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看護師が大学病院の求人を探す、転職する前に確認したい5つの事

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看護師が大学病院への転職前に

看護師転職や求人を探すときに、大学病院への選択をする看護師の方がいます。

大学病院は、総合病院などと比べ、より福利厚生や教育制度も整っており、看護師の給与も高く安定している傾向があります。このページでは看護師として大学病院へ転職を考える方に向けて、看護師が大学病院へ転職する前に確認いただきたい4つの事を掲載しています。

是非確認してみてください。

1.看護師が大学病院に転職する方法

看護師方法

大学病院は、病院の中でも最大級の規模の病院です。大学病院のほとんどが、特定病院として認定されています。その特徴としては、規模が大きい他に、最先端の医療技術を治療に取り入れたり、研究を行ったりしている、という点です。

 

大学病院を希望する看護師は技術を学びたい看護師が多い

看護師としても、最先端の医療や技術を学びたい、という思いが強い看護師は、大学病院への勤務を希望し転職する人は、多くいます。

看護師の仕事と医師の仕事はきっちりと境界線を引かれているため、仕事をスムーズに進めることができる点と診療科も多く、専門医もそろっているため、知識を吸収することができます。

ただし、夜勤や休日勤務は避けられないため、激務は覚悟が必要です。

 

他の病院から大学病院への転職は難しいのか?

看護師の大学病院への転職は難しいのでしょうか。

大学病院と聞くと、ブランド的なイメージがあり、入るのが難しそうですが、案外そうでもありません。所属する診療科などにもよりますが、総合病院勤務等の経験があれば、転職はそう難しくないでしょう。

また中途採用の看護師を募集している大学病院も多く存在するため、希望するエリアに求人が出ていないか調べてみるのが一番です。

 

中途採用の大学病院求人の探し方

看護師の求人を見つけるには、様々な方法は以下の方法がおすすめです。

  • ハローワークに出向く
  • ナースバンクに登録する
  • 看護師専用の転職サイトを利用する

看護師専用の転職サイトを利用する場合の求人は、一般公募というよりは、非公開求人の形を取っている大学病院が多いです。

非公開求人とは、インターネットの検索などの求人欄では多く見つけることのできない求人で、看護師求人サイトが、適当だと思われる人材にのみ紹介する求人のことです。そのため、応募の倍率も低くなるので、受かりやすくなります。

非公開求人の詳細説明は「看護師非公開求人|非公開求人の6つの理由と裏側!探し方と方法!」を確認してください。

看護師専門サイトは、ハローワークなどと比べても、圧倒的な求人数を誇りますので、自分の探しているような条件にあてはまる病院が見つかりやすく、大学病院の求人も多数あります。

 

2.看護師が大学病院に転職するメリット【体験談】

ピーチさん(元大学病院勤務看護師)体験談

ピーチさん看護師
『大学病院への転職』というと「無理無理」「レベルが高そうでついていけるか心配」等々足踏みしてしまう方が多いようです。『大学病院』というイメージだけで転職候補にも挙げないのはもったいないです。

大学病院のメリットを私がご紹介していきます。

 

(1)看護師として看護に没頭できる環境

多くの大学病院では、看護師が採血や静脈確保の穿刺などの医療行為をやることはありません。これらは大学病院では医師、特に研修医の仕事です。

以前、医師がやるべき業務を看護師へ依頼してこられた時「それは先生の仕事です!」と師長が言っているのを聞いたことがあります。このように医師の仕事は医師がやるので、看護師は勤務時間の全てを看護に使うことができるのです。

 

実は大学病院の看護は手厚い

患者から「大学病院の看護師は手厚い」と言われたことが多々あります。環境整備から清拭、オムツ交換(オムツを使用している患者様は少ないですが)、体位変換、点滴管理や処置の介助、検査時の搬送まで全てを行い、患者と接する時間がとても多いです。

看護師としても実際に看護の力は大きいと感じながら働いている看護師が多いです。

 

(2)難しい疾患の患者は貴重な経験となる

大学病院なので珍しい疾患や重症な疾患の患者が多く入院しています。このような患者と関わることはとても貴重な経験となり、後々にも必ず役に立ちます

疾患の理解や関りが難しい時もありますが、看護師間で頻繁にカンファレンを行うため理解が深まります。(自分が分からないことは、皆もわからないので安心してください。)

