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保育園看護師求人を探すときの5つの注意点

保育園看護師求人

都内の大手総合病院で3年、その後保育園看護師として1年勤務し、パート看護師・派遣看護師として様々なジャンルを体験。現在は、今までの経験を活かして看護師ライターとして活動中です。現役看護師や潜在看護師の皆さんの転職成功をサポートできるような情報を発信していきたいと思います。

近年、保育園看護師という立場で働く看護師が増えています。それはなぜかというと、2007年に厚生労働省が私立保育園への看護師の配置促進を開始したからです。保育園であれば保育士が子供達の安全に気をつけながら園での時間を過ごしていれば充分なのでは、と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。

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1.保育園で働く看護師の1日のスケジュール

保育園看護師の1日のスケジュール

とある日の保育園で働く看護師の1日のスケジュールです。基本的には9時~17時で帰宅できるので、魅力的に思う看護師は多いです。

時間 内容
8時50分 保育園へ出勤しロッカーで着替える
9時 事務所で、園児の欠席状況を把握
9~10時 保健室待機
10時~11時30分 0歳児クラスの補助に入る(食事やおむつ替えなども行う)
11時間30分~12時 0歳~5歳まで全クラスのラウンド
12時~13時 お昼休憩
13時~15時 保健室で待機(園児はお昼寝中)
15時~16時 0歳児クラスのおやつの補助
16時~17時 保健室待機

基本的には上記のスケジュールに沿って動きますが、園児の受診が必要なったり熱発が立て続けに起こったりすると、スケジュール通りには難しくなります。また、看護師は保健室以外の場所にいても何かあればすぐにクラス担任から呼び出され、現場に駆けつけなければなりません。

 

保育園へ出勤後はロッカーでジャージに着替える

保育園へ出勤後はロッカーへ直行し、ジャージに着替えます。保育園の場合、仕事着に指定があることはほとんどありません。多くの保育園看護師は「ジャージ+エプロン」というスタイルですが、中には保育士と間違えられないよう自前の白衣を着ている看護師もいます。

 

朝一番で事務所へ行き、園児の欠席状況を把握

着替えたらまずは事務所に行き、園児の欠席状況を把握します。お休みの際は9時頃までに保護者が保育園へ一報入れることになっており、その連絡を受けた事務スタッフが、報告してくれます。

 

保健室待機中は事務作業を行いながら、園児対応

保健室待機中は事務作業を行いながら、園児の熱発や怪我に対応していきます。また月に1度は保健室で担任と協力しながら園児の身体測定を行います。

保育園看護師はポスターやほけん便り、また各種イベント(検診など)の企画書を作成するなどの事務作業が多く、園児が落ち着いている時間にまとめてこれらの作業を行う必要があります。

 

0歳児クラスでは保育士と協力しながらクラス運営をサポート

0歳児クラスの補助も保育園看護師の重要な仕事です。特にお昼ご飯やおやつの時間の時は人手が足りなくなるため、保育士と協力しながらクラス運営をサポートします。その際には、ミルクをあげたり、泣いている乳児をあやしたり、オムツを替えたり完全に保育士と同じような業務を行います。

 

全クラスをラウンドし、いつもと変わりないかチェック

自分のお昼休み前には保育園の全クラスをラウンドし、いつもと変わりないかチェックします。その際、何か問題があれば担任から報告・相談を受けることもあります。また、園児の遅刻や早退状況もこの時間に把握します。

 

2.保育園での看護師の役割

看護師の役割

子供は熱性けいれんや、意識障害など、突然の症状が見られる場合があります。また流行疾患、スキントラブルもご家族を悩ませる部分でもあります。保育園の看護師は、受診のタイミングや、受診すべきか否かを判断し、園長先生と相談すべき立場になります。

最低限、必要な知識として、対処法や、疾患についての理解を持っていなければ保育園の看護師は務まりません。

アレルギーを持っている子供が増えてきていますし、シーズンになればインフルエンザやノロウィルスなどの流行が起こることもあります。そうしたことにスムーズに対応したり予防したりするためには、看護師の専門的な視点からのアドバイスが必要なのです。

 

保育園看護師の業務内容とは

  • 子供の急な発熱やケガの対応
  • 「ほけんだより」の作成
  • 身体測定(月1回)
  • 耳鼻科検診の介助(年1回)
  • 歯科検診の介助(年1回)
  • 子供の歯磨き指導
  • 0歳児検診(月1回)
  • 1〜5歳児検診
  • 0歳児クラスのフォロー
  • 歯科検診
  • 検便
  • 内服薬、塗布薬の管理
  • 書類の整理
  • 受診が必要となった子供の付き添い
  • 感染症予防対策(ポスター作成など)

これらの仕事を多くの保育園は常勤看護師1名でこなしていきます。ただし、規模が大きい保育園の場合は常時2名以上の看護師を配置させ対応しているところもあります。

 

保育園看護師は雑務も役割の1つ

実はとても雑用が多いのが、保育園看護師の特徴です。検診で使う物品(例えば歯鏡・耳鏡・舌圧子など)を揃える手配や、検診の事前連絡を各医院にしたりもします。例えば歯鏡や舌圧子などです。

