1)e-ナースセンターへ登録する

登録はナースバンクの事業所に行ってするか、インターネット上の「e-ナースセンター」から行うことができます。

いずれの場合にも、看護師の免許番号が必要ですから、手元に免許番号が分かるものを用意しておきましょう。

また、これから国家試験を受けて看護師免許を取得予定という場合には免許番号はもちろんありません。取得予定の人の場合には免許番号が無くても登録ができるようになっていますので、これから就職活動をしなくてはならないという人でも、あらかじめ求人を見て情報を得ることができます。

 

(2)相談員へ相談・研修への参加など

登録が済んだあとは、相談員へ転職の悩みや疑問を相談したり、スキルを身につけるための研修に参加したりすることができるようになります。これらのサービスは必ずしも利用しなければいけないというものではありませんので、自分に必要なものを選んで活用していきましょう。

 

(3)求人を検索する

ナースバンクの事業所にあるパソコンや自宅のパソコンから、e-ナースセンターへアクセスして求人を検索します。

ここで、応募したい求人があった場合にはナースバンクに紹介状を書いてもらわなければいけません。直接応募することはできませんので、注意しましょう。

 

(4)面接へ行く

ナースバンクから紹介状が届いたら、自分自身で面接日などを決めて、指定された場所に面接に行くことになります。

以上がナースセンターのサービスを利用する大まかな流れです。この流れに沿って転職活動をしていくことになります。
 

7.まとめ

まとめ

看護協会が運営するナースセンター、ナースセンターが営むナースバンク事業は多くの看護師が転職活動や再就職活動を行います。繰り返しになりますが、民間の看護師求人サイトよりも少し劣る場合が多いです(地域によって異なります)。

人生の一大イベントである転職に関しては、是非できる限り選択肢を広く設けていただきたいと思います。そういった意味では民間の看護師求人サイトを利用し、ナースバンクと併用することで、可能な限り求人比較や内容比較をしていただきたいと思います。
 

8.【番外編】看護協会についても知っておこう!!

看護協会

看護協会というのは、看護師であれば誰でも聞いたことがある名前ですね。全国に約70万人もの加入者がいる、日本で最大の看護師の団体で、より質の高い看護を提供できる環境作りを整備するというのが看護協会の最も大きな仕事となります。そして、そのために運営している事業の1つがナースセンター(ナースバンク事業)です。

質の高い看護を提供できる看護師を多く育てるためには、気持ちよく働くことができる看護師を増やすことが大切になります。そのためには、それぞれの看護師に適した職場で働いてもらうということが必要になってきます。

 

看護協会の役割と活動

看護協会は他にも様々な活動をしています。例えば、政策の面から看護の質を高めるために国民や看護師の声を反映した政策の提言や、医療事故の防止を推進することで安心して看護を受けられる環境作り、様々な感染症に対する対策といったことを行っています。

つまり、看護協会とは、多方面から看護の質の向上とその周辺の環境整備を目指すために働きかけている団体というわけです。


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