 

専門分野に精通している医師が多い

専門分野に精通している医師が説明してくれることも多いのでとてもわかりやすいです。今までいくつかの病院で働いてきましたが、大学病院の医師が一番、看護師を同志としてみてくれたと思います。

 

(3)看護師として最先端の技術を学べる

大学病院は、最先端のテクノロジーを使って、医薬の研究や実践を行っています。その最大のメリットとは、そういった最先端の技術を学べることです。

多くの患者が、他の病院から紹介を受けて転院した、ということも良く聞きます。

それだけ、最先端の技術が、ここにはあります。

 

(4)看護部の教育体制・研修が充実している

看護部はとても大きい組織で、研修がとても充実しています。もちろんプリセプター制度もあるので安心です。

毎年、多くの新人が加入するため、その教育体制は非常に整っていて、セミナーや研修に沢山参加でき、非常に多くのものを学ぶことができます。これは、勉強熱心な看護師にとっては、非常にうれしいことです。

ただし、これらの教育制度のため、自分の余暇を割かなければならない、などの問題が出てくることもあります。

 

(5)平均給与も高く、福利厚生も充実し安定している

大学病院の給与は比較的高めだといえます。月々の給与は一般病院とそんなに変わりはないようですが、ボーナスが非常に良いです。また、社会保険も学校法人のため共済年金となるため老後の備えとしてもいいと思います。

 

(6)大学病院でも医師との交流は結構ある

医師との交流は多くの一般病院と同じように大学病院でもあります。(特に研修医との食事は数多いです。)私がいた大学病院は都心だったので車通勤者がいなかったせいもあり、仕事が終わるころに「ちょっと行く?」といった感じで出かけていました。

医師と交流を持つことは仕事をする上でも上手くいく事が増えるのでメリットといえます。

 

3.看護師が大学病院に転職するデメリット【体験談】

ピーチさん(元大学病院勤務看護師)体験談

ピーチさん看護師

前段で記載したように大学病院のメリットは、最先端の医療技術を学べたり、すべてが組織だっていて働きやすい、規模が大きいので安心できる、給与も良い、などがありますが、それでは、デメリットはどうでしょうか。

もちろん大学病院に勤めるデメリットは存在します。私の体験談から説明していきます。

 

 

(1)プライドが高い看護師が多い

大学病院に転職する方はプリセプターがつきます。プリセプターでひとつ注意するべきことがあります。

大学病院勤務の看護師は多かれ少なかれプライドのある看護師が多いです。

中途で入職した場合は特に、謙虚な姿勢を忘れずに余計なことは言わない・行動しない事がとても大事になります。

 

大学病院のプリセプターとのトラブル事例

事例としては、一般病院での経験を経て入職してきた看護師Aさんがいました。中途といっても新卒扱いになります。入職時期は4月でした。プリセプターは看護師3年目でAさんより看護師経験は短く年下です。プリセプターよりも経験のあるAさんは色々なことを知っているので、当たり障りのない程度に意見したそうです。

ところがプリセプターはそれが気に入らなかったようで、結果Aさんは居心地の悪い大学病院勤務となってしまったようです。

 

(2)師長・看護部長は雲の上の上司となる

師長が病棟にやってくると、途端に病棟がピリッとします。それは看護師だけではなく医師、特に研修医も同じです。研修医はローテーションで病棟に来た初日に必ず師長に挨拶をしていました。医師も相当偉くならない限り師長には頭が上がらないようです。

そのくらい師長は偉いのです。その師長よりも偉いのが看護部長です。

大学病院での看護師長は雲の上の人、看護部長は雲の上の上の人だと思いましょう。

 

ポイント!