それから地味に大変な思いをするのが、業務内容で説明した「ほけんだより」になります。毎月の流行疾患の羅漢率をデータ化したり、保護者の方へお知らせしたりします。最近は参考になる本等も出ているので比較的作成するのはスムーズになりましたが、時間がかかることは間違いありません。

 

0歳児クラスのフォローも役割

保育園看護師は0歳児クラスのフォローに入る事が多くあります。その業務内容は、保育士と変わりません。日中の寝かしつけから、遊び関わり、オムツ交換、離乳食を食べさせるなど、仕事は多岐にわたります。

0歳児クラスはとにかく泣いている子が多いため、とても人手が必要になります。基本的に0歳児クラスは複数の保育士で看ていますが、それでもやはり大変な環境です。

看護師は即戦力として頼りにされますので、0歳児の対応の仕方を学ぶ必要があるのです。

 

ポイント!

ポイント

0歳児を預かるには様々なリスクがあるため、0歳児クラスがある保育園は看護師の配置が必須となっているのです。保育士のサポートをするのはもちろんのこと、看護師として異常の早期発見を意識する視点も必要です。

 

3.保育園で働く看護師のスキル

看護師スキル

保育園で働く看護師に必要なスキルとして挙げられるのは、広範な知識を持っていることと的確な判断ができることです。特に、的確な判断ができるスキルはとても重要になってきます。

 

的確な判断力が必要

保育園では日々様々なことが起こります。園児のケガや体調不良の際に、その症状を見てどうするのが一番適切なのかを看護師が判断しなければいけません。すぐにでも病院に連れていったほうがいいのか、それともしばらく様子を見ても大丈夫なのか、その判断は全て看護師に委ねられているのです。

最初の処置が適切であればスムーズにいくものが、そうでなかったためにスムーズにいかないということがあります。そのため、保育園では判断力が求められるというわけです。

 

外科的な応急処置スキル

保育園ではとにかく子供の怪我が多いです。園庭で転んで擦りむいてしまったり、ジャングルジムから落ちて頭部を打撲してしまったり、小さい怪我から大きな怪我まで沢山あります。そのため、保育園では外科的な応急処置スキルが非常に役立つのです。

今まで内科しか経験のない看護師であっても、創傷処置や包帯法などの基本はおさえておくようにしましょう。

 

小児科経験などは必要ない

園児を診るので小児科での勤務経験が必須なのではないかと思われがちですが、特に必須ということはありません。もちろんあるに越したことはありませんが、必要な知識はそれだけではないからです。様々なケースに対応しなければいけないので、小児科の知識のみが豊富というよりは、内科も外科も歯科も皮膚科もまんべんなく知っているという方が重宝されます。

 

パソコンスキル

保育園で働く看護師は、常に看護をしているというわけではありません。特に何も無い時には、保育園の運営に必要な様々な仕事を担うことも多くあります。そのため、事務を行うためのパソコンのスキルなどもあると役立ちます。保育士や事務職員、栄養士、調理師など、様々な仕事をしている人々と共に働く職場なので、その場その場に合った働き方ができる看護師が求められています。

 

4.保育園で働く看護師のメリット

メリット

保育園看護師は看護師の転職の中でも非常に人気があります。人気がある上に求人数が少なく、転職しにくいですが非常にメリットが多いです。

 

保育園ではもちろん夜勤がない!!

保育園で働く看護師の最大のメリットは、夜勤が無いということです。病院勤務の看護師の場合はほとんど夜勤があり、夜勤があることで生活のリズムが乱れてしまったり、体への負担が大きくなってしまったり、一般の仕事に就いている友人たちとなかなか会えないといったことが起こります。そのため、夜勤が無く規則正しい生活ができる保育園の仕事というのは、看護師にとってとても魅力的なものと言えます。

 

週末に休むことができる

週末に休めるというのもメリットです。看護師として働いていると、普通は土日祝日関係無く出勤しなければいけません。週末だからといって病人やけが人が出ないというわけではありませんし、入院患者は常に病院にいるからです。その点保育園の場合は、保育園が休みであれば当然看護師も休みになりますので、定期的に休日を取ることができます。

 

残業がほとんどない

残業がほとんど無いというのも嬉しい点です。仕事の時間や日にちがきっちりと決まっているので、プライベートの予定もとても立てやすくなりますし、家事や育児などとの両立もしやすくなります。

 

子育ての経験が生きる

子供達と接する職場ということで、子育て経験を活かすことができるというのも良いところです。看護師の仕事はハードワークなものが多いですが、保育園であれば比較的余裕を持って働ける職場と言えます。

 

仕事と家庭の両立ができる職場

子育てや家事と両立しながら仕事をしたいと考えている看護師にとっては、とても合っている職場です。ただし、私立保育園の場合にはどこに勤めるかによって働く環境は違ってきますので、自分の希望と合っているか、きちんと条件を確認して転職をすることが重要となります。

 

公立保育園で働けば公務員看護師になれる!

同じ保育園であっても、公立保育園であれば公務員として働くことになりますので、年次ごとの昇給もその他の民間保育園よりは期待することができます。また、公務員であれば当然、身分も保証されるため安心して働くことができます。

 

5.保育園で働く看護師のデメリット

デメリット

保育園で働く看護師にはデメリットも、もちろんあります。

 

保育園看護師の給与水準が低いこと

給与の水準が低いということです。保育園で正社員として働く看護師の月収は20~25万円というのが平均的で、そこにボーナスなどが加わって、年収にすると300万円程度ということが多くあります。これは、病院で働いている看護師の平均である月給32万円、年収470万円と比較するととても低いものです。

しかし、メリットでもお伝えしたように、保育園の場合には病院のように夜勤や残業があるというわけではありませんし、休日も定期的にとることができます。そのため、確かに給与が低いのはデメリットですが、その分規則正しい生活を送れてプライベートを充実させることができるというメリットもそこにはあります。

 

給与面のデメリットをどう考えるか?

給与面のデメリットをどう考えるのかということは、それぞれの看護師が何を重視して仕事を選ぶのかというところによります。給与アップを目指した転職をしたいのに保育園看護師を目指すということになると、それはデメリットが圧倒的に大きくなってしまいます。

 

1人職であるため責任が大きい

保育園看護師は基本的に「1人職」の現場です。何か異常事態があっても、すぐに誰かに相談することはできません。気楽な職場だと思われがちな保育園ではありますが、実はとても責任が重い職場でもあるのです。

 

クレームが最も多いのは実は保育園

医療機関や介護施設、保育施設などと比較するとクレームが最も多いのは保育園になります。小さな子供を持つ保護者は、些細な事にも敏感に感じ、保育士及び保育園看護師にクレームを伝えてきます。

看護師は、唯一の医療者として、とても頼られますが些細なミスや勘違いなどでもクレームを生む原因になります。

 

保育士との関わり方・人間関係が難しい

保育園でよく耳にするのが「同じ職場で同じ仕事をしているのに看護師だけ給与が高い」という話です。保育士と看護師どちらも国家資格ですが、出来る行為が違う分だけ仕方の無いことかとは思いますが、なかなか理解が得られないのが現状です。

保育士は若い方が多く、20歳代の方が大変多い職場になり、強気に看護師を邪険にしてくる方もいるのは事実です。

6.保育園看護師求人の探し方

探し方

保育園看護師求人の探し方はやや困難といえます。それは保育園看護師求人が少ない上に希望条件に合った求人となるとかなり絞り込まれてしまうからです。そのため看護師求人サイトを利用する方法は必須です。無料で利用できるサービスで、希望する条件を登録しておくことで、それに合う求人があった場合に紹介してもらうことができます。

保育園求人は看護師に人気がある上に、求人数が圧倒的に少ないため、面接から内定にこぎつけるより、求人を探す方が大変です。

さらに看護師人気が集中するので、ほとんどが非公開求人となり、看護師求人サイトに登録を行わないと紹介は受けられません。

 

非常勤の保育園求人も視野に入れておこう

保育園求人の中でも圧倒的に多いのが非常勤の保育園求人になります。

どうしても保育園に転職を考える看護師の方は非常勤も視野に入れるとスムーズに探すことができます。

 

保育園求人が多い転職会社

看護師求人サイトを利用すると、職場の詳細情報を知ることができるという大きなメリットがあります。一般に公開されている情報というのはとても限られていて、いざ転職をした後に「考えていたイメージと違った」ということは少なくありません。

そうならないためにも、詳細な情報を事前に知っておくということはとても重要なことです。単に給与の金額などの条件面だけでなく、職場の雰囲気といったことまで知ることができるのは看護師求人サイトだからこそと言えます。

保育園看護師求人の可能性が高い、看護師求人サイト

保育園求人は少ないので、必ず複数登録、上記4社は登録しておきましょう。まず条件に合う求人を見つける保育園看護師になるための第一歩です。

 

転職先の保育園では、どんな役割が求められるのか確認しよう

保育園看護師の役割は、保育園ごとによって全く違うこともあります。保育園によっては上記にあるように万遍なく全てを任されることになりますが、中には0歳児クラスのサポートのみしていれば良いという保育園や、そもそも看護師の役割が明確になっていない保育園もあります。

それによって準備も変わってくるはずなので、必ず事前に、求められる役割について確認しておくようにしましょう。

 

まとめ

保育園看護師は基本的に1人職であり責任も重いですが、病院とは全く違った世界を見ることができるため、子供好きで好奇心旺盛な看護師にはおすすめの仕事です。看護師の中でも人気の求人であり、そもそも求人数もかなり限られていることから、興味のある看護師はいち早く行動するようにしましょう。

また繰り返しになりますが、実際に転職する際には、保育園での実際の仕事内容について事前に確認することを忘れないでください。

保育園の求人は全体で見ても決して多いとは言えませんが、上手に看護師求人サイトを活用すれば、効率的に希望に合った職場を探すことができます。

 


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この記事は「kameko」さんの執筆でに執筆しています。 (最終更新日:2017年03月01日) By看護師転職ジョブ


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