ポイント

看護師長はいくつもの病棟や外来をかけ持ちしていることが多く、また看護師長室もあるため、常に病棟にいるということはありません。そんのため、師長と一緒にお昼休憩をしたこともありません。

 

(3)セミナーや研修などが多く残業を強いられる

大学病院は、学びの場が開けており、セミナーや研修などが沢山あるので、勉強をするにはとても良い環境なのですが、セミナーなどが多すぎると、自分の実務に影響を及ぼすこともあり、残業を強いられることもしばしばあります

大学病院の看護師は、多くの人が「労働条件が過酷だ」とこぼしている通り、残業が頻繁で、休日出勤や夜勤も当たり前のようにありますので、個人のプライベートな時間をフルに持つのは容易ではないかもしれません。

 

(4)教授回診・教授選は気を使うデメリットがある

教授回診・教授選は一般病院では見られない光景なので、驚くという意味でデメリットだと思います。

 

教授回診大学病院ならではの光景

だいたい月に一回程度で教授回診があります。午前中、教授を筆頭に偉い先生順にドドーッとやってきます。おそらく20~30人はいるので病棟の廊下をふさいでしまう程です。まさにテレビドラマの『白い巨塔』のようです。

と言ってもテレビのようにキチっと整列しているわけではなく、雑談をしながらやってくる様子でした。重症の患者様の場合は教授自ら診察することもありましたが、ほとんどは「順調ですね。頑張ってくださいね」で終了です。

教授回診は大学病院ならではの光景です。

 

教授選は関係ないが気を使う

看護師としてはあまり関係ないのですが、教授選があると看護師も気を使います。現教授が退職時期になると医師達がソワソワし始めます。

教授が決まり就任してしまえばいいのですが、決まるまでの間は色々な憶測が飛び交います。ナースステーションで愚痴が始まり、よく聞き役になっていました。

他大学からの教授が就任後、教授の椅子を狙っていた准教授にうつ症状が出現し少し休暇をとるといったこともありました。

 

4.大学病院の看護師教育体制(研修制度)について

大学病院の看護師教育体制

大学病院では、実に多くの研修を実施しています。まずは多岐に渡る大学病院の研修や勉強会についてお伝えしていきます。

 

(1)新人看護師研修がしっかりしている

大学病院に入職し、最初に受ける必須研修です。研修は1日かけて行うことが多く、研修は出勤とみなされます。1年間を通し毎月開催されており、研修では接遇に始まり、医療機器や医薬品の取り扱い方、採血や点滴ラインの挿入など実技研修も充実しています。

 

新人看護師ならではのメンタルフォローも充実

新人看護師ならではのメンタルフォローも充実していて、新人看護師同士でグループワークを行い職場でのストレス対処方法などを共有したりしています。大学病院の規模によっては新人看護師が200人程度います。

同期が200人いるとなかなか他部署の同期と面識が持てないのですが、この新人看護師研修で他部署の同期と交流ができるため、他部署の同期同士で仲良くなって食事に行ったり、情報交換をしたり、同部署の同期には話せないことも話せたりします。

新人看護師としての知識も深めることができ、尚且つ友達も作れるというのが新人看護師研修の良いところです。

 

(2)プリセプター研修も充実している

人に教えた経験がない看護師にとっては「プリセプター」という役割を担っても、何をどう教えたらいいのかわからない。どのように伝えたらよいのかわからない。といった壁にぶち当たります。プリセプターを経験した看護師は、依頼された時に「私に務まるのだろうか・・・」と不安に思うものです。

しかし、大学病院ではプリセプターを対象にプリセプター研修が実施されます。

 

新人看護師が入職する4月を前に、3月から研修が開始

新人看護師が入職する4月を前に、3月から研修が開始されます。研修内容は心理学を用いたティーチングとコーチングの使い分けや、新人看護師の対応の仕方、プリセプターの役割についてなどです。

研修を受け教え方や接し方を教わることによって新人看護師教育への不安がなくなり、新人看護師と良好な関係を築くことができます。

 

(3)2年目看護師研修もある

2年目看護師研修では症例を用いて看護診断を立案したり、プライマリーナーシングの役割について学びます。大学病院では病院にもよりますが大抵は『プライマリーチームナーシング』制度を導入している大学病院が多いです。

プライマリーナーシングとは患者さんが入院している間、ずっと一人の看護師がついて患者さんそれぞれのニーズを把握しながら看護計画を立案し、実施していくという看護方式です。(詳細:受け持ち看護方式!プライマリーナーシングについての体験談

プライマリーナーシングで得るもの

プライマリーチームナーシングを行うことによって看護師と患者との間により信頼関係が生まれ、より細かでかつ個別性のある看護ケアを行うことができるため、最近では導入している病院が多いです。

病棟では2年目になると「独り立ちした」とみなされて、先輩に目をかけてもらうことも少なくなります。忙しい最中先輩に一から全て教わらなくてもこの研修で丁寧に教えてくれるため教える側、教わる側も負担が少ないです。2年目看護師研修では主に看護診断について学び研修は終了となります。

 

(4)認定看護師による研修もある

大学病院では認定看護師及び専門看護師による研修が多々行われています。頻度は大学病院にもよりますが、毎週何かしらの研修が行われているのが一般的です。当たり前ですが研修はすべて無料です。

例えば『がん看護研修』などでは、がん看護の認定看護師ががんの患者さんの疼痛コントロールについて詳しく解説してくれます。資料も作成してくれていますし、研修を受けた内容をすぐに臨床で活かすことができます。

 

ポイント!

ポイント

その他にも『糖尿病、インスリンについて』や『急変時の対応』『認知症患者の対応』『生体移植後の患者の管理』など、研修内容は多岐に渡り、およそ30種類程度が年間を通して開催されています。

認定看護師による研修は強制ではないため自分で興味のある分野の研修に申し込み、自主的に参加します。

 

その他にも大学病院では多くの研修を実施しています。リーダー研修なども随時開催されています。看護師としてステップアップしていきたい、知識や教養を増やしたい、という方には良い環境です。

 

5.大学病院の看護師求人を選ぶ際の注意点

大学病院の看護師求人を選ぶ際の注意点

透析室や手術室など専門的分野もあるし、外科や内科、救急から回復期までと色々なことが学べるのが一番の特徴ですが、大学病院の求人を探し、転職する場合に注意(覚悟)しなければならない点は以下の通りです。

 

(1)人間関係が難しく上下関係も厳しい

大学病院は働いている職種も多く、患者を通して別の職種と関わることも多いため職場の人間関係が難しいことがあります

そして働いている看護師の年齢も幅広く、そのため上下関係が厳しいこともあるのが現実です。

 

(2)現実は離職率も高く職場の雰囲気の確認は忘れないこと

大学病院は忙しく残業も多く、勉強会や委員会の仕事などで休みの日にも無給で出勤しないといけないことも多いため、大学病院に勤務する看護師は離職率も高い傾向にあります。

 

補足説明!

ポイント

実際に働いている知人がいるなら職場の雰囲気を聞いてみたり、いない場合は転職サイトの利用して担当者に確認することや、職場説明会の時や面接時に職場の雰囲気や離職率、残業時間などについて是非質問しましょう。

 

(3)専門分野(診療科)は選べないことが多い

大学病院は病棟数もとても多く診療科もとても多く、転職した場合に専門分野(診療科)を選べないことのほうが多い傾向にあります。

自分の希望する分野に就職できる人もいれば、人数の関係から全く希望していない病棟に配属される場合もあります

 

(4)診療科が選べなくても学ぶことがとても多い

希望する分野が募集していないからといって辞めるのではなく、本当にその大学病院に就職したいと思ったら他の病棟でも就職してみると良いです。それぞれの病棟で大学病院のような大きな病院でしか行わない治療法や疾患もあり学べることはとても多いです。

 

補足説明!

ポイント

就職後も定期的に病院内での看護師の異動があるので就職後に希望する分野に異動することが可能な場合があります。病院の雰囲気や待遇でその病院を希望するなら、希望する分野での就職ができなくても損はないです。

 

まとめ

多くの看護師が、一度は勤めてみたいと思うのが、大学病院です。その理由は、最先端の医療を学べる良い環境であること、有名病院が多く、ブランド的なイメージを持っているから、という人も少なくないでしょう。

大学病院は職種も多く、沢山の人が働いているので華やかです。大学病院だからといって気負うことなく、ぜひ転職先候補の一つに入れてみてください。

 

最後までご確認いただきましてありがとうございました。

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カテゴリー:大学病院


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この記事を書いた人:kameko
(公開日:)(編集日::2017年07月06日)